在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。

タグ:韓国型儒教

朴槿恵前大統領、法廷へ (2017.7.31 朝鮮日報)


親友の崔順実(チェ・スンシル)被告が絡む国政介入事件をめぐる収賄罪などで起訴された朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領が31日午前、ソウル市瑞草区のソウル中央地裁で開催される公判に出席するため、姿を見せた。 (抜粋)

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南朝鮮は北朝鮮と同質化してきました。これは左派政権時だけでなく、ネズミもまた従北に傾いていました。そこに軍事政権を目指し、日本と北朝鮮から「独立」を目指したお嬢様が登場したのです。南朝鮮を経済的・軍事的に完全に独立した国にしようとしたのです。

従北、特に北朝鮮の意向を強く受けている慰安婦対策にお嬢様は注力しました。そこで、賢くない面は多々ありましたが、慰安婦合意を締結する道筋を「陰口外交」を繰り返すことで国内に作り、2015年末へとつなげていったのです。

お嬢様の政権時は、この従北団体の力を削ぐことに費やされたと言っても過言ではありません。挺対協だけでなく全教組もそう。工業団地封鎖や地雷捏造事件などあらゆる手段を使い、北朝鮮へと向かう金の流れを止めて行きました。

北朝鮮からすれば目の上のタンコブどころか、目の中のゴミと言える存在で、暗殺指示まで出していたくらいです。


この "ゴミ" を弾劾し収監できた従北者はそれだけでは満足できなかったのですね。これが南朝鮮型儒教の本質。しかも悪というものは南朝鮮型儒教では絶対的なものではなく王によって悪の基準は変わります。しかも大きな悪に対して徹底的に懲罰を行うことは、王にとって権力を誇示する数少ない手段の一つで、国民もまたその懲罰を見ることで日頃の鬱憤を晴らすというものなのです。


この記事は、私たちの根本的な考え方がよく分かる記事であり、日本という国が南朝鮮という国を決して信頼してはいけないものであることを教えてくれる記事でもあるのです。


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【萬物相】韓国の職場で進行する「呼称破壊」 (2016.3.28 朝鮮日報)


大手企業グループのCJは2000年から社員同士で互いを呼ぶ際、「部長」「課長」のように肩書ではなく、名前とその後に「ニム(様、さん)」を付けて呼ぶことにした。もちろん最初は非常にやりにくかったようだ。ある役員は「娘のような年齢の秘書が突然私の名前を呼んできた。非常にとまどった」とこの制度が導入された当時を振り返る。ただ若い社員の間では意外と評判がよかった。呼び方が変わっただけだが、それでも自分が非常に尊重されているように感じたという。また同じく大手企業グループのSKでは課長や次長、部長ではなく、名前の後に「マネージャー」や「PL(プロジェクトリーダー)」などの言葉を付けて呼ぶことにした。第一企画は一般社員から社長に至るまで、全員の名前の後に「プロ」を付けて呼んでおり、カカオでは社員が自分の英語名を決めてそれを呼び合っている。キムさんは「ダニエル」、パクさんは「ニコル」といった具合だ。

サムスン電子も近く「ニム」や「プロ」といった呼び方に変更する予定だという。上司や役員の機嫌を伺うような文化では、世界一流の地位を維持できないと判断したからだ。また「社員」「代理」「課長」「次長」「部長」といった5段階の職位も減らし、意志決定までの段階を簡素化するという。米国のシリコンバレーで活躍する企業のように、クリエーティブなIT(情報技術)企業へと生まれ変わるためには、組織の文化から見直す必要があると考えたようだ。 (抜粋)

これに関して経済情報誌とハンギョレでは随分と論調が異なりますのでハンギョレの記事もちょっと紹介させてください。


実際、呼称統一など水平的組織文化を導入しようとしていたKTでは、これを悪用して退社推奨カードとして使われたという話もある。 40代後半のある次長は「当時、呼称だけでなく業務も水平的にするとして強制した。 結局、一部の次長や部長もマンホールの中で光ケーブル作業をさせられるケースもあったが、これに耐えられずに退社した人もいる」と話した。  

