メサイア

2012年08月28日

つぶやき編集8/15~8/24

8/15
そんな訳で『百年の時計』の仕上げと秘密の新作のインと湯布インが重なって、タイヘンなスケジュールになってしまったが、魅力的な演技のリハーサルは疲れを吹き飛ばしてくれる。どう撮っていこうか、ワクワクするから。
「金子は女性を奇麗に撮るのが巧い」と言われるんですが、目の前で女優がどんどん奇麗になってゆくのを目撃している訳です。それを映像に捕える作業をしているのだ、という気がしているんですね。

8/17
寺脇研さんの著作「ロマンポルノの時代」を読む。歴史になったんだな、と実感。
一人の観客の青春史としても面白い。
寺脇さんの真面目過ぎるんじゃないのかと思っていた批評の意味が多少分かった気がした。
氏がいいお客だった事は間違い無い。


8/21
トニー・スコットの映画は以前は見易かったけど、ここ数本は何か分からないスッキリしないものが残った印象がある。それと結びつける知見も無いが……単なる呟きです。
……ということでというのもおかしいが、いよいよ『百年の時計』完成しゼロ号。そして秘密の新作が夜からクランクイン。撮影途中で湯布院映画祭へ参加。なんちゅうスケジュールや。
関係各位、連絡滞りすいません。

8/23
僕が歴史の教師役もやった『メサイア』でロケした御殿場のK学園に来て別な仕事してます。来年公開のモノです。近くで自衛隊の実弾演習やってるので爆弾の音が時折聞こえます。最近、学校というとここで、『メサイア』の時はメチャクチャ寒かったけど今日は暑い。でも多分、東京よりは涼しいかも知れない。セミは意外に鳴いて無い。 185481_381377138598834_416686932_n


8/24
灼熱のロケ地にて詠める

台本に落ちる汗のひとしずく
滲む台詞の熱き哀しさ

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2011年10月19日

『メサイア』公開、ぴあ満足度2位発進でスタート

10月15日、台風が近づいて雨がパラパラと降り始める頃、TOHOシネマズ川崎の第一回目上映前に、荒井敦史・木ノ本嶺浩・井上正大・陳内将ら四人のメンバーと舞台挨拶に立った。
先ずは、イケメンバーの顔と名前を覚えて頂戴。
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荒井敦史(「ポールダンシングボーイ☆ず」漫才のアツシ)
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木ノ本嶺浩(仮面ライダー・アクセル)
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井上正大(仮面ライダー・ディケイド)
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陳内将(「ポールダンシングボーイ☆ず」DJのショウ)

荒井君が「お足元の悪い中」木ノ本君が「雨の強い中」井上君が「風の強い中」、それぞれ「お越しいただきありがとうございます」と挨拶を切り出すと、陳内君は「本日はDICEの中にお越しいただき……」とちょっと変えてみたりする。(DICEというビルの中にTOHOがある)
僕は、「朝早い中」と言ってみた。

四人はとても仲良く、20分の舞台挨拶のあいだじゅう、じゃれている感じで客席を沸かしていた。
ホント、そういうの上手いもんだ、と感心する。
大して打ち合わせしてるわけでも無かったが、クロストークが炸裂。

次の池袋サンシャインシネマでも言ったんだが、僕はアイドルグループの研究家であることは、このブログの読者なら知ってますよね。
実は『メサイア』チームのメンバーは、アイドルグループの役割分担に添っているのだ。

アイドルグループには必ずマンネ(末っ子)がいる=荒井。見るからにしっかり者の表向きリーダー=井上。一歩下がっているが実は作戦立案者で真のリーダー格=木ノ本。一見、チャラいけどやる時はやる奴=陳内。これが、警視庁警備局外事課5係、通称サクラの四人組である。

彼らが制服を着て揃って立つ姿を見てるとアイドル歌謡の前奏が聴こえて来そうでしょ……え? そういう映画じゃないだろって?……そういう映画じゃないです真面目なスパイ映画です……え? 少年スパイのどこが真面目なの突っ込みどころ満載だろだって、高校生が公安のスパイってアンタね……
……という感じでお楽しみ下さい。笑ってるうちにフとマジにツ〜ンとなって泣けちゃうかも、ですよトモダチを想って。

川崎の次は池袋で、ここに逢沢りなちゃんが現れました。紅一点なんでドーンと大きく。
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更に生徒会長役の加藤慶祐君も参戦。この人も仮面ライダー出身
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という訳で、全員揃って集合写真。
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「みんな大スターになること、間違い無し!」と宣言致しました……からには責任持ちます。
リーダーの井上君が「なんで半ズボンなんだよ」とマンネの荒井君から突っ込まれてましたが。

舞台挨拶が終わった後、ホッと一息つくところでパチリ。
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なんちゅー顔してんだ、荒井、そんなんじゃ責任持てんわ……

このあと、池袋の某居酒屋で昼から打ち上げ。

更に僕は読売ランド前駅のシネマバー・グリソムギャングにて金子特集第三弾『ばかもの』で仁科貴君とのトークショーに向かった。

そんな感じでスタートした『メサイア』、ぴあの観客満足度調査では、『電人ザボーガー』に継いで二位だったそうです。
どうぞよろしく。

kaneko_power009 at 00:13|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2011年09月18日

10/15「メサイア」公開迫る@シネマサンシャイン池袋etc.

