2016年07月03日

『Living in Japan』と森星のデビュー作『青いソラ白い雲』@相模女子大グリーンホール

7/1相模女子大グリーンホールにて2011年制作の『Living in Japan』と森星のデビュー作『青いソラ白い雲』上映し、200人来て貰った。
相模女子大出身の原悦子さんも来てくれた。
今改めて見ると、あの年は悲惨な災害はあっても日本が再出発しようという希望が感じられて両作品ともほのぼのと明るい。

♪み〜ろよ青いソラ〜を森星に歌わせたのは、巷では♪みいあ〜げて〜ごらん〜よるの〜ほおしを〜が流行っていたので、戦後の発展史からすると次は植木等だろうという先読みだったからなのだが、「ニッポンを取戻す」という辺りからおかしな雰囲気になっていき、今や希望が見えなくなった感じがするのは、2011年には日本が自ら平和を棄て戦争する可能性が出て来るなんて全く考えもしなかったからであろう。

トークショーのゲストには『太陽の蓋』(7.16公開)で政府と東電のその日の右往左往を撮った佐藤太監督と脚本の長谷川隆に出てもらい予告編を流した。
二人とも僕の助監督をやっている。参議院選挙が始まっている今公開した方が話題になるんじゃないの、どうもなんか気を使い過ぎるんじゃないか、と言うと、会場にも気を使う空気が流れるので、更に、現内閣は憲法違反しながら憲法改正を提案しているが、憲法違反しても罰せられないから平気な顔をしてる、みんなちゃんと良く考えて投票しよう、しないとタイヘンなことになるんだから、と言ったが、学生の皆さんも分かってくれたと思う。年配の方も多かったが。

♪そのうちなんとかなるだろう〜って、どうにもならないんだよ、ジミンコーが勝ったら。

2016年06月29日

カープ出来過ぎじゃ

カープ出来過ぎじゃ、11連勝なんて。32年ぶりなんて監督デビューの年じゃないか。テレビ見とったら捕手石原敬遠ツーアウト満塁で黒田が外野頭越えの走者一掃のタイムリーなんて、もう、相手はソフトバンクか(ナンテ調子に乗っちゃいかんが)クライマックスで巨人にうっちゃりくらわないようにせんと(って気が早いね)。
交流戦で最初に強い方と当たったんで、だんだん学んで行ったような感じだな。
その前は結構ヨレヨレでだらしないところが目についていたんだが、今や最強、不思議なもんだなチームって。乗ってくると実力以上の力が出て来るのを目の当たりにしてるよ、ファンは。
石井啄郎がバッティングコーチになったのが良かったのか、去年の新井コーチは悪くは無かったけど緒方と合わなかったみたいね。でも緒方采配も去年とは真逆に結構博打的になってて盗塁死も多いから、突然不調になる恐れもある……

kaneko_power009 at 12:18|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)歴史 | 社会

2016年06月27日

シネマストリート

6/27かわさきFM79.1MHZ「岡村洋一のシネマストリート」(13時〜15時)に出演しました。
自分の出番は14時〜らしいが、選曲出来るから、この前みたいに佐藤勝CD持って行こうか。
先週のレインボータウンFMでは「用心棒「赤ひげ」「戦争と人間」「若者たち」かけて、「参議院選挙始まってるから、平和について良く考えて投票しよう」と喋った。「現内閣は憲法53条に違反したのに、憲法を変えることを訴えている」というのは事実だから、放送で喋っても何の問題も無いんだよね。

kaneko_power009 at 12:09|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)友人 | 社会

2016年06月18日

ロイヤルナイト

「ロイヤル・ナイト」見たが、ルパート・エベレットが英国王やっていて「英国王のスピーチ」のコリン・ファースと並んで「アナザーカントリー」のイギリス美少年コンビが二人とも英国王になったよね〜と話しても乗ってくれる人が近くにいないのに気づく。

リリベット(エリザベス)はサラ・ガドンで「複製された男」「ドラキュラゼロ」の美女だが、ポスターの訴求力がイマイチで、この映画が良くある王室コメディみたいに感じてしまいがちだが、イギリスの終戦記念日その日を描いた大作だった。

