在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。

タグ:日韓請求権協定

安倍首相が訪米 謝罪要求強まる=元慰安婦も現地で証言 (2015.4.27 朝鮮日報)


【ワシントン聯合ニュース】安倍晋三首相は米ボストンに26日(現地時間)に到着し、公式訪米日程をスタートする。米国では、日本の戦争犯罪や旧日本軍の慰安婦強制動員への謝罪を求める声が上がっており、韓国の慰安婦被害者も訪米し安倍首相の対応を批判した。

慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(86)は高齢にもかかわらす直接ボストンまで行き、この日、苦痛を強いられた当時の痛ましい経験を証言した。李さんは連れて行かれた台湾の旧日本軍部隊で、軍人の部屋に入らなかったとして電気拷問を受けたことを明かし、「こうして歴史の生き証人がいるのに、安倍はうそをつき続けている」と批判した。その上で、「(米上下両院合同会議での演説で慰安婦問題について)良心的に、公式に謝罪し、私の人生に対しても法的補償をしなければならない」と声を上げた。

ワシントン挺身隊対策委員会のイ・ジョンシル会長は聯合ニュースの取材に対し、戦争犯罪を謝罪するのに米議会ほど良い場所はないとして、「安倍首相は今回のチャンスを逃さないでほしい」と訴えた。

韓国人団体はボストンやワシントンのほか、サンフランシスコなど安倍首相が訪問する全都市を訪れ、安倍首相の歴史認識を批判し、慰安婦問題に対する謝罪を要求する方針だ。(抜粋)

この李ハルモニの証言は完全に虚偽であると、金田は思っています。詳しくは先日の検証記事を読んで欲しいのですが、空襲により既になくなっている慰安所に行ったと証言するような慰安婦ですから、是非、日本の記者は、ここを突っ込んで欲しいものです。

李ハルモニ。私はあなたに言いたい。「うそをつき続けて苦しくないですか?」。


そして、ワシントン挺対委の李某氏にも言いたい。朝鮮戦争で慰安婦をアメリカにあてがった事実が知られているのに、安倍首相が日本軍慰安婦について語ったらどういった反応が起こるか、考えが及ばないのでしょう。理解力のない南朝鮮同胞に対して分かりやすく書きましょうね。

・南朝鮮政府はアメリカ軍に慰安婦をあてがいました。
・アメリカの議員も巻き込み日本軍慰安婦を告発しました。
・ところが南朝鮮人からアメリカ軍に慰安婦にされたと告発があった。
・アメリカは慰安婦問題に触れたくないので南朝鮮に大人しくしてもらいたい。
・アメリカの思惑を読めずに、イアンフガー!と大声で叫んでいる。

だから、アメリカは早くこの騒動が収まって欲しんですよ。その上、日韓基本条約や日韓請求権協定はアメリカも一枚かんでいる。

ベトナム戦争に南朝鮮が本格的に参加を始めた年、それが1965年です。日韓基本条約、どうして1965年に結んだか分かりますか?それは南朝鮮をベトナム戦争への参加させる後押しとして、金銭的なメリットを与えるためですよね。だから、この基本条約や請求権協定は異常に南朝鮮寄りの内容になっているんですよ。

そんな史実をアメリカが知らないはずもない。戦時補償などは全て解決済みであることを知っているんですよ。当事者の一国ですからね。


ですから、アメリカの本音は「戦争に関する発言は一切して欲しくない」、というのがあるんですよ。


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強制徴用:個人賠償請求権、特例法で時効消滅回避へ (2015.3.9 朝鮮日報)


日本による植民地時代、戦争に協力した日本企業によって強制的に徴用された被害者の損害賠償請求権については、消滅時効(一定期間行使されない場合、権利を消滅させる制度)を適用できなくする法律の制定が進められる。徴用被害者が日本企業を相手取り損害賠償を請求できる期限は今年5月23日となっており、この日をもって消滅時効により権利が消滅するためだ。

大法院(日本の最高裁判所に相当)は2012年5月、戦争に協力した日本企業による強制労役被害者について「韓日請求権協定(1965年)によって個人の請求権まで消滅したと見なすのは難しい」との判決を下した。これを受け、日本企業に強制的に徴用された被害者と遺族252人が、これまでに三菱重工業など日本企業3社を相手取って訴訟を起こした。

だが、相当数の被害者がまだ損害賠償請求訴訟を起こしていないことが分かった。消滅時効によって権利が消滅すると、被害者やその遺族に対し賠償を行う根拠がなくなってしまう。現行の民法上、損害賠償請求権の消滅時効は3年となっている。(抜粋)

