在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。

カテゴリ:社会問題 > 医療問題

韓国で20-30代の痛風患者が急増、「チメク」ブームが影響か (2018.5.28 朝鮮日報)


主に中年男性がよくかかる「痛風」が韓国の20-30代の間でも急増していることが分かった。健康保険審査評価院が27日に明らかにしたところによると、韓国の痛風診療患者は2012年の26万5065人から17年には39万5154人と約50%増えたとのことだ。患者のほとんどが男性(36万3528人)だが、特に20-30代の男性患者が5年間で急増している。20代男性患者は同期間で1万882人から1万9842人へと82%、30代男性患者は3万7965人から6万3221人へと66%増加した。40代男性患者増加率はこれより低い49%、50代は38%だった。  

専門家らは、若い層の食習慣が西欧化していることが大きいと指摘した。特にチキンを食べる時にビール(韓国語:メクチュ)を一緒に飲む「チメク」ブームも影響しているという。痛風は、尿酸と呼ばれるタンパク質の「かす」が体の中で過剰に発生し、関節や腎臓、血管などに炎症を起こす疾患だ。痛風にかかると主に足から痛みが始まり、それがひざや四肢に広がっていくが、「風に当たるだけで痛みを感じる病気」という意味から痛風という名前が付いたという説もある。 (抜粋)

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南朝鮮での脱サラはフライドチキン屋。

こんな言葉を聞いた事がある人も多いと思います。何せ、店舗を持つのに200万円も掛からないという手軽さから、手軽に参入できてしまうからですね。そういった事もあって、コンビニエンスストアよりも多い3万6000店もあるのです。

これだけの店舗が狭い南朝鮮の国中に犇めき合っているのですから、価格競争もそれ相当進んでいるんですね。お店によっても異なりますが、だいたいチキン1羽分の量で1万5000ウォン前後。持ち帰りだとそこから1000ウォン程度の値引きもある。お店で1万5000ウォン出しても大したものが食べられないけど、フライドチキンなら安くて腹持ちがいいツマミになるから、食習慣の西洋化よりもお財布に優しいから流行している、というのが実情です。

南こういった事情があるので、痛風だけでなく食事による病気が日本以上に増えているのです。代表的な生活習慣病として糖尿病があります。日本でも糖尿病を疑われる患者数が1000万人を超えましたが、南朝鮮では一足早い2012年には糖尿病及びその前段階の患者さんが1000万人を超えていました。日本の40%程度の人口なのに食習慣からくる患者数は日本並みに多いのですね。


病気になっても、そんなお財布の状況で、まともに通院する人はいるのかというとそこは想像通りで、例えば、高血圧の患者の場合、30〜40代で約5割が通院しません(南朝鮮高血圧学会 2018高血圧レポートより)。こういった事もあり、日本では2011年を除いて平均寿命は伸び続けていますが、南朝鮮は2016年、平均寿命は伸びなかったのです。

先進国の中で、特殊な災害にも見舞われずに平均寿命が大幅に短くなる最初の国になるかも知れません。


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「文在寅ケア」に本腰 「医療費の心配ない国つくる」=韓国 (2017.8.9 朝鮮日報)


【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、エステや美容整形などを除く全ての治療に健康保険を適用することを柱とする「健康保険保障強化策」を発表し、「2022年までに全ての国民が医療費を心配しなくていい国、いかなる病気でも安心して治療を受けられる国をつくっていく」との目標を掲げた。

 医療費上昇の主因とされる保険適用外の診療を大幅に減らすため、いわゆる「文在寅ケア」を本格化させた格好となる。文政権はこのため、22年までに30兆6000億ウォン(約2兆9600億円)を投入する方針だ。

 ただ、健康保険料が上昇する恐れがあるとの指摘も多く、財源問題を巡る激しい攻防が繰り広げられそうだ。

 文大統領は「患者の負担が大きい選択診療(混合診療)、上級病室(差額支払いが必要な病室)、介護を段階的に解決する」と表明。「特診費」と呼ばれる選択診療制を18年に廃止するとした。4人部屋以上にしか健康保険が適用されない病室入院料は18年後半から2~3部屋にも適用する。また、介護の負担を軽減するため、保護者や介護者がいなくても看護師が介護をする「看護介護統合サービス」の提供病床数を22年までに現行の2万3460床から10万床に拡大することにした。

 文大統領は「高額な医療費のため、家計が破たんすることがないようにする」として、来年から医療費の自己負担上限額を大幅に引き下げ、引き下げの恩恵を受ける患者を現在の70万人から22年までに190万人になるよう取り組む方針を示した。 (抜粋)

平成29年度の国家予算、97兆4753億円のうち、社会保障費は32兆4735億円。国家予算の33%です。20年前の国家予算は78兆5332億円で社会費消費は17兆4347億円。20年間でおよそ19兆円の予算が増えましたが、そのうち15兆円を社会保障費が占めているのですね。