日本の敗戦記念日とは随分違いますよね。

お祭り騒ぎで街中無礼講でこの夜はナンパ自由みたいな空気がウラヤマしい。
「ヤンクス」も思い出した。

玉音放送をパブで聞いて、神妙にしているなかでも文句つける奴もいたりする。
多分、この史実から「ローマの休日」が生まれたのだろうが「ローマの休日」の方が史実に近く感じてしまう映画ファン。王女がヤクザの頭を後からボカンするところがあって、あ〜あのギターで叩くところだよな〜みたいな話題もあり、近々公開の「トランボ」に繋がってゆく……
そういえばサラ・ガドンは最近「クイーン」で女王演じたヘレン・ミレンとも似てるな……

kaneko_power009 at 12:07|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)見た映画 | 女優

2016年06月14日

世界から猫が消えたなら

「世界から猫が消えたらなら」では、猫は消えない。
電話と映画が消える。

突発的脳腫瘍で明日死ぬ運命の佐藤健の前に、本人ソックリの悪魔が現れ、何か一つ世の中から消したら一日だけ生命が延ばせる、オレが決めてやる、面白いから電話にしよう、と言うと、人々の持っている携帯電話がグニャグニャとなって砂と消え、携帯販売所もイリャニトゥかインセンプションみたいな洒落た表現で消える。

そして電話にまつわる恋人との思い出も消え、元カノの宮崎あおいとは出会っていないことになるので、映画館に勤めている宮崎には知らんぷりされる。

二人はかつて南米らしいところへ旅している時に、やたら明るいバックパッカーと友だちになり、路上での別れ際に感極まる(こういう思い出は確かにある。旅で出会っただけの美しい友情がリアルに描かれている)が、別れた1分後に彼は交通事故にあって死んでしまった。
宮崎は滝を前にして「絶対生きてやる」と泣きながら叫ぶが、どうやらそれが二人が別れたキッカケになっているらしい。
そういう思い出も消えてしまったので替わりに一日は命が延びた…

書いていると苦痛だが、見ていた時の苦痛に比べれば、何故苦痛だったのかを考えるので、経験を批評する楽しさも生まれる。
そのために書いている。

書いていると「何かを犠牲にして一日だけ命を延ばす事にどんな意味があるのか考える暇を与えられないままの佐藤健が、そのため世界から電話を消した場合どんな事になるのか想像もつかないのに、電話を消す決定と、そのため起きたとんでもない事態への責任を悪魔に強要され、他に選択肢が無い」のが我が事に感じられるように上手に撮られていたのが、僕の苦痛の原因だったと分かった。

そう考えない人にとっては苦痛では無く、単に悲しく切ない物語だと感じるのかも知れない。

続いて映画というものが同じ理由で消えるので、映画オタクで映画の楽しさを教えてくれた濱田岳との思い出が消えてしまう。映画を仕事にしている者にとっては更に苦痛だ。

毎日映画を見せてくれても永遠に続くと思っていた濱田岳が働いていたDVDレンタルショップが本屋になる。そして、最後の日、猫を可愛がって亡くなったお母さんとの思い出が描かれ、原田美枝子と奥田瑛二の両親と自分の、とても美しくはかない物語が語られてゆく。
猫を消したら、こうしたお母さんや家族との思い出も消えてしまう…そう考えながら見ると最早これは拷問だ…という事が分かって、佐藤健はこれ以上、生きなくても良い、死を受け入れる事にする、猫は消さなくても良いという覚悟を決める。
この精神的拷問から解放され、死ぬ事が分かって生きている事をかみしめて死ねるから、幸せな方だ、と自分に言い聞かせ、主題歌が流れる。彼は覚悟して死んでいったのであろう……。

どの画面もしっかり美しく撮られ、俳優も水準以上の芝居を見せてくれるので、繰り返される美しい音楽が更に苦痛を倍加した。仮に消すものが電話や映画とかではなく、タコベルだとか横浜家系ラーメンだとかユニクロの黄色いTシャツだとか15センチ定規だとか、そんなようなものであったら、面白い試みだと思ったのではないだろうか……これは拷問だと感じ無いで見られた人、クリスマスキャロルのような現代的寓話だと感じられた人は、切なく泣けるのであろう。

kaneko_power009 at 00:13|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)見た映画 | 俳優

2016年06月08日

ジャズフェスティバルから帰ると……

有希九美さんよりお呼ばれして、渋谷・大和田ホールでのポップスシンガーフェスティバルを楽しむ。ジャズオーケストラのナマ演奏は気持ち良く、「上野淳の東京夜会」でご一緒した島敏光さん(「爺の暇つぶし」著者・黒澤明の甥)が軽妙な司会で驚く。

