ホーリーランド

2005年06月23日

『ホーリランド』13話

『ウルトラマンマックス』は、先日の親子試写会も大盛況。
子供のあいだでは、かなり浸透して来てるようだ。
必殺技「マクシウムカノン」なんて、もう知っている。

『ホーリーランド』に続いて、『ウルトラマンマックス』もヨロシク!。

というワケで、『ホーリーランド』13話「夜明け」は、遂に最終回。
監督は、またワタクシです。

ヨシイが雇った刺客・剣道のタカとの勝負。

このタカを演じる宮田大三は、石垣佑磨の親友である。
オーディションに来た時も、
「このマンガ、友人に勧められて熱中しました」
と言うので、
「その友人て、誰?」
と聞いたら、
「石垣佑磨という奴で」
と答えるから、笑ってしまった。

石垣と宮田は、しょっちゅうツルんでるようで、
宮田から聞く石垣の話は面白い。
「木刀を白くしたい」と言うので、そうして撮影した。

ユウVSマサキ戦も迫力あったが、ユウVSタカ戦も、演じる二人の信頼関係無くしては、描けなかった名勝負であろう。
かなり、危険なアクションだからである。

撮影最後の日、夜の明ける直前、
ヨシイから始まって、ショウゴ、マサキ、シン、マイ……とそれぞれのラストカットを撮っていったら、
カットをかけた途端に、みんな泣いた。

そして、ユウも……

石垣よ、良くやった、ありがとう!
見ていただいた方たちにも、更に感謝!

6月24日深夜1時半、テレビ東京にチャンネルを!

kaneko_power009 at 00:34|この記事のURLComments(9)TrackBack(11)

2005年06月17日

『ホーリランド』12話

『ホーリーランド』12話はサブタイトルが「謀略」だが、印象はもう少し「青春」である。

佐藤太に聞きたいんだが、11話のマサキの涙、あれは予期したものだったのかね?
フツーの演出なら、泣くのを正面から捕らえるところ、ユウとの2ショットで、撮っている。
考えられる理由としては、フツーの演出を避けた、或るいは役者が予期せず泣いてしまった、と二通りある。
更に言えば、ユウとマサキの二人の世界を演出しているのだから、2ショットで泣き出すのが正しいコンテだと監督が確信した、だからアップもあるが、編集で落とした……どうなんであろう。

6月17日深夜1時半、テレビ東京にチャンネルを!

kaneko_power009 at 15:57|この記事のURLComments(1)TrackBack(6)

2005年06月10日

『ホーリーランド』第11話

Holy_11
『ホーリーランド』第11話「傷痕」は、ユウとマサキの対決から幕が開く。
対決し、殴り合ってるが、この二人の心はときめいている……
監督は、オープニングもやっている才人・佐藤太。
今現在は黒田洋介の脚本で『ウルトラマンマックス』を撮影中。

さて、僕も、いつの間にか産まれて半世紀が過ぎた。
昨年「ホーリーランド」撮影の合間でのヤンキー君たちとの会話……
「カントク、いつ産まれなんですか?」
「えーと、まー、信長の死んだ年だ」
「エッ!、信長って、そんな年まで生きてたんですか!?」
……一瞬、空気が凍ったが、暫くして、大笑いになった。
是非に及ばず……(信長最後の言葉)
6月10日深夜1時半、テレビ東京にチャンネルを!

kaneko_power009 at 09:46|この記事のURLTrackBack(6)

2005年06月02日

『ホーリーランド』第10話

先週の『ホーリーランド』はグイッと視聴率アップ。
喜べ西山、落ち込むな村上。

更に10話「聖地」は、ユウとマサキのタイマン勝負となる。
今まで解説役だった徳山秀典のハンパじゃないアクションが見られます。
石垣佑磨とのパンチラッシュは凄い。
……良く怪我しなかったな、総監督としてはハラハラもんだったよ。

また、北村龍平組常連の榊英雄が特別出演。
西山太郎が『あずみ1』も助監督していた関係でキャスティング。
僕も、榊英雄とは『ヴァーサス』が出品されていた「ゆうばり映画祭」で会っていた。
この時、僕は審査員……あの審査はタイヘンだった……
最初、榊英雄は、僕が『ヴァーサス』を落としたと思っていたようだが、実は違って誤解が解けて……という酒の会であった。

6月3日深夜1時30分テレビ東京にチャンネルを!

kaneko_power009 at 15:11|この記事のURLTrackBack(7)

2005年05月26日

『ホーリーランド』第9話

『ホーリーランド』第9話「闇の中へ」は、激しい戦闘の物語。
復讐の鬼と化したユウが、単独で敵陣へ突入する。
アクションもつるべ打ちで、見応えは充分だ。
東映京都撮影所出身監督ならではの演出ぶり、と言えるかも知れない。
その西山太郎とは、昨年『あずみ2』の打ち合わせで初めて会った。
他の山口晃二、村上秀晃、佐藤太らに比べると、つい最近の付き合いということになる。