時効が2012年の判決日から起算するというのもアレなんですが、一応、ここで完全にぶった斬っていけませんね。


まず基本的な事からですが、南朝鮮は戦争当事国ではないということ。それ故、サンフランシスコ講和会議に参加することができなかった。

次に、日韓請求権協定を締結する際に、日本側は補償に対し南朝鮮が徴用者名簿等の資料提出をすることを条件に個別補償を行うことを提案したものを、南朝鮮政府は「個人補償は韓国政府が行うので日本は韓国政府へ一括して支払って欲しい」と主張。それを受けて、日本側は南朝鮮政府に対して一括で支払うことにしています。

こういった流れを受けて「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」(省略しないと長いですね)ではこうなりました。

第2条
1.両締約国は、両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約第四条(a)に規定されたものを含めて、完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。
2.一方の締約国及びその国民の財産、権利及び利益であつてこの協定の署名の日に他方の締約国の管轄の下にあるものに対する措置並びに一方の締約国及びその国民の他方の締約国及びその国民に対するすべての請求権であつて同日以前に生じた事由に基づくものに関しては、いかなる主張もすることができないものとする。(抜粋)

これらにより個別請求権は解決されたと同時に請求権は放棄されることになり、そして2009年、南朝鮮は対日補償要求終了という公式見解を出したハズなのですが、、、

その当時の産経新聞(2009.8.16)

【ソウル=黒田勝弘】韓国各紙は15日、日本統治時代の韓国人労働者の日本での未払い賃金について、もはや日本に返還要求はできないとの韓国政府の公式見解を伝えた。韓国では元慰安婦や戦没者、徴用労働者など多くの関連団体や個人がいまなお、日本に対し各種の補償を要求している。韓国政府としては、補償問題は1965年の日韓国交正常化の際に日本政府から受け取った「対日請求権資金」ですべて終わっているとの立場を、改めて確認したものだ。(抜粋)

その上、2011年8月30日には「韓国の憲法裁判所は8月30日、日本軍の慰安婦問題について解決努力を誠実に履行していない大韓民国政府が基本権を侵害しているという判決」を下しています。 おっと、これは慰安婦でした。

まぁ、南朝鮮政府の公式見解を出しているにも関わらず、大統領が変わったから前言撤回をするというのは国際社会において許されるものではありません。勝手に自国内で裁判して、勝手に時効を設定しても、それらは一切、国際社会では通用しないんですよ。


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韓国外交部、国連人権理事会で北と日本に注文 (2015.3.4 朝鮮日報)


韓国外交部(省に相当)の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官は4日、国連人権理事会で、北朝鮮当局に対し人権改善措置を取るよう要求した。また日本に対しては、従軍慰安婦問題解決のための措置を求めた。 

趙次官は日本に向けて、慰安婦問題などと関連し「日本政府はこうした国際社会の声に耳を傾け、当事国政府として責任ある姿勢を示してほしい。日本政府が、この難しい問題を解決するため真の努力を傾けるなら、韓日両国にとって、共同繁栄の新たな未来が開けるだろう」と主張した。

さらに趙次官は「被害者が一人でも多く生きている間に、現在進行中の韓日2国間協議において、被害者と国際社会の納得し得る解決策が速やかに整備され、被害者の名誉が回復されて胸にわだまかった恨(ハン=晴らせない無念の思い)を解きほぐすことができるよう、日本政府がより真剣かつ勇気ある姿勢を示すことを求める」と語った。(抜粋)

ここでも恨、という言葉が出てきました。さすがは恨の国だけあります。

ところで、日本の「恨み」と南朝鮮の「恨」って違うの知っていますか?
日本の恨みというのはデジタル大辞泉によると「他からの仕打ちを不満に思って憤り憎む気持ち」。怨恨だけでなく未練や嘆きといった意味が含まれる言葉です。ところが、南朝鮮でいう恨は記事中にある「晴らせない無念の思い」といったものだけでなく、その結果、単に泣き叫ぶではなく慟哭とも言える、心の奥底からくる、怨み、憎悪、といった非常に力強い負のエネルギーの発散です。

そう、負のエネルギーが日本人が考えている以上に凄まじいのです。

日本もただ聞いていただけではないと思いますが、やり方が大人しすぎる。朝日新聞によると「一方、日本側も、趙氏の演説を受けて発言を求め、元慰安婦に対する「償い事業」を行った「アジア女性基金」(2007年解散)の設立など、過去の取り組みを挙げて反論した。」という反論なんですね。なんで、この時に「日韓請求権協定で支払った8億ドルは何に使われたのか」と言わなかったのか。

単に「解決済み」とか「アジア女性基金で賠償」だなんて意味がない訳ではない。ですが、戦後すぐに8億ドルを支払い済みであるということを知らない人たちが多いのです(これは南朝鮮人だけでなく日本人もですが)。

支払ったお金を慰安婦に渡してないのはなぜか、そこを突かないと。いいですか、南朝鮮は恨というエネルギーを発散する人たちなのですから、それに対してきれいな対応ではダメなんですよ。もう少し、私たちを知っている人が応対に当たった方が良いと思うんですよね。


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