文在寅、李明博も追い詰めることができるか

李明博政権の４大河川事業　文大統領が政策監査を指示 (2017.5.22 朝鮮日報)

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台（大統領府）は２２日、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が李明博（イ・ミョンバク）政権下で推進された４大河川（漢江、洛東江、錦江、栄山江）整備事業の政策決定および実施の過程に対する政策監査を指示したと伝えた。監査で明白な違法行為や不正が明らかになった場合、青瓦台は相応の対処を取る方針で、監査が李政権への捜査につながる可能性も取り沙汰される。 　

青瓦台は４大河川事業の政策決定と実施の過程が正常ではなかったとみて監査を行い、その結果を白書の形で発刊する計画だ。青瓦台関係者は「監査は個人の違法・脱法行為を摘発することが目的ではなく、政府の政策決定と実施から教訓を得ることを目的としている」としながらも、不正が見つかれば「相応のやり方で処理をする」と述べた。　(抜粋)

お嬢様を葬る事に成功したお月様。

お嬢様が生贄にできなかったネズミは、歴代大統領の中で唯一と言える、離職後最も安穏とした元大統領なのですが、彼はお月様の師であるノムタンを死に追いやった憎っくき仇。お嬢様がネズミを追いやろうというエネルギーよりも更に強大な仇打ちというエネルギーでネズミを追い込もうとしています。

ネズミも持ち前のフットワークで相手の牙をするりと躱し続けられるかはやはり難しいと思うのですが、ネズミもノムタンを追い込んだ際の切り札をまだ隠しているようなので、下手をしたらダブル・ノックダウンが見られるかも知れません。


ただ、お月様がネズミを追い詰めることができれば、保守は壊滅。お月様は任期(人気？)終了後に院政を敷く事も可能になります。

日本の憲法改正にはいろいろチャチャを入れていますが、自らは来年6月に憲法改正を行うお月様。そこでは「大統領の権力分散、地方自治、基本権の拡充」などが行われるそうですが、「基本権の拡充」という国民の目にはとても素晴らしそうに見える内容を盛り込もうとしたらいます。そこはさすが蝋燭を意識しているのでしょうが、それは即ち国庫の枯渇を引き起こすものでもあるのですね。

4大河川事業がお嬢様からも目の敵のようにされているのは、莫大な費用の割には国民に利益がなく、そしてネズミにも利益が還元された疑惑が根強いからですよね。

「基本権の拡充」ってやりようによっては4大河川事業なんか比較にならないほどの資金が流れる。しかも、不透明にその経路を隠す事もできる。そこは世のエセ人権派の金の流れを見ればわかってもらえると思うのだけど、非常にツッコミにくいものにはなるんですね。


ネズミは駆除するが、自らはまん丸に肥えても第三者から捕まらない位置にいようとする。こう言った面だけ見れば策士ではありますが、セコさ全開ですね。


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#4大河川事業

#基本権の拡充

#人権派

とうとう新四大河川事業、始動する

干ばつ続く韓国、政府・与党が対策を発表 (2015.10.15 朝鮮日報)

全国的な干ばつに対処するため、韓国政府が4大河川（漢江・洛東江・錦江・栄山江）の堰（せき）にためた水を干ばつ地域に供給する事業を拡大し、地下水ダムと海水淡水化施設も増やすことを決めた。

政府と与党セヌリ党は14日、国会での協議を経て、こうした内容を柱とする干ばつ対策を発表した。国会国土委員会所属のキム・テウォン議員（セヌリ党幹事）は「農業用水や飲用水など、全ての分野で4大河川の水を総合的に活用する策を早期にまとめることにした」と伝えた。

