海外活動

2016年02月26日

『ストレイト・アウタ・コンプトン』 Straight Outta Compton

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このあいだ「映画って何で何十億もお金が必要なの」取材の時に菊地良さんから名前を出されて年200本見てるくせに名前も知らなかったという『ストレイト・アウタ・コンプトン』て何なんだ?と気になっていたんで(2/21のブログ)渋谷シネクイントで見たら、相当面白かった。
黒人ラップミュージックの現代史で、キャラクターが分かり易く、栄枯盛衰の大河ドラマになっており、アイス・キューブの息子が本人役をやっている。
キューブと言えば『ハイヤーラーニング』とか『アナコンダ』に出てたよなという程度の認識だったが、こんな商売上手な不良だったのかい…と驚く。
92年4月のロス暴動が一つのクライマックスになっており、その時僕はロスにいて『ネクロノミカン』の準備中だったが、ハリウッドヒルズの山の上だったので煙を眺めるだけだった。
そこに至る歴史的背景も良く分かり、勉強にもなった。

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2016年01月28日

『ベテラン』

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リュ・スンワン監督の『ベテラン』は超オモシロく、上手いな〜 
踊る大捜査線とビーバップハイスクールがメジャーに合体して3倍金かけたような世界。
日韓がもっといい状態だったら日本でも大ヒットしてるだろう、シュリくらい。
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スンワン監督とは二回対談した。
最初は『ガメラ』韓国初上映の2009年、日本にあって韓国に無い”シリーズもの”についてトークショーした。
韓国で2をやると必ず下がるからやらない、伝統というものを重んじないから常に新しいことを求める、と言っていたが、これは来年2あるらしい。
二度目は『ベルリンファイル』の日本公開時の宣伝対談。
気持ちは良い、頭は良い、ルックスも良いという監督で、俳優やってる弟のスンボム君よりカオいいんだよね。300ryusunbom

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2014年05月16日

『少女は異世界で戦った』=”DANGER DOLLS"特報=English Teaser

i-dolls(アイドールズ=花井瑠美/武田梨奈/清野菜名/加弥乃)主演『少女は異世界で戦った』海外版(”DANGER DOLLS")の特報(English Teaser)が解禁。
カンヌ映画祭でセールス始まったってことで。
世界の国から買っとくれ…



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2014年02月04日

ロシアモスクワ映画祭のレポート

テレビ番組がユーチューブにアップされていました。

全体5分40秒のものですが、ワタシは1分、2分30秒、4分、4分55秒に登場します。誰も襟が片方出て無いって言ってくれなかった……



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2014年01月25日

ロシアホラー映画祭

第四回ロシアホラー映画祭でモスクワに来ております。
なんと『生贄のジレンマ』三部作がモスクワで上映されました。
現場には行けないんだけど、完売だって言われました。
ワシの写真がビルボードに……!
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ちょっとホテルの周りを歩いてみたんだけど、顔がイタい。寒くて。夜明けが9時なんで驚いた。暗い8時に朝食。

日本語通訳もいないところでカメラの前でイキナリ「最後のゴジラの監督」と紹介されて、いやそうじゃないんだけどねと英語で言えなかった僕を許しておくれ。
ロシアではそう思われてるらしい。ガメラは余り知られて無い。
その人は最初のゴジラは1954年というのは良く把握してました。

他のゲストは、『ゾンバイオ・死霊のしたたり』(RE-ANIMATOR)の監督スチュアート・ゴードンStuart Gordon、ゴードンと一緒に制作して自分でも『死霊のしたたり2』(BRIDE OF RE-ANIMATOR)を監督したブライアン・ユズナBrian Yuzna、『ポルターガイスト』(Poltergeist)で子役だったオリヴァー・ロビンス(Oliver Robins)、『父・パードレパードローニ』(Padre Padrone)にも出ていてその後ホラー俳優に転身したらしいスタンコ・モルナールStanko Molnar、ポーランドのゲームクリエーターMaciej Binkowski、となっております……ふう……
「何故ホラーが受けるのか」「本当に怖いのものとは何か」てなパネルディスカッションを4割くらいしか分からないなかでこなしております。
日本代表として時節柄、本当に怖いモノはNuclear power だと言っておきました。ここはロシアだし、ですね……

ブライアンとは『ネクロノミカン』(Necronomicon)を一緒にやり、その後もシッチェス映画祭やブリュッセル映画祭でも会っているので、旧知の間柄。
昨夜は怪しいディスコに連れて行かれて音楽がウルサくて何だこれはと思っているうちに舞台でセクシーダンスが始まりまさかストリップ?と思ってたらヒョウ柄のボディスーツ脱がずに美女退場そこに我々が入れ替わりで登場イエーイ!と歓声で迎えられました。

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2012年03月04日

ブラッド・ピットBrad Pittがアカデミー賞授賞式で

ブラッド・ピットBrad Pittがアカデミー賞授賞式で初めて映画館で見た映画を聞かれて「サンダ対ガイラ=War of the Gargantuas」だと答えた。
「善の怪獣が身を犠牲にして悪の怪獣を倒すんだ」と説明していた。
本多猪四郎監督「サンダ対ガイラ」は怪獣対決モノとしては教科書である。
That is a textbook about monster movies.
一体の存在がもう一体を産み出したので二体存在する事に矛盾が無い。
ガメラ「Gamera」ではそれを応用した。
劇中、自衛隊無線で「以後山の怪獣をサンダ、海の怪獣をガイラと呼称する」という言い方に痺れ、ガメラでもテレビニュースのシーンでキャスターの真山勇一さん(現・調布市会議員)に「政府の通達に従い、以後、海の怪獣を“ガメラ”、鳥型の生物を“ギャオス”と呼称します」と言って貰おうとしたら、真山さんが「呼称という言い方は固いんじゃないでしょうか、ここは“呼ぶ”という方が…」と仰るので「いや真山さん、ここは呼称すると言って下さい」とお願いしたのだった。
I imitated "War of the Gargantuas" and wrote lines in "Gamera" scene where commentator named the monsters,but he used to be real TV commentator(now town councilor) said "This lines are not correct”,I said "Pleas say as script "
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2011年04月15日

