平成29年8月の社労士業務メモです。
6月下旬から始まった、合同労働組合(●●ユニオン)との団体交渉が8月上旬に終了しました。
内容は、試用期間中の雇用契約解除。
社長の業務命令に違反し続けていた試用期間中の労働者に対して、雇用契約解除の通告をしたところ、その労働者がユニオンの組合員であったために、ユニオンの担当者から団体交渉の申し入れがあり、交渉開始。

会社の目的は雇用契約解除、ユニオンの目的は雇用契約継続。経緯が経緯だけにお互いに交渉は平行線でしたが、結果としては、月給の数か月分を解決金としてユニオンに支払うことで、契約解除。

このように団体交渉ではどちらかの完勝、完敗ということはありません。妥協できるところまでの譲り合いです。これは団体交渉に限らず、労働局等でのあっせんでも同じです。

ここで、さすがユニオンだな(?)ということがあります。月給の数か月分を解決金ということにしたことです。この月給数か月分を賃金として解決したら、賃金なので会社は労働者に支払わなければなりません。しかし、解決金ということであれば、賃金ではないので労働者に支払わずにユニオンに支払えばいいのです。そしてユニオンは、会社から支払われた解決金から、経費等を差し引いた金額が労働者に支払うのでしょう。

20170910交渉に苦戦する男