いくらスキル磨いても就職できない…挫折感深める韓国の労働市場 (2016.4.11 ハンギョレ)
この報告書とやらを読んでみましたが、実は、どこにも南朝鮮人の能力が高いことを示す数値は見出せないのですね。そこに、南朝鮮おける雇用問題の本質があると思うのです。報告書のP15(PDFとしてはP10)には
という解決法が書かれています。まぁ、記事と同じ内容ですね。良い雇用を増やせば良いのだ!というものですが、南朝鮮ではこの「良い雇用創出」は今に始まった提言ではなく、前世紀から言われ続けている決まり切った文句なんですよ。
で、今回出された数値から分かることは、南朝鮮の産業構造は熟練を必要としない雇用が多いということだけではなく、南朝鮮おける雇用システムの欠陥がそこに横たわっているのです。
少し前までは「自分に見合った仕事ではない」というものがあり、特に南朝鮮は大企業志向が異常に強く、借金をこさえてまで大学卒業というものを買ったのだから、どうしても最初は大手に就職したいと考えます。ところが大手は世襲雇用が多く雇用の門は狭く、また中小は給与が安すぎる。その上、企業は教育というものの経費削減から即戦力を求める傾向がより強くなってきたので、青年失業率は9.5%となったのです。
一応、失業率として確定している数字が9.5%というだけで、国際労働機関(ILO)が要求している「働きたい欲求が完全に満たされていない労働力」も失業率に算入すると、その数字は22%になり、青年の5人に1人が失業していることになります。
日本もそこは見直さなければいけないのですが、後継者を育てようという理念を企業が持ち、南朝鮮経済に見合った賃金で満足できるような社会を作ることが、「良い雇用創出」の前に必要なのだと思うのです。これができなければ、いつまでたっても青年失業率は下がらないと思いますよ。
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11日、韓国職業能力開発院が最近発表した報告書「韓国のスキル・ミスマッチと労働市場の成果の国際比較」によると、韓国は経済協力開発機構(OECD)諸国の中で唯一、個人がスキル(Skill)を磨いても雇用率は高くならない国であることが分かった。経済第協力開発機構(OECD)が22カ国を対象に、16~25歳の成人の認知能力を測定した「国際成人スキル調査(2013年)」を分析した結果だ。
OECD諸国は、平均的に熟練者の雇用率(81.7%)が非熟練者(54.8%)を大きく上回った。しかし、韓国では熟練者(66.8%)と非熟練者(65.2%)の雇用率がほぼ同じだった。非熟練者の雇用率は日本(65.6%)に続き2番目に高い一方、熟練者の雇用率は、最下位レベルだからだ。報告書は「韓国の非熟練者は、低賃金に甘んじて労働市場に参加する反面、熟練者は自分の熟練度に合わせて仕事を見つけようとするが、そのような仕事が不足しており、労働市場に参加する機会が限られている」と分析した。
国際比較の結果、韓国の人材のスキルは、22カ国のうち15位で、特別に高くはなかった。それでも能力過剰現象が現れる理由は、仕事で求められる能力はそれよりも低いからだ。質の良い仕事がOECD諸国に比べて非常に不足しているという意味だ。
同報告書を作成した韓国職業能力開発院のパン・ガウン副研究委員は、「韓国の能力過剰は熟練の技能が求められる良い仕事は不足している一方、非熟練でもこなせる質の低い仕事が多いことによるものだ」とした上で「教育訓練システムの画期的な改善だけでなく、良い仕事を創出するために、企業の生態系をより水平的に変えて、企業の革新を誘導する政策を展開すべきだ」と提案した。
一方、雇用労働部はこの日、韓国産業人力公団、韓国職業能力開発院と一緒に世宗(セジョン)市に「人的資源開発委員会支援センター」と「仕事と学習の並行制度と成果管理の支援センター」を開設した。「人的資源開発委員会支援センター」は、職業訓練の市場を地域別・業種別に調べて人材需給の不均衡などを研究し、代案を提示する計画だ。仕事と学習の並行制度と成果管理の支援センターは、仕事と学習の並行制度の経済・社会的費用と便益を実態調査で分析する。(抜粋)
この報告書とやらを読んでみましたが、実は、どこにも南朝鮮人の能力が高いことを示す数値は見出せないのですね。そこに、南朝鮮おける雇用問題の本質があると思うのです。報告書のP15(PDFとしてはP10)には
또 스킬 미스매치의 해소가 개인 역량의 축소가 아닌, 좋은 일자리 창출을 통해 해 소되는 노동시장 모습을 제안한 것이다.
また、スキルミスマッチの解消は個人能力の低下によるものではなく、良い雇用の創出を介することによって興されるであろう労働市場の姿を提案したものである。
という解決法が書かれています。まぁ、記事と同じ内容ですね。良い雇用を増やせば良いのだ!というものですが、南朝鮮ではこの「良い雇用創出」は今に始まった提言ではなく、前世紀から言われ続けている決まり切った文句なんですよ。
で、今回出された数値から分かることは、南朝鮮の産業構造は熟練を必要としない雇用が多いということだけではなく、南朝鮮おける雇用システムの欠陥がそこに横たわっているのです。
少し前までは「自分に見合った仕事ではない」というものがあり、特に南朝鮮は大企業志向が異常に強く、借金をこさえてまで大学卒業というものを買ったのだから、どうしても最初は大手に就職したいと考えます。ところが大手は世襲雇用が多く雇用の門は狭く、また中小は給与が安すぎる。その上、企業は教育というものの経費削減から即戦力を求める傾向がより強くなってきたので、青年失業率は9.5%となったのです。
一応、失業率として確定している数字が9.5%というだけで、国際労働機関(ILO)が要求している「働きたい欲求が完全に満たされていない労働力」も失業率に算入すると、その数字は22%になり、青年の5人に1人が失業していることになります。
日本もそこは見直さなければいけないのですが、後継者を育てようという理念を企業が持ち、南朝鮮経済に見合った賃金で満足できるような社会を作ることが、「良い雇用創出」の前に必要なのだと思うのです。これができなければ、いつまでたっても青年失業率は下がらないと思いますよ。
いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが同胞と戦う支えになります!
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