干ばつは昨年から続いているが、特に今年は全国の平均降水量が1973年以降42年ぶりの少なさで、全国のダムや貯水池の貯水率が例年の60％水準まで低下した。

政府・与党は恒久的な干ばつ対策として、4大河川の堰と干ばつ地域をつなぐパイプの連結事業を拡大する。同事業には1兆ウォン（約1043億円）以上の予算が必要になると見込まれている。中部・忠清南道の錦江・百済堰から保寧ダムまで21キロの導水パイプをつなぐ事業はすでに実施が決まっており、今月末に着工する。また、来年まで妥当性の検討などを行った上で、ほかの河川にも事業を広げる方針だ。

政府・与党はこのほか、21年までに中小規模のダム14カ所を順次建設し、海水淡水化施設も都市部にまで広げることにした。

四大河川事業の負債額は8兆ウォンで、それに1兆ウォンを追加する、ということです。

ちなみに元祖、四大河川事業の総工費は22兆ウォン。それにより水公の負債はネズミ就任前の2008年からの5年で11兆ウォンも負債が拡大しているんですね。巨額な費用を投じても、この事業は無駄だったと分かり、昨年8月に今回の対策事業の元となっている追加事業を画策していたんですが反対もあり、干ばつを背景にようやく表に出せた、ということです。


元々、反ネズミのお嬢様自ら、四大河川事業の支流整備事業を中断させていたのが、そのネズミの遺産を使わざるを得ない状況に追い込まれた、というワケですね。実際、本当に干ばつ対策になるか不明ではあるのですが、公共事業として税金投与を行えるメリットがありますから。

ただ、現在、この四大河川事業により緑藻発生などにより年間数千億ウォンもの維持費が掛かっていると言われているんですね。その上、よりによって導水パイプ&海水淡水化施設って、どれだけ維持費のかかるものを追加したいんでしょうか。

ちなみに、今回の1兆ウォンはあくまでパイプ連結事業にかかる費用であって、14カ所のダムや淡水化施設の建設費用は別途なんですね。例えば、日本で建設が凍結になった倉渕ダムは建設に550億円が必要とされていました。

ちなみに南朝鮮では江陵水力発電所の建設費用は1163億ウォン、山清揚水発電ダムは3798億ウォンなど、だいたい1カ所に1000～4000億ウォン。それを14カ所なら2兆ウォンを超える費用となります。これらに維持費が上乗せされると、維持費だけで年間1兆ウォン超えそうな計画なんです。


まぁ、相変わらず作るだけ作って、あとは次の大統領に任せれば良い、とでも思っているんでしょうけど。


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#4大河川事業

四大河川事業の亡霊がここにも

コメ直接支払金、１ｈａ当り１００万ウォンに引き上げ

(本文)

～～

政府与党は農漁民政策資金１１件の金利も０．５～２％下げることにした。これによって、農水産業経営再生資金は３％から１％に、農機械購入資金は３％から２．５％、後継漁業人育成資金は３％から２％などに、ぞれぞれ引き下げられる。また政府・与党は財政自立度が３０％以下の全国３３の市郡を対象に、上水道置換事業費用の一部を支援する方針だ。

(本文ここまで)

同じ記事でもう一つエントリーさせてください。

四大河川事業というものがありました。反対派に押されて事業は中止になったはずなのに、実際は当初の計画に近い河川事業が行われて問題になりました。

ですが、その事業は現在進行形で南朝鮮を蝕んでいるようなのです。四大河川事業の目的の一つは豊富な水量の確保でした。
でしたが、実際にはその水を利用することができず、江原道や慶尚北道地域の日照りには全く意味をなさないものだったことは記憶に新しいですよね。その時に「4大河川の本流と支流地域に灌漑施設を構築しなければならない」という意見が出て、新4大河川事業を画策しているのか、となったのですが、この記事は、着々とその計画が進んでいることを意味する記事なんです。

南朝鮮では一つの問題が浮上しています。それは上水道設備の老朽化です。"まったく"保守を行っていないからあちこちで漏れているんですよね(漏れる、ということは汚染もありえるってことで、、)。そのためには上"下"水道管の取り替えを早急に行うニダ！って事になったのですが、ただ単に取り替えても、財閥系土木事業者の儲けはたかが知れているのですよ。

