在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。

カテゴリ:反日記事 > 靖國問題

韓国国防部 稲田防衛相の靖国参拝に「深刻な憂慮と遺憾」 (2016.12.29 朝鮮日報)


【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は29日、稲田朋美防衛相が同日午前に靖国神社を参拝したことに対し遺憾の意を表明した。

同部は立場表明の資料を通じ、「過去の植民地侵奪と侵略戦争を美化し戦争犯罪者を合祀(ごうし)した靖国神社の参拝を強行したことに慨嘆を禁じえない」と述べた。

また「わが政府が歴史を直視しながら未来志向的な韓日関係を新たにつくりあげなければならないと何度も強調してきたにもかかわらず、日本の防衛大臣が靖国神社を参拝したことに対し、深刻な憂慮と遺憾を表明する」と強調した。

李朝最後の皇太子、李垠も靖國神社を参拝しています。彼は戦後日本国籍を失っても日本国籍復活後も靖国を参拝し、また、その子、李玖も靖国に参拝しています。特に、李玖の参拝は中南が靖国神社参拝を問題視し始めた1985年よりもずっと後の1996年。李朝王家は靖国参拝を問題視していないのです。


まぁ、今の南朝鮮は李朝との正統性を半ば否定していますから、李朝王家の行動は関係ないというかも知れませんね。

南朝鮮には少し異なりますが似たような性質の施設があります。国立ソウル顕忠院(국립서울현충원)です。ここには多くの戦没軍人が眠っていますが、多くの親日家も祀られていたりします。ところが、この埋葬基準は2005年以降、非公式に変えられています。そう、親日家辞典の刊行がその契機となったのですね。それ以降、親日家の疑いがあれば国立ソウル顕忠院に祀られることはなくなったのです。

そうなんですね。南朝鮮という国は日本に対してだけでなく国内においても祀る基準が変わってしまう国なのです。


ちなみに、埋葬基準から一部抜粋しましょう。


순국선열 및 애국지사, 군인·군무원·경찰관으로 전투·공무수행 중 상이를 입고 퇴직 후 사망한 자

殉国烈士及び愛国志士、軍人・軍務員・警察官であり戦闘・公務遂行の中で傷を負い退職後死亡した者

これがテロリストも祀られている根拠となるのですが、ここに面白い文言があります。それは「愛国志士」という言葉。これが埋葬基準ならなぜ、元慰安婦が埋葬されないのか不思議でなりません。慰安婦像を置く置かないで揉めるくらい大切な存在なら、この基準に従い国立ソウル顕忠院に祀ってあげれば良いでしょうに。

結局のところ、元慰安婦という人物はどんな崇敬の対象にもならず、ただ単に、「元慰安婦」という肩書きだけが利用できれば良い、というのが、この記事の裏側に透ける私たちのご都合主義がある。

ここから言えることは、靖国の合祀基準が変わらないからこそ英霊は安らかに眠ることができ、常に埋葬基準が変わる国立ソウル顕忠院では安心して眠ることができないと言うことです。死後も安らかに眠れないなんて、本当に可哀想としか言いようがない。


今年も1年ありがとうございました。

今日(30日)の午前には南朝鮮に行き、いろいろ工作してきたいと思います。新年は6日からブログを再開したいと思います。もしかしたら途中、エントリーできるかも知れません。ソウルは慰安婦像の設置の合法化に向けて動き出しているので、これは少し嫌なのでどうにか潰せればいいなぁ、と思っていたりします。

それでは、皆様方、良いお年をお迎えください。
そして、新年は熊本、東北、鳥取、糸魚川など被災された地域にとっても良い年となりますように。
金田は忘れません。来年もできうる支援をさせていただきます。頑張れ、日本!


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「靖国への無断合祀、見解を」 韓日団体が安倍首相に質問状 (2016.8.12 朝鮮日報)


【東京聯合ニュース】靖国神社に極東国際軍事裁判(東京裁判)のA級戦犯とともに韓国人が合祀(ごうし)されている問題と関連し、韓国と日本の市民団体が12日に内閣府庁舎を訪れ、安倍晋三首相に見解を問う公開質問状を提出した。

質問状を提出したのは、韓国人の無断合祀取り消しなどを求めて日本で訴訟を起こした「靖国反対共同行動韓国委員会」や「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動実行委員会」などの関係者。

これら団体は、遺族の意向と関係なく、靖国神社に朝鮮半島出身の戦争犠牲者約2万人が合祀されていることを取り上げ、「靖国神社が米国のアーリントン国立墓地と同様の施設だとする主張は受け入れられない」として安倍首相に見解を尋ねた。

安倍首相は2013年に米外交専門誌のインタビューで、自身の靖国神社参拝について、米大統領がアーリントン国立墓地を訪れるのと何ら変わらないとの認識を示した。

日本による植民地時代に徴兵されて戦死した父親の名前を靖国神社の合祀者名簿から外すよう求めて訴訟を行っているイ・ヒジャさん(靖国反対共同行動韓国委員会の共同代表)は質問状を提出する席で「家族も知らないうちに父を合祀したのが正しいことなのか問いたい。名前を外すのがそんなに難しいことか」と問いただした。  (抜粋)

第二次世界大戦時、大日本帝國軍人になるというのは私たちにとって非常に名誉なことだけでなく、誰もが羨む就職先でした。今更ではありますが、反日が強かったとされる1938年でさえ7.3倍、戦時中の1943年には62.4倍という、凄まじい倍率だったのです。

どれくらい凄まじいかというと、現在、南朝鮮で超大人気の公務員試験。この試験の倍率がたかだか10倍程度に過ぎないんですね。

しかも、朝鮮系日本軍人の戦没者率が5.3%に過ぎない。6178人が "亡くなって" いますが、アメリカ軍人はというと太平洋戦線で10万人を超える軍人が戦死している。そのアメリカは日本と合同慰霊祭を行っていて、アーリントン国立墓地には日系人も埋葬されている。

大戦前、多くの日本人もアメリカに移住していました。そして言われなき迫害を受け、アメリカ人として激戦地に送り込まれた。日系アメリカ人部隊である  "The 442nd Regimental Combat Team" は9486人もの戦死者が出ている。朝鮮系日本軍人の死者を遥かに超えた死者数が出ているというのに、彼ら日系人の子孫はアメリカに対して私たちのような要求をしてきたでしょうか。


日本人以上に優遇され、日本軍人より遥かに低い戦没者率だったというのに、私たちはナント心の狭い民族なのでしょう。

私の知っている複数の在日同胞の高齢者たちは今でも靖國に行きます。そこに行けば戦友に会えるからで、涙を流し再会を喜んでいます。生前、「靖國で会おう」と誓い合ったのは朝鮮系日本軍人も同じだったからです。私たち子孫は、自ら望み合祀されている英霊を靖國神社から引き剥がす権利はありません。

自我を最大限に主張し周りと軋轢を生じなければ生きている証にはならないと思っている人も少なくないのですが、故人の想いを踏み躙る権利は子孫にも存在しない、ということを私たちは理解すべきです。


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