2017年06月14日

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

イタリア映画なのにメインタイトルは日本語で「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」と二段構えでバーンと出る。「鋼鉄ジーグ」は75年で、ちょうどアニメ見てない時期だから良く知らなかったが、イタリアで人気だったのだね。文化が違ってもスーパーヒーローに共通するものは押さえてあるから、見易く興奮する。しかも超人力を使ってATMを壊して金取ってしまうというアンチぶりに胸躍らせてしまう。バットマンの悪いやつより乗れるな。頭の弱い女とマッチョの組みわせというとフェリーニの「道」を思い出すが、それに触れてる批評は見当たらないが、これは当然意識してるはず。映画の世界観に酔って日比谷公園を歩くと、共謀罪反対集会での山本太郎の声が聞こえて来た。超満員で入れなかったが、カラダを張って阻止する、と言っていた。彼に鋼鉄ジーグの力を、、、

kaneko_power009 at 13:28|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)見た映画 | 社会

2017年06月11日

残像

アンジェイワイダの遺作「残像」に衝撃を受けた。
岩波ホールというと、学生の頃から「家族の肖像」や「惑星ソラリス」では睡魔に襲われた記憶があって、今回もちょっと恐れていたが、全くその隙も無く、密度の濃い映像がテンポ良く叩きつけられ、圧倒されたままズバッと終わり、映画のテーマの残像を残す。
抑圧されたアーティストの魂の叫びだ。
映像で語るとはこういう事か、と過去の有名作の洗濯物の間に倒れた男や、マンホールの蓋を開けた汚れた顔や、大理石の男やカティンの森の衝撃も思い起こすが、それとは異質な独創的な新しい表現がまたある。女優選びの審美眼も確かだが、そのエロスの匂わせ方がまた。。。

kaneko_power009 at 13:24|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)見た映画 | 歴史

2017年06月01日

夜に生きる

ベン・アフレックの「夜に生きる」は面白いんだが数年経つと他のベン・アフレックものと混同してしまうかも知れない。すでに「ザ・コンサルタント」と混同している。キャラクターは全然違うんだが、表情が同じで山本太郎と似ているよね、衝撃を受けても敢えて無表情を装うというような芝居が得意らしく、いろいろ変えてくれてもそこが共通しているから見終わった印象が似てしまう。ゴーン・ガールもアルゴも顔が同じで嫌いじゃないんだけど、、、スターなんだから別にいいのだが「デアデビル」懐かしい、あれはゴールデンラズベリーだったらしい、そんなに悪かったか?覆面使ってるから他と混同することはなかろう。「グッドウイルハンティング」ではマットディモンと共同脚本書いている。
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ところで「夜に生きる」で書こうと思ったのはゾーイ・サルダナのことで、アバターやらウフーラ少尉やら緑魔女ガモーラやら経て初めての現代の人間役(というのは僕が見たやつの中でという意味だが)を見たら、こんなにいい女だったの、という驚き。
エル・ファニングも、お姉ちゃんどこ行ったの、というくらいスターになったよな。マリフィセントのアンジェリーナジョリーとゾーイザルダナがカブるな、、、
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2017年05月11日

ダブル試写@東映撮影所

今日(5/11)はなんと東映撮影所にて「こいのわ婚活クルージング」と「リンキング・ラブ」のカネコ新作映画2本立て試写上映を敢行、こんなことは滅多に無いぜ、いや、2度とないだろう普通に考えれば。配給もそれぞれカドカワ・BS/TBSと別だし、制作も平成プロジェクトとアイアという別。
これを現場ラインプロデュースしてくれたのが佐々部清監督が懇意にしているシネムーブ、佐々部サンが「八重子のハミング」で忙しくしている隙をついて現場を作って頂いた。2本とも東映を仕上げにしてキチンとした映画に出来たのはシネムーブ臼井正明プロデューサーのおかげ。
このお得な二本立てに応援してくれる皆さんが駆けつけてくれて、感謝。
「こいのわ」は11月に公開が決定しているが、「リンキング・ラブ」はその前に公開でドキドキだ。自分で見ても両作ともに笑えるが、映画の種類が全く違う。森崎洋次か山田東と踊るマハラジャくらい違うだろう、、、
しかしカープは心配になってきた。

2017年05月10日

午後8時の訪問者

ベルギー映画「午後8時の訪問者」は、診療所を任された優秀な若い女医が、当然人種差別なんか思いも寄らない知性と品性を持っているんだが、そのことで災厄に巻き込まれてゆくという、こういうことが同じ文化圏フランス、ルペンの主張の下地になっているのかも知れぬ、と感じた。
また、フランスにはミステリー小説の伝統があり、これも優れたミステリーであるな、と思ったり、この文化のなかで生きてゆくことの息苦しさも感じた。
車の通過音だけで音楽が無く、リアリズムを追求している。主演のアデル・エネルは地味なんで、綺麗な写真を探しているとツイッターを見つけたが、フォロワー252って本人じゃないだろうが@HaenelAdeleで見つかる。
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2017年05月08日