中国・西安訪問 司馬遷の墓へ

3月20日に日本を発った時は時節柄、まるで東京から逃げ出そうとしているかのように見えてるんじゃないだろうかオレってと思いながら、大きなスーツケースをゴロゴロと引きずって羽田まで辿り着いた。

香港ではインターネットには不自由しなかったが、24日から西安に行くと、中国ではツイッターとフェイスブックは禁止になっておりアクセス出来ない。
なにしろかつては唐の都、長安である。街全体が古都を演出しており、ホテルには孔雀が放し飼いになっている。多少情報は遅れたが、メールは通じていた。西安ホテル1

西安ホテル2
ただNHKは24時間見れるので、原発のニュースは逐次見ていた。当然、帰る頃には収束してるだろうと思っていたが、見る度に状況は悪くなってゆく。なんなんだ日本は、と思ってしまった。

そんな日本の事情とは全く関係無く、何故か僕は司馬遷の命日のイベントに招待されたのである。
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司馬遷のお墓まで車で2時間近く。左の人はコーディネーターでブリジアン(ブリッジアジアの意味)社長の夏川さん。北京出身のイケメン。
司馬遷イベント
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かなりの大イベントでした。11348429_900289
司馬遷の子孫がこんなにいるんですね。11348428_852713
黄色い襷の人たちのスグ後ろに僕らはいるわけです。
「日本には『項羽と劉邦』を書いた司馬遼太郎という大歴史小説家がいるんですが、“司馬遷には遼か及ばず”という意味でペンネームを付けたんですよ」なんて言って、ホーホーと感心される。
ネタばらしすると、直前に歴史アイドル小日向えりチャンにメールで確認したりしていたんですね、これが。
翌日の新聞には「日本著名導演金子修介(死亡筆記)参加」なんて出た。「死亡筆記=デスノート」は相当有名で、レストランでウエイトレスにサイン求められました。
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そのイベントの後、1987年に『古井戸(老井/OLD WELL)』で東京映画祭グランプリを獲った呉天明(ウー・ティェン・ミン)監督に久しぶりに会った。23年ぶり!。
この人とは88年、コロラド州はテルライド映画祭に『1999年の夏休み』で招待された時のこと、映画祭スタッフに「一人で行けるから迎えはいらねえ」なんて無謀にも言い張ったのにモニュメントバレーまで着いたらバスが無く、やむなくヒッチハイクするハメになってしまったが滅多に車通らず砂漠で日が暮れて心細くなっていた時、偶然にも陳凱歌(チェン・カイコー)らとキャラバンで通りがかってくれたんで命拾いした、それ以来の再会なんである。懐かしいなあ……
通訳が混乱してなかなか通じなかったが、ヒッチハイクで来た監督というところで「!、君かぁ」と思い出してくれたのだった。

それで、肝心の西安で何の仕事をしたかということなんだけど、ちょっとまだ言えるような状況じゃないのでご勘弁。

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2011年03月24日

香港アジア映画投資フォーラム(HAF)に『夏休みなんかいらない』で参加 PART2

香港フィルマートの一部に設けられたHAFのコーナーです。
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およそ一万本と言われるなかから28本に絞られた企画が、ここでセールスされます。
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僕の『夏休みなんかいらない』のブースは27番目。
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ここに、次々と海外の配給会社や制作会社が現れ、僕は映画のストーリーとテーマを説明します。
「17才のハイスクールガールが好きな男の子をキャスティングして学生映画を作ろうとするんだけど、告白出来ないで、恋のライバルをその相手役にしたら、ラブシーンを撮らないといけないハメになって胸が苦しい」
と、言うと、バイヤーは「Oh!」となります。
「映画の中の映画はちょっと古い時代のラブトライアングル物語で、現実もラブトライアングル。それが交錯するロマンチックコメディなんですよ」
と言うと、相手はにこやかに。
「だけどそれだけじゃないサブプロットが絡みます。主人公のお父さんは元映画監督で、エロチック映画を1本撮って仕事をやめ、今ではカレー屋さんになっている。このお父さんが、最初は娘の映画を、そんなのは映画じゃねえ、とバカにしてるんだが、最後には、これこそ映画だったんだ!と気づく。つまり、映画とは規模の大小やフィルムかビデオかなんてことは問題じゃなくて、仲間と一緒になって芝居を映像にしてゆく、そこに本質があるんだ、ということを言いたい。
隠されたオマージュとして、トリュフォーの『アメリカの夜』やワイルダーの『サンセット大通り』のような映画バックステージものを映画ファンは思い起こすでしょう。映画のフォルムはどんどん変わっていっても、映画には未来があるんだ、ということを感じて欲しい。でも、入り口は広く、多くのヤングジェネレーションに向けられているんです」
とまくしたてると、皆さん「INTERESTING!」と言ってくれます。
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参加者のなかに香港の『1999年の夏休み』大ファン黄修平(左から二番目)がいて、「あの映画が僕をこの世界に引き入れたんです」と言っていた。レーザーディスクとDVDにサインする。
香港にはファンが多いのだ。
彼も、「愛的根源」という作品をHAFに提案している。

