在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。

タグ:FTA

米国車の販売量、韓国が日本を上回る (2016.6.21 ハンギョレ)


韓国で昨年販売された米国産自動車が、日本での販売量を上回った。米国産車の韓国での販売量が日本を追い抜いたのは、今回が初めてだ。

米国車の韓国での販売量が日本を抜いたのは、輸入車市場の成長と共に韓米自由貿易協定(FTA)の締結で米国車が価格競争力を持つようになったためと分析される。協定締結以後、米国産自動車の韓国国内販売量は毎年増加傾向を示している。2012年3月の協定発効と同時に、米国産自動車の関税率は従来の8%から4%に下がり、今年からは両国間の関税が完全になくなった。 (抜粋)

少し古い記事を読み返す事で今の南朝鮮が見えてくる事があります。


間も無く米南FTA締結してから丸5年になろうとしています。ホワイトデーの翌日という覚えやすい日なのと、5年前のその日、南朝鮮でスリをとっ捕まえた日なので金田にとっても記憶に残る日なのですね。そこで南朝鮮はこのFTA締結によってウィン−ウィンの関係が築けたと "したかった" 記事なのです。

この記事が出ること1ヶ月ほど前の5月、米韓FTAの再交渉をチラつかせたのです。南朝鮮はこのFTAによってアメリカから利益を吸い出しているんじゃないかというものです。それに対して、南朝鮮としては、「イヤイヤ、南朝鮮は日本よりもアメ車を買っているじゃないですか!」と反論したのですね。

ところが、実際の貿易赤字を見てみると2011年FTA施行前に比べて2015年はおよそ2倍の283億ドルにまで膨らんだのです。これの最大の原因は南朝鮮の自動車の輸出が増大したに比べて、アメリカ自動車の南朝鮮への輸出が微増しかしなかったからですね。

そして、見逃せないのが、FTA締結以降、4年間で40件もの独占禁止法違反での捜査をアメリカ企業に対して南朝鮮が行ったこと。アメリカ企業を完全に狙い撃ちして、南朝鮮への輸出を実質制限していたのです。そりゃあ、トランプ氏でなくても怒りますわ。

ちなみに、南朝鮮国内では、南朝鮮がFTAでアメリカに損させられたというニュースが良く流れますが、これは一種の反米世論形成による捏造ですね。


それに対して日本はどうかというと、アメリカの貿易赤字に占める対日割合は1991年の最高58.4%を記録した以降、ドンドン下がっていき、2015年は8.5%にまで減っているのです。対中比率が48.2%ですから、日本は相当アメリカの貿易赤字に対して協力していた事が分かります。

いえ、実際はアメリカに対して実質は日本の方が貿易赤字だったりします。例えば、液化ガス。これってサウジアラビアに対する貿易赤字のように見えますが、実際はわざわざアメリカ企業を通して購入して、一時期はヨーロッパよりも倍近い価格で液化ガスを購入していました。今も、割高は続いています。

こういった見えない形で、日本はアメリカに利益還元をさせられているのですね。


ただ、企業家のトランプ氏は南朝鮮式の言い訳を日本向けに発表する事で、日本に対してTPPではなく、日米FTAを締結してより日本に譲歩させようとしているのです。なんかアメリカ外交のやり方が南朝鮮に似ていません?


アメリカ外交が南朝鮮に似てきた、という事は今後、日本の外交はより強くならなければいけなくなってきたという事です。甘利氏や西村氏のようにじっくりと根気よく交渉できる人材が次の選挙で当選して欲しいと願いますし、反対にTPPを反故にして、間接的に個別FTAを推進させようという日本の国富流出を狙う政党には退室願いたいと思わされる記事でもあるのです。


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TPP合意で韓国の尻に火 不参加なら日本に比べ劣勢か (2015.10.6 朝鮮日報)


【世宗聯合ニュース】世界最大の自由貿易圏誕生に向けた環太平洋連携協定(TPP)交渉が大筋合意した。交渉参加の時機を逃した韓国政府は、TPP加盟の可能性を念頭に置きながら水面下で動いてきた。今後、国内産業への影響などを見極めた上で、TPP加盟に向けた交渉に乗り出すとみられる。

◇日本との輸出競争で劣勢の恐れも
TPPは貿易障壁の撤廃を通じアジア太平洋地域の経済統合を目指す多国間貿易協定だ。2006年にシンガポールとブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国間で発効し、その後、米国と日本、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ベトナム、ペルー、マレーシアを加えた12カ国の交渉が進められてきた。これら交渉参加国の経済規模は世界の約4割を占める。(抜粋)

