2019年05月28日

横浜シネマノヴェチェントにて『クロスファイア』フィルム上映

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26日は横浜シネマノヴェチェントにて『クロスファイア』フィルム上映と美術・三池敏夫さん合成・松本肇さんとのトークで、多くの特撮ファンが遠方から集まってくれた。
三池さん、松本さんはガメラからこれに続くGMKゴジラの共通の特撮スタッフで、この映画では特撮班は無かったが、1/3サイズミニチュアメリーゴーラウンド爆発を始め多くの炎・爆発・特撮シーンのイメージを現実化してくれたので安心しつつ、久々に見ると僕は専ら矢田亜希子を愛でまくって撮ってるのがよー分かり過ぎて恥ずかしいが、魅力的に撮れており、新スーパーガールやワンダーウーマンのように成功した最強超能力美女日本版をやろうとしていたのだなという深層心理も蘇った。
ただし「見るからに暗〜い」という設定通りに撮らなかったのは演出の間違いを映画の嘘として客に委ねておるわな・・ガメラゴジラみたいにあんまり聞かれて来なかったもので・・・
当時からこれは「東宝変身人間シリーズ」の系譜だと意識していたが、それを言うと会場からは意外〜と言う反応。
だって、淳子が胸に手をあてる仕草はガス人間第一号から採ったのですから。長澤まさみもワンダーウーマンになれるな・・以前作ったバーチャルパンフレットURL(このサイトのトップからも行けますが)

kaneko_power009 at 15:09|この記事のURLComments(0)思い出 | 女優

2019年05月24日

村田裕子作・演出「軽佻浮薄な謀叛を起こせ」

サンモールスタジオにて上演中の村田裕子作・演出「軽佻浮薄な謀叛を起こせ」が面白いと、劇場主の佐山泰三さんからお招き頂いて予備知識無く観たら「幕末太陽伝」制作のバックステージ物語をきちんとやっていて・・・
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写真左から鬼のイマヘイチーフ、洒落たニヒリスト川島雄三監督、ウラヤマ酔っ払いカチンコ助監督の再現度に驚かされ、タイムスリップしたかのような小劇場効果。
カメラマンやスタッフも40年前に撮影所に入った時に居た人たちと同じ匂いで怖い。
3人の関係性もなるほどこうだったのか、と納得して、脱いだ衣装をまた着て貰い写真撮り、自分も入ると大先輩に囲まれた気持ちで緊張してしまう。
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イマヘイをどうしても「先生」と呼んでしまう。一度ヨコハマの面接で横目で見ただけなんだが。
ウラヤマだけはチーフの時に撮影所で何度かスレ違っているが、伝説はいっぱい聞いた。
「俺はウラヤマだぁ」と叫んでいたそうだが、カチンコの時はこういう失敗したんだなやっぱりフフと思った。終わったら山田勝仁さんもいらして、お茶した後にこれを書いている。
川島雄三、少ししか見てない不明を恥じる。サヨナラだけが人生か。

kaneko_power009 at 15:03|この記事のURLComments(0)演劇 | 友人

2019年05月23日

新生月蝕歌劇団『聖ミカエラ学園漂流記』初日

高取英亡き後の月蝕歌劇団最初の公演『聖ミカエラ学園漂流記』初日に行くと、いつもよりキャパの大きい新宿スターフィールド(旧タイニイアリス)が満杯の盛況。
高取さんが美加里のために書いて大ヒットさせたというのは82年で、マンガやアニメにもなり、ポスターは2013年の再演版を使っているようだが僕自身は初見なのに既視感はある、というのは月蝕の芝居は全部このパターンを踏襲しているからだが、本人が演出するよりも純粋に高取的なものになっているのは、出演者たちが懸命にそうしようとしているからだろう、最も分かり易く、力強い。
戦後民主主義の象徴的な「青い山脈」を歌いながら、それを欺瞞としてセーラー服の少女たちが刀を振り回して機関銃を撃って血だらけになって革命を起こし、天草四郎と特攻の将校が十字架の門から現れる、寺山修司の遺伝子が(と言っても僕の知ってる寺山は映画だけだが)華となって散ってゆく舞台・・ナンチャッテ高取さんにも言ってないが。
あと、違う感じがするのは、出ている女の子が人さらいにさらわれて来たみたいには見えないで、自ら頑張ってる感じが強いところ。
高取演出だと、なんか、サーカス団に売られて来た子たちがやっているような匂いがあったのだ・・・それは、高取さんが客席の奥から懐中電灯でライティングしていたからなのかも知れない。
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kaneko_power009 at 14:58|この記事のURLComments(0)演劇 | 友人