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2011年03月20日

香港〜西安へ

震災で被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。
誰もが我がこととして心を傷めています。

こんな状態の日本から逃げ出すかのように感じてしまい心苦しいんですが、今日から香港に行って来ます。

前にも書きましたが、香港アジア映画ファイナンシャルフォーラム(HAF)という催しで、映画の企画を審査するフォーラムで、オリジナルの『夏休みなんかいらない“We Don't Need a Summer Vacation!”』を持って行きます。

これは、女子高校生が友達と好きな男の子を主役に自主映画を作る話で、友達も彼が好き、作る映画は三角関係なんで、現実と映画の中の三角関係が交錯してしまう、というラブコメであります。
……まあ、でも、これで世界の映画の企画と勝負出来るんかな……

これを小説にして書いており、4月末から電子書籍の雑誌で連載開始になり、今、校正の段階です。
もう少ししたら、正式に発表出来ます。

その後、西安市から招待を受けているんで、仕事になるかどうか分かりませんが、西安経由で月末に帰って来ます。

西安というと、昔の長安……「杜子春」「楊貴妃」「遣唐使」……

しかし僕の記憶じゃ、すぐに「西安事件」を連想してしまう。
『戦争と人間』第二部の一場面、背中しか見えない風呂上がりの蒋介石が軍人に囲まれ、張学良から「将軍、あなたは私たちの捕虜です」と宣言される……名場面ですな。

張学良の話は、このブログでも時々書いております。

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2011年02月02日

上海帰りの……

上海に行って来ました。上海帰り。

僕(昭和30年生まれ)は子供の頃、“懐かしの歌謡曲”として「上海帰りのリル」を聴いており、同世代の友達も、多分、これをずっと昔の歌だと思っているんじゃないかと思うんだが、調べてみると昭和26年の歌なので、今から見たら、それほど時代に差があった訳ではない。

♪船を見つめてい〜た
ハマのキャバレーにい〜た
風の噂はリ〜ル
上海帰りのリル、リル
 (途中省略)
だーれかリ〜ルを 知らあないか

このメロディや歌詞は、子供の頃に聴くと、相当古く、親の世代の歌であろうという感じがしたものである。

また、上海を日本が占領していたのは、戦時中のことだから、歌の物語も当然その頃のことなのであろう、と漠然と思い、それ以上は深く考える必要も機会も無かった。

だが、今、上海帰りの気分で歌詞を良く読むと、これは敗戦後の物語で、中国で知り合った日本の女を探している男の話だと、いうことが分かる。

三番にある「夢の四馬路の 霧降る中でなにもいわずに 別れたひとみ」の「四馬路(スマル)」というのは、遊郭のあった地らしく、どうやらリルは、訳ありの女であったらしい。

つまり、戦時中、軍関係の仕事をしていた男は、リルと呼ばれる高級娼婦と上海で恋に落ちたが時代の変遷で別れなければならなくなり、敗戦後、二人とも別々に日本に戻って、リルは横浜のキャバレーでアメリカ人相手に働き、一方男は数年の戦後の混乱期を生き抜くや、自分の大切な人はリルだと思い続けて再会を果たそうと、噂を聞いて横浜に辿り着いたのだが、最早その姿は無い、手がかりは何も無く、この先、会えるとは思えない、もう一生会えないかも知れぬ、思い出すのは、あの時代、戦時中の上海の、暗いけれども輝いて、精一杯生きていたあの時代……
……という歌だったのである。

つらつら書いて来たが、今の上海に、この歌を受け入れる要素は全く無い。
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ここがホントに中国?という大都会になっており、街は清潔でトイレもキレイ、人々はいい服を着て楽しそうにしており、浮き立っているように見える。

「お金が余っているんですよ、税金取られるよりも映画に投資したい人が大勢いるんです」
という言葉を聞いた。

……それ、どこかで、いつだったか、聞いたことのあるセリフなんだよね……


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2011年01月19日

上海へ

中国からの仕事のハナシがあって、実現するかどうかは未だ分からないんだけれど、いよいよ上海に行くことになった。

僕自身、1991年の暮れから約一ヶ月、妻と二人で中国旅行をしている。
もう二十年前か……

その時は、香港から電車に乗って、開発が始まったばかりの深圳に入ったんだが、妙に人工的な街づくりをしているな、と感じた。
田舎の原宿みたいな感じ……田舎が原宿を真似して作ってる街、という意味だが、なんか、不思議な雰囲気であった。
だだっ広い荒野に馬鹿でかいビルが、幾つかポツン、ポツンと建っていたのを思い出す。

深圳から電車で、流民がウヨウヨしている広州へ入り、数日歩き廻って昆明行きの飛行機のチケットを買い、飛行機に乗ったら乗客が通路にツバを吐いてるのにショックを受け……
……というような話は、いっぱいあるんだが、この手の話は当時の中国旅行者が言っているだろうから省略。

日本と似た味付けで食事のおいしい昆明から、また飛行機で海南島に飛び、餃子と海産物をいっぱい食べつつ一週間くらい滞在して香港に戻った。

名所旧跡は、中国人と外人の入場料金が違うので、ヨーメイヨーと中国人のフリしてチケットを買って入ったものである。

街で住民同士がケンカをしてるところをビデオで撮ってたら、公安らしき人に連れてかれそうになったんで「チョンホアコンチャンタンマンセイ!マオツォートンマンセイ!(中国共産党万歳、毛沢東万歳)」と叫んで誤摩化した。

そんな中国も、今や随分変わっているであろう。

実は、更に昔の話だが、父が中国訪問団の団長だった事があり、「中国は家に鍵が無いんだよ、泥棒がいないからね」というような話を聞かされていた。
一ヶ月くらい滞在していたはずだ。

