2018年12月01日

3D能エクストリーム

異色の映像作家・奥秀太郎氏(『ドモ又の死』監督やNODA・MAPの映像演出)のご案内で東京芸術劇場『3D能エクストリーム』を鑑賞。
これは、先日ヴェルサイユ宮殿で公演された宮本亜門演出のものとは演目が違うようだが、3D映像は同様に奥氏のものだから、ヴェルサイユ感覚というか能楽堂で能を観るのとは違った華やかな感覚で鑑賞出来る。
例えば都から遠く離れた鄙びた地へゆくのは、能での表現は俯いてジッとしているだけだが、背景の美しい日本画が3Dで奥へ向かってゆくので全く退屈しない。
花吹雪なども実際に舞わせたら演者についたりして表現を邪魔するものになってしまうが、3D映像であれば、表現を助けるものになったと思える。
考えてみれば、昔の能は野外で演じられたりもしたし、薪能もそのバリエーションだろう。演者の着物が豪華なので、能の地味さが絢爛なエンターテインメントになった感。

kaneko_power009 at 12:00│Comments(0)演劇 | 友人

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