私はダニエル・ブレイク

有楽町でいつ行っても満員で入れなかった「私はダニエル・ブレイク」が午前中になったので念のためネット予約して行くと、高齢の方が予約番号確認に手間取っていた。ちょっと間違えると自分もこの方も映画の主人公のダニエルみたいになってしまう可能性がある。
心臓病で仕事につけなくなった高齢のダニエルが給付金を受け取ろうとすると、役所が手続きにうるさいどころか悪意を持っているかのようにネット手続きを強要し、腕の良い大工のアナログ人間の彼は知らなかったパソコンの操作方法から学ぶが、どうしても最後の確認ボタンでやり直しを指示されてしまうという我々にも身に覚えのある苛立ちに苦しまされる。
これはひどいと思ったのは、何十時間は求職活動をしなければならない決まりなので、自分で履歴書を作って個別に配ってもそれは証明が出来ないから認められず、パソコンにあるフォーマットで履歴書作りから学習しなければ反抗と思われて罰を受けるという役所の仕組みで、手書き履歴書を送った先からはアンタに来て欲しいんだと言われても医者から仕事を止められているから行けないんだと言うと、相手はじゃあ何で求職していたのか馬鹿にするなと怒ってしまう、、、これは地獄だダニエル、、、イギリスだけの話じゃ無いだろう、世界的にダニエルは共感を呼んでいるようだ。

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2017年05月04日

憲法記念日2017

二年くらい続けて憲法記念日に個人的にコメントしていたが、今年は何と言って良いか迷っているうちに安倍首相が「9条1、2項は替えずに3項で自衛隊を明記」とニコニコしながら提案している映像を見て言葉を失った。
しかも、憲法とは関係ないオリンピックを持ち出して期限を設けようとも言っている。
これは現憲法とは矛盾する「自衛隊の現実」を「文言としても」「矛盾したまま」憲法で追認しようという提案だ。
良く、自衛隊の存在が憲法に違反しているって条文を読めば中学生でも分かるだろ、とか言われてきたが、そのこと自体を憲法として明記するという、国の最高法規は中学生が読んでも「その存在からして矛盾している」状態になり、憲法としての意味を成さなくなり、法治国家の崩壊へも繋がってゆくかも知れない提案なのに、何か受け入れ易いような演出をしているところが薄気味悪い。
公明党が9条1、2項は変えたく無い、加憲なら良いと言っているから、そこと妥協するという意味なのか。そうなると、改憲勢力と呼ばれている人たちがこれを受け入れた場合、もはや「改憲」では無く「壊憲」と言えるだろう。

kaneko_power009 at 19:07|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)社会 | 歴史

2017年03月10日

「リンキング・ラブ」クランクアップの記事

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http://idolscheduler.jp/news/detail/?p=81064
AKB48の田野優花が初主演した金子修介監督の最新作「リンキング・ラブ」がクランクアップ。場面写真が初解禁され、あわせて田野優花、金子監督のコメントが公開された。

「リンキング・ラブ」は、同名のネット小説を実写映画化したタイムスリップコメディ。バブル末期の1991年にタイムリープした青山星陵学院大学に通う主人公の真塩美唯(田野優花)が、若き日の母親やその友人たちとアイドルグループ、ASG16を結成して、両親と自分の未来のために奮闘する。

ASG16のメンバーには田野のほか、石橋杏奈、益田恵梨菜、樋井明日香、未浜杏梨、長谷川眞優、眞島優、佐々木しほ、などフレシュな女優が顔を揃えており、彼女たちは1月21日のクランクイン前から約2ヵ月にわたって共にダンスなどの練習に励み、チームワークを育んで撮影に臨んだ。

映画初主演で主演という大役を射止めた田野について金子監督は「小柄だけどビッグでパワフルな女優が現れた」と、その思い切った演技を大絶賛している。

笑って泣いて元気が出る最強のガールズパワームービー「リンキング・ラブ」は、2017年公開予定。

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田野優花コメント
今回、初映画、そして主演をやらせていただきました、真塩美唯役のAKB48田野優花です。

このお話をいただいたとき、こんなに経験豊かなキャストさんのなかで、主演というのは大丈夫なのだろうかと不安はありましたが、皆さんに支えていただきながら、無事撮影を終えられました。

コメディ要素はもちろんありますが、美唯から出てくる言葉で、すごく考えさせられる台詞がいくつもあるので、観ていただく皆さんの心に届いてほしいなと思います。ぜひ映画館でご覧ください。

金子修介監督コメント
26年前に自分で撮った「就職戦線異状無し」のバブリーな世界を再現してみると、その能天気ぶりに笑えるが、田野ちゃんのウケ方が上手でさらに2倍笑える。田野優花、可愛くて面白い。小柄だけどビッグでパワフルな女優が現れた。