息子の名前は「修」介なんだと、当時ソ連を修正主義として批判していた中国で、父は照れ笑いで話した。すると、「金子団長は息子さんの名前で傷ついているからその話をしないように」と行き先々に指令が飛び、以後子供の話題が出る事は決して無かった、という……

これが正確にいつの時のことだったか分からなくなってしまったので、アポ無しで代々木の共産党本部に自分の名刺を持って行って尋ねた。映画監督の金子修介と申しますが、と……
ちょっとドキドキしましたけどね。

そうしたら国際委員会の方が丁寧に教えてくれたところによると、昭和41年の3月に日本共産党は毛沢東と会談して決裂、以後、三十年間関係を絶っていて、鄧小平の時代になって、やっと関係が修復していて、当時の中国関係の資料は見当たらない。
となると、父が訪中したのはそれ以前ではないか?、という推理になった。
しかし、そんなに前だったろうか……

すると弟が当時、中国から我が家に出された絵ハガキを見つけて来た。
中国の切手がいっぱい貼ってあって万里の長城の写真葉書で、昭和41年の9月「23日に羽田に帰る。出迎え不要」と書いてある。こうなると、共産党の正式な訪問団では無かったであろう、と考えられ、今度は日中友好協会に電話で聞いてみた。

すると見つけてくれました。昭和41年9月5日付けの日中友好新聞に……
「8月17日 工人日報の招請で日本機関紙協会訪中団一行五人(団長=金子徳好=日本機関紙協会事務局長)が出発。三週間滞在の予定」

三週間の予定が一ヶ月以上になったようだ。

もう文化大革命も始まっていた。
……そう言えば、紅衛兵の話もしてたっけか?

「文化大革命、あれは内戦だったんだよ」と父が言ってたのは、随分後のことである……

この後は、どう追跡出来るか……
一応、中国側には工人日報の事が調べられるか聞いて貰っている。

帰ったら、またいろいろと報告しますね。

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2011年01月05日

香港アジア映画投資フォーラム(HAF)に『夏休みなんかいらない』で参加 9th Hong Kong-Asia Film Financing Forum

あけましておめでとうございます。

2010年は、前半厳しく、後半バタバタと忙しくなった年でした。

「厳しい」というのは、オリジナル映画企画『夏休みなんかいらない』が実現に至らず、オファーされていた姉妹バレエ物語『テレプシコーラ』はメディアファクトリーが映画から撤退したので流れ、『桃太郎&一寸法師&かぐや姫』は牛歩の歩み、日本が石油を産み出す細菌を開発するという大作『ペトロバグ』も見通しが立たず、テレビシリーズ『命売ります』は主演俳優がテレビ局と折り合わず流れ……

更に、『ばかもの』の公開がなかなか決まらず、何かチョロっと書くと、そこだけプリントアウトしてラインマーカーを引かれて叱られ……まあ、やめましょうね。

という前半に対して後半は、『ばかもの』が12月公開に決まるや試写と取材が始まり、『ポールダンシングボーイ☆ず』でディーボーイズ2=D2という実にイキのいいメンバーと仕事が出来、そのD2の荒井敦史と再び組んで『メサイア』を年末に撮り、『ばかもの』公開、忘年会は出来なかったけど……

という1年でした。

で、2011年ですが、『ポールダンシングボーイ☆ず』が5月、『メサイア』が9月公開という事は決まっております。
どっちもホットでクールな映画でっせ。
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『メサイア』の荒井敦史と井上正大、カッコいいっしょ

そして、3月には香港映画祭関連企画、HAF(HONGKONG ASIA FILM FINANCING FORUM)に『夏休みなんかいらない』(“We Don't Need a Summre Vacation!”)が1万本の映画企画の中から入選し、コンペを受けることになりました。

アジアの映画投資家たちが、この企画にノッてくれるか……

もちろん映画祭の方は『ばかもの』の上映にも興味を示してくれてるんですが、今日から字幕版を作り出したとこなんで間に合うか……
……だからもっと早く作っておけば……とか書くと、またラインマーカー引かれちゃうんでしょうかね。

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2010年09月08日

Congratulations! Eri Fukatsu

深津絵里さん、モントリオール映画祭最優秀女優賞おめでとう。
Congratulations! Eri Fukatsu Best Actress Montreal film festival.

めでたいことです。
I feel very happy.

ついこのあいだ、東宝スタジオで「素敵な金縛り」の現場で会ったばかりだけど、昔と変わらぬ雰囲気でしたね。
I met you at Toho studio in recently.

デビュー作の監督と会うのは、学校の先生と会うような気がするんじゃないかな、と思った。
I suppose you felt me looked like a school teacher because I had shot you at 14 years old in the first film.

あれは、1987年の夏に撮った「1999年の夏休み」であった。
"Summer Vacation 1999" shot in summer of 1987images-2

あの映画のタイトルでは水原里絵なんだけど、スタッフはみんな、「深津の方がいいんじゃないか」と言ったら、「私もそう思うんですけど」と言ってたよね。
外国のファンから、「あのミズハラはフカツじゃないですか」と聞かれたことが何度かある。
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その後、歌手として高原里絵の名前でデビューもしたから、「三つの名前を持つアイドル」と言われたこともあった。
In the movie "summer vacation" her name was credit as Eri Mizuhara. She published CD as Eri Takahara.