『ウルトラQダークファンタジー』の撮影現場である東宝ビルトに、次の仕事のチーフ助監督として顔合わせに来てくれたのであった。
爽やかな男前だな、と思ったが、容姿だけではなく、何か感じるものがあった。

監督と助監督が初めて会う時、お互いに「何か」か感じる部分があるか無いかで、その後の付き合いが随分違って来る。
あずみの現場はいろいろ大変であったが、西山君に出会えたのは、収穫だった。

彼は関本郁夫監督を師と仰いでいるらしい。
『スクールウォーズ』は、やり甲斐のある現場だったようだ。
また、『あずみ1』『壬生義士伝』などにも就いていて、その話も聞いた。
話を聞くうち、この『ホーリーランド』には向いているんじゃないか、と思うようになった。
実際、現場でも大いにヤンキー軍団を仕切り、生き生きしていた。
僕の回1,2,5,6話のチーフ助監督をやってもらい、合間に本作り〜準備を経て9,10話で監督デビュー。
5月27日深夜1時半テレビ東京にチャンネルを!
Holy_9_1

kaneko_power009 at 16:29|この記事のURLTrackBack(3)

2005年05月19日

『ホーリーランド』第8話

Holy_8_1『ホーリーランド』第8話「破壊者」では、いよいよユウの暗黒面が炸裂!

夜の街で出会った唯一の親友シンちゃんを暴力で傷つけられたユウは、次々とヤンキーたちを制裁してゆく。
相手がシンちゃんをやったかどうかはこの際関係なく、ヤンキーと見れば無差別攻撃だ。
これは怖い。
狼よさらば』のチャールズ・ブロンソンか。
例えが古くて分からんだろ、若者よ。

村上組現場へ行くと、石垣佑磨は「別人」となっていた。
石垣自身が拘っていた緑の服をまとい、夜の闇に浮かび上がっていた。
石垣は、ここで緑を着たい、とさかんに言っていた。
その意味が「破壊者」を見ると良く分かる。
5月20日深夜1時半、虎ノ門は見ないでテレビ東京にチャンネルを!Holy_8_2

kaneko_power009 at 21:24|この記事のURLTrackBack(4)

2005年05月14日

『ホーリーランド』第7話のスチール

『ホーリーランド』第7話より
相撲部がカトーにやられている場面のスチールを追加。
異様な風景ですよね。
Holy_7_1
Holy_7_2

kaneko_power009 at 11:06|この記事のURLTrackBack(2)

2005年05月13日

『ホーリーランド』第7話

『ホーリーランド』第7話「悪意」は新人・村上秀晃が監督。
前回のラスト、ショウゴの「オレと組んで戦うんだ!」という言葉を受け、イキナリ戦闘シーンから始まって、見る者をグイッとつかむ演出だ。
写真は現場の村上監督だが、首から下げているのは買い物カゴでは無く、モニター。
石垣佑磨・青山草太・鈴木信二のシモキタ・イケメントリオが街を闊歩すると、何か起きるか?

久しぶりの辻沢杏子が、ゲスト出演で華やかに演じてくれる。
ドラマは、大きなターニングポイントを迎え、ユウの変貌が始まる……
て、ことで、5月13日深夜1時半テレビ東京にチャンネルを!
murakami

kaneko_power009 at 00:36|この記事のURLTrackBack(5)

2005年05月05日

『ホーリーランド』第6話

『ホーリーランド』第6話は、撮っていても結構「痛い」もんだった。
ユウは、空手のショウゴと激闘する。
やられてはやり返す、という、ケンカなのに「試合」のような展開になってゆく。
撮る方も、1ラウンドめ、2ラウンドめ、というふうに意識してコンテを立てた。
石垣佑磨と鈴木信二の呼吸はピッタリ合ってきて、見ていて実に気持ちが良く、「アクションを撮る」という悦びが、モニターを通して自分の身体に染みてくる。
オレも、あんなふうに身体が動かせればなあ……
もうすぐ映画は夫婦五十割引適用だぜ畜生。

また、原作マンガを読むと分かるが、この激闘は何十ページにも渡ってるんだが、実写化するとアッと言う間の出来事に過ぎない。
一撃一撃が有効なんだが、それは当然、スピードが凄いわけで、そのまま撮ると一瞬で終わってしまう。
それを、いろいろ工夫して見せる時間と空間の演出、て所が玄人筋の見どころですかね。
また、アクションだけでなく、暴力の結果、という事まで描き出すのが今回のテーマでもある。
ウルトラマンマックスに変身する前の青山草太の芝居にも注目を。
写真は自分で「カット、オッケー!」と言った後、「スチールお願いしまーす」と言って撮ったやつなんで、ちゃんと撮れてるでしょ。

明晩5月6日深夜1時半、テレビ東京にチャンネルを!HolyLand_6

kaneko_power009 at 14:46|この記事のURLTrackBack(6)