2019年05月21日

今日はこれから新文芸坐で『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』の上映とトークショー

twitterに“金子修介bot”というのがあって、誰かが僕の以前の発言を見つけて呟いてくれているんだが、20年以上前の「憲法第九条の戦争放棄は死守すべきだと思うんです。戦争放棄の文言を残すためには、第二項の戦力を保持しないという部分を変更した方がいいと思う。なぜなら実際に憲法に違反した存在の自衛隊があるから」の部分だけを抜いて、その後言ったはずの「同時に日米安保条約も破棄すべき。米軍の戦争に加担出来なくするのであれば可だろう」というのが無いので誤解されてしまう。
当時オヤジからも「お前は改憲派か」と言われてそのまま亡くなったし、憲法集会に行って「集団的自衛権を禁じて自衛隊を明記すれば、米軍基地を日本から追い出せるのでは」と発言して総スカンをくらうのでもう黙った。
2012年の集団的自衛権の行使容認という閣議決定・・・まさか憲法違反の閣議決定があんなにいとも簡単に行えるとはそれまでの積み重ねから想像出来なかったのが迂闊・・・あれから色々なことが急激に変わって・・・
今日はこれから新文芸坐で『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』の上映とトークショー。
この映画の世界では防衛軍はあるが、安保は無く、日米友好条約になっているのですね。
町山智浩さんが動画で「金子監督がやりたい放題やっている大傑作」と言ってくれているんだが、そーか、俺、やりたい放題やっていたのかぁ、と思ってしまいます・・・富山省吾プロデューサーのおかげです。

kaneko_power009 at 14:54|この記事のURLComments(0)ゴジラ | 社会

2019年05月19日

「第23回富川映画祭」6月27日から開催

6月27日から開催される富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭に審査員として招かれ、『リンキング・ラブ』を上映してもらうことになりました。海外初上映だ! 

映画祭23回目の今年は「アイデンティティーを強化する“SFコンセプト”」て書かれているから、『リンキング・ラブ』もSFとして認められたってことかな。最先端のファンタジック映画を浴びて来たいと思います。

その前に日本でマジカルのワークショップやります。6月15・16日と22・23日の二講座で、それぞれ新テキスト作って映像を絡めてその場で演技検証します。両方でも一つだけでも受講出来ま〜す。

2019年05月17日

扉座『新浄瑠璃・百鬼丸』

座・高円寺にて扉座『新浄瑠璃・百鬼丸』を鑑賞。
原作は手塚治虫の『どろろ』で、どろろと聞くと68年のアニメ版ホゲホゲタラタラホゲタラピン!の歌を先ず思い出す世代にとっては、白黒アニメの血まみれシーンの衝撃は忘れられないが、当時から副主人公の少年で実は少女だった子供泥棒”どろろ“の方がタイトルになっていて、親の領主が悪魔と取引して身体の48カ所を売り渡されてミノムシ状態で生まれた息子が成長して手を外すと隠し剣を振り回して妖怪と戦う“百鬼丸”が主人公なのに何故タイトルになっておらんのか、を悩んで手塚先生の考えじゃろと納得していたが、芝居のタイトルは”百鬼丸”・・・どろろもオジサンの泥棒になっていて「相棒」で見かけた山中崇史が熱演。
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百鬼丸の方はずっとミノムシ状態の小道具を使い心の声を「トクサツガガ」みやび役の吉田美佳子が黒子となって、“鬼親を恨まずに正しく生きたい清い気持ち”を演じているから、ニヒルに親を恨むアニメの百鬼丸との違いを脳内で翻訳しつつ観ていると不思議に違和感が消えていって原作のテーマそのものが浮かび上がる。
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子供を一途に愛するのが人、その子供を生贄に悪魔と取引するのも同じ人・・・という恐ろしいテーマを浄化したのがホゲホゲタラタラホゲタラピン!のフザケた歌だったのが、舞台では浄瑠璃を意匠としてナマの和太鼓で真面目に迫ってくる。脚本・演出の横内謙介さんは扉座が善人会議だった頃から何度かお会いしたことがあるが、旧善人会議のメンバーもチラホラ見かける舞台上や客席の背後に流れている真っ直ぐな精神は変わっていないことに感動しました。

