韓国の輸出品に対する規制 昨年は前年比18.4%増 (2015.1.21 朝鮮日報)


【ソウル聯合ニュース】韓国政府と業界の貿易障壁解消に向けた努力にもかかわらず韓国からの輸出品に対する海外の輸入規制が強まっていることが21日、韓国貿易協会の調査で分かった。

規制増加は世界の景気低迷の長期化に伴い、鉄鋼金属、石油化学など苦戦している自国の基幹産業を保護しようと戦略的に輸入規制を活用する国が増えたためとみられる。

産業別では鉄鋼金属が14件、石油化学が8件で大半を占めた。類型別では、緊急輸入制限(セーフガード)が14件で最も多かった。

あれれ。自分の国がやっていることを知らない記者なのかな。この記事を書いた人。

空圧バブルに反ダンピング課税したのって、それこそ自国産業保護のためだけでしょうに。そう、この記事も暗に言っている通り、適正価格云々関係ない一番やってはいけない不公平政策なんですね。この自国産業保護だけの反ダンピング課税というのは。

それをやっているんですよ、南朝鮮は。

南朝鮮の鉄鋼業は一時期の勢いを背景に増産に次ぐ増産、とイケイケでしたが、それもつかの間、国内市場を日本や中国に荒らされ40%もシェアを奪われました。円安と中国の特殊鋼疑惑による安値攻勢に耐えられない状態です。

余剰生産分をダンピングしてでも売らなければ、という状況であり、間違っても「障壁解消の努力」なんて事は考えることなく、ダンピングを続けた結果の懲罰なんですね。要するに南朝鮮が受けた反ダンピング課税は自国産業保護のためだけのものではないのです。

ポスコの中国法人はかつてない経営危機
に陥っていますし負債も膨らんでいる。それなのにダンピングしてでも安く売るという手段も封じられた。今年は持ちそうだけど来年は厳しいかも知れません。


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