2015年11月09日

時節柄、ゴジラ・ガメラ関係で呼ばれる

時節柄、ゴジラ・ガメラ関係で呼ばれることが多いが……
「時節」というのは昭和29年の11/3にゴジラが公開されたことをちなんでゴジラファンが「ゴジラ誕生祭」を企画したり、東京映画祭関連で怪獣シンポジウムをやったりしてる時期という意味だが、樋口サンが現場をやってるんで僕を呼んで「何を言ってくれるんだろう」という怪獣ファンたちの目が爛々としているので、サービス精神をつい発揮してしまい、シンポジウムでは「ゴジラとガメラ両方を監督されて、どんな事を思われていますか?」というガメラを準備しているらしいKADOKAWAの井上さんの質問に「…やっぱりゴジラの方が人気があるってことですかね」と言って笑いを取ったが、その時ふと思ったのは、怪獣が日本で大発生したのは「戦争しないと決めた国だったから」ではないか、ということだった。
怪獣映画というのは戦争映画の代役みたいなもんで、英米だったらナチスを倒してヤッター!というよう痛快な戦争映画を作れるが、日本の場合、常に後悔と反省が付きまとい、痛快な戦争映画なんか有り得ない歴史があって、よその国の替わりに怪獣と戦う怪獣映画が娯楽的に発展したんだ、と思いながらガメラ2を撮っていたもので、やはり怪獣と戦争はイメージの源泉のところで切り離せない……とするなら、雨後のタケノコのように次々と生まれる怪獣たちをモグラ叩きのように潰してもまた現れたその訳は、戦争を封印した替わりに生まれて来た埴輪のようなものだったから、と文化人類学的には言え無いだろうか…

kaneko_power009 at 00:17│Comments(1)TrackBack(1)ゴジラ | ガメラ

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1. Posted by F91がスキ   2017年02月09日 15:43
 先日、小学生の時以来、久しぶりに平成ガメラを観たんですが今観ても面白い。私は特に『ガメラ2』(レギオン)が好きです。他の2作はあんまり内容を憶えていなかったんですがレギオンだけはけっこう記憶に残っていて、当時からこういうSFな設定が好きだったんだなと(今の時代なら大ヒットしそうだが…)。
 ただ、今観ると気になるところがいろいろあるんですが、あの、映画の質問NGだったらごめんなさい。

 冒頭の隕石が謎なんですが、あれは隕石に草体の種子(とマザーレギオンの卵?)がくっついていたってことですか? 自分で考えてみたものは「宇宙に発射された種子は隕石にくっついて(例えば体内の酸素とかを噴射して移動)惑星にたどりつく。そして、衝突時に種子が酸素バリアみたいなので「制動」して着陸、残った隕石は孵化したレギオンの最初のエサ(レギオンは土などを分解してシリコンを生み出す)となり繁殖開始」というかんじ。これで隕石に制動の跡があったことと、隕石が消えていたことに説明がつくかなと思ったんですが実際はどういう設定だったんでしょうか。

あとは…三陸沖に落ちた隕石にもレギオンはいたのかとか(ガメラは三陸沖に来ていた)、とにかく考察しがいのある作品で大好きです。 

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