kaneko_power009 at 14:43|この記事のURLComments(0)演劇 | 友人

2019年05月13日

「彼」のネタバレ

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kaneko_power009 at 14:39|この記事のURLComments(0)1999年の夏休み | 友人

2019年05月12日

映画の衣装を着た「彼」@大倉山記念館

7月20日に予定されている「1999年の夏休み音楽会2019」の準備・・・
中村由利子さん作曲で僕作詞で宮島依里りん歌唱の楽曲2曲のためのイメージ作りで、久しぶりにロケ地の大倉山記念館に来た。
1人じゃ寂しいんで、映画の衣装を着た「彼」にも着いて来て貰ってバシバシ写真撮っていると、金子監督みたいと地元の美術家の方から声をかけられてお互い驚いた。
映画の事もロケ地の事も母が切り絵作家だという事もご存知だった。
館内は子供ピアノ発表会で賑わい、中庭では地元の家族のピクニックで賑わっており、その中で「彼」とそんな事をしていて普通じゃないのは分かっております。
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kaneko_power009 at 14:36|この記事のURLComments(0)1999年の夏休み | 音楽

2019年05月09日

「これで怪獣作ろうぜ」と言った日

7日、落語家の林家しん平さんが四年がかり一人で作った”自主怪獣映画”『深海獣雷牙 対 溶岩獣王牙』の完成試写会に手塚昌明監督と呼ばれて、カドカワ神楽座で木原浩勝さん司会の上映後トークショーに参加した。
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20年前『ガメラ3』上映後、1年近く経ってから螢雪次朗さんから電話があり「林家しん平がガメラの続きを作ったから見てやって」と言われて新文芸坐でその『ガメラ4』上映会に行った。

『3』のラストのギャオスの大群をガメラが全滅させて自分も海に落ちて死ぬというオープニングから始まる45分の作品に蛍さんは大迫役を熱演、しん平さんも本田博太郎さんがやった斉藤審議官を演じてガメラ復活までを描いたので、稚拙なところも微笑ましい自主映画ながら、感心しつつ面白く見たのであった。

その後もしん平さんは自主怪獣映画を作り続け、『深海獣雷牙』では浅草を襲い、その続編である今回は、二度の病気に襲われながらもパソコン合成を学び、熱海を舞台にして昭和テイストの怪獣対決が繰り広げられる。

しん平さん、手塚さん、僕は昭和30年生まれという同世代で、「怪獣体験」も共通という話でトーク中に思い出したのは、小学校6年の時に図書委員の鈴木和道が図書室から学習図鑑のカバーが廃棄されるので大量に持って来て教室にぶちまけ「これで怪獣作ろうぜ」と言った日のこと。