2005年04月28日

ホーリーランドの美女たち

さきの帝お生まれになりし4月29日深夜1時半、『ホーリーランド』第5話「空手」がオンエアされる。
『ウルトラマンマックス』と『ホーリーランド』で、『宮尾本・平家物語』と吉川英治版『新・平家物語』の読み比べが進まず、今やっと後白河法皇幽閉の辺りだ。

さて、『ホーリーランド』第5話は、鈴木信二演じる空手の緑川ショウゴが登場。
「あずみボーイズ」でデビューした鈴木信二は第四のイケメンなんだが、写真を撮ってなかったから、今回は美人装飾部コンビのSAORIとHAKUTAを紹介しよう。
http://ironiker.com/がSAROIのページである。
このように、可愛く、美的センスあふれるスタッフに囲まれ、『ホーリーランド』は作られているのだ。

物語は……柔道の岩戸を倒し、更に危ない状況となったユウは、それでも夜の街から消えたくない。
そんな彼に、路上のカリスマ・伊沢マサキが身体を使って一つ教える。
「前にかわせば、またとない勝機がつかめる」
しかし、新たな敵がタイマン勝負を挑んできた。
空手の緑川ショウゴだ。
ワンツーしかないユウが、空手の攻撃にどう対処するのだろうか?
saori_hakuta

kaneko_power009 at 23:58|この記事のURLTrackBack(3)

2005年04月22日

ホーリーランドとウルトラマンマックス

『ホーリーランド』第四話「カリスマ」は、立ち上がったユウの反撃だ。
ユウが柔道といかに戦うか、が見どころ。
マンガ原作には驚くべき必殺技が描かれているが、それが実際に身体を使ったアクションで本当に成立するのか?
撮影前の道場での稽古では、山口晃二監督の指揮と私の見物のもと、石垣祐磨と小原剛アクション監督が、熱心に体位と動きを研究、リハーサルしておったな。
また、三元雅芸演じるヨシイは、今後このシリーズのキーパーソンになっていく奴。mimoto
三元は実にいい奴なんだが、ヨシイは悪い奴。
『仁義なき戦い』シリーズの山盛親分みたいなパートである。
こういう奴がいるから、イケメンの少年たちが光ってくるのだ。
4月22日深夜1時半テレビ東京にチャンネルを!


さて、しばらく前に「7月スタートの新番組の先発を言い渡された」と書いたが、これが遂に情報解禁となり、『ウルトラマンマックス』だと書いても良いことになった。
スポニチ、報知など、大きく出てたな。
やっぱり、金看板なんですね。
TBS系土曜朝7時半だから、金曜深夜から土曜早朝へのトラバーユとなる。
シンちゃん役の青山草太をウルトラマンマックスへと変身させる。
宍戸開隊長は、メールでキャスティングを打診して快諾して貰った。
音楽もハイジマさんに続いてやってもらう。
『ホーリーランド』とは視聴層が随分違うだろうが、両方とも応援して下さい。

kaneko_power009 at 08:45|この記事のURLTrackBack(8)

2005年04月15日

ホーリーランド第三話『居場所』

d8eb1d29.jpg第三話の見どころは、柔道の岩戸との対戦。
ここからユウの路上異種格闘技戦歴がスタートする。
演じるは植木紀世彦で、実際に柔道有段者……何段だっけか?
しかも小劇場で鍛えた演技力は本物だ。
オーディションには、髪型から衣装から、完全に原作マンガの「岩戸」に成りきって来ていて、他を圧倒するものがあった。
この役は、絶対俺だろう、という雰囲気がビンビン伝わってきた。
また、スタッフでは、カメラマンが1.2話の高間賢治さんから、大沢佳子さんに替わっている。
大沢さんは、ステディカムの名手で、夜のシモキタを疾走するカメラワークが見事。
また、神代ユウが、何故こんなにも夜の街にこだわるのか、それが伝えようとする山口演出が泣かしてくれる。
東京近郊の方は、本日4月15日深夜1時半テレビ東京にチャンネルを。

kaneko_power009 at 00:32|この記事のURLTrackBack(4)

2005年04月11日

ホーリーランド、山口晃二登板

『ホーリーランド』第二話も好視聴率をあげ、とりあえずワタクシ先発ピッチャーとしての役割を果たしたところで、第三話は新人監督・山口晃二へとバトンタッチ。
気楽な見学者(総監督)となって現場で写真なんか撮る余裕が出来たんで、山口の現場写真を公開してやろう、フフフ。
緊張してるねえ。yamaguchi1

二番手は難しいんだよね、実は。
野球でも二番はベテランがやる場合が多いもんね。
ミスが許されないからね。
しかし、下手な写真でスマン。
暗いとこで撮ってるもんで、露出が足らんのです。
yamaguchi2

kaneko_power009 at 17:32|この記事のURLTrackBack(0)

