下請けいじめに関する記事が日経電子版に掲載されています。

「  経産省、下請けいじめ調査 年2000社に「Gメン」  
 
2017/2/27 0:07日本経済新聞 電子版

 経済産業省は大企業が中小企業への買いたたきなどをしていないかを調べる「下請けGメン」を4月から本格始動する。昨年12月に下請法の運用を厳しくしており、年2千社の中小企業を訪ねて違反事例を探す。取引改善を宣言している大企業側も追跡調査し、悪質な例が見つかれば社名公表も検討する。大企業に比べ遅れている中小企業の賃上げを後押しする。

 2次下請けや3次下請けの中小企業を中心に聞き取り調査する。昨年12月… 」
無料版はここまで。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO13399630W7A220C1NN1000/

朝刊紙面には、料金に関する調査等が言及されています。
 しかし、現在問題になっている物流業界では、料金よりも待機時間です。
待機時間とは、簡単に言うと、積み荷、荷下ろしの順番待ち時間です。
物流センターを集約することで、流通業者は効率化していますが、そのために物流業界は非効率になっています。
 なぜかというと、大きな物流センターには大量の荷物が運び込まれ、そこで行先ごとに積み替えら運び出しているのです。いままで何か所もあった物流センターが、数か所に集約されるため、物流業者のトラックはそこに集中するのです。その上、何か所かあった物流センターの従業員がそのまま移るのではなく、自動化装置等にとってかわられ、削減されます。センター内の作業は効率化されますが、全体でみると効率化の逆になってます。

 また大手製造業では、自社の始業時間に合わせて、物流業者に作業開始させますが、どの物流業者も早く荷積み荷下ろしをしたいので、始業時間の何時間も前から順番を取るために、想像以上の早朝に出発して、荷主の近くのコンビニ等で仮眠しているのです。
 日中も日中で、物流業者の都合はお構いなしで、10時や15時なったら一斉に休憩を取り、12時なったら昼食時間になります。

物流業者の都合なんか考えてもいません。

その結果、ドライバーの長時間労働、健康問題、ドライバー不足等の悪循環が繰り返されるのです。

ドライバー不足が問題になっていますので、自分だけの都合しか考えない荷主は、物流業者に断られることになるでしょう。

下請けGメンもこの待機時間を調査したらいかがでしょうか。