景気は良いのか悪いのか。
そもそも景気とは何でしょうか?
一般的に、景気とはモノやサービスを生産・消費する経済活動の状態や勢いのことで、景気が良いとは生産や消費が活発に行われていること、景気が悪いとは生産や消費が活発ではないことをいうようです。

典型的な好景気の時代は、大量にモノが生産され、大量に消費されたバブル時代でしょう。
そのバブル時代に象徴される大量生産大量消費が好景気と考えるならば、当分の間、好景気はないでしょう。
その理由は人口減少です。

為替や不動産価格等の要因もあるようですが、バブル時代は団塊の世代の人たちが、大量消費する世代になった時代だったようです。ある一定層の年齢の塊が、ほぼ同時期に入社、結婚、出産、引越し、住宅購入といった同じようなライフサイクルで生活していたので、大量消費が起こったのです。

つまり景気とは人口なのです。

そして現代は、人口減少時代に入っており、景気後退は不自然ではありません。
YOMIURI ONLINEの記事から
景気、後退局面入りか…4年2か月ぶり下方判断
 内閣府が7日発表した1月の景気動向指数(CI、2015年=100)の速報値は、前月より2・7ポイント低い97・9と3か月連続で低下した。中国経済の減速を背景に日本企業の生産活動が落ち込み、指数を押し下げた。景気の基調判断は「足踏み」から、後退局面に入った可能性が高いことを示す「下方への局面変化」へと下方修正した。

 政府は1月に公表した月例経済報告で、第2次安倍内閣が発足した2012年12月から始まった景気拡大期間が、「1月時点で戦後最長になった可能性が高い」との認識を暫定的に示していたが、戦後最長が確定的ではなくなった形だ。「下方への局面変化」としたのは、消費税率を8%に引き上げた後の14年8~11月以来、4年2か月ぶり。

 景気動向指数は、生産や消費などの経済指標を組み合わせて算出される。1月は、生産用機械など中国向けに多く輸出される業種で生産が振るわなかった。

 政府としての正式な景気局面の判断は、有識者による研究会が議論する。指数の推移を一定期間見極める必要があるため、数か月から1年程度かかるのが通例だ。基調判断を「下方への局面変化」としても、即座に景気後退に入ったと判断されるわけではない。14年に同様の文言を使った際も、経済活動の落ち込みは限定的だったとして、景気拡大は続いていたと後に判断された。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190307-OYT1T50235/

人口減少時代には入った日本経済を支えていたのは中国をはじめとする外需です。
日本国内には1億2千万人以上の人が生活していますが、日本国籍者の年齢は上がる一方で、消費する余裕がある人たちは減少の一途です。

人口減少時代が到来することは昭和の時代からわかっていたのに、有効な政策を打てなかったのです。
国の将来のことを議論しないで、学級会程度のいじめごっこをしている国会は何をしているのでしょうか?

20181212WHYの女の子