2005年04月08日

ホーリーランド第二話

一週間はスグに経ち、本日4月8日深夜1時半『ホーリーランド』第二回『優しい夜』がテレビ東京でオンエアになります。
今回のアクションシーンでは、下北沢の撮影現場に警察が来てしまった。
というのも、真夜中、石垣佑磨がボコられてるシーンを遠くから見た通行人が、「かよわい少年が多人数の怪しい男達に集団リンチを受けてる」と思って、交番に通報したからである。
撮影は人目の少ない路地裏でやっていた。
なるほど、そんな場面を遠目でチラッと見たら、まわりを囲んでいるのが撮影スタッフかどうか確認するほどジッと見てはいられず、怖くなってお巡りさんの所へ駆けつけたくなる、という気持ちも分からないでは無い。
殴っているのは演技だが、声は激しく響き渡る真剣な怒鳴り声だし。
出来上がった映像も真に迫っております、乞御期待。
通報した人は、未だにあれは集団リンチだったと、思ってるんだろうか?
ところで、今回ちょっと華やかな場面もあります。
水谷妃里、長澤奈央、佐野夏芽らの女子高生トリオが、古着屋で試着するというシーン。
実際の下北沢の古着屋を使い、彼女らのセンスでその場で服を選び、アドリブ的な撮影をしたのである。
三人のナマのセンスが問われる、乞御期待。
ところで、水谷がちょっと大人っぽいんではないか、という意見もあるらしいが、撮影時彼女は現役女子高生、長澤は成人、佐野は成人直前だったんですよ。











kaneko_power009 at 01:28|この記事のURLTrackBack(5)

2005年04月05日

「ホーリーランド」第一話

「ホーリーランド」第一話、好視聴率という連絡を受け、ホッと一息。
それが何パーセントかってここで書くと、最後までイチイチ書かなきゃならない羽目になりそうだからやめときます。
一喜一憂するんだろうね、コンマ何パーセントで、これから。
とにかくいい視聴率で、みんな喜んでるってことで。
石垣佑磨も上手いって言われてるし。
佐藤太のオープニングもまた好評だし。
佐藤には最高視聴率の回の監督が、みんなにオゴルってのはどう、と提案しておいたけど、他のみんなはどうなのかな?

kaneko_power009 at 22:16|この記事のURLTrackBack(1)

2005年03月31日

ホーリーランド放映迫る

いよいよ『ホーリーランド』の放映が迫って来た。
4月1日深夜1時半…てことは4月2日じゃないか、留守録間違えないでね。
いや、オンエアで見てね……と、強要することも出来ない時間ですよね、遅いよなあ。
第一話のサブタイトルは『無少年』。
オープニングを飾る主題歌はポスコイズムの『自分のこころ』。
ちょっと岡林信康の『自由への長い旅』を連想した。
だが、製作発表で会ったポスコイズムのメンバーに、岡林の名前を聞いても当然知らない。
僕は高校一年生の時に、初めて8ミリ映画というものを仲間たちと撮ったんだが、この時使った主題歌が『自由への長い旅』なのであった。34年前のことだ。
その8ミリ映画『斜面』と、この『ホーリーランド』には共通する気分がある。
少年の鬱屈した感情だ。
『斜面』では、盗癖のある主人公の少年が、遂には学校から去って行く、という姿を描いており、20分の物語の中で、彼には一言も喋らせなかった。
最後に、彼を気にしている唯一の友人と、井の頭公園で殴り合う。
アフレコだったから、ビニール袋でガサガサ音をたてて、アクションノイズにした。
文化祭で上映して超満員の大盛況。
これで将来は映画監督だぜ、と思ったのである。
仲間たちと撮った、という感じも、今回の『ホーリーランド』に共通する感覚だ。
結構暗い内容でも、現場はワイワイと楽しい、というのも同じ。
さて、視聴率は……???
てことで、更に続いて7月新番組『×××』の先発ピッチャーを言い渡された。
強力中継ぎ陣として変化球の佐藤太、本格派の村上秀晃をこのチームに加入させる事が出来た。
久しぶりの豪腕・栃原広昭も日本映画学校講師からトレードしてきた。
セ・リーグも明日開幕。
意地を見せてよ、カープ……





kaneko_power009 at 22:17|この記事のURLTrackBack(7)

2005年03月26日

ホーリーランド製作発表続報

「映画界から殴り込み」使ってもらいました。
ニフティシネマトピックスオンライン
http://forum.nifty.com/fcinema/
の3/24の記事で。
イケメン雑誌「ヒーローヴィジョン」にも、僕と石垣佑磨との対談が載ってます。
「ヒーローヴィジョン」は『恋に唄えば♪』で玉山鉄二と一緒に載って以来。
タマテツも出世したよなあ……
オレとやると出世するんだぜ、男も女も特技監督も。
潜水艦があずみの頭上にいるぅ……ムムム。
石垣、風が吹いて来たぞ、帆を揚げよ!

kaneko_power009 at 16:17|この記事のURLTrackBack(0)