このあいだ、相模女子大でのシンポジウムで宮島依里とも深津の話が出て、「深津さんは最初からしっかりしてた。私たちはプロなんだから頑張ろう、と言われて励まされた」と言ってた。14歳の言葉なんだよね。
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宮島はママになったよ、と言ったら、ええ〜っと、びっくりしてた。
She was firmily like an adult lady at the shooting.
(て、変? bad translate?)
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まあ、なんにしても、めでたいことです。
昨日からワッとばかり全世界からのアクセスがあるんで、ソニョシデばかりじゃ、さすがにマズいかなと思い、アップしました。

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2010年08月17日

「少女時代」の時代、到来か

昨年の11月27日ブログ「ソウルで日本映画PART2 」でその時期を予言した通り(自慢)、韓国のトップアイドルグループ「少女時代=ソニョシデ」の日本初コンサートが8月25日、有明で行われる。
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今、結構、街頭で写真や歌が見られ、ブレーク寸前という感じである。

我が家でも、最初は「親父キモイ」と否定されていたが、今や妻も娘も認めている状態だ。

と、いうか、どちらかと言うと、女子ファンの方が多いように思われる。

昨年の金子組忘年会では、写真付きノートと下敷き、CDを持って行っては、呆れられたものだが……
12月30日のエントリーでは、かなりハマっていることを告白している。

初心者は、先ず、ユナ、ユリ、ティファニーの見分けが難しいかも知れない。

ソヒョン、テヨン、ジェシカという辺りから認識してゆき、スヨン、サニ、ヒョヨンが分かったら韓国語の歌詞を覚えて目眩を感じる……

しかし、果たして一般的日本人男子に受けるか、という心配もある。

伝統的に日本のアイドルは「未完成」のイメージがあり、これだけ成熟し完成した感じの女性群は、「サイボーグ的」と受け取られるかも知れない。
先ず、「どこが少女なんだよ」という声が上がるだろう。

AKBと比べると、日韓のアイドル感覚の違いが分かる。

「日韓アイドル大戦・ソニョシデ対AKB48」という企画はどうであろうか?

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2009年11月27日

ソウルで日本映画PART2   JAPANESE MOVIE IN SEOUL

日本映画「情熱の時代」は、大森寿美男監督の『風が強く吹いている』をオープニング作品として、満席のソウル・メガボックスでスタートした。
小出恵介は、韓国では結構人気があるようだ。

そういや、『僕の彼女はサイボーグ』に出てたな。あれは、『猟奇的な彼女』のクァク・ジョエン監督作品とも思えなかったが、プロデューサーが山本の又さんなんで、僕の『あずみ2』にも世間は同じ事を言ってるかも知れないねえ……

大森さんは以前から知ってるが、その人柄が出ている、とても爽やかな映画であった。左のベレー帽の人。
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焼酎を小さなグラスに入れ、それを一回り大きなグラスに入れ、そこにビールを注ぎ、これをイッキに飲み、飲み干したのを証明するように揺らしてチリリンと鳴らす、という飲み方が韓国ではあり、大森さんはそれを何杯も飲まされて、記憶を飛ばしていた。

更に『おとなり』も岡田准一人気で大入りであった。
当初、上映が、「V6」のソウル公演に重なっていたのをファンがアピールして来たので、時間をずらした、という話である。
これもなかなか切ない映画で、熊沢尚人監督夫人であるまなべゆきこさんがシナリオを書いた。そのお二人。左奥に見えるのは、『童貞放浪記』の小沼雄一監督。
熊沢
熊沢さんにも、監督になる前に夕張映画祭で会った事があり、その時はまだポニキャンの社員であった。
デビュー作『ニライカナイからの手紙』は、油断して見たら泣かされてしまいましたよ。
最終オーディションで蒼井優に負けた満島ひかりが、次に落ちたら沖縄に帰るつもりで受けたのが『ウルトラマンマックス』のオーディションだった、と言う。
「満島ひかりも良かったんですけどねえ」と熊沢氏。

ところで映画祭とは全然関係無いんだが、メガボックスの入り口に、みんなが足を止めて見ているから気になってしようがない等身大ポップアップがあり……
少女時代
通訳の人に聞いたら、今韓国で一番人気の「少女時代(ソニョシデ)」だという。
後で調べたら、このグループ凄い。全員が長身美人の美脚揃い。歌も踊りもセクシーで上手い。デビュー前にかなり訓練されたらしい。
デビュー2年で韓国ポップの頂点にいるんだが、日本では、徐々に知られつつあるという段階。
日本アイドル30年史を振り返ると、海外進出は本国の人気に陰りが出て来た頃という歴史があるんで、ソニョシデが我が国にやって来て騒がれるのは、おそらく来年の後半になるのでは……

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2009年11月23日

ソウルで日本映画祭 JAPANESE MOVIE IN SEOUL

韓国の映画ファンは熱い。
熱いファンの前で日本の若手監督たちと一緒に挨拶、「アンニョンハセヨ」と言った途端に歓声に包まれ、なんとなく照れます。

開会式に間に合ったのは、『風が強く吹いている』の大森寿美男、『おとなり』の熊沢尚人、『童貞放浪記』の小沼雄一、『PASSION』の濱口竜介、『ゆずり葉』の早瀬憲太郎らである。
みんな若いね。僕がいかにベテランになってしまったか……

第六回目となる今回のテーマは「情熱の時代」。

シネコンメガボックス、14スクリーンのうち2スクリーンを借り切っての上映で、他のスクリーンでは一般の韓国映画やハリウッド作品をやっている。
韓国語字幕は投射する方式で、プリントに焼き付けている訳では無い。

それぞれの映画上映前と後に短い挨拶をし、質疑応答は、劇場を出た特設コーナーで行われるんだが、これが膝詰め談判のような間近な距離なんで、異国の言葉でも感情がビンビン伝わって来る。

どの監督も、この交流タイムが終わると、満足そうな表情をして、すっかり韓国好きになってしまう。
的を得た感想や質問が次々に飛び出してくるからだ。

ちょっと驚いた、というか、戸惑ったのは、それぞれの監督に日本語を勉強中の女子大生がついて接待してくれるんだが、お互い慣れてないんで間がもたないから、コーヒーでも飲みますか、と喫茶コーナーに入るが、いくつ?とか家どこ?とか、若い頃と相変わらずの質問しか出来ないもんだな、年とっても。