そこでただ単に保守工事を行うだけでなく、水利事業を絡めて「日照りの時も水に困らないようにするニダ！」って始めたいんですよね。そうなれば、さらにオイシイ結果も転がり込んでいますしね。


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#4大河川事業

新4大河川事業を画策中

韓国4大河川事業　日照りで一滴の水も使えない無用の長物だった

(本文)

政府の4大河川事業で作られた16個の堰で閉じ込めた6億4千万トンの水は、今年深刻だった江原道(カンウォンド)・慶尚北道(キョンサンプクド)地域の日照りにはただの一滴も使えなかったことが分かった。 豊富な水量確保は4大河川事業の主要目標だったが、確保した水は日照りには何の役にも立たなかったわけだ。 4大河川の堰で閉じ込められた水は、堰の建設に伴って発生したと推定される緑藻を除去することだけに使われたことが分かった。

 〜〜

国会立法調査処も結論として「日照りが発生する地域に用水を供給するための方案が樹立されておらず対策が必要だ。 4大河川の本流と支流地域に灌漑施設を構築しなければならない」と助言した。 パク・チャングン市民環境研究所長(関東大学教授)は「4大河川の堰は国土の低地帯にある反面、日照りは山間部の高い地帯で起きるので、堰の水を日照り対策に使うことはできない。 また、4大河川の堰建設で水質を悪化させておきながら4大河川の堰の水を放流して水質を改善したという話は‘コメディ’と言わざるをえない」と話した。

(本文ここまで)

南朝鮮版"運河"を目指した4大河川事業。
運河としても使えず、水質も悪化させ、治水や水利にも利用できないと言う、単なる巨大なため池を作ったに過ぎない4大河川事業。
莫大な借金を作り、南朝鮮の予算実施率を押し下げる原動力となり、賄賂を表面化したことで官閥癒着を露呈した4大河川事業。
緑藻を繁殖させ、風光明媚とはかけ離れた風景を作り出した4大河川事業。

ろくな表現をされていない4大河川事業ですが、この記事は、この4大河川事業の失敗を伝える記事ではなく、新たな河川事業の開始を"予告"する記事です。

南朝鮮は6月から9月は多雨期でそれ以外は比較的少雨期といえます。2000年以降は少雨期の降水量はさほど変わっておらず、多雨期の降水量は"増加"しているのです。少雨期と多雨期の差が拡大したことによって日照りが浮かび上がりやすくなったとはいえ、記事にもあるように取水制限自体が減っているのです。

しかも、今回の日照りで水の使用制限を受けた人数は3644人。もう一度繰り返しますが、取水制限が減って、今回の日照りの影響を受けた人が3644人。

記事前半を読むと灌漑施設工事の必要性を感じさせはするものの、日本の沖縄のように各家庭に貯水槽を設置するなど行った方が実利的ですし、南朝鮮に灌漑技術がないことは4大河川事業で分かったことではないですか。

さらなる巨大工事は、より深刻な財政難に陥らせます。南朝鮮の国民はこの議論の成り行きを熱く見守っていた方が良いですよ。


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#4大河川事業

#灌漑施設

４大河川‘8兆ウォンの借金’全額税金に

4大河川'8兆ウォンの借金'全額税金に

(本文)
国土交通部が４大河川事業を行い韓国水資源公社(水公)が負うことにした8兆ウォンの借金の元金と利子を返済するとして、企画財政部に予算を要請した。 政府と水公が多くの反対世論にもかかわらず莫大な予算がかかる４大河川事業を推進した後、結局その負担を国民の税金で埋めようとしているという批判が出ている。 当初、政府は４大河川事業の借金と関連して、元金は水公が開発収益で返済し、利息は事業終了時まで政府が返すことにした経緯がある。