社会費消費を拡充したい日本共産党と不要な社会保障費を削減したい自民党。こんな構図があったりします。例えば、外国人に対する生活保護をうちきりたいのに、日本共産党はそれを阻止しようとする。外国人留学生には手厚い無償の奨学金を用意しますが、それを削減して日本人学生に回すのも阻止している。自己責任のAIDSの医療費を自己負担にできないのも、昨年、元アナウンサーが人工透析に関する問題提起をした際に、彼を潰そうとしたのもそう。

おおっと、思わず奨学金を社会保障費に入れてしまいましたが、この社会保障費ってホント、伏魔殿のようなのです。なぜかというと、左派の本質は社会保障が彼らの存在意義でもあるからですね。


南朝鮮における左派筆頭のお月様。そんな彼が政権をにぎったのですから、社会保障費はうなぎ上りに上昇していくでしょう、という記事がこれです。


南朝鮮の2017年度予算が400兆7000億ウォン

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このうち130兆ウォンが社会保障費。すでに国家予算の32%を社会保障費が占めており、超高齢化社会の日本並みに社会保障費がかかっている国と言えます。南朝鮮は人口オーナスが始まったばかりの国。それにもかかわらず、社会保障費が膨らみ、しかも、今後、さらに増やそうというのですね。

実は、社会保障費って削りやすそうに見えてなかなか削れない項目でもあります。それを今度、どうやって上昇を抑えられるのか、そこが南朝鮮財政を立て直す際の要点と言えそうです。まぁ、公務員を増やし、医療費も激増する。こんなんで国の運営なんてできそうにないのですけどね。


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患者を作り出す実損保険 不必要な手術を勧められる韓国の医療事情 (2016.6.15 ハンギョレ)


韓国で実損保険に加入した人は、全国民の60%にあたる3200万人に達するほど普遍化した結果、不要で高価な診療が乱発される現象が深刻になっている。10余年前から販売され始めた実損保険は、健康保険では支給されない病院代を支援するという点を前面に出して「国民保険」水準になるまでに大衆化したが、本人負担が少ない点が悪用され、過剰診療問題が発生している。検証されていない治療法の乱用、実損保険料や健康保険料の引き上げなど、その被害はそっくり国民に戻ってくる。

実損保険の最大の弊害は、非給付項目診療(健康保険が適用されない診療)の急増が挙げられる。かつては高い費用のせいで非給付診療を病院が勧めることは容易でなかったが、最近は病院が積極的に勧めている。問題は非給付診療の相当数が、安全性や効果の面で医学的検証が風十分で、副作用が発生する可能性があるという点だ。ソウルのある大学病院の整形外科教授は「腰痛患者は薬を服用すればほとんどが6カ月以内に痛みがなくなるのに、最近は検証が不十分な神経成形術(脊椎の尾骨側に薄い管を入れ痛む部位を除去する施術)や、高周波減圧術が乱用されている」として「後遺症を残しかねないうえに治療効果はなく、患者が被害を受ける可能性がある」と話した。効果に比べて費用が過度に高い治療法が乱用されていることも問題だ。医療費総額が増えるためだ。ソウルのある大学病院の眼科教授は「白内障患者のうち一部は多焦点人工水晶体が必要だが、すべての患者が必要なわけではない」として「実損保険のために高価な多焦点人工水晶体が拡散している」と話した。 (抜粋)
20160615

患者の事より病院の成績を優先する、という記事を以前も紹介しましたが、それが思っているよりも深刻な社会現象にまで発展している、という記事です。

記事中のグラフには何の意味もありません。契約件数が増えても給付率がその増加率に合わせて増えているだけなら問題はないからです。ところがハンギョレはその給付率については一言も言及せずに理論展開している。これでは「患者を作り出す」という点においては全く説得力はないですね。

問題の本質は「患者を作り出す」ことではなく「人体実験」にあるからです。


実損保険(실손보험)は特に高額医療選択の際に使われる事が多いのですが、例えば医療費が100万ウォンかかったとしても保険で8万5000ウォン補填されます、というもの。患者側としては健康保険適用の安い治療法よりも同じくらいの負担で "より良い" 医療を受けられるのですから儲けものですし、病院としても同じような手間でより高い報酬を得られるのですから、これまた儲けもの。これがこの記事の中心にあるものです。


ところが、本当の問題はそこではなく「なぜ、検証が不十分な医療を行おうとするのか?」なはずです。南朝鮮では結構な件数の人体実験が行われているのではないか、という点にある。

こういった人体実験はアメリカのドラマ『グレイズ・アナトミー』に出てきたエピソードのような崇高(?)な目的で行われているのではなく、単に利益のために「検証が不十分」な高額手術を行い、その手術件数を誇り、また、その成果を過剰に宣伝することでその手術の第一人者になろうとするのです。


中には良い病院もあるのだろうけど、南朝鮮における人体実験は病院の名誉のため、そして収益のために行われているのです。


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