2019年02月01日

『青いソラ白い雲』演劇空間・サンモールスタジオにて上映

2011年の6月に撮影した『青いソラ白い雲』が、2月2日(土曜)と3日(日曜)の二日間、新宿御苑近くの小劇場サンモールスタジオにて、両日とも14時、18時からのオマケ上映1時間くらいの後に上映します。
既に始まっています「演劇好きのための映画週間」のトリを務めさせて頂きます。
オマケ上映というのは、私の監督したモノを、私がナビゲートしてプライベートにお見せしたい、という事です。
作品に関しては、このブログのカテゴリーから見て頂けると、詳しく分かります。
311後の東京を、その年の6月に描いたコメディなのかなんなのか・・・コメディを目指しております。
タイトルの意味は、みーろよあおいそら〜 であります。
『青いソラ白い雲』facebookページ
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ホンモノの線量計で、2011年6月当時の杉並の線量を測っております。



2019年01月31日

橋本治「双調平家物語」

急逝された橋本治さんの著作の中では、あまり触れられてないようだが、「双調平家物語」全15巻がある。

橋本版の平家物語なら軽くて面白いかもと読み出すと「祇園精舎の鐘の声には、諸行無常の響きがあるという」の書き出しで、平易な現代語でやろうと試みながら、その後「大序」は秦の始皇帝まで飛び、唐の安禄山の変で楊貴妃が死んで玄宗皇帝も死に、やがて栄華を誇った唐朝が滅んだところに「諸行無常」の詩が流れるというところまでほぼ1巻を費やしてこの詩の原典と意味あいを示すのだった。

次の「栄花の巻」では、藤原家の勢いを描くために中臣鎌足を描こう・・とするその前に、ならば蘇我稲目から話を始めて大化の改新を描いて藤原家の隆盛の歴史を書き、奈良時代の藤原仲麻呂の変までに3巻を費やす。

平安時代も藤原家と天皇家の争いは続くが、やっと平家物語の話の大元、平家VS源氏の火種になった保元の乱が始まるのが5巻目であった。大河ドラマにしたら5年ぶんの大作絵巻。付録に天皇家、藤原家、平家、源氏の家系図があって、それを見ながらでないと混乱する。

見ても混乱するが、争いの理由が正確克明に描かれ、登場人物は千人くらいになるのではないか、数えてないけど。保元の乱以降は、ほぼ武家同士の戦いになって公家は裏で操りながら次第に主役の座を降りてゆき、血なまぐさい描写が壇ノ浦まで10巻続き、最後の最後にちょこっと鎌倉幕府の話と承久の変に触れて、「色は匂へど散りぬるを」の引用があり、壇ノ浦の海に消えた清盛の妻は何も語らず「その時王朝の一切は終わっていた」と結ばれるのだった。

「おおやけ」という言葉で、権力者同士の争いごとの本質を描出、元を正せば秦の始皇帝まで行って帰って来た超大作である。長生きされたら、戦国時代〜現代まで、何か構想があったのではないだろうか・・・

kaneko_power009 at 23:59|この記事のURLComments(0)歴史 | 小説

2019年01月30日

『あの日のオルガン』試写

『あの日のオルガン』の最終試写に行く。娘の金子由里奈が大原櫻子の幼稚園〜小学校を飛ばして中高の同級生なので、僕も幼稚園児の頃から櫻子を良く知っている。
戸田恵梨香もデスノートで映画初出演、二人とも立派になって・・、と嬉し泣き。
映画も素晴らしい出来、というか、脚本・演出・出演者の演技、どれも一級で背筋が伸びるよ、席に座っていても。
平松恵美子監督と李鳳宇プロデューサーを尊敬します。
三番手には佐久間由衣が配されていて、女の子映画としても贅沢。戦争を憎むハートも鋭く、泣けるだけでは無い力強いメッセージを受け取れる。
2月22日より公開。
『あの日のオルガン』サイト