TPPだろうがFTAだろうが締結=経済発展ではないんですね。そこを南朝鮮は全く見誤っています。

例えば、対EUで考えてみると、南朝鮮は対EU FTAを締結しています。これは自動車の販売を増やす、というのが当初の目的の一つだったんですね。

ということで、JATOが発表する8月の欧州市場における自動車販売実績を見てみたいと思います。ブランド別で見てみると現代自動車も起亜も共にランクインしていません。反対にFTAを締結していないトヨタがベスト10に入っているんですね。

現代・起亜は単に売れていないだけではないんですね。今年の2月の時点ですでにヨーロッパ市場のシェアは低下しているのです。要するに、こういった協定を締結云々の前に、売れる製品作りをしないといけないのです。


ところが、政府はTPPやFTAを締結すればモノが売れると思い込んでいるんですね。だからこそ、こんな記事が生まれるのです。モノヅクリの基本はどうやって有利な状況で売るかではなく、どれだけ良いものが作れるか、なんですね。

そこを変えずに、「経済領土拡大!」とホルホルしていたのって去年の4月の話ですからね。その結果、今年の貿易縮小をどう考えるのか。いや、考えて欲しいです。


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さらば韓国技術!? 「中国経済は必要としていない」と専門家=韓国 (2015.1.16 サーチナ)

(本文)

中国メディアの環球網は9日、韓国メディアの中央日報の報道を引用し、中国はもはや韓国の技術を必要としておらず、「韓国企業は今後、中国の経済成長からメリットを享受できない」と報じた。

記事は、韓国の対中輸出品目のうち主力の1つである液晶ディスプレイは対中輸出全体の11.3%を占めると紹介する一方、2014年1-11月における液晶ディスプレイの輸出は前年同期比7.6%減となり、5年ぶりにマイナスに転じたと紹介した。

続けて、専門家から「韓国経済が中国の経済成長からメリットを享受できる時代はまもなく終わる」との指摘が寄せられていることを伝え、韓国貿易協会副会長の話として「中国の技術水準が向上するにつれ、中国は部品の大部分を国内で調達できるようになった」と指摘した。

さらに、韓国の技術や人材といった経営資源を中国に投入し、中国が経済成長を続けることは、韓国国内の経済発展にとって逆にマイナスになると論じた。さらに、韓国から布などの生地を輸入して中国で販売している業者の話として「今はもう韓国からの生地輸入は大幅に減少しており、中国の業者はイタリアから生地を輸入するようになった」と伝え、中国経済はもはや韓国を必要としていないと論じた。

また記事は、韓国の産業界からは中韓自由貿易協定(FTA)を契機に中韓両国間に新たな付加価値チェーンを想像する必要性があるとの指摘があることを伝え、中国側で必要としている技術と部品が何なのかを明確に理解したうえで、その供給チェーンを構築すべきとの意見があると紹介した。

(本文ここまで)

対EU FTAでも失敗した南朝鮮。頼みの綱の対中FTAも失敗に終わるでしょう、という中国様からのありがたいご神託です。

実際に対中国輸出は減少傾向にあります。一般機械の輸出はもう3年間も減少中です。そう、技術力のない南朝鮮はいつかはこうなる、という事が分かっていた事でしょう。本来は、経済成長している時に国富を蓄え、そして、技術を蓄えるものです。その両方を行う前に後退局面に突入してしまったのです。

南朝鮮で作るものは他の国でも作れます。

それなら人件費の安い国から仕入れた方が良いに決まっています。そして、世界の工場"だった"中国の方が南朝鮮よりも人件費が安いのですから、自国で賄うようになるのは既定路線でした。

その上、手を抜いたりデザインに欠けるのも南朝鮮製品の特質。生地も自動車同様、外国人にデザインしてもらったらもう少し売れるとは思いますが、それも、自動車同様、売れなくなる時が来ることになります。

しかも、対EU FTA同様、中国に有利とされる対中FTAで、どれだけ「新たな付加価値」を想像しても、今までのような利益を得ることは難しくなるでしょう。昨年の今頃はホルホル記事満載だったのがたった一年でこうも変わってしまうとは、予想はしていましたが、、、


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FTA裏目? 車輸入増加で対EU貿易赤字膨らむ=韓国 (2015.1.12 朝鮮日報)

(本文)

【ソウル聯合ニュース】欧州連合(EU)に対する韓国の貿易赤字が膨らみ、昨年は100億ドル(約1兆1800億円)を超えた。対EUの貿易収支は韓国・EUの自由貿易協定(FTA)発効翌年、赤字に転落した。主力輸出品の自動車が伸び悩む一方、欧州車の輸入が急増しており、自動車も貿易赤字になる恐れがある。