国土交通部は最近企画財政部に提出した2015年予算案に水公の４大河川事業負債8兆ウォンに対する利子3170億ウォンと元金800億ウォンなど合計3970億ウォンを含めたと30日明らかにした。

国土部はすでに今年まで４大河川事業による借金の利子名目で総額1兆2380億ウォンを水公に支援した。 だが、来年の予算案では利子だけでなく元金まで支援するとした。 国土部はこれと関連して、2009年9月の国家政策調整会議で「水公の8兆ウォンに及ぶ投資額に対する利子は事業終了時まで全額を国庫が支援して、元金は開発収益で回収するものの不足分は事業終了時の水公の財務状態などを勘案して支援方案を具体化する」と決めた事実を根拠に提示した。 ソン・ビョンソク国土部水資源政策室長は「今年を事業終了時期と見て、元金償還支援額を申請した。 元金の支援方案は8月末までに用意する」と明らかにした。～～

ハンギョレ新聞　2014.06.30　20：30
(本文ここまで)

李明博元大統領が強く押し進めた事業がこの４大河川事業です。
元々、李元大統領が建設事業の現代建設の社長だということもあり、この建設業界に利益をもたらすために始めたのではないかということもあり、結果的には22兆ウォンもの税金が投入されたことになっています。

この事業は、当初96万人もの雇用を創出するとか、小規模発電による電力不足解消、水質の改善などを謳っていたのですが、どれも目標に至らず、雇用に関しては1万人にも満たないという結果になりました。

さて、実質22兆ウォンもの建設費がかかっていて、なぜ8兆ウォンしか表面化していないのでしょうか。

水公の借金は李元大統領が着任した2008年は1兆9623億ウォンでしたが、2010年には8兆ウォンを超え、2013年の退任時には13兆ウォンまで増加していた。李政権の5年間に11兆ウォンもの借金が増えたことになります。ようするに、半分近くの建設費は他の公社に付け替えたにすぎないのです。
ちなみに、建設費のうちワイロとして相当金額が使われていることも分かっているのです。ハンギョレ新聞によると現代建設などによる談合で1兆ウォン以上が漏出したことも指摘されています。

正直、全額表に出すのは厳しい状況であるからこそ、過小評価した部分のみ開示したに過ぎないのです。


이명박 대통령이 강하게 추진해 사업이 4 대강 사업입니다.
원래이 전 대통령이 건설 사업의 현대 건설 사장이라는 것도이 건설 업계에 혜택을 위해 시작한 것이 아닐까라는 것도 있고, 결과적으로는 22 조원의 세금이 투입 된 것으로되어 있습니다.

이 사업은 당초 96 만명의 고용을 창출하거나 소규모 발전에 의한 전력 부족 해소, 수질 개선 등을 강조하고있었습니다 만, 모두 목표에 이르지 않고, 고용에 관해서는 1 만명에 못 미친다고 결과가되었습니다.

그런데, 사실은 22 조원의 건설비가 걸려 있는데, 왜 8 조원 밖에 표면화하지 않는 것일까 요.

수공의 부채는이 전 대통령이 취임 한 2008 년 1 조 9623 억원 이었지만, 2010 년에는 8 조원을 넘어 2013 년 퇴임시에는 13 조원까지 증가했다. 이명박 정부 5 년간 11 조원의 부채가 늘어난 것입니다. 요컨대, 건설비의 절반은 다른 공사가 부담하고있는 것을 알 수 있습니다.
덧붙여서, 건설비 중 뇌물로 상당 금액이 사용되고있는 것도 알고있는 것입니다. 한겨레 신문에 따르면 현대 건설 등에 의한 담합으로 1 조원 이상이 유출 된 것으로 지적되고 있습니다.

정직 전액 테이블에내는 것은 어려운 상황 이기에 과소 평가 한 부분 만 공개 한 것에 지나지 않습니다


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