2009年11月23日

ソウルで日本映画祭 JAPANESE MOVIE IN SEOUL

韓国の映画ファンは熱い。
熱いファンの前で日本の若手監督たちと一緒に挨拶、「アンニョンハセヨ」と言った途端に歓声に包まれ、なんとなく照れます。

開会式に間に合ったのは、『風が強く吹いている』の大森寿美男、『おとなり』の熊沢尚人、『童貞放浪記』の小沼雄一、『PASSION』の濱口竜介、『ゆずり葉』の早瀬憲太郎らである。
みんな若いね。僕がいかにベテランになってしまったか……

第六回目となる今回のテーマは「情熱の時代」。

シネコンメガボックス、14スクリーンのうち2スクリーンを借り切っての上映で、他のスクリーンでは一般の韓国映画やハリウッド作品をやっている。
韓国語字幕は投射する方式で、プリントに焼き付けている訳では無い。

それぞれの映画上映前と後に短い挨拶をし、質疑応答は、劇場を出た特設コーナーで行われるんだが、これが膝詰め談判のような間近な距離なんで、異国の言葉でも感情がビンビン伝わって来る。

どの監督も、この交流タイムが終わると、満足そうな表情をして、すっかり韓国好きになってしまう。
的を得た感想や質問が次々に飛び出してくるからだ。

ちょっと驚いた、というか、戸惑ったのは、それぞれの監督に日本語を勉強中の女子大生がついて接待してくれるんだが、お互い慣れてないんで間がもたないから、コーヒーでも飲みますか、と喫茶コーナーに入るが、いくつ?とか家どこ?とか、若い頃と相変わらずの質問しか出来ないもんだな、年とっても。

ガメラシリーズには「ビッグモンスタークラブ」というグループの人々が参加し、どこで手に入れたの?というような日本公開時のパンフレットやDVDを持参し、サインを求められた。

そして、夜はお決まりの焼き肉……

二日目に腹こわして、韓国の正露丸買って、スグ治しました。

kaneko_power009 at 17:37│Comments(3)TrackBack(0)ガメラ | 海外活動

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この記事へのコメント

1. Posted by kazem2   2009年11月24日 18:46
こんばんは
韓国メディア映画専門サイト「Cine21」で監督の記事を読みアップさせました

翻訳を使っていますが 監督の名前がカタカナだったので監督のことをグーグルで調べてこのサイトを知りました

勝手にリンクしてしまいましたが
よろしいでしょうか

監督のプロフィールを読んでびっくりしました
今頃気がついて申し訳ありません^^

私は韓国の映画監督が好きで韓国まで映画を観に行くんですよ^^

監督とは年齢が近いので同じ時期にガメラに夢中になっていたんですね^^
2. Posted by vbd   2010年02月09日 12:41
これからも頑張ってください!
3. Posted by kio   2010年02月09日 12:42
これからも頑張ってください!

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