2005年03月25日

ホーリーランド製作発表

23日『ホーリーランド』製作発表が赤坂プリンスホテルで行われた。
映画の製作発表は、撮影前や撮影始まって直後くらいにやる場合が多いが、テレビの製作発表は放映直前にやる。
4月1日放映だから、ほぼ1週間前ということで、テレビ誌などに向けての宣伝展開ということになる。
なんか、キャッチになる言葉ないか、と考えていたんだが、
「4月ドラマ戦線に映画界から殴り込み!」と二度くらい言ったが、どうですかね、使われるかな。
スポーツ紙関係はライブドアの話題に持ってかれたが、一部で業界紙以上の影響力を持つと言われる斉藤守彦氏のサイトにアップされた。

http://www006.upp.so-net.ne.jp/mo-saito/ironna.html


kaneko_power009 at 00:01|この記事のURLTrackBack(0)

2005年02月21日

『ホーリランド』23

前回『ホーリーランド』22では恐怖のカツアゲシーンを紹介したが、
撮影が終わると、こんなんなってしまう。(写真上)続いて、ケンカ上等のセタショー集会へ。(写真下)photo2
ちょっと、あれ?と思う人もいるかも知れない。
何かが足りないでしょ。
タバコですよタバコ。
テレビで未成年がタバコ吸っていたらいけないんですよ。
いや、本当はどこで吸ってもいけないんですが、テレビの中で高校生がタバコ吸ってるシーンを撮ってはいけない、ってことで。
まあ、タバコ無くても迫力のシーンになりましたが。
photo1

kaneko_power009 at 10:35|この記事のURLTrackBack(1)

2005年02月07日

『ホーリーランド』22

4月のオンエアスタートに向け、態勢が整いつつある。
音楽も配(これに草かんむりのハイなんだが変換出来ずスイマセン)島邦明さんに決まり、ゾクゾクするような深みあるメロディが生まれてきている。
音楽の方向性を探るのは、それでも結構難しかった。
今は猫も杓子もラップの時代だ。
この世界も、一見ラップが合いそうなんだが、味噌ラーメンに醤油をかけるみたいなもんで、しょっぱくなるだけでプラスアルファの面白みが出ない。
また、普通のアクションものみたいに、ロックっぽいものを当てても、軽快になってゆくだけだ。
「快く」なっても「軽く」なってしまってはいかん。
確かにアクションシーンに軽快さは必要なんだが、『ホーリーランド』の世界の場合、それだけでは無く、「少年の心の闇」が描かれる必要がある。
さらにその闇が、闇のままでは犯罪に繋がってしまうから、それが、夜の街にある種健全に発散してゆく、という点が違うのである。
夜の街での殴り合いが健全なのかよ、という疑問もあろうが、少年が闇を抱えたまま部屋でパソコンの前にいない、というところが、この物語の面白いところなのである。
07ec4a63.jpg……ということで、少年は夜のシモキタに出ると、写真のような目にあってしまった。
ひえ〜、コワイよ〜
少年も、生きてゆくのは大変だ。

kaneko_power009 at 12:53|この記事のURLTrackBack(6)

2005年01月29日

『ホーリーランド』21

1,2話金子組クランクインの日は、同時に3,4話山口組もクランクインの日……と言っても、あちらはワンシーンだけなんであるが。
「ユウの部屋」が3話にも一つあり、そのワンシーンの為に、またぞろこの家に来て隣のオバサンに叱られるのもなんだから、今日撮ってしまえ、ということなのである。
山口は「お邪魔しまーす」と言いながら、申し訳なさそうに入って来た。
スタッフも替わって、その間こちらは一階に降りて待機。
「けっこうシツコクやってんなあ」と天井を見上げながら、待つことになった。
その辺り、次回、山口晃二に登場してもらって書いてもらおうか、と思っていたら、各監督のブログが開設され、すでに山口も何か書いてるではないか。
実は、つい先日、監督が全員集合して四谷で一杯やったんだが、その時は、それぞれブログの題名だけ決まっていても、まだ誰も何も書いていなかった。
世間ではブログブームと言われており、古田選手会長までブログを始め、NHKでも「広がるブログ」という番組をやり……そこで、ホーリーランド監督ブログも増殖してみよう、ということなのである。
一杯飲む前には石垣佑磨が来ていたんだが、声がかすれてて使い物にならかったぞ。
さんざんスイマセンとは言っていたが。
「H2」で酷使されてんのか?
撮ってる堤(幸彦)さんは、野球のこと良く知ってんのかな、と話題になったら、村上秀晃が、
「知らなくても撮れますよ、フレッド・スケピシは全く知らないで『ミスター・ベースボール』撮ったんですから。高倉健に、打ったら三塁に走れと命じたそうです」
と言う……まあ、詳しくは自分のブログで書いてくれい。
佐藤太はメールでブログに参加するらしい。メール打つのは早いと自慢、しかしパソコン持ってないらしい。
が、遅れている訳ではなく、導入が早すぎた、富士通だったらしいから……やっぱり自分で書いておくれ。
西山太郎は黙って飲んでいる……この人、何書くんであろうか?
とりとめなく脱線したが、再びクランクインの日に戻ると、西山太郎はこの時点ではチーフ助監督、佐藤太はメイキング班、村上秀晃はゴジラ北村組。
撮影隊は、いよいよ夜の下北沢へと繰り出すのであった。

kaneko_power009 at 15:17|この記事のURLTrackBack(1)

