注射器再利用でC型肝炎集団感染、高価な薬代が払えない人も (2016.6.26 朝鮮日報)


キム・ソヨンさん(64)は今年2月、江原道原州市の漢陽整形外科医院で発覚したC型肝炎集団感染の被害者だ。40年にわたり家政婦として働いてきたキムさんは、腰の痛みがひどくなったため、2013年に漢陽整形外科医院を訪れ、自分の血液から抽出した血小板を注射する「自己多血小板血漿療法(PRP)」の施術を受けたところ、C型肝炎に感染した。医院側が使い捨ての注射器を再利用していたために感染した疑いが強い。

だがキムさんはまだ、肝炎の治療を受けられずにいる。1カ月に1000万ウォン(約90万円)もかかる高価な薬代のためだ。治療が遅れたため、腎臓の機能が低下し、足が腫れるなど、肝硬変の初期症状も現れている。キムさんは「薬を3カ月間服用しなければならないというから、3000万ウォン(約270万円)も必要になる。家賃10万ウォン(約9000円)の部屋に住んでいるのに、治療を受けることなど考えられず、ただ栄養剤だけを飲んでいる」と言ってため息をついた。

保健福祉部(省に相当)は今年3月、漢陽整形外科医院の院長が自殺し、肝炎の患者に対する治療費の補償が困難になったため、「政府レベルの支援対策を講じていく」と発表した。チョン・ジンヨプ保健福祉部長官も同月、江原道庁を訪れ、崔文洵(チェ・ムンスン)知事に対し医療費の支援を約束した。

だが、政府による補償は限定的だ。先月から、C型肝炎の新薬に対し保険を適用しているが、1a型と2型に限定している。原州で発生したC型肝炎患者の約半数は1b型のため、保健の適用を受けられずにいる。保健福祉部の関係者は「企画財政部との間で財源についての協議を引き続き行っているが、意見の差が大きく、補償の開始時期を明言できない状況だ。来月までに1b型の新薬についても保険を適用できるようにする方針だ」と話した。 (抜粋)

この記事を読んで思うのは、南朝鮮人の栄養状態が極端に悪化しているということ。

肝硬変が進行すると確かに腎機能は落ちますが初期症状としての腎性浮腫は聞いたことがないです。確かに肝硬変の初期でも浮腫は起きますが、それは腎臓ではなく肝硬変を直接的な原因として起こるものですから。

ですが、この人が低栄養状態であったのなら合点がいきます。南朝鮮ではインスタントラーメンの消費が急増しており、一人当たりの麺類消費量は世界1位です。ちなみに、ここでいう麺類はインスタントラーメンのこと。日本みたくうどんや素麺も含めてではありません。

彼らのインスタントラーメンの食べ方は一昔前の飯場での食べられ方と同じで、具を入れることなくただ袋ラーメンを調理するだけなんですね。インスタントラーメンは高脂肪、高塩分、高カロリーでビタミンはもちろん、極端なタンパク質不足も起きてしまいます。インスタントラーメンを食べ続けるとむくみが起きるのは低栄養や高塩分による腎臓への負荷がかかるからですね。

ということで、この人は肝硬変の "初期症状" としてはほとんど見られない腎性浮腫が生じたのです。肝硬変も関係するでしょうが低栄養がその下地にあった。そして、圧倒的なインスタントラーメン消費量の背景には低所得者層の栄養状態の悪化があるのです。あと5年もしたら一気に健康被害の拡大が起きそうですね。


本来、病院での医療事故は保険で賄われます。が、こういった不法行為は適用除外になるケースが多いから国が補償という事なんでしょうが、これもセウォル号事件以降に培われた思考ですね。誰も補償する人がいないのなら国が補償しろ、というもの。

ただね、こんな事が続くと誰も保険に入らなくなるんですよね。そもそも保険会社が補償してくれる額もせいぜい3億ウォン。そういった事もあって医師賠償保険の加入者数は立ったの4235件。それすら減少傾向なのですからこういった事例はどんどん増えていくことになるでしょう。


まとめてみると、元々低栄養状態で重篤化しやすい人が増えているのに医師賠償保険に加入していない医師が多い。それがこの記事の背景にあり、尻拭いを国が行うことになったのです。


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