何十個もあったと思うが、それを切って裏側にして体に巻き付けたり首に巻いたりして色を塗って怪獣にしていった。
口は石で重しをつけて自分で操作してパクパクさせたり、残りはビルのミニチュアの書割にして野田秀樹もゴアみたいな役で体育館で怪獣芝居をやった、あんまりウケなかったが・・・あれから始まったんだよな怪獣映画を作りたいという気持ち・・・
そんな怪獣話もイベント後に続いて尽きず、近所での打ち上げに、落語文化にも造詣の深い寺脇研さんも参加して、飯田橋の夜は更けていった・・・

kaneko_power009 at 14:32|この記事のURLComments(0)ガメラ | 思い出

2019年05月04日

「1999年の夏休み2019音楽会」

7月20日、六本木CLAPSにて「1999年の夏休み2019音楽会」を開催します。
中村由利子さんの曲に僕が詞を書いて、宮島依里さんが歌うという2曲を始め、中村さんの独奏や宮島さんの朗読もありのイブニングショーになります。
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先日は、中村さんのスタジオで宮島依里りんの音合わせ。イメージ通りの美声。
『1999年の夏休み』のオーディションでも歌手になりたいと言っていた。
オーディションに受からなかったらソニーからアイドルデビューしていたハズというパラレルワールドの30年後か・・・
歌詞は所謂「曲先」というやつで、音に合わせて詞を作る作業は楽しく、初めてでは無い。
ガメラ3の主題歌「もう一度教えて欲しい」はどっちだったけな・・『ばかもの』の主題歌「めぐり逢い」は詞先だった。
『ポールダンシングボーイず』の挿入歌「最強無敵のチーム」は曲先、『デスノート』の「さくらテレビ祭り音頭」は曲先、レッチリの「snow」は訳詞、『少女は異世界で戦った』の主題歌「ウイークエンドは殺しのアイドル」は曲先・・・と数えたら8曲になってるじゃん、作詞家を名乗ってもいいスカ。御用命あれば承ります。


kaneko_power009 at 14:23|この記事のURLComments(0)1999年の夏休み 

2019年05月03日

「皆さんと共に、憲法を守り」

平成天皇が即位した時、TVを見ていたら「皆さんと共に、憲法を守り」という言葉に結構、感動したんだが、後追い報道などではそこの部分は強調されなかった。
それもあって“尊皇護憲”という旗印を挙げたらどうか、と言ってみたが、余り賛同者は出なかった。
昭和天皇は新憲法を三代目まで続けて守ることで戦争責任を取られたという理屈の”尊皇護憲“だが、新天皇は「憲法にのっとり」という言葉を使った。
天皇の立場で「皆さんと共に、憲法を守り」と言っちゃうと、それは「守れ」に近いから政治的中立では無くなる、というのを読んでなるほど、と思って、当時からそれが問題にされていたのだ、と今知った。
だが、平成天皇の「憲法を守り」は「平和を守り」に同義であって、それは当然中立、それが「戦争しない」になると中立では無くなる、というところがおかしいのでは。
「平和を守る」=「戦争しない」=政治的中立→「憲法変えない」という単純理論で行けるようにしたい憲法記念日オススメの映画は、ポレポレ東中野ほか上映の井上淳一監督『誰がために憲法はある』

kaneko_power009 at 14:19|この記事のURLComments(0)社会 | 歴史

2019年04月28日

米米CLUBのジェームス小野田さん

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昨日は音楽業界の交流会にて、米米CLUBのジェームス小野田さんと『山田村ワルツ』の現場以来32年ぶりにお会いし、単独ミニライブを堪能、シビれた。気さくな人柄の小野田さんも映画の事は良く覚えていて、北茨城袋田温泉の12月だから、初雪が降って撮影中止になったのに、宿泊していた旅館の人が地元の習慣で「おめでとうございます!」と大声で言って回るんで調子狂った事などを話した。
神社での「おたふく祭り」のシーンで、米米CLUBが挿入歌「嫁津波」をフルコーラス歌うが、出し時間に間に合わず撮りきれなかったので、現場でカールスモーキー石井さんに「もう一回来てくれる?」と言って、再度来て貰ったっけな。
米米CLUBは、06年に再結成され、「嫁津波」は今でも歌っているそうだ。

kaneko_power009 at 11:03|この記事のURLComments(0)思い出 | 音楽