ISが脅迫「韓国など62カ国はテロ対象」 (2015.11.18 朝鮮日報)


今年9月に韓国がイスラム過激派組織「IS」の潜在的テロ対象にされて以来、韓国の外交・安全保障当局は緊張している。ISの英文広報誌『DABIQ』9月号は「『Inherent Resolve』(生来の決意。米国が対IS作戦に付した名称)に参加する新たな十字同盟」として韓国を含む62カ国を挙げ、これらの国々をテロの対象にすると脅した。ISは、韓国の正式な国名「Republic of Korea」の横に、かっこを付けて「South Korea」と併記した。東アジアでは日本や台湾・シンガポールなどもテロの対象に挙げられた。一方、ロシア・中国・インドは含まれていない。韓国外交部(省に相当)の林聖男(イム・ソンナム)第1次官は17日、国会外交統一委員会の緊急懸案懇談会で、テロの危険性が高い在外公館の現況について「20施設前後」と語った。

フランスのテロ事件から少しキナ臭いニュースが増えているように思いますが、今回はそこではなく、国名の話し。

金田は「韓国」ではなく「南朝鮮」と文中では表記しています。本来、"正式な"英文から日本語表記を見るならやはり朝鮮であり、やはり、「南朝鮮」の方が認知度が高い、という事でしょう。なぜ、南朝鮮と表記されるのかというと、単に南北に分かれているだけではないと思うのです。


よく、法統性とか正統性とかいう南朝鮮ですが、私たちの理論って最初っから破綻しているのはこのブログの読者はご存知だと思います。

日韓基本条約の第2条をどう解釈するかで揉める事が多いのですが、日本では、この条約を以って日韓併合が解消したとし、南朝鮮は、そもそも日韓併合がなかった、という解釈でしたよね。これを思うたびに、日本って本当に南朝鮮の事を深く考えてくれているんだと感謝しているのです。

南朝鮮という国は臨時政府を継承している事になっています。

ところが、基本条約第2条をそもそも日韓併合がなかったとした場合、大韓帝国は存続し続けていた事になり、この基本条約によって大韓帝国が正式に復活した事を意味します。ところが、臨時政府は大韓帝国の継承者ではないんですね。なぜなら王政を否定し、しかも!現在に至るまで南朝鮮の行政手法は朝鮮総督府を継承しており大韓帝国の行政制度を継承していないんですね。

また、現憲法にもある通り、南朝鮮は大韓帝国を継承しているのではなく、臨時政府を継承している(大事なので2回書きました:笑)。これらは、南朝鮮が大韓帝国を滅ぼした、という事を意味します。


もし、正統性を主張し、国の一貫性を述べたいのなら、憲法前文は「大韓帝国を継承」としたいですね。

国名に戻りますが、北朝鮮を英語表記すると"Democratic People's Republic of Korea"。南朝鮮は「民主人民」がない朝鮮という事でしょう。南朝鮮は大韓帝国を滅ぼしたと暗に主張しているのですから、そんな滅ぼした国名を踏襲せずに、日本語読みを「朝鮮共和国」と素直に表記してはどうでしょうかね。


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