いい気分で10時くらいに帰って来ると、駅前で美しい歌声が聴こえて来るので見ると、エレクトーンで美少女が歌っているのでフルコーラス聴いて行こうと思っていたら警官が寄って来て歌い終わるまで待って、歌い終わったら彼女に名前を書かせているので、なんだ、こんなことを取り締まるのかよ、誰にも迷惑かけてないだろと思って我慢出来なくなり「このくらいのことやっちゃ駄目なの?」と詰め寄ったら、若い警官すまなそうに「110番されたんで仕方無く来たんです、黙っていたんですけど、110番されちゃうと来ないわけにいかないんで」と言うから、彼女に「残念だったね」と言ったら「チラシ持ってって下さい」と言われたので「シンガーソングライターKasumi 12.23下北沢LOFTにて初ワンマンライブやります」とある。応援するぞKasumi。
110番した奴、不寛容社会・日本の恥。
もっと自由な楽しい社会を作ろうよ。
平和だけ守ってさー。

kaneko_power009 at 23:56|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)音楽 | 社会

2016年06月06日

大原櫻子ショートムービー「サイン」MV監督(「V」6/29発売)

6/29リリースとなる大原櫻子セカンドアルバム「V(ビバ)」初回限定"ミラクルミラー盤"に収録されるショートムービー「サイン」(27分)を監督しました。→スポーツ報知記事
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櫻子ちゃんは娘と同級生、お姉さんが息子と同級生なので幼稚園の頃から知っているのでユリナパパと呼ばれている。脚本はお姉さんの林田こずえさんが書いた可愛らしくも悲しいストーリーで、櫻子のアカペラが痺れます。それ以上に演技も素晴らしい。高峰秀子になれるかも。僕は山本嘉次郎の役割?…っても分かる人少ないか…(「馬」の……)
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「青いソラ白い雲」でデビューした戸塚純貴が共演、オンチを自認する作曲家志望の青年を演じて、「胸キュン間違い無しです!」と言っている。買って損は無いアルバムよ。
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kaneko_power009 at 11:59|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)音楽 | 女優

2016年05月29日

日本会議の研究

話題の書「日本会議の研究」を読んで、多少謎が解けたところがある。

日本会議には現役閣僚が何名も参加し、現政権を理論的に支える勉強会のようなイメージがあるが、その運営の中枢を担っているのは、極く少数の宗教関係者だということを、その人物たちの履歴から鮮やかに証明している本で、トンデモ本と言ってる人がいるようだが至極マトモで冷静な書である。

「戦前の日本はアジア侵略国家では無く、昭和憲法はアメリカからの押しつけ、朝鮮人従軍慰安婦は存在せず、夫婦別姓は認めず、自主憲法を制定すべき」というのが宗教テーゼであると言うと抵抗ある人がいるかも知れないが、戦前の日本は、天皇を司祭として崇めた国家神道によって運営されていた国家であったから、カミカゼ特攻隊のような自爆攻撃がイスラム宗教国家のように可能だった。
そう言うと、先祖を侮辱するのか反日だ、と脅され、反論不可能な非理論的恐怖を感じてしまうところが既に宗教的な訳で、健全な保守主義とは相容れないファナティックなテーゼで、論争を許さず決して変えない。
このテーゼに幾ら論争を挑んで論破出来たとしても変える事は有り得無いのであろう。
つまり、現政権は、一部の宗教思想によって支えられ運営されているから(多数決以外の)論理が通用しなくなっているので、我々一般市民は国の未来を不安に感じてしまう、という理由が良く分かったのである。そして彼らの理想は明治憲法だ。
21世紀の国際社会に明治憲法の日本が登場したら、どうなってしまうのか……

kaneko_power009 at 11:46|この記事のURL社会 | 歴史

2016年05月28日

レインボータウンFM「岡村洋一のシネマスクエア」

5/2719:00~レインボータウンFM79.2MHZ「岡村洋一のシネマスクエア」に出演。
好きなCDを4曲持って来てくれと言われ、「ワーキングガール」はズグ出たが、どうもシングルCDは駄目らしいのでBONDのアルバムとかを持って行く。あとは「恋のダウンロード」なんてどうかね? 
それとMVやった「ハートエレキ」……100万枚売れたっていうのに、覚えて無い人多いんだよね。
「恋するフォーチュンクッキー」の直後だったからね……
「ハートエレキMV公式ダイジェスト」
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男・岡村洋一、佐井周平 女・永安いずみ、山下蓮
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そして番組の最後にこの日のトピックで「先月、広島にロケハンに行き、始めて生で原爆ドームを見たらショックで思わず涙出た。オバマ大統領が来られて追悼されているのは重要なこと。これを機会に、改めて平和の大切さをかみしめ、少しでも戦争に近づかないようにしなければいけない」と言いました。




kaneko_power009 at 12:59|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)ラジオ | 音楽