ガメラシリーズには「ビッグモンスタークラブ」というグループの人々が参加し、どこで手に入れたの?というような日本公開時のパンフレットやDVDを持参し、サインを求められた。

そして、夜はお決まりの焼き肉……

二日目に腹こわして、韓国の正露丸買って、スグ治しました。

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2009年11月17日

ガメラ韓国上陸 JAPANESE MOVIES IN SEOUL

ガメラポスター

韓国では2年前にも「子供映画祭」というイベントでやった事はあったらしい平成ガメラ3部作一挙上映は、今回の日本政府&韓国メガボックス共催「第6回日本映画祭」の目玉として、熱狂的ガメラファンに迎えられた。

おい、待てよ、初上映だってのにファンがいるのか?という疑問もあるだろうが、10年前レーザーディスクで『ガメラ3』が出回っていたらしく、そこでコアなガメラファンが形成されたのである。
ファンから緊急に集めたフィギュアがディスプレイされている。
ガメラフィギュア

ただ、日本政府としては自衛隊=世界から見れば名前はそうでも当然「日本の軍隊」が大活躍する映画が、韓国で素直に受け入れられるか心配で、なかなか上映に踏み切れず、遂に6年目にして初めて、この映画祭での上映となったわけである。
レセプション

心配にはおよびませんよ、とレセプションでは余裕の金子修介。

随時、レポートしていく予定です。

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2009年11月11日

メガボックス日本映画祭INソウル Japanese movie festival in Seoul

これから、ソウルに行って来ます。
ソウルで何するか、というと「日本映画を観る」んであります。
いや、「観させる」のか。

毎年、巨大ショッピングモールであるメガボックスというところで、現代日本映画を集中的に上映している。
今年で、6回目。
今回、僕はガメラ三部作を持ってゆく。
「ガメラ」韓国初上映になる。

他にも、「風が強く吹いている」「スラッカーズ 」「童貞放浪」「ゆずり葉 」「PASSION 」「おと・な・り 」「守護天使」「岸和田少年愚連隊 」「幼獣マメシバ」「築城せよ 」「大阪ハムレット 」「岸和田少年愚連隊 血煙り純情編 」などの個性豊かな作品が上映される。

2年前には「毎日が夏休み」を上映し、たいへん好評であった。

今回は、「アラハン」「タチマワ・リー」のリュ・スンワン監督とのシンポジウムがある。
この人は、韓国のタランティーノと呼ばれてる人で、役者もやっている。

……日韓友好なので、今回は皆さんが期待するようなバトルにはならないと思います。

ガメラが韓国では、どんなふうに受け取られるんでしょうか……

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2008年09月08日

『デスノート the Last name』全米400館で公開 Death Note is Coming Back to Theatres

VIZピクチャーズから、『デスノート the Last name』が10月15日、16日の2日間、全米およそ400館で上映されるという連絡が入った。

『デスノート the Last name』各日、各地域とも夜7時半上映開始で、『DEATH NOTE』ファンに向けたイベントだということだ。

五月には『デスノート前編』を302館でやって二日で65000人を動員したというから、それが、かなり成功したんだって事であろう。

その時も僕のインタビューを流したんだが、今度もまたやるらしい。当然僕だけじゃなくて藤原君と松山君とか恵梨香ちゃんとか、俳優のも流すらしいけれど。

VIZは、アメリカで、アニメとマンガと映画の『DEATH NOTE』のライセンスを管理していて、3つの作品を効果的にリリースすることで、北米地域での『DEATH NOTE』ファンを拡大しているということである。

また、配給するNCM FATHOMは全米最大のデジタル配給会社で、映画だけでなくライブイベントの劇場配信といった事をしていて、オペラや音楽コンサート、スポーツ中継などもやっている。

つまり、この上映は、いわゆる普通の映画公開とは違って、インタビューなども合わせて上映されることからすると、「イベント型上映会」の色彩が濃い、「劇場へのデジタル配信」ということなんである。

良く分からないで書いてるんだけども。
行ってみないと、分からないよね。
……行ってみようかな……でも、呼ばれてないんだよね。

Death Note is Coming Back to Theatres!
VIZ Pictures and NCM Fathom Presents.
I wonder if I go to US, anyone invites me...


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2008年05月22日

『デスノート』全米302館(2日限定)で公開中 "Death note" on American theaters

昨日、アメリカ各地の劇場で「デスノート」が1回だけ上映され、結構話題を呼んでいるようだ。

行った友人から「満員でウケてたよ」とメールが入ったりしている。

今日も一回やるんだが、マンハッタンでは両日ソールドアウト、全米で3〜4万人動員出来そうだという報告である。

Lの登場場面では拍手と笑い、松田は「マツー」とかけ声が上がったそうである。


"Death note" is running in American 302theaters on this two days only. Go to there from now,hurry up!

