【萬物相】ソウルに核爆弾が落ちたら犠牲者推計62万人 (2016.9.12 朝鮮日報)
戦時中で、しかも、"敵国" は核実験を繰り返す。その敵国との休戦ラインから僅かな距離のところに住んでいたら、日本人なら移住を考えると思います。反対に、南朝鮮ではソウル及びその周辺の人口は増加の一途を辿っています。なぜ、そんな危険地帯に人々は集まっているのでしょうか。
中央日報は "最大" 20万人(タイトルは最小20万人ですが、記事中では最大20万人)ですから、まぁ、算出条件が変われば犠牲者数も大きく変わるものです。
ただ、北朝鮮はソウルに核を打ち込む可能性はほぼ「0」でしょう。
北朝鮮も南北統一を考えています。自国領に核を打ち込んで核汚染された地域を作りたいと思うでしょうか?そんな事をせずとも、ミサイルを使わずとも、砲弾1発でソウルは一気にパニックです。都市機能はそこでストップし経済は崩壊するでしょう。
統一を考えるならなるべく無傷がいい。経済崩壊なんかしない方がいい。だからこそソウルは攻撃されないだろうと考える人が多いのです。
金田はそこまで考えていませんが、南朝鮮人はそう感じていて、金田以上に根拠のない安心感を持つ人はかなりいるんですね。心配という言葉を口にはするものの、安心だと信じなきゃ、ソウルになんか住んで入られませんから。ソウルの住人は「ソウルは絶対に攻め込まれない」と強く思い込んでいる人たちの集まりなのです。
そこには数字の大きさは関係なく、過去の事を忘れて「同胞に銃を向ける事はしないだろう」という一方的な信頼感によるもの。数字を実感できるかどうかが問題ではないので、犠牲者数予想が仮に300人という身近な数値であっても私たちは恐れ慄く事はありません。
だから、この記者が所属する経済情報誌も本社はソウルにあるのです。この記事もそこを絡めたら面白かったのですけどね。
追伸 : 明後日から月曜日まで南朝鮮にいます。今回はいつも以上にいろいろ頑張ってきます。
いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが同胞と戦う支えになります!
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ある新聞の週末版に、ソウル市内で核爆弾が爆発したと仮定した場合の被害状況を示す地図が掲載された。この地図を見た人はおそらく誰もが核兵器の脅威をより身近に感じたことだろう。地図は韓米連合司令部がある竜山上空で核爆弾が爆発したと仮定し、その被害状況をシミュレーションしたものだった。この地図によると記者の自宅は「生物は全て死ぬ」と「人間は全身で3度のやけど」となる二つの地域のちょうど境界近くにあった。職場のある光化門もそのあたりになっていた。記者は40年にわたり竜山に住み、これまで軍関係の施設の影響でいろいろ不便なことも多かった。その後、軍の主要施設が移転することで、やっと住みよい地域になったと思っていたら今度は核兵器だ。
一方で現在、ソウルの竜山区には23万人の市民が住んでおり、その周囲も数十万人の市民が密集して生活している。このような地域で核爆弾が爆発すると、その被害がどうなるか住民は肌で感じ始めている。米国防省のシミュレーションでは62万人が犠牲になるとされているが、この数字は決して誇張されたものではない。
同じ地図を見た知り合いのある大学教授が「62万人が犠牲になるといっても、市民は特に脅威は感じない。なぜなら数字が大きすぎて実感できなからだ。旅客船『セウォル号』沈没事故で死亡・行方不明となった304人の2000倍にもなるではないか」という内容のメールを送ってきた。またもし地図に掲載された爆心地が竜山以外の遠くにあれば、どのような気持ちになったかとふと思った。しかしこれは愚かな問い掛けだ。この小さな大韓民国に核兵器から安全な場所などない。暴力集団が核兵器を手にしている限り、われわれは誰もが爆心地の中で生活しているようなものだ。逃げられないのなら阻止するしかない。 (抜粋)
戦時中で、しかも、"敵国" は核実験を繰り返す。その敵国との休戦ラインから僅かな距離のところに住んでいたら、日本人なら移住を考えると思います。反対に、南朝鮮ではソウル及びその周辺の人口は増加の一途を辿っています。なぜ、そんな危険地帯に人々は集まっているのでしょうか。
中央日報は "最大" 20万人(タイトルは最小20万人ですが、記事中では最大20万人)ですから、まぁ、算出条件が変われば犠牲者数も大きく変わるものです。
ただ、北朝鮮はソウルに核を打ち込む可能性はほぼ「0」でしょう。
北朝鮮も南北統一を考えています。自国領に核を打ち込んで核汚染された地域を作りたいと思うでしょうか?そんな事をせずとも、ミサイルを使わずとも、砲弾1発でソウルは一気にパニックです。都市機能はそこでストップし経済は崩壊するでしょう。
統一を考えるならなるべく無傷がいい。経済崩壊なんかしない方がいい。だからこそソウルは攻撃されないだろうと考える人が多いのです。
金田はそこまで考えていませんが、南朝鮮人はそう感じていて、金田以上に根拠のない安心感を持つ人はかなりいるんですね。心配という言葉を口にはするものの、安心だと信じなきゃ、ソウルになんか住んで入られませんから。ソウルの住人は「ソウルは絶対に攻め込まれない」と強く思い込んでいる人たちの集まりなのです。
そこには数字の大きさは関係なく、過去の事を忘れて「同胞に銃を向ける事はしないだろう」という一方的な信頼感によるもの。数字を実感できるかどうかが問題ではないので、犠牲者数予想が仮に300人という身近な数値であっても私たちは恐れ慄く事はありません。
だから、この記者が所属する経済情報誌も本社はソウルにあるのです。この記事もそこを絡めたら面白かったのですけどね。
追伸 : 明後日から月曜日まで南朝鮮にいます。今回はいつも以上にいろいろ頑張ってきます。
いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが同胞と戦う支えになります!
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