他のこと(『青いソラ白い雲』『Living in Japan』)をやってる間に『メサイア』の公開が迫って参りました!

この映画、ジャンルにしたらなんと言うんでしょうか、学園スパイモノ?……そんなジャンル今まで無いよね。

小説が原作、コミックが原作というのとも厳密に言ったら違います。
これは小説とコミックと映画が、同時にスタートした企画なんです。
設定は同じでも、ストーリーラインが微妙に違っている。

その辺のイメージを、どなたか知りませんが、ファンの方がかっこ良い動画にしてくれてます。

この二つのを見れば、アナタも既に映画『メサイア』の世界の住人……

10月15日から、首都東京ではシネマサンシャイン池袋、京浜地区にてはTOHOシネマズ川崎、一週遅れて22日から三大武将の地名古屋ではセンチュリーシネマ、猛虎の地大阪ではシネ・リーブル梅田、我が国の旧都にして千年の都・京都ではTジョイ京都で上映が始まりまする……

kaneko_power009 at 11:33|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)

2011年07月29日

『メサイア』完成試写に想う

『メサイア』完成試写を見ながら、自分はボーイズラブの世界が本当に分かっているのだろうかと自ら検証していた。
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以前、『ガメラ2』の札幌ロケに来た螢雪次朗さんが内緒話をするように「金子さんはゲイだって噂があるんですけど、どっちなんですか」と言うので笑ったんだが、確かに『1999年の夏休み』みたいな映画を撮ってればそう思われるだろうし、実際『1999年の夏休み』はロスのゲイ映画祭で拍手喝采だったらしい。

この映画は萩尾望都さんの『トーマの心臓』から翻案させて頂いてるんだが、これを読んだ時、マンガの少年たちが少女に感じられるというインスピレーションがあって映画化につながったのである。
……ということは少年の美や少年愛のことが分かってる訳ではない、と言えてしまうか。
だが、更に辿っていくと、何故『トーマの心臓』に惹かれたかというと、ヘッセの『車輪の下』や『デミアン』に共通する世界があったからである。
では何故ヘッセが…というと自分の少年時代への想いがヘッセの世界に重ね合わされていたのである。

野田秀樹もいた幡代小学校の高学年のクラスは、故・濱野敏明先生による強烈に統率された世界であった。先生は詩を教育に使い、僕らは毎週「ぶどう」というガリ版刷りの詩集を発行していた。
先生は中国の漢詩や逸話も好きで、その中で「士は己を知る者の為に死す」という言葉とその世界を教えてくれた。
卒業の時、クラスメートたちは殆ど地元初台近辺に進学するなか、僕は家が引っ越して一年間電車通学をしていたので三鷹の中学校に進学する事を決断し、孤独になる悲壮感に酔っていた。
濱野先生は僕を教室の前に立たせ「お前は仲間のいない中学校に行く。その覚悟を述べよ」と仰るので、僕は「暗闇に光の珠を持って行くような気がしています」と半分泣きながら言った。
すると先生は「暗闇では無いかも知れんぞ。そこは光の世界かも知れんぞ」と仰った。
「はい」と答えた僕は、心の中で“三鷹なんて暗闇に決まってる”と思い念じていた。

三鷹の中学校では殻に閉じこもり、時々初台まで友達に会いに行くのが楽しみで、会って何をするかと言うと単に公園を延々と歩いて喋るだけで、それがちょっとヘッセの世界に通じる扉だったのかも知れない。

しかし二年生になると三鷹の中学にも好きな女子が出来て、初台の友達に悪いような気がしてきた。
結局どんどんスケベ人間になっていきヘッセの世界は崩壊した。

あとは普通の男子の成長過程になるのだが、『メサイア』の題材を前にした時「士は己を知る者の為に死す」という言葉を思い出したのである。

ボーイズラブ即ち「士は己を知る者の為に死す」ではないか。
『メサイア』は10月15日公開(東京は池袋サンシャイン)。

kaneko_power009 at 11:56|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)

2010年12月24日

『ばかもの』公開、『メサイア』クランクイン

12月18日『ばかもの』が有楽町スバル座などで一般公開となったが、その二日前、『メサイア』がクランクインした。

撮影を二日やり、18日は撮休にして、初日舞台挨拶に向かったのである。

久々に会う内田有紀、成宮寛貴は二人とも異様に美しく輝き、舞台での語りも、実にしっかりしていた。
何か、再び現場の事を語ることで、甦ってくる想いもあるようだ。

観てくれた人々の評判も良く、正月映画として、内外の大作群に囲まれながらも、頑張ってくれよな、『ばかもの』……
……考えてみたら、正月映画って初めてじゃないか、カネコとしては……
どうか、よろしくお願いしますね。

『メサイア』の方は、御殿場に行ったきりになって、寒い中、連日撮影している。

今朝は、こんな風景を見たんで、アップしますね。
御殿場

あ……ゴジラが正月映画だったのを忘れてました。


kaneko_power009 at 21:45|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)