省略

(本文ここまで)

2011年7月に発効した対EU FTA。発効当時も輸出額の伸び悩みから期待ハズレ(というよりも、失敗)という声もありましたが、自動車など一部の品目は輸出額も伸びたことで、日本のメディアも対EU FTAを早期締結!という意見を出していましたっけ。

南朝鮮としては、自動車が売れれば、という思惑があったんですよね。自国民の忠誠度は高く、当時の現代−起亜の国内シェアは8割でしたから。"多少"不利な条件でも売れればいい、という締結の仕方をしたんですね。

何が不利かというと、自動車の安全・環境基準の国際規格であるUN/ECE1958年基準を採用したことです。何せ1958年基準ですから当時の南朝鮮の基準に比べたら甘々なんですね。南朝鮮車は自国基準をEU車は1958年基準を満たしさえすれば良いのですから、正直、EU有利なんです。

その上、このUN/ECE策定はEU諸国が主導するのですから、よりEU有利になります。

で、当初は南朝鮮の思惑通りに自動車輸出が増え、一時は前年比93.1%増を記録したのですが、自国民の忠誠度も下がり、昨年は現代−起亜の国内シェアも7割を切ることになりました。しかも、現代自動車のイメージ悪化(アメリカでの燃費問題訴訟はEUでも報道されています)により、EU経済の悪化以上のマイナス要因となり、アメリカに引き続きEUでも販売が低調だったのです。

元々、EU有利の内容なんですからこうなることは分かっていたでしょうに。目先の利益だけを考えて締結した結果、こうなる、という記事でした。


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韓国・カナダFTA、来年1月発効へ

(本文)

韓国通商資源部(省に相当)は14日、韓国とカナダの自由貿易協定(FTA)が来年1月1日に発効することが決まったと発表した。両国は12日までに批准手続きを完了したことを相互に通告した。

FTA発効により、例えば韓国で人気の「カナダグース」ブランドのダウンジャケット、ジャンパーの関税13%が撤廃される。百貨店での店頭価格は現在150万ウォン(約16万1000円)前後だが、5万-6万ウォン値下がりする見通しだ。

カナダ産アイスワインは3年以内に関税(15%)が撤廃され、ロブスターの関税(20%)は、冷凍の場合直ちに撤廃。冷凍以外は3年以内に撤廃される。カナダ産冷凍豚肉(22.5%)、冷凍豚バラ肉(25%)は13年後、牛肉(40%)は15年後に関税が撤廃される。

韓国がカナダに輸出するテレビ(5%)、洗濯機・真空掃除機(8%)は来年から関税が直ちに撤廃。冷蔵庫(8%)は3年以内に撤廃となる。産業通商資源部のウ・テヒ通商交渉室長は「カナダに対する輸出競争力が高まる」と指摘した。

(本文ここまで)

南朝鮮の輸出額に占めるカナダの割合は0.9%。大きい数字ではないですが、積み重ねるには悪くない相手です。近年、貿易も縮小傾向にあった両国ですから。ですが、相変わらず内容が良くないですね。

基本、こういった協定は消費者物価を下げてデフレ圧力になりますから、国としては自国の物価に対するマイナス要因を少しでも減らす内容にしたいという思惑があります。カナダは北米FTAをアメリカで結んでいますから、内容はどうしても米韓FTAに近くなるんですよね。要するに、カナダ丸儲け、ということです。そうでもしないと迂回輸出なんかもできてしまう訳ですし。

結果的に貿易額として北米FTAによりカナダは貿易が活発になり特に農産物輸出額が増加したことで北米FTA間において大幅な貿易黒字となっています。今回のFTAも同様に、完全実施によってカナダからの輸出品のほぼすべてをカバーする関税が撤廃されることになります(税目数は全税目数の98.2%!)。

で、この協定の一番の問題は貿易量というよりも企業買収なんですね。

北米FTAでも問題になりましたが、この協定後、カナダの企業は1万社以上も買収されているんですよね。米韓FTAもそうですが、"米国による"企業買収のしやすさが問題の根底にあるのです。日本がFTAで一番もめているのはやっぱりここが一番ですから。

その企業買収がカナダ寄りになるんですよね。
実際にKOSPIも米韓FTAにより急伸し、それが2013年、南朝鮮企業の株配当額の37.49%が外国人株主が受け取り、その額、4兆3572億ウォンという国富が海外に流出するまでになりました。口は悪いですが、外国人投資家が荒らすにはちょうど良い国になっている訳です。それと同じ利益をカナダにもたらします。

20年後、南朝鮮近代史に「日本の謀略により締結することになった各国とのFTAによる~」という項目が入っていそうでホント、怖いです。


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