2016年05月22日

櫻の園2

僕の最後のロマンポルノでロマンポルノとしても最後から二番目の「ラストキャバレー」で脚本家デビューし「櫻の園」でキネ旬脚本賞を獲ったじんのひろあき氏が25年後「櫻の園2」を舞台化したので見に行ったら、意表を突かれる二部構成。
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映画のストーリーは後半に描かれ、前半は、舞台となる女子高演劇部内で今後どんな芝居をしたいか部員それぞれが必死にプレゼンし、いかに自分が見て感動したかを訴え、様々な既成の演劇が彼女らの一人芝居によって、例えばNODAMAPの「ロープ」だとか第三舞台の「朝日のような夕日を連れて」などが再現されるのが、演劇批評のようであってそうはならず、これって女の子らしい感想なのかも知れないと思わせて面白い。

今、かつて流行った”逆光ユニゾン”を堂々とやったら恥ずかしいが、女子高生が真似してやっているならその一所懸命さに感動してしまうし、始めて見る役者たちの個性を把握出来る……という仕組みで、古くなっているはずの映画のストーリーも自然に蘇り、新たに補完されてもいる。



kaneko_power009 at 12:16|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)演劇 | 友人

2016年05月17日

全国同時多発ピースリーディング

「レヴェナント蘇りし者」は凄いです。アカデミー賞当然。見物。CGIなのか実写か全く分からん。でも、文句つける訳では無いが、見終わって、普通、死ぬよね、という気が……もう一回見たい。

あと、昨日と今日、息子が明大で全国同時多発ピースリーディングに参加しているので宣伝に協力。
安倍VS岡田の滑舌悪いラップ合戦が面白いらしいので見に行こう。
「海の向こうで戦争がおっぱじまる」@明治大学和泉キャンパス第三校舎2016年5月15日 14:00/18:00

で、見た↓
いま「憲法9条が好きだ」と言え無い雰囲気があると真面目サヨクが理屈っぽく長々訴えて退屈してくると、ヘラヘラしたアベちゃんがラップで「守るけどヤレるけどヤラないんだよ」と言ったら、サヨクに共鳴していたノンポリが「俺、いま分かった、全部分かった、その方がいい、このヒト考えてる」と寝返る。
……確かに日本の実態を戯画化している。
政権は「ヤレるけどヤラない」「それが守ること」という雰囲気を醸し出し、平和勢力を護憲一本槍の頑固者として孤立化させる。
「ヤレるけどヤラない」とは「絶対ヤラない」のではなく「ちょっとだけヤってもいいだろ」という本音を隠しているだけなので話がかみあわず、議論に応じないからデモすると、叫ぶだけじゃなくて議論しろよと大人ぶる。
戦争に「ちょっとだけ」なんて有り得ないと、実は知っているくせにハッキリ言わない。
本音を引きずり出して、ちょっとだけなら戦争くらいしてもいいでしょ、とでも言わせないと駄目なんだ…でも、実は同じこと言ってる「戦闘地域に後方支援で弾薬運んでもリスクは無い」という嘘を堂々と。
堂々と言ってるから嘘も本当に思わせてしまうというやり方で、戦争という言葉を使わずに…何とかして本音をあぶり出して、その危険性を訴えていかんといかん。

kaneko_power009 at 11:45|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)見た映画 | 社会

2016年05月12日

エリザベス女王が

エリザベス女王が「中国は英大使に無礼だったわね」と仰ってるというのがニュースになってるが、まだ解説的な話は出ていないので、中国側は英大使にアヘン戦争のイヤミでも言ったんだろうか……イギリスの方は香港返したからいいじゃないか、と思ってるんだろうか……というような連想をしたが、池上さんが解説するまで分からないことですね。

kaneko_power009 at 11:34|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)歴史 | 社会