ヤマト運輸の労働に関する記事がYOMIURI ONLINEに掲載されています。

「  人手ない、宅配便引受量抑えて…ヤマト運輸労組
 
2017年02月23日 23時18分
 宅配便最大手のヤマト運輸の労働組合が、2017年春闘で、経営側に初めて宅配便の引受量を抑えるよう求めていることが23日わかった。
   インターネット通販の拡大で宅配便の量が急増し、人手不足に伴う長時間労働が常態化しているためだ。
 同労組によると、急増する宅配便の量に現場の対応が追い付かず、15年頃に一部の地域で長時間労働が増え、16年はそれが全国に広がったという。今年度の宅配便取扱個数は、前期比8%増の18億7000万個と過去最高の見込みで、昨年末の繁忙期には、一部で配達の遅延も生じていた。

 同労組の組合員は、ドライバーなど約6万人。春闘では、宅配便の引受量の抑制のほか、長時間労働につながる夜間の時間指定配達の見直しなどを求めている。また、ネット通販会社などへ料金の値上げを求めることが必要だという考えを示している。 」
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170223-OYT1T50131.html?from=ytop_ylist

ヤマト運輸の宅配便の量が急増したのは、数年前にアマゾンの配送を始めてからです。
その前は佐川が配送していましたが、料金交渉が決裂したために、ヤマト運輸になったのです。

多くの通販会社では、何円以上のお買い物で送料無料! としていますが、本来人が動くのに無料だなんてありえません。通販会社(荷主)が経費を削減するときに真っ先に手を付けるのが運送料金です。
大量の荷物を運んでもらうから料金を安くしろ、ということが行われているのです。

そもそも、あの料金で翌日指定時間配達や再配達を求めるほうがおかしいのです。
小口の料金は今の倍くらいでも安いくらいです。

また、駅やコンビニで荷物の引き取りができるようになれば、かなりの改善が見込まれます。

それとこの記事には出ていませんが、夜何時までに出せば、翌日午前中に到着するサービスがあります。これは夜間に、あるセンターからあるセンターまで大型トラックが運んでいなければできないサービスです。しかし、報道されるのは、顧客に届ける配達員のことばかりで、夜間の大型トラックに関してはほとんど報道されません。こちらのほうが問題が多いのです。夜間に高速道路を使っての長距離運転、昼間はほとんど仮眠程度しか取れず、夜になるとまた長距離運転。これでは健康に問題が生じないほうが不思議です。

この状態を放置しておいて、働き方改革だなんて・・・・・・。