さらに雇用労働部が今年1月「公正人事指針」という名目で低成果者解雇を以前より容易にして不安を高めている。 匿名を要請したある証券会社のアナリストは「サムスン電子、SDI、電気、物産などが構造調整を進めている。 (6月に)発表される内容を見なければならないが、水平的組織文化という名目で導入される新人事システムが中壮年層の自主退社構造を作ったり、低成果者の比重を増やしこれらを解雇する可能性がある」と話した。(抜粋)

南朝鮮では従来、解雇には2種類ありました。労働基準法第23条に規定されているのですが、一つは懲戒解雇、そして整理解雇。この2つのみだったのですね。ところが今年の1月22日に雇用労働部が「公正人事指針」にて解雇形態を1つ追加したのですね。それが一般解雇。 この指針、かなり長いので要点だけまとめてみると、、、

一般解雇というのは労働者が勤労契約上の勤労提供義務を履行することができない時に解雇することですが、そこでは、
・負傷·疾病など健康状態によって勤労提供が難しい場合
・刑事訴追、有罪判決などで労務提供が不可能な場合
業務能力欠如、勤務成績不振な場合
の場合に一般解雇ができると書かれているのです。で、この最後の「業務能力欠如、勤務成績不振な場合」というのを今回の呼称変更を絡めて問題になるというのがハンギョレの主張ですね。

ただ、当面はこのハンギョレ理論は起こらないでしょう。なぜなら、評価基準を策定するには労働者代表などを交えて作らねばならず、現在の "被害者様症候群" が蔓延している現状では一般解雇が進む環境にはないからです。


一般解雇より実は大きな問題を内包しています。それは企業の意思伝達力の低下。

南朝鮮型儒教は「長幼の序」というものが殊更強調されています。記事中に2002年のヒディング監督が互いに名前で呼ばせた逸話がありますが、これは表向きで裏では相当な上下関係が維持されていたと言います。

南朝鮮では無用な上下関係も確かに多いのですが、これをなくしていくのは南朝鮮型儒教の否定でもある。南朝鮮において垂直展開が進む理由の一つに、この「長幼の序」が深く関係しているんだけど、これは上からの命令を下のものはしっかりと拝受しなければいけないからですね。ところが、南朝鮮型儒教の否定は南朝鮮の社会において数少ないメリットの一つであるこの垂直展開を鈍らせる事になります。

反面、水平展開は少し容易にはなりますが、、、

一時期の日本でも見られたような、「何でも欧米化」は害を生じます。自国の風土を無視して、こんな制度を入れるとどうなるか。今年の南朝鮮経済はより大変になりそうですね。


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韓国、アジアで初めて難民法を制定したものの… (2015.10.26 朝鮮日報)


韓国は2013年7月から、アジアでは初めてとなる難民法を制定、施行している。難民として認定されれば、韓国に居住する資格が与えられ、健康保険など基礎的な生活を保障するメリットを受けることもできる。

難民として認定される人は、政治的・宗教的・人種的な理由で差別や迫害を受ける恐れがあるケースが大部分だ。戦争や災害、経済的な貧困による難民は認められにくい。

それにもかかわらず、韓国が難民認定に消極的だと指摘する声が出ている。韓国が1994年、「難民の地位に関する条約」を批准した後、今年8月までに難民申請をした人は7735人に上るが、難民認定される人は522人(6.7%)にすぎない。「人道的滞留者制度」を通じて韓国への居住を保障されることもある。内戦に苦しんで脱出し、韓国に入国したシリア人の多くがこの制度の適用を受けている。昨年から最近まで、シリア人632人のうち621人が滞留資格を取得し、3人は難民として認定された。