2005年01月19日

『ホーリーランド』20

家に帰って来た神代ユウは、自分の部屋でシャドウボクシングを始める。
原作の設定では、これを毎日五千回繰り返し、二年間続けた、ということになっている。
誰かに教わった訳ではない。
本に書かれていた通りにやり続けた、ということだ。
どんな本なのだろうか?
実際に売られているこの手の本を見ると、
「初級ボクシング講座」とかで、イマイチぴんとこない。
表紙には、ひょろんとした青年が、焦点の定まらない目でボクシングのポーズしている写真がレイアウトされている。
これでは、いまひとつ重厚感がない。戦闘的では無いのだ。
ユウがそれを手に取った時、やるぞ!と思えるモノが欲しい。
こういうモノを用意するのはサード助監督の茶谷の仕事だ。
そこで、事前に打ち合わせ、新たに本を作ることにした。
中身はいらない、表紙だけで良いのだ。
パソコンなどで、ニセの表紙が作り、それを実際の本に合わせる。
こういう作業は、結構楽しいもんである。
タイトルはいろいろ考えた末、「実践拳闘教本」とした。
これを黒地に白で抜くとグッとくるんじゃないか。
しかし、ナヨっとした字ではいけない。
字体は「市川崑フォント」で、と指定した。
意味分からない?……茶谷は何とか分かったようだ。
犬神家の一族』に始まる市川崑監督の金田一耕助シリーズのタイトルバックを思い出して欲しい。カッコ良い明朝体の漢字が、いかにも「漢字」というカンジでレイアウトされているだろ。
ギョーカイではこれを「市川崑フォント」と呼ぶ。……え、フォント?
神代ユウは、この「実践拳闘教本」を手にし、パラパラとめくると、その基本的な解説は総て頭に入っているから、すぐに置いてボクシングのポーズをとる。
つまり、画面では一瞬しか写らないんだが、それに説得力があるかどうかは、非常に重要な事だったのである。
石垣佑磨は鏡に向かってボクシングのポーズをとった。
……おお、サマになってるじゃん!!

kaneko_power009 at 13:05|この記事のURLTrackBack(2)

2005年01月10日

『ホーリーランド』19

○月×日、『ホーリーランド』1,2話金子組は下北沢でクランクインした。
主人公の神代ユウが、高校から家に帰ってくるところ。
カメラマンは、映画を何度もやってもらっている名手・高間賢治さん。
ロケセットの家は、ごく普通の住宅なんだが、撮影用に貸し出されている。
最近、あちこちにこういう家があって、重宝なんだが、他の作品でも使われるから、あーまたあそこ使ったな、と関係者には分かってしまう。
制作部に注意されたのは、お隣が神経質な方なんで、静かに撮影してくれ、ということだ。
しかし、朝から装飾部のトラックが家の前に停車し、家具やら小道具やらを家に運び込んでいるから、お隣さんも二階の窓から様子を伺っている。
石垣佑磨が朝日を浴びて「おはようございます!」と登場してきた。
「あずみ2」の時とは別人のようにヤセてるが、目の輝きは一段と増している。
本当に嬉しそうだ。
スタッフも続々到着して、いよいよ始まるゾ、という実感がしてきた。
天気もいいし、いい感じでクランクイン出来そうだ。
部屋の中でボクシングの練習をするシーンがあるので、アクション監督の小原剛さんもやって来た。
アクション関係の人って、何故か荷物が多い。
小原さんは、自分のバッグを無造作に道路に置いた。
が、そこは、お隣さんの家の塀の前ではないか。
お、小原さん、そこは……
と言おうとした瞬間、お隣さんのオバサンが飛び出してきた。
「ウチの前にモノを置かないで、迷惑なんだから!!、ほんとうにあんたたちは常識が無いんだから!!」
と凄い剣幕に小原さんはびっくり。
制作部が平謝りに謝る。小原さんも謝る。
お隣りさんは、何か文句を言おうと、そのチャンスを待っていたようだ。
そこにおあつらえ向きにバッグが置かれた、というわけだった。
確かに、我々は常識がありませんけど……
こうして、『ホーリーランド』は荒海に船出したのだった。

kaneko_power009 at 17:09|この記事のURLTrackBack(0)