映画では彼女はAKBに落ちたという設定だ。その彼女がなぜ26年前にAKBのようなグループを作るのか、見てください、納得できます。

バラバラだった16人のガールズがひとつに結集してゆく青春は、ウソであっても胸打たれ、今を生きるアイドルたちに敬意を抱くことでありましょう。僕がそうでした。

これはひとつのアイドル讃歌。石橋杏奈もこんなに可愛くハートを射抜く。白洲迅の懸命なイケメンオタクぶりにも注目ください。そしてガールズにも。


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2017年03月08日

「ララランド」

「ララランド」について何か書こうかと思ったが上映前に見たウッディアレンの新作にブレイクライブリーが出ていて興奮してしまった。
早い!早すぎる否すぎないサスガ。スカヨハの時もマリオンコティヤールの時も思ったが、いい脚本は皆先ずイースドウッドにまわり、いい女優は皆アレンに詣でるのだな……そのシステムが欲しいぞ。
エマストーンもこれの前はアレンだったじゃん、ゾンビランドで見て抜擢したなら尊敬するが。アレンはロストバケーションを見たのか……

「ララランド」は楽しく切なかった。
92年「ネクロノミカン」で暴動のロスに居た時のことを思い出す。

あの天文台へもジャズバーへも行ったなぁ。

オーディションもまさにあんな感じで百人以上やった。

でも、キャスティングの人は来た人全部に「great」と言い途中で止めさせるなんてことは無かった。

僕もとりあえずgreatと言えばいいのかと思って言いながら一人以外全部落とした。

その後有名になった人もいたし、低予算でもかなり名のある人も来たし、実際出ている人は殆どオーディションからだ。

エマストーンもゾンビランドから這い上がって来たコだからリアルだった。

ライアンゴズリングと夢と現実について語るカットバックは、ありきたりのように見えてそうでも無く、緊張感が漂っていた。作品への批判も結構あるようだが、ダンスシーンで消されてしまい、どうでも良くなる。

ダンスで騙されたのかね。騙されない人もいるということか。「リンキングラブ」も負けてないと思った。

kaneko_power009 at 00:07|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)見た映画 | 女優

2017年03月04日

「足跡姫」

Noda map「足跡姫」は、すべて理解し得たとは言えないが、ラストに美しく悲しいという感情がこみ上げる。

出雲阿国と猿若が勘三郎に繋がるのは感覚的にも良く分かるが、そこに由井正雪が絡むのは何故か‥僕らの世代では「伊賀の影丸」で正雪を知ったから影丸が出て来るかと思ったと野田に言うと言うと「そんな事を言ったのはオマエだけだよ」と言われた、そうか‥ちょうど正雪の乱の頃に初代勘三郎がいたらしい。

しかし先代勘三郎も同世代なので、伊賀の影丸の正雪は覚えていたろう。

敵のラスボスでカッコ良かったし、人形劇影丸の正雪も覚えている。

影丸の正雪は、処刑されたと見せかけて、忍者を従えて逃亡していたのを最期に影丸に討たれる‥幕府への謀反人はカッコ良く悲しいと思った。

kaneko_power009 at 00:04|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)演劇 | 思い出

2017年02月26日

「ママ、ごはんまだ?」

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清楚な魅力の木南晴夏「ママ、ごはんまだ?」観たが、一青窈のお姉さんの話なのね。
お母さん河合美智子だって結構気づかなかったが好演だが、若い時はアレ?という感じ。
「痩せた?」というセリフは直した方が良いのでは。
台湾料理を食べたくなる映画だ。
日常描写が丁寧で上手いが、背中になってもワンカットで押すのはホウシャオシェンの影響か。
高校時代の子も上手だったな。

kaneko_power009 at 00:01|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)見た映画 | 女優

2017年02月23日

一週間フレンズ

「一週間フレンズ」見て、川口春奈キレイ 山崎賢人カワイイとは思うが、病気のルールがはっきりしない。

月曜の朝、友人関係忘れてていても交換日記が手元にあるのでとりあえず持ってゆくと長谷君が現れた…という部分が省略されていて、いきなり「長谷君だよね」となるから話は早いが興味が薄れる。

でも、お客は二人の味方で、話が甘くても許している感じだ。

友人関係は忘れても勉強の記憶は忘れない、というところが面白くなるのでは…と思うが、それはお客にとっては余計か…

必ず浴衣姿にドキッとする場面があるが、本当に似合ってる?

山崎賢人の浴衣って前にも見た気がする…「ヒロイン失格」か。

「一週間フレンズ」上映前に「PとJK」「ピーチガール」「兄が私を好きで困ってます」「リライフ」とたたみかける高校学園モノ怒涛の予告編攻勢に耐えられる感性を持った者だけが生きのびられる世界に我々は生きているのだ……ろうか、それとも‥

kaneko_power009 at 23:55|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)見た映画 | 女優