2022年07月07日

『百合の雨音』花澄 写真集『Scent of a..』&写真展

金子新作ロマンポルノ『百合の雨音』(10/14~ヒューマントラスト渋谷などで公開)主演者の一人、花澄さんは写真家でもあり、ピント合わせが難しいライカ・オールドレンズユーザーで、その筋では有名で多くのプロからも評価され、今回、ヌードも含めたセルフポートレイト写真集『Scent of a..』&写真展(9/23~10/23@新宿北村写真機展)へ協賛のクラウドファンディングを立ち上げている。

写真集は、編集からデザインまで全て一人でやっており、たいへん凝った高級なものになりそうで、一部を見せてもらったが、ファンタジックで美しいが、いろいろと経費はかかり、ファンからの支援も欲しい。
<capa camera web の記事>
また、昨年の「ロマンポルノ50周年ポスター企画」には、その自撮り写真を使って自らデザイン、一般公募に応じて応募していたのでした。(これは花澄さんの腕)
ロマンポルノポスター


kaneko_power009 at 09:51|この記事のURL百合の雨音 | 女優

2022年06月30日

『梶山太郎氏の憂鬱と微笑』

「劇団道学先生」の公演は、6年前『丸茂芸能社の落日』(1970年、宮崎の港町のさびれた映画館に旅芸人一座が来て実演を企てる)を東京芸術劇場で見ていたが、作・演出の中島淳彦さんには会うことも叶わず3年前急逝され、今回劇団創設25周年の『梶山太郎氏の憂鬱と微笑』(売れなくなった小説家に編集者や門下生、小説モデルの従兄弟が絡み、尽くしてくれる妻の純愛に涙する)は、中島さんが5年前に書かれた再演だそうで、シアタートップスで初日に観劇。
縁ある出演者は田中真弓さん(『デスノート』さくらTVまつり音頭)、鈴木一功さん(『おそろし』)であり、以下ネタバレになってしまうので観劇前の方は見てからお読み下さい。

若い編集者が何故か西城秀樹という名前になっていて、僕的にキタのは、彼の携帯着メロが「青春に賭けよう」であったことで、『卒業旅行ニホンから来ました』のイベントで秀樹さんに1度だけ会ったその日に心が飛ばされてしまうのであった。

「この映画面白いよ、サイコーだよ」と秀樹さん、「僕は、ヒデキさんの『青春に賭けよう』が好きなんです」と言うと「へー、そりゃマニアックだね〜」と、嬉しそうに笑ってくれたのだった。

「青春に賭けよう」は秀樹さんデビュー四曲目で、五曲目でブレイクする「情熱の嵐」の熱唱型に比べると、爽やか歌唱であっさり歌ってもヒデキの前向き精神に勇気づけられる青春応援歌なのであった。
『失われた歌謡曲』で論じている「陰気ビート歌謡が男子の性行動を後押しした」論からすると、陽律だから「性行動では無い青春」を後押しした、と言えるww
この舞台が「青春に賭けよう」をテーマ曲にしてくれたことで、熱い充実感と青春ノスタルジーを感じ、秀樹さんを想ったのであった。

もちろん、それが無くとも、確かな脚本・演技・演出による、気持ちが暖かくなる芝居であったと思います。7/10まで。

kaneko_power009 at 09:46|この記事のURL演劇 | 思い出

2022年06月29日

『神は見返りを求める』

flyer_1
このポスタービジュアルが映画のイメージを表現しているとは思えない『神は見返りを求める』に惹き込まれたのは、「岸井ゆきのアイドルダンスいけるじゃん、キレいいじゃん」というところからだったが、気がつくと吉田恵輔の世界にハマって最後までハラハラしながら面白く見て、やっぱりこの人ハンパないよな〜と感心した次第。
「ユーチュウバーと応援ボランティアの小さな話」ながら、エンタテインメント界全体に通じるよな、『ハケンアニメ』なんかにも、と思っているうち、大昔の『スター誕生』のジェームス・メイスンを思い出していた。あの人もジュディ・ガーランドが出世したら神から転落して悲惨に・・あれを原作にした、と・・言うわけないか。
でも、日本てこうやって閉塞してゆく世界なんだな、スケールが大きい方が健康的になるんだな、とも思いました。
・・・”キモワル面白”とでも呼ぶかムロツヨシ。

kaneko_power009 at 09:43|この記事のURLComments(0)見た映画 | 女優

2022年06月25日

本日6/25は百合の日

本日6/25は百合の日・・・にちなんで10/14〜@ヒューマントラスト渋谷ほかで公開のR18『百合の雨音』宣伝します!(コレ監督手作りコラージュ)
百合雨音タイトル
「百合」は旧日活『百合族』から来ている説あるが、本作は会社の上司と部下の女性同士の純愛物語。
金子も34年ぶりのロマンポルノで、絡みシーンはインティマシーコーディネーターを招聘し、ジャージで丹念にリハーサルを重ね、本番に臨んだ。
公開まで随時情報を発信していきます。