kaneko_power009 at 13:38|この記事のURLComments(0)見た映画 | 女優

2019年01月28日

blue note tokyoにて夏木マリさんライブ

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昨夜はblue note tokyoにて夏木マリさんライブを聴く機会に恵まれ、パワフルな歌声とテクニックに痺れる。MCも楽しく、ウエス・アンダーソンの「犬が島」は車の中で録ったのに「千と千尋の神隠し」に続いてアカデミー賞なんてラッキー、とは確かに。
続いて“映画音楽”からということで「Over the Rainbow」「ケ・セラ・セラ」もマリふうのブルースロック調にアレンジ。
まさかの「絹の靴下」は無かったが、アンコールでは「スーダラ節」に驚く。
本当のラストは「月影のナポリ」で、森山加代子のマネをした保育園時の自分が親を喜ばせたのを思い出した。
ピアノ・キーボードの久米大作さんは、三鷹四中の2年下で、生徒会役員に選ばれた時、生徒会新聞の記者としてインタビューに行ったなぁ、なんて事を客席から思っている客がいるなんて思ってもいないだろうな・・・
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kaneko_power009 at 13:34|この記事のURLComments(0)音楽 | 女優

2019年01月25日

篠原哲雄監督『君から目が離せない』

篠原哲雄監督『君から目が離せない』を観る。
ワンシーンめから篠原(一応、助監督だったから敬称略)の背中が見えて、あれ?と思ったら本人が鬼演出家役で登場、上手いな。
主演の秋沢健太郎が爽やかな感じで、10歳年上の真田麻垂美に猛烈アタックしても不自然に見えない。篠原の名作『月とキャベツ』を連想させる『惑星とレタス』に出ていたという真田の役柄・・というセルフパロディと言われそうな、でもそんな感じでは無く嫌味なく展開してゆく演劇青年の恋愛物語・・成就するか失恋となるか・・・

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2019年01月20日

中山忍・芸歴30年&46歳誕生日記念パーティ

1/19は中山忍・芸歴30年&46歳誕生日記念パーティが、僕にとっては生まれ故郷でもある初台の蘭蘭酒家にて、崔洋一監督の乾杯の音頭で開かれ、忍ちゃんを好きな人たちが大勢集まり、楽しいお喋りと美味しい料理(特に山椒のきいた麻婆豆腐)と忍オーラに包まれて夜が更けた。

同期という彦摩呂さん司会でマイクが渡り、原隆仁監督が「刑事貴族」で、僕が「ガメラ」で、林徹監督が「大奥」で、という話をして、縁ある俳優さんが忍ちゃんエピソードを語ると、その人柄と30年史が浮かび上がる。

大奥の小松みゆきさん、岩橋道子さんらともお喋り出来たが、写真は忍ちゃんと、忍ちゃんをお姉さんと慕う渋谷飛鳥さんとで。主演映画を撮った二人・・・あ、ガメラは助演女優賞か、美穂姉さんがラブレターで主演女優賞なので姉妹同時受賞というのが1995年でした。
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彦摩呂さんが言っていた「存在感」というのは、威圧感では無くそこに存在して欲しい感、忍にはそれがある、という言葉が印象に残った。

kaneko_power009 at 13:19|この記事のURLComments(0)女優 | ガメラ

2018年12月29日

「鳥勝」にて寺島まゆみ・行平あい佳母娘を囲んでの忘年会

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昨夜は小平「鳥勝」にて寺島まゆみ・行平あい佳母娘を囲んでの忘年会。
「鳥勝」は寺島さんの実家で、現在は弟さんが店長となってお母様はフロアマネージャー?母娘孫三代の写真をアップします。
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かつて、この店に日活の植松俳優部長・細越省吾プロデューサー・白鳥信一監督らが“お嬢さんを日活映画に出演させて欲しい”とお願いにあがったという話は亡くなったお三方から断片的に聞いていたが、調布の撮影所からも遠かったので、なかなか行けず、小平に来たのも初めて。
p0018441307その時の作品というは1980年夏・宮井えりな主演の『宇能鴻一郎の貝くらべ』で、二番手寺島まゆみのデビュー作となって2本目が秋の『犯される花嫁』でそれに僕はカチンコで就いた。
これが、主演・花嫁役の原悦子のロマンポルノ最終作となって日活アイドル路線の新旧交代シーンとなったのである。

