成果主義の賃金制度を導入したからといって、業績回復は疑問です。

朝日新聞デジタルに記事が掲載されています。

三菱UFJ銀、成果主義強化へ 年功色薄め業務で格差

柴田秀並、土屋亮 2019年2月22日05時05分

 国内銀行最大手の三菱UFJ銀行は4月1日から、成果主義の要素を強めた新たな賃金制度を導入する。年功色を薄め、業務や役職に応じた差を大きくする。超低金利や人口減で国内業務の採算が悪化し、店舗削減や人員見直しに取り組んでおり、給与体系も見直す。年功色が強いとされる銀行業界で成果主義を強めるのは珍しいという。

 三菱UFJの賃金制度の大幅な見直しは2010年以来、9年ぶり。現在の給与では、勤続年数に応じて上がる年功色が強い「職能給」と、担当業務に基づき成果色が強い「職務給」の比率が「おおむね6対4のイメージ」(幹部)。新制度はこれを逆転させる。業務の重要度やポストで賃金は大きく変わる。

 職能給、職務給の内容も見直す。職能給の区分は簡素化するなどして、年齢が上がっても自動的に上がりにくくなる。職務給は逆に区分を細かく分け、ポストなどに応じて給与の差がつきやすくなる。業務により給与が大きく増減する。給与制度の見直しと同時に、若手や中堅行員を責任あるポストに早期に登用することも検討する。

 金融界は、ITを活用した「フィンテック」や現金を使わないキャッシュレスの進展で異業種の参入も続き、競争が激しい。給与改革で優秀な人材獲得につなげる狙いもある。ただ銀行業務で多いチームプレーの要素や数字に表れにくい下支えの業務をどう評価するかなど、運用上の課題も残されている。

■金融業界、厳しい経…

https://www.asahi.com/articles/ASM2D5TNMM27ULFA01M.html?iref=comtop_8_07

賃金制度、評価制度の設計導入、運用支援をしている者からの意見
・評価制度や人事制度を変えたからといって業績が回復することは難しい
・評価する側と評価される側で共通の方向性が必要
・好き嫌い、合う合わない等の主観評価は排除できない
・成果主義を導入すると成果を出すためには違法行為が起こりやすい

評価制度を失敗させないポイント
・評価事項(この記事では成果)を具体的に明確にする
・評価方針、評価基準、評価手順、評価項目を事前に公表する
・評価者(上司)は評価を決定するときに、本人に直接評価の根拠を明示する
・評価者(上司)は本人の評価があがるために必要なことを説明する
・上司の評価項目に成果と同様に部下の労働時間管理を入れる

完璧な評価制度や人事制度はできませんし、時代によって評価項目が変わってきます。

評価制度にお困りでしたらお気軽にご相談ください。

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