kaneko_power009 at 09:32|この記事のURLComments(0)日活 | 百合の雨音

2022年06月23日

藤谷文子姫来日

共同脚本・プロデュース・出演の米映画『東京カウボーイ』で日本ロケに来ている藤谷文子姫と7年ぶりくらいに会って食事。二児の母としての誇らしく華やかな笑顔ですね〜。
288863268_5352429974826834_5881198607649359096_n
23年前の写真を持って来てくれたら、自分が息子とクリソツで笑う。
この高校生の頃、ウチにベビーシッターとして半年くらい住んでいた。
ワシも44には見えないよね・・・
289802659_5352430418160123_8253517467329544946_n
「怪獣を信じることが一番大事だからね」と教えていたんだって。
それで、ガメラが見えていた、と。

kaneko_power009 at 09:22|この記事のURLComments(0)ガメラ | 女優

2022年06月19日

失われた歌謡曲ライブ@下北沢・音倉カフェ

<6月13日>
今週土曜(6/18)に迫りました下北沢音倉カフェでの「失われた歌謡曲ライブ」リハーサル。
タカハシヒョウリ+カネコ+竹内宏美+福田裕彦のユニットで「誰よりも君を愛す」「君だけに愛を」「NaiNai16」「太陽にヤァ!」「スイムスイムあの娘と僕」「エメラルドの伝説」「よろしく哀愁」「伊東ゆかり小川知子MIX」「君のハートに火をつけて」「りんごの唄青い山脈高校三年生MIX」などマイナーコードのドメスティックメロディばかりやっていたら、「思い出の渚」メジャーコードで盛り上がり「盛り上がらなくても金子の解説で面白い」と言われた。

この陰気ビート歌謡が男子の性行動を煽る効果を生んだという説を証明するうち、「怪傑ハリマオ」など、TV主題歌は陰気ビートでヒロイズムを煽っているではないかと思い当たるが、「鉄腕アトム」以後のアニメはメジャーの時代へ、だが、背負うものが重い「サーボーグ009」はマイナー、「タイガーマスク」も陰気ビートの名曲だな、という脱線しながらの議論は尽きないで本番迫る。
288154351_5324306907639141_8114858739946715862_n-1

<6月19日>
「失われた歌謡曲ライブ」から一夜開け、虚脱状態。
生まれる以前の歌謡曲の歌唱法を、若いシンガーに指導することになるとは・・専門家じゃないのに。まさにロストワールドだったのね。
でも、こちらに記憶は残ってるのよ、「エメラルドの伝説」のショーケンはそういう歌い方じゃなかったって、と・・・
「太陽にヤァ!」のフルコーラスがあんなにウケるとは・・・
伊東ゆかり小川知子MIXの「ゆうべの小指の思い出は初恋の人の恋のしずく」も大ウケだったな・・子供の時、そうやって歌った記憶が微かにあるのです。
「怪傑ハリマオ」は「七人の侍」から来たメロディだったのか、と分かり「残るは13騎!」とつい口走ってしまった。
最初にシベリア引揚者の吉田正メロ「誰よりも君を愛す」はロシア民謡の影響大と言いながら、最後の山口百恵第二弾「青い果実」こそがロシア民謡だと指摘され、そーだったのかーとうろたえる。
「もう一度おしえてほしい」と「星の流れに」「アカシアの雨が止むとき」との関連性にまでは届かなかったですが、またいつか・・・
4724529831510132780

kaneko_power009 at 09:17|この記事のURLComments(0)音楽 | 友人

2022年06月16日

鈴木和道「眠り姫」

幡代小学校同級生・鈴木和道画伯より届いた眠り姫。
さっそく壁に飾ってもらいました。
和道からは武者小路「馬鹿一」ヘッセ「デミアン」を読め、と言われて読んだなぁ。
288774764_5331498996919932_3547541371005858553_n

kaneko_power009 at 09:08|この記事のURLComments(0)友人 | 美術

2022年06月01日

『百合の雨音』タイトル&キャスト公開

金子34年ぶりのロマンポルノ『百合の雨音』タイトル&キャスト公開になりました。高橋美幸さん脚本、小宮一葉さん、花澄さん主演によるオフィス百合ストーリーで、狂おしい純愛を描いております。劇団コンプソンズも協力。他の出演者は後ほど発表のようです。カメラは上野彰吾さん、照明・赤津淳一さん、音楽・中村由利子さん。編集・洲崎千恵子さん。プロデューサー・ニック・ウエムラさん。東宝撮影所拠点で8日間で撮りました。R18デス。
公開は10月14日ヒューマントラスト渋谷ほかにて。
<映画ナタリー5/31>