まゆみさんは子供の頃、学校から帰るとこの店の手伝いで夜中まで働いていたので、高校卒業したら歌手になろうと「スター誕生」を就活として捉えて参加、予選を勝ち抜きテレビ出演を果たしたが、阿久悠審査委員長が「君、学校では人気者なんだろ、でもアイドルっていうのは全然違うもんなんだよ」と言われて会場は白け、その回は合格者出なかった欽ちゃん「万歳ナシよ」、という話を始めて聞いて、確かにそんな阿久悠毒言があったよな、と思い出して来た。直後、原宿でスカウトされて日活を人づてに紹介されて冒頭の話となる。
まゆみさんは次第にロマンポルノの聖子ちゃんと呼ばれるようになって、僕が脚本デビューしながらセカンドで就いた『ズームアップ聖子の太腿』では堂々主演、CDも出していて、六本木ルイードで歌うようになり、二年半で15本目の日活最終作『ピンクカット太く愛して深く愛して』では森田芳光監督が主題歌で使い、その頃には京都でラジオ番組を持ち、大阪でライブをやったりしていて、学生だった朝日新聞の映画記者・石飛徳樹さんも通ってファンとなった、という。
TV『危ない刑事』の第一回目ゲストとして黒澤満さんに「君のことは知らないけど日活だから」キャスティングされたが、現場で長谷部安春監督がセリフを変えてパニックになったが、終わってベーさんから「さすが日活だな」と言われたそうである。
白鳥あかねさんの出版パーティで、僕が石飛さんを寺島さんに紹介、更にあかねさんが、あい佳さんをアルファエージェンシーに紹介、それまで助監督として現場を経験して来た早稲田の才女で平家物語から芸名の行平を自ら付けたあい佳さんは『私の奴隷になりなさい第二章ご主人様と呼ばせて下さい』の大胆演技で僕や石飛さんを痺れさせることになって、石飛さんは朝日に記事を書いた、という長い因縁話ですが、石飛さんも日刊スポーツ映画大賞のパーティで出るニューオータニの食事を我慢して、ここ「鳥勝」の美味しい鍋、焼き鳥にありつき、あい佳さん弟の俳優・小林卓生くんも駆けつけ、僕も酒量は上がり、錯綜する昔話と今話でヒートアップし、小平の夜は更けゆく・・・来年頭には「酒場放浪記」の取材が「鳥勝」に入るそうである。でも、なんで宮下順子の下に山本太郎のサインが・・・?
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kaneko_power009 at 13:49|この記事のURLComments(1)日活 | 女優

2018年12月28日

塚本晋也監督『斬、』

塚本晋也監督『斬、』では塚本晋也が池松壮亮を完全に食っている。
カッコいいオヤジ芝居で凄みもあり狂気もある。どうやって監督してるんだろう・・・
『野火』では気弱な感じが上手く出ていて、本人の謙虚な態度にイメージが繋がって『沈黙』とも共通してたが、こっちは宮口精二が根っこにあるのか・・・
夕張映画祭で侯孝賢も一緒に雪だるまの被り物でか雪上かけっこしたのが懐かしいよ。いや、あの時も運動神経いいの分かってた。

kaneko_power009 at 13:33|この記事のURLComments(0)見た映画 

2018年12月25日

蒲田のクリスマスの夜・・・森田由美恵&林寛子コラボライブ

44525050_251155445569646_5194525518719877120_n昭和47年のデビュー曲「潮風の吹く町」TV初披露を茶の間の炬燵で聴いて涙した高校二年の頃からのファンである森田由美恵さんについては、拙著「失われた歌謡曲」巻末にも詳しく書いている。