2004年12月18日

『ホーリーランド』18

いよいよ撮影を一週間後に控え、「本読み」を行った。
場所は白泉社の会議室。
ワンシーンしか出ない、一行だけの台詞の役者も集めているので、かなりの人数だ。
三十人くらいいるかな。
別室には、それぞれの役者のマネージャーが集まって、情報を交換し合っている。
「枠はどうなってんでしょうねえ」とか……
台本は1,2話で一冊になっているが、この日の朝、3,4話の台本の印刷が上がってきて、役者に配られた。
そこで3,4話監督の山口晃二も来ている。
役者たちは自分の役名が書かれた席に、緊張した顔つきで座っている。
座席は会議形式に組まれ、皆が皆の顔を見ながら、様子をうかがっている。
緊張感が空気伝染し、会議室には張りつめた空気が充満している。
その緊張を破るように、ビデオプランニング三木社長は、柔らかな関西弁で、
「いい俳優さんたちが集まってくれたんで、いい作品になると思います、よろしくお願いします」
と挨拶。
しかし、緊張は、まだ充分に破れない。
僕も何か言わねばならない。
「頑張っていきましょう……そして……」
う〜ん、何か気の利いた事を言わねばならない。
「世間の奴らをアッと言わせましょう!」
緊張がほぐれるように、和やかな笑いが起こった。
……主観的には、ですが。
気持ちが一つになって、エネルギーが「創造」のベクトルへと向かった瞬間であった。
……てなカッコいいことを、たまには言わせてくれ。

kaneko_power009 at 11:54|この記事のURLTrackBack(2)

2004年12月04日

『ホーリーランド』17

衣・小合わせは、石垣佑磨に続いて徳山秀典青山草太と続き、朝イチから三人続いて「美形」なので、女子スタッフの声のトーンが高くなってる気がするが、ここで、ちょっと水をさす。
「美形はここまで。あとはヤンキー軍団だから」
ヤンキー軍団の諸君も、良く見るといい男だが、パッと見はゴツイのを選んである。
その中で特にキャラ立ってるのが、写真の渡来敏之。
「ちょっと、カツアゲの真似してみて」と、言うと、実に上手く演じる。
やってた?
彼は、以前、『クロスファイア』のエキストラで今は無き横浜ドリームランドのロケに来ていて、僕の事を良く憶えていて、「監督、キビシイ方でしたねえ」と言う。
そうか、矢田亜希子には甘く、男のエキストラには厳しかったのか。
その後、森田芳光監督『模倣犯』に出て、事故車の運転手やって、森田さんから芸名を付けて貰った、と言う。
森田さんも面倒見いいから。
僕も森田さんの助監督やってたんで、渡来みたいなのが好きだというのも分からないでは無い。
「雑記、いっつも読んでますよ、ホーリーランド17くらいには俺も出たいっすねえ」
と言うので、こうして登場。パソコン使ってるタイプには見えなかったけど。
ヤンキー連中もメールでやりとりしてる、って設定だし、携帯でコレ読んでるのか?
話すと可愛らしい奴だが、カツアゲされたら怖い。
raito

kaneko_power009 at 11:24|この記事のURLTrackBack(2)

2004年11月26日

『ホーリーランド』16

「衣小合わせ」というのは、衣装・小道具合わせの略だ。
普通、「衣装合わせ」であろう、と思ってしまい、助監督初年度には必ず間違えて予定表に書いてしまう。
で、この衣小合わせの段階に来ると、いよいよ、という感じがしてくる。
参加するのは監督以下、カメラマン、チーフ、セカンド、サード助監督、スクリプター、衣装部、持道具、ヘアメーク、というところ。
俳優は、衣装部屋に入ってくると、先ずセカンド助監督に紹介され、更に、以上のスタッフを全員個々に紹介される。
で、一人一人ヨロシクオネガイシマス、と言い合うわけだ。
たまに「では最初の人の名前は?」なんて言う意地悪な助監督もいる。
普通、憶えられない。
今回は、それにプラス、3,4話の監督の山口晃二、7,8話の監督の村上秀晃、9,10話の監督の西山太郎、11,12話の監督の佐藤太、という紹介もあって、役者は混乱、もっと憶えられないよね。
石垣佑磨が、更に痩せて、しかし顔を輝かせながら登場してきた。
「おはようございます」の連呼、元気いいではないか。
神代ユウという役に賭ける意気込みが痛いくらい感じられる。
こいつに引っ張られて来たのか、オレが引っ張って来たのか、曖昧なくらい。
ホリプロやバンダイやテレビ局からの正式発表はまだ出来ないが、監督のホームページの雑記なんだからいいだろう、ってことで、言ってしまう。
ホーリーランド』の主役は石垣、お前に任せた、頑張れ!暴れろ!!

kaneko_power009 at 10:23|この記事のURLTrackBack(1)