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2008年04月25日

映画「デスノート」アメリカ劇場公開

「アメリカでのデスノート1の上映が5月20日、21日の二日間に決定し、シアターチェーン含め304館で公開となった」という連絡が、配給元のVIZ Picturesから入った。

以前の情報だと、1と2を連続二日で、それぞれ一回づつやる、という話だったんだが、1だけになったようだ。
更に、バンクーンバーで収録した僕のインタビューも吹き替え付きで公開するらしい。

吹き替え付きって、日本語の上に英語を重ねるアレか。

何を言ったか、忘れてしまった。ヤバい。

アメリカの田舎のスモールタウンの少年も、見るのかな……

以下のサイトで、チケット買えるって。
行く人います?
http://www.fathomevents.com/details.aspx?eventid=719&utm_source=ShonenJump&utm_medium=email&utm_campaign=Death_Note


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2007年10月30日

『DEATH NOTE』北米版DVDアフレコ作業

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これがバンクーバー・オーシャンスタジオでの『デスノート』吹き替え作業の一部です。

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この人がライト役のBrad Swaile

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なんかライトの好きなセリフをやってみてよ、と頼んだら、
“I'm justice!"と、力をこめて言ってくれました。

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2007年10月26日

「デスノート」北米版DVD

「デスノート」北米版DVDは、来年5月に前編、7月に後編がリリースされる。VIZという日本時間を多く手がけている会社が出し、ここでは「下妻物語」を「KAMIKAZE GIRL」として出し、ヒットさせている。今、サイトを伺うと、「FURA GIRL」を全面的に売り出している。

アニメは当然、英語に吹き替えるのが通常だが、実写の吹き替え版を作るのは、VIZにとっては始めての試みだという。

日本でも外国映画のDVDはオリジナル外国語版or日本語吹き替え版、字幕付きor無し、を選べるが、今回の「デスノート」北米版も、それと同じスタイルになる。

エアカナダのフライトで「オーシャンズ13」の日本語吹き替え版を見たが、余りのヒドさに唖然とした。
演劇学校の生徒さんが吹き替えてるんじゃないかしら、と思うんだが、当たってない?殆ど芝居してないよアル・パチーノとか、棒読みだよ。

そういう仕事と比べると、VIZの作業は天と地とほどの差がある。
主要人物は一人ずつ殆どヒトセリフずつ丁寧に収録し、ファイナルミックスに5日かけ、5.1chも作るそうなんで、仕上がりに期待出来る。

もう多少の予約が入っているそうだ。


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2007年10月25日

バンクーバーは今日も雨だった PART2

今回のイベントは、高校の映画演劇クラスの先生でありながらバンクーバーでは日本怪獣映画ファン第一人者であるStan Hyde氏が先生仲間&怪獣仲間らと企画。
僕と、このHPの英語版をやってくれているNorman Englandを呼んで、映画好きの高校生大学生と怪獣好きのオッサンたちを集めて『デスノート』と『THE iDol』の二本立てとQ&Aをやったんである。

会場はブリティッシュコロンビア大学内にある映画館で、そこでは普段はハリー・ポッターやシッコなんかも普通にやっていて、ポップコーンも売っている。
こんなところがあるんだねえ。

で、たまたま『デスノート』の北米版DVDの吹き替えも、このバンクーバーでこの時期にやっていて、しかも、ライトの声をやってくれるBrad SwaileがStanの教え子だったというから偶然に驚く。

バンクーバーでは『ファンタスティックフォー』などハリウッド映画も多数撮られていて、ロケ場所になったあの鉄橋も通過した。

そういうことで、俳優も育っており、日本アニメの吹き替えなんかもバンクーバーで一手に引き受けているらしい。

Bradは「めぞん一刻」の五代君や、「ガンダム」のアムロもやった人気声優で、アニメ「デスノート」でもライトをやっていて、このアニメは今週くらいからテレビ放映されるようだ。


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2007年10月22日

バンクーバーは今日も雨だった

バンクーバーは連日雨で寒いが、雨でも『デスノート』を観に来てくれたカナディアンに感謝!

と言いながら、デスノートにサインしちゃった。

日本では見られないグッズ……レムのノートだ。革張りだ。欲しい。

カナダの女子高生から出されたら、突き返す訳にもいかんだろう。


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2007年10月20日

「デスノート」北米行脚再び DEATH NOTE Going to North America again

バンクーバーに到着しました。
Now I've arrived Vancouver.
2010年冬期オリンピック予定地。

http://www.scifijapan.com/articles/2007/10/05/directors-to-attend-vancouver-screenings-of-death-note-and-the-idol/

というわけで、映画祭というほどではないイベント。
「300」の監督も来るらしい。

「デスノート」北米版吹き替えにも立ち会う予定。

結構、寒いです。
I'ts cold, not a little.



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2007年08月08日

「デスノート」北米行脚 DEATH NOTE Going to North America PART9

カナダプレミアとしての「デスノート」二部作一挙上映が始まった。

久々とは言え、アメリカでも見てるので、カナダの客の反応も知りたいとは思いつつ、冒頭挨拶して「今度ウチの親殺して下さい」で大受けするところまで確認して、街へ出る。

お茶のんだり、ランチしたり、買い物したりして3時間経つと、気になって劇場に戻ったら、海砂が夜の林でデスノートを触って記憶が戻っているところだった。

「ライトはキラだったのね、私の神!」でドッと受けている。「ウォーッ、リンゴ!」も受けている。

部屋のシーンで「名前忘れちゃったよ」でも笑う。

松田の「僕は射撃の腕はいいんですよ」も受けてるよ、草太。

そして、ライトの××シーンでは、悲鳴があがった。

思い入れて見てくれているんだ……感慨無量……




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2007年08月01日

「デスノート」北米行脚 DEATH NOTE Going to North America PART8

モントリオール中心街に到着し、「FANTASIA 07」の会場に行くと、コンコルディアという座席が900もあるホールで『デスノート』は前後編2回づつの上映なんだが、いずれもSOLD OUTだそうで、会場の1時間前から観客が建物を取り囲んでいるではないか!。