今日のX’masライブは林寛子さんとのコラボで蒲田ニューエイトというカラオケも出来るステージで行われたが、この組み合わせは意外に面白く、お互いの声質を生かしていると思えた。
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昭和歌謡番組ふうの脱力演出も懐かしく、楽しい。

森田さんの歌唱力は承知で迫力満点だが、毒舌トークの林さんがこんなに上手くなっているとは思わなかった。
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体型からしてアイドル時代より声量が豊かになって「愛の讃歌」を歌い上げ、キョンキョンもカバーした「素敵なラブリーボーイ」は親衛隊を盛り上げ、アンコールの「大阪ラプソディ」デュエットでは森田さんが低音部を歌って支える。
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ラストは全員で「ヤングマン」歌いながらYMCAゼスチャーでヒデキを想っていた蒲田のクリスマスの夜・・・

kaneko_power009 at 13:30|この記事のURLComments(0)思い出 | 音楽

2018年12月22日

『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』

『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』本編見てから予告編を見たら、最初のカットとセリフが重要だったと知ってボーッと見てんじゃねえよと自分を叱る。
何気ないカットなもんで何気なく入ってるのかと思って・・・ケーシー・アフレックがずっと被ってんのかな、その辺話題にされてないけど、面白いなコレ。
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2018年12月17日

ジャニーズ事務所は何でその名前になったの?

「チコちゃんに叱られる」方式で「ジャニーズ事務所は何でその名前になったの?」とクイズを出すと、みんな「ジャニーさんの事務所だから」とか「少年野球のチーム名だから」とか答えるから「ボーッと生きてんじゃねえよ!」とカマして「ジャニーズというグループがあって、その事務所としてスタートしたからぁ」と可愛く正解を言うと、みんな「え〜っ」となる時代になっていて、そもそもを説明する快感・・別に快感じゃないけど、10年前はそれでも「あ、そうそう、そういえばそうだった」という反応だったが今は全く知らない人ばかり、というのが今日ワークショップ打ち上げだった。
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「あおい輝彦がリーダーで・・」と言うと「あの昔の水戸黄門の助さんがアイドル?」となるし、後の3人の名前を言っても全く反応が無い。まあ、幡代小学校では隣のクラスにあおい輝彦の妹がいたし、メンバーみんな代々木中学出身だったから街をウロウロしているのを目撃したクラスメートもいた。
意外に少年野球のチーム名というのが浸透しているのはジャニーズ公式物語に「代々木公園でジャニーさんが引き連れていた少年野球チームが雨の日にウエストサイド物語を観に行って帰りに皆踊っていた」というのがあるが、これはあの近辺で育った僕らにとってはオイオイとなる話だ。
だって、代々木公園は当時はワシントンハイツという治外法権の米軍人家族住宅地区で、破れた鉄条網からちょっとだけ忍び込んだことがあるが、奥まで行く勇気が無くて出てきたもので、ここがオリンピックの時に選手村になってオリンピックが終わって代々木公園になったのだから、時代が合わず、オイオイとなってしまうわけですよ。
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(公式にも「ワシントンハイツ在住」という記録があるそうだが、メディアはその説明しないので「代々木公園」としてしまう場合が多い)


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2018年12月15日

ダントツで売れている『ラストキャバレー』DVD

『ラストキャバレー』のDVDがダントツで売れているらしいので、かとうみゆきファンクラブも盛り上がり、じんのひろあきも呼んでのイベントも企画中のなか、ちょい早のクリスマスパーティにはもも姫様も来られてサックス生演奏ダンスで夢の中。
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kaneko_power009 at 12:54|この記事のURLComments(0)日活 | 女優