kaneko_power009 at 09:01|この記事のURLComments(0)日活 | 百合の雨音

2022年05月31日

『帰らない日曜日』

<ネタバレあります>
『帰らない日曜日』で、ちょっと分からないのが、コリン・ファース&オリヴィア・コールマン夫妻とジョシュ・オコナーとの関係で、映画では、第一次大戦で息子二人を失った夫妻の隣りの家の跡取りだから、息子同然に思っているという描き方なんだが、男3人兄弟の子供時代のシーンから入って、上の二人は戦死しているので、末っ子はどうした、それがジョシュなんだろう、やっぱり隣に養子に入ったのかなと思って進むが、3人の写真は隣なのかこっちの家なのか、時系列もフラッシュさせるので、外人にはとても分からず、コールマンの涙も、実の息子に対してとしか思えないので、ただ見落としたのか寝落ちしたのかと思ってサイトを見ても、そういう事には全く触れられていないし、相関図では全くの他人になっている。批評やコメントでも書かれていない。多分、血筋が繋がってる隣家だと思うが、そういうことなら普通解説されるんだが・・・カズオ・イシグロの原作を読んだ人には明確なことだろうが、原作レビューを読んでも触れられてない。これは、わざと触れないようにしてるということなのだろうか、イギリスの上流階級の夫人は、隣家の跡取りには、自分の息子を失ってしまった場合、彼女のような感情を抱くことがある、と考えるべきものなのだろうか・・・日本の配給側も分からないから触れてない、ってことあるんかな・・・そこ以外は疑問なく、あとはとても良いと思いますが。
オデッサ・ヤングはイギリスの二階堂ふみで堂々としている。
グレンダ・ジャクソンに驚いて、『ウイークエンドラブ』の予告見た。政治家やってたんですね。

kaneko_power009 at 13:07|この記事のURLComments(0)見た映画 | 女優

2022年05月28日

6/18に下北沢音倉カフェで”失われた歌謡曲”の分析解析

”失われた歌謡曲”の分析解析しつつライブを6/18に下北沢音倉カフェでやることになりました。福田裕彦さんタカハシヒョウリさんの”怪獣音楽ライブ”(特撮沼)に感動したワタシが・・・特に美樹克彦の「ガッパ」に反応した訳ですが、そこからドメスティック歌謡曲の沼に再度引きずりこまれ、
今、1960年第二回レコード大賞「誰よりも君を愛す」が、相思相愛の恋愛を歌い上げながら、何故こうも陰気なのか、そこからアイドル歌謡にどう繋がってゆくのか、の研究テーマに取り組んでおります・・・
safe_image

kaneko_power009 at 13:04|この記事のURLComments(0)音楽 | 友人

2022年05月27日

別冊コンプソンズ『ビニール』

下北沢711劇場にて、大谷皿屋敷作・別冊コンプソンズ『ビニール』を観劇。女性マンガ家(星野花菜里)と女性編集者と助手の蜜月が異常な関係となり、その家を盗撮する女(宝保里実)も交えて皆狂気となってゆく姿・・そこには宗教の原初的なモノが生まれているという観点を、笑わせながら怖がらせる。女優陣の狂気の芝居は見もの。ビニールとは、危ないモノを入れられる、という意味らしい。5/29迄。

kaneko_power009 at 13:01|この記事のURLComments(0)演劇 | 女優

2022年05月19日

成田尚哉追悼展

下北沢Smart Ship Galleryにて成田尚哉追悼展に行き、その世界に浸る。ロマンポルノと『1999年の夏休み』の企画プロデューサー。亡くなる直前まで石膏で作品を作っていたのを初めて見る。破壊された芸術を集めてコラボして瓶詰めにしたりして閉じ込めている。
僕は、某地下アイドルのPVに成田さんの作品を数点提供してもらってアイドルに合成したが、これがオクラになってしまって、それを可子夫人に初めて見せたら喜ばれた。
映画芸術の成田さん追悼号が置かれてあって、それを見た新津岳人氏が、僕の追悼文に使われている写真が福田豊治氏のものになっている、と指摘してくれて、僕も初めて分かった。・・・あ、いや、その時、間違っているじゃんコレと思ったのを、今書いていて思い出した・・・だから何。
281354300_5249524265117406_7611829742926158673_n281959665_5249524721784027_6687491017700801191_n

kaneko_power009 at 12:59|この記事のURLComments(0)美術 | 友人