今回のエントリー、どうして徳治に入っているのかというと、南朝鮮型儒教の根本がこれなんですね。

日本の2014年の難民認定人数が11人だと某団体がチクチク言っていたりしましたが、実際の庇護数は121人でした。そして2013年までの10年だと、難民認定された人数だけで300人を超えているんですね。庇護数でいくと実は数千人という数字。

日本も難民と庇護というグレーは必要なく、難民に一括して、全体的に厳しくしても良いと思いますが、そこは今回の論点ではなく、形式上、難民法のある南朝鮮より認定数は多い、ということです。


これが、南朝鮮型儒教でいう徳治なんです。

形が整っていれば中身が伴っていなくてもそれで良しとするのです。例えば、差別に関して、様々な法律を作っていますが、作っているだけですから。刑法もあるだけなんで、不起訴処分も多いですし、基礎率も低い。

それが難民法でも同じ、ということです。形式が整っていれば、難民を受け入れなくても満足する。それが南朝鮮型儒教の徳治なんです。


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몰카・중고品사기… 코너몰린 2030 범죄까지 기웃(2015.8.31 Chosun.com)
盗撮・中古品詐欺...追い詰められた2030世代、犯罪にまで手を染め始めた

전문가들은 "어려움에 내몰리면서 돈만 벌 수 있다면 수단은 상관없다는 식의 인식이 일부 젊은 층 사이에 퍼지고 있어 문제"라고 지적한다. 김상원 동의대 경찰행정학과 교수는 "사회 전반적으로 '돈을 벌어야 한다'는 경제적 가치가 도덕이나 공동선 등 다른 가치보다 우선시되면서 사회・경제적으로 힘든 상황에 빠진 일부 젊은이 사이에서 돈을 위해선 뭘 해도 상관없다는 식의 태도가 나타나는 것"이라고 말했다.

専門家は「困難に追いやられながらお金稼ぐことができれば手段を選ばないという式の認識が一部の若い層の間に広がっており、問題だ」と指摘する。キム上院東義大警察行政学教授は「社会全般的に「お金を儲けなければならない」という経済的価値感が道徳や共通善など、他の価値よりも優先され、社会・経済的に困難な状況に陥った一部の若者の間で、お金のためには何をしても構わない、という行動となって表れるのだろう」と述べた。(抜粋)
2015083104
Chosun.comより

本日のChosun.comのトップ記事がこちら。

"룸살롱・몰카・중고品사기… 범죄에 손 대는 '3포 세대'(ルームサロン・盗撮・中古品詐欺...犯罪に手を染める「3放世代」)"というショッキングなタイトルをクリックするとこの記事に辿りつくんですね。実際はもっと長い記事なんですが、8割がた割愛させていただきました。

記事中の用語解説ですが。「2030」、というのは20~30歳代、という意味で「3放世代」というのは恋愛、結婚、出産を諦めた世代のこと。そして「ルームサロン」は日本だとデリヘルに近いでしょうか。売買春のための部屋貸しと考えると良いかも知れません。


昨日の動物虐待エントリーでも書きましたが、南朝鮮型儒教は非常に独特なんですね。「自分の利益が一番大切」。そのためには手段を選びませんし、利益を得ることができれば、それは恥ではなく誇りとなります。

で、この考えは、戦後、どんどん酷くなっているんですね。その理由は反日教育です。反日無罪という言葉が示す通り、犯罪を犯しても"道理"が通れば何をしても良い、という考えを子供の頃から刷り込んでいるんですね。それが朝鮮型儒教を強化してしまったのです。

ここでの道理は「金儲け」。お金を儲けるためには犯罪だろうが御構い無し、というのが今の南朝鮮同胞なんですね。もちろん、貧困がそれに拍車をかけるんですが、少なくとも中学校までは学校に行けるのですから、反日教育に時間を割くのではなく、もっと道徳的なことと国語の時間を増やすことをお勧めしたいのですけどね。

お金も大切ですが、人としての誇りも忘れないで欲しいと思うのです。外交上の約束をいとも簡単に反故にしてしまう私たちにとって一番難しい事だとは思いますけど。。。


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