世界14位の経済力誇る韓国、金融部門はなぜダメなのか
(本文)
韓国の金融が果てしなく急降下している。
~~
1997年のアジア通貨危機以降、168兆ウォン(現在のレートで約17兆円)の公的資金が韓国の金融に投入されたが、サムスン電子のように世界の舞台で自信を持って名乗れる金融会社は1社もない。「井の中のかわず」式経営一色の韓国の金融会社はクレジットカード危機や貯蓄銀行営業停止問題などを経て、不動産ローン不振で巨額の貸倒引当金を積んだ。サービス革新に成長の原動力を求める先進国とは違い、預貸金利ざや(貸し出し利回りと預金原価の差)に依存した単純な営業形態を繰り返すうちに、銀行の収益性は世界最下位レベルにまで低下している。韓国の銀行が稼いだ純利益は2004年は8兆7751億ウォン(約9071億円)だったが、昨年は3兆8823億ウォン(約4013億円)だった。つまり、この10年間で経済規模は拡大したが、純利益は半減したのだ。銀行の収益性を示す代表的な指標である総資産利益率(ROA)は昨年0.38%にとどまり、ライバルであるシンガポール・中国・香港はもちろん、マレーシアやインドネシアといった東南アジア諸国にも追い付かれた。
金融産業の成長が伸び悩んでいることから、金融機関の雇用も減っている。統計庁によると、今年7月の金融関連就業者は1年前に比べ4万9000人減ったとのことだ。
延世大学のチョン・グァンウ碩座教授(寄付金で研究活動をするよう大学が指定した教授)は「官治金融、後進的な監督体制、もめ事の絶えない支配構造などを変えなければ、韓国の金融は崩壊の一途をたどるほかない」と語った。
(本文ここまで)
2012年、イタリアで「85人の富豪が世界の半数の富を手にしている」という記事が出て話題になりました。そして、国際開発ジャーナルによると世界の富の65%を先進国が握っているのだそうです。少なくとも、銀行はこの85人のうち一人でも囲わないと金融機関トップには行くことができず、また、先進国もG20における立場がものをいいます。
ですが南朝鮮は85人の富豪の誰とも関係がなく、G20における立場としても弱い基盤しか持ち合わせていません。そう考えると、既に経済の衰退曲面にある南朝鮮の銀行が、今後、金融強者になり得るかというと、ほぼ、無理、ということになります。
それでは自国内だけで営業していてはどうなるのでしょうか。
南朝鮮が誇る世界14位の"経済強国"の実態を見てみますと、経済上位10か国の名目GDP合計に対する南朝鮮の名目GDPはわずか2.5%にしかなりません。わずか2.5%しかないと、どう頑張っても世界100大銀行にランクインするのは無理というものです。
どうしても世界100大銀行に入りたいのであれば、「官治金融、後進的な監督体制、もめ事の絶えない支配構造」などは全く関係なく、85人の富豪の誰かを顧客として迎い入れれば良いのです。
いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが励みになります!
人気ブログランキング
(本文)
韓国の金融が果てしなく急降下している。
~~
1997年のアジア通貨危機以降、168兆ウォン(現在のレートで約17兆円)の公的資金が韓国の金融に投入されたが、サムスン電子のように世界の舞台で自信を持って名乗れる金融会社は1社もない。「井の中のかわず」式経営一色の韓国の金融会社はクレジットカード危機や貯蓄銀行営業停止問題などを経て、不動産ローン不振で巨額の貸倒引当金を積んだ。サービス革新に成長の原動力を求める先進国とは違い、預貸金利ざや(貸し出し利回りと預金原価の差)に依存した単純な営業形態を繰り返すうちに、銀行の収益性は世界最下位レベルにまで低下している。韓国の銀行が稼いだ純利益は2004年は8兆7751億ウォン(約9071億円)だったが、昨年は3兆8823億ウォン(約4013億円)だった。つまり、この10年間で経済規模は拡大したが、純利益は半減したのだ。銀行の収益性を示す代表的な指標である総資産利益率(ROA)は昨年0.38%にとどまり、ライバルであるシンガポール・中国・香港はもちろん、マレーシアやインドネシアといった東南アジア諸国にも追い付かれた。
金融産業の成長が伸び悩んでいることから、金融機関の雇用も減っている。統計庁によると、今年7月の金融関連就業者は1年前に比べ4万9000人減ったとのことだ。
延世大学のチョン・グァンウ碩座教授(寄付金で研究活動をするよう大学が指定した教授)は「官治金融、後進的な監督体制、もめ事の絶えない支配構造などを変えなければ、韓国の金融は崩壊の一途をたどるほかない」と語った。
(本文ここまで)
2012年、イタリアで「85人の富豪が世界の半数の富を手にしている」という記事が出て話題になりました。そして、国際開発ジャーナルによると世界の富の65%を先進国が握っているのだそうです。少なくとも、銀行はこの85人のうち一人でも囲わないと金融機関トップには行くことができず、また、先進国もG20における立場がものをいいます。
ですが南朝鮮は85人の富豪の誰とも関係がなく、G20における立場としても弱い基盤しか持ち合わせていません。そう考えると、既に経済の衰退曲面にある南朝鮮の銀行が、今後、金融強者になり得るかというと、ほぼ、無理、ということになります。
それでは自国内だけで営業していてはどうなるのでしょうか。
南朝鮮が誇る世界14位の"経済強国"の実態を見てみますと、経済上位10か国の名目GDP合計に対する南朝鮮の名目GDPはわずか2.5%にしかなりません。わずか2.5%しかないと、どう頑張っても世界100大銀行にランクインするのは無理というものです。
どうしても世界100大銀行に入りたいのであれば、「官治金融、後進的な監督体制、もめ事の絶えない支配構造」などは全く関係なく、85人の富豪の誰かを顧客として迎い入れれば良いのです。
いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが励みになります!
人気ブログランキング