在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。

タグ:日韓議員連盟

문 대통령 “위안부 문제에 더 많은 시간 필요” (2017.6.12 hankooqkilbo)
文大統領 「慰安婦問題にはもっと多くの時間が必要」

문재인 대통령은 12일 한일 위안부 합의 문제와 관련해 “한일 양국이 직시할 필요가 있고 더 많은 시간이 필요하다는 것을 함께 인식해야 한다”고 말했다. 문 대통령은 이날 청와대에서 아베 신조(安倍晋三) 일본 총리의 특사로 방한 중인 니카이 도시히로(二階俊博) 일본 자민당 간사장을 만나 “한국 국민들이 한일 위안부 합의를 받아들이지 못하는 것이 솔직한 현실이고 무엇보다 당사자인 위안부 할머니들께서 이 문제를 받아들이지 않고 있다”며 이같이 밝혔다. 

文在寅大統領は12日、韓日慰安婦合意問題と関連して「韓日両国が直視する必要があり、より多くの時間が必要だということを共に認識しなければならない」と話した。 文大統領はこの日、大統領府で安倍晋三日本総理の特使で、訪韓中である二階俊博日本自民党幹事長に会い「韓国国民が韓日慰安婦合意を受け入れることができないことが率直な現実であり、何より当事者である慰安婦ハルモニがこの問題を受け入れないでいる」と明らかにした。   (抜粋)

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復習です。

>国民が慰安婦合意を受け入れることができない

→ これは内政問題。南朝鮮は日本に内政介入を望んでいる。

>慰安婦ハルモニがこの問題を受け入れない

→ 過半数を超える元慰安婦が合意を受け入れお金を受け取った。


これでこの記事の解説は終了、では面白くないので、なぜ、二階氏なのか。それをもう少し書かせていただきたいと思います。で、同じ事を日本経済新聞はどう伝えたかというと、、、


【ソウル=秋山裕之】自民党の二階俊博幹事長は12日夕、ソウルの青瓦台で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した。文氏は「両国間でいろいろと難しい問題がないとは言えないが、問題を直視しつつ、より実用的なアプローチで、両国関係が未来志向のパートナー関係に発展できることを希望している」と述べた。  

二階氏はこれに賛意を示し「韓国の繁栄、日本の繁栄のために両国の心ある政治家は、協力し合わなければならない」と語った。  

二階氏は安倍晋三首相と文氏との2度の電話協議に触れ「韓国と日本との距離が縮まった」と指摘。文氏は「安倍首相とともに両国関係の発展のために多くのことができるという信頼ができた」と応じた。

慰安婦合意を南朝鮮が再協議を求めるという部分に強力なオブラートで包んだのですね。日本には慰安婦合意問題を隠し、南朝鮮では「日本も慰安婦合意の再協議に前向き」と思わせたい、という流れができつつあるのです。

これを行うために、二階氏でなければいけなかったのです。

南朝鮮でも良く知られているほど二階氏は親韓議員です。安倍首相がその二階氏を南朝鮮に送り込んだというのは、「日本が南朝鮮との関係を改善したい」という意思表示であると受け止めることができます。

それでは、日本人はどう感じるかというと、"対南強硬路線である安倍首相" というものが日本人の中に強く印象付けられていますから、今後も、そういった路線を継続するであろう、という希望的観測のもとでこの記事を読む。

二階氏だからこそ、これを演出できたのですね。


ただ、忘れてはいけないのが、日韓議員連盟の副幹事長に名を連ねているが、安倍首相であり、麻生副総理。自民党は有権者がいつもあなた方を見つめている事を忘れてはいけない。様々な疑惑でも自民党政権の支持率が落ちないのは、民進党が自民党よりも犯罪性が高く、その他がどんぐりだからです。

ちょっと、気になる流れですから、変な事をしなように常に目を光らせなければ、という事を教える記事でした。


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日本政府、李洪九元首相に「旭日大綬章」

(本文)

日本政府が民間人に授与する最高の勲章である「旭日大綬章」が、韓国の李洪九(イ・ホング)元首相(80)に授与されることになった。内閣府は3日「韓日文化交流基金」会長を務める李元首相が「日韓両国の政治や文化など各分野の交流や相互理解に貢献した功績が大きい」として、旭日大綬章を授与すると発表した。同章はこれまで、韓国人では朴泰俊(パク・テジュン)元首相、南悳祐(ナム・ドクウ)元首相、姜信浩(カン・シンホ)東亜製薬会長、趙錫来(チョ・ソクレ)暁星グループ会長の4人に、それぞれ「日韓両国の経済交流に寄与した」との理由で授与されている。また、釜山韓日文化交流協会のユン・ミョンギル元理事長には「旭日中綬章」が授与されている。

(本文ここまで)

もちろん、綬章を受けないですよね。何せ勲章の形状はそのまま旭日旗ですから。
その上、日本から綬章を賜ったら、それこそ親日認定されたようなものですし。

この李洪九氏、南朝鮮ではすでに過去に人物。政治の表舞台にはあまり出てこない人ですよね。今は"ほそぼそ"と中央日報でコラムを書いている反日家です。よくも、まぁ、こんな人物に受勲させようと思ったのか不思議に感じるのが一般的な感想でしょうか。

で、この受勲に絡んだのが日韓議員連盟なんですね。軟禁されている産経加藤元局長の救出に向かったのかといえば完全スルーで結局は朴大統領に同調するだけという、どこの国の議員か分からない議員連盟が受勲に関与したのです。

この李氏が会長(理事長、ではないところがミソ)を務める韓日文化交流基金と対になる日韓文化交流基金、税金から毎年3億もの補助金を受けるこの基金は日韓議員連盟がその設立と運営に深く絡んでいるというつながりですが、政治の表舞台に出てこない、過去の人物だからこそ、受賞させるには好都合だったと見る方が自然なのです。

外国人の叙勲は外務大臣の推薦に基づきます。岸田外相は8月に「2015年を良い雰囲気で迎えるため」なんて秋波を送るような事をするから、日韓議員連盟が出した声明「文化交流の一層の活性化」に対する布石に対してNoと言えなかったのでしょうね。

今の現状で、国交正常化50周年を「良い雰囲気」で迎える必要はまったくありません。そんな中、わざわざ公費を使ってまで反日家を叙勲するなんて、私でさえ脱力しているのに、多くの日本人は無力感に苛まれるのでしょうね。


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