そう言えば、ここで8年前に『ガメラ3イリス覚醒』が熱狂的に上映されたのであった。

今回、上映される日本映画は、他に『三丁目の夕日SUNSET ON THIRD STREET』、『笑うミカエルARCH ANGELS』、『46億年の恋BIG BANG LOVE』、『エクステHAIR EXTENSIONS』、『嫌われ松子の一生MEMORIES OF MATSUKO』、『悪夢探偵NIGHTMARE DETECTIVE』、『叫びRETRIBUTION』、『ヅラ刑事THE RUG COP』、『夢十夜TEN NIGHTS OF DREAMS』、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟ULTRAMAN MEBIUS & ULTRA BROTHERS』、『日本以外全部沈没THE WORLD SINKS EXEPT JAPAN』、『ゼブラーマンZEBRAMAN』などで、更に、実相寺昭雄AKIO JISSOJI監督追悼特集として、新作の『シルバー仮面SILVER MASK』、旧作の『ウルトラセブン 狙われた街THE TARGET TOWN』と『ウルトラマンマックス 狙われなかった街THE UNTARGET TOWN』の上映などもあり、これらは相当にマニアックなセレクトと言える。

これらの日本映画群に韓国、台湾、香港、タイなどのアジア映画を加え、欧米のファンタ映画もまとめて百本近く(数えた訳では無いが)、毎日数本づつ公開してゆく3週間にわたるお祭りだ。

「デスノート」のプレゼンターには、日本怪獣オタクのアンドレが自ら立候補してくれたらしく、僕を紹介する時には、何度も「BEST」という言葉を使ってくれた。
今回のファンタジアではベストの映画だって、それは聞き取れたぜ、アンドレ。

以前、モントリオールに来た時に一度アンドレの家に行っているが、そこは、まるで日本の怪獣博物館。様々なフィギュアがびっしりと並べられていた。あれには驚いた。

アンドレは、僕の撮ったウルトラマンマックスのテレビ放映時だけの限定版でDVDにはなっていないものも、どういう訳か見ており、子供同士が砂場でフィギュアのゴジラとガメラを戦わせたあの結末はどうなっているのか、と聞いて来たので、僕は、両者は引き分けだ、と答えた。

そして「デスノート」にはウルトラマンマックスから二人出てるよね、と嬉しそうに言うので、「仮面ライダー」も出てるんだよ、と教えてあげたが、それは気づかなかったみたいであった。


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2007年07月25日

「デスノート」北米行脚 DEATH NOTE Going to North America PART7

日本映画マニアのマークが運転する車は、一路モントリオールへ向かう。

その車中での会話……
「フカサクHUKASAKUがひらがなHIRAGANAでクレジットされてる映画の名前は何だっけ?」とマークが聞くから「ああ、それは『資金源強奪』だよ」と教えてあげる。
するとマークは、「あれは映画スケジュールに対するフカサクの東映カンパニーへの抗議だと聞いた」と言う。
良く知ってるねえ。

「仁義なき戦い」で巨匠と呼ばれるようになった深作欣ニ監督が、ニ週間程度の撮影期間しか与えられないで撮ったと言われるその作品は傑作なんだが、最初のクレジットタイトルで「監督ふかさくきんじ」とふざけたように出る。
当時の映画青年はだいたいその裏話を知っていて、どの大学映研の部室でも噂されていたんじゃないかと思う。
僕も押井守先輩と話した覚えがあるが、30年経ってアメリカ人から聞かされるとは思わなんだ。

カーステレオからは続いて野坂昭如の「マリリンモンローノーリターン」が流れて来るから、「これは『火垂るの墓』の作者が歌ってるんだ」と教えた。
英語題名が分からなかったからストーリーを説明すると、「Firefly grave!」とマークは言った。
僕は「この話は作者にとっては少年時代のリアルストーリーなんだよ」と続けた。「野坂は『アメリカひじき』という小説で、アメリカに対するコンプレックスを語っている」とも言ったが、「ひじき」という食べ物をマークは知っていたが、それが「非食」という意味とかけあわせてコンプレックスに繋がるのかまでは、ちょっと説明出来なかった。

こうして、日米文化交流は進む。


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2007年07月18日

「デスノート」北米行脚 DEATH NOTE Going to North America PART6

ホテルからジャパンソサエティへの通り道なので、毎日、国連ビルの旗を見ていると中まで見たくなり、見学ツアーに参加した。(13ドル)

実際の国際会議場とかに入ると、興奮しますよ。怪獣映画やSFを連想する。
10人づつくらいのツアーを組み、ガイドがいろいろ説明してくれる。
例の青いUNヘルメットと防弾チョッキも着て写真を撮ったが、そんなもんアップしたら、何嬉しがってんの、とバカにされるよね。

という訳で、もっとダラダラとニューヨークにいたかったけれど、モントリオールの「ファンタジア映画祭FANTASA07」でも同様に「デスノート」一挙上映があるんで、行かねばならない。

FANTASIAは「ふぁんていじあ」と発音する。ファンタスティックな主にアジアの映画を集めた大規模なファン主宰の映画祭だ。アメリカやヨーロッパのものもやるが。

ここにはガメラとゴジラで2度行っているから、僕は常連さんみたいなものである。

モントリオールの人々は、異国文化に貪欲な関心があって、今までも、たいへんな歓迎をされてて楽しませてくれ、また、あのメンバーに会えるかと思うと嬉しい。

前の時は飛行機で、それぞれニューヨークからとシカゴからと1時間半くらいで入ったんだが、今回はフィルムと一緒に車で行こう、ということになって、約8時間の長旅だ。

早朝、ジャパンソサエティの前に到着した日本映画マニアであるマークのバンの後部座席を外し、「デスノート」二本はじめ、「嫌われ松子の一生」や「悪夢探偵」などのフィルムも積み込んで、車は出発した。

マークのかけるCDは「中島貞夫・鉄砲玉の美学」……
梶芽衣子の声とともに、ハドソンリバーを渡ってゆく。


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