2004年11月15日

『ホーリーランド』15

第一話では、ゲーセン(ゲームセンター)のシーンが結構出てくるが、
下北沢のゲーセンで実際に撮影するのは無理…というか、狭い。
そこで出会いがあったり、カツアゲがあったり、アクションがあったりするとなると、もう少し広くないと、カメラポジションもとれない。
ということで、ちょっと遠方のゲーセンにロケハンに行ったわけだが、このゲーセンのロケハンほど疲れるロケハンは無い。
とにかくウルサイ。
こんなウルサイのか、ゲーセンの中って。ドン・キホーテよりウルサイ。
新橋の飲み屋のサラリーマン集団の笑い声よりウルサイ。
ずっといたら、バカになるぞ。
一対一で話すなら、耳元で喋れば良いんだが、複数スタッフがいるから、困る。
僕と高間賢治カメラマンが喋っている事を、他のスタッフも聞いている、ということが結構大事なのだ。
しかし、主役のユウは、ゲームの手つきが良いということになっているが、アクション練習はやっていてもゲームの練習はやってないが、大丈夫だろうか……と、石垣佑磨に聞いてみると、
「オレ、実はアキハバラ系なんで、任せて下さい」だって。
そうなのか?
テコンドーやってて、秋葉原系でゲームも得意、で何、母親はピアノの先生?、ガメラの大型フィギュア部屋に飾っていて、それで『ホーリーランド』を愛読?
……まあ、良く分からんが、それなりにバランスある奴なんであろうか。
どんな芝居になるんだ?「あずみ」の「ながら」じゃ困るぜ。
さて、原作マンガにはゲーセンで「ダンス・ダンス・レボリューション」が出てくる
んだが、今時、なかなか、こいつを置いてるゲーセンが見つからない。
制作・湊谷が苦労して見つけてきたのは上尾。
そこで上尾まで行って、研究のため、実際にやってみた。
結構、面白いもんだね。
ところが、ゼネラル森本プロデューサーが、脚本読んで、
「今時ダンス・レボリューションが出てきたら白けるんじゃないか」
と仰るんで、大丈夫でしょー、と言うと、
「やっている時、ナツカシーとかいうセリフ入れてくれませんか」
と仰る。……う〜ん。
入れられたら入れるけど、そんなことワザワザ言いながら踊るのもオカシクないかい?

kaneko_power009 at 17:15|この記事のURLTrackBack(0)

2004年11月08日

『ホーリーランド』14

ロケハンは、原作マンガに沿って下北沢から始めた。
僕も、9年前まで住んでいた街だ。
新人監督時代に、三鷹から引っ越して来たのだ。
引っ越しの挨拶状に「静かなる武蔵野から、ざわめきの街シモキタへ、心もワクワクと落ち着きを失っております」と書いたっけ。
『ざわざわ下北沢』なんて映画撮った人がいるが、確かにいつもざわめいている街だ。
8年住んでる間、下北沢の中で三回引っ越した。
最初に住んだアパートは、本多劇場主の本多さんが若い頃住んでいたんですよ、住んだら出世しますよと、大家さんが言っていた。
それぞれの街角に思い出は多い。
レディ・ジェーンには松田優作の席があった。今でも優作さんのボトルは棚にあるらしい。
数年ぶりに行っても、昔入れたボトルがひょいと出てくるから驚く。
しかし、マンガに出てくるような路上ファイトは見たことないな……
どっちか言うと、路上セイシュン映画、って感じで、疲れて家に帰ってくると、入り口の階段でキスしてるカップルとか、夜中、女が男をなじって泣いているとか、そうういうことは、しょっちゅうだった。
一度、ボコられている高校生をマンションの上から声をかけて助け、家に連れてきたことがあったが、彼は、どうしてるのか、その後、全く何も言ってこなかったな。
原作の森さんは、実体験からマンガを描いたと言う。
その頃は危ない街だった、と言うが……
現実の下北沢をシモキタに描くべく、ロケハンも夜からスタートした。
制作部は、『ヴァイブレータ』や『誰にも言えない』を手がけた湊谷恭史で、低予算ならミナトヤと業界で言われている極めて優秀な男である。
その湊谷が、今回はタイヘンだ、と嘆いている。
夜中、大声で怒鳴りあってケンカするシーンなんか、この下北沢で撮れんのか……

kaneko_power009 at 10:23|この記事のURLTrackBack(0)

2004年11月01日

『ホーリーランド』13

1&2話金子組の準備が開始されると、
3&4話山口組の監督・山口晃二が『着信アリ2』台湾の現場から帰って来て、
7&8話村上組の監督・村上秀晃が『ゴジラ・ファイナルウォーズ』フランスの現場から帰って来て、
9&10話西山組の監督・西山太郎は金子組のチーフをやり、
11&12話佐藤組の監督・佐藤太は『雨鱒の川』メイキングから帰ってきて、こっちのメイキングビデオを回し、
それぞれにはまたそれぞれの助監督が就いて準備を始め、
オーディションだの、ロケハンだの、スケジュールだのと忙しくなってきて、
新宿二丁目に事務所を構えるビデオプランニングは、まさに「新宿梁山泊」の様相を呈して来た。
小さな事務所に大勢のスタッフがごったがえし、煙草の煙は充満し、座る場所も無くなってきて、佐藤太は「撮影所が華やかだった頃を想い出しますね」と笑う。
撮影所はオーバーであるが、ちょっと、そんな感じもしてくる。
今や映画はそれぞれの作品が独立してスタッフを集め、その作品が終われば散ってゆくという形態が主流になってきて、「撮影所」を使ったとしても、昔の「撮影所」の雰囲気は、最早味わえない。
昔の撮影所は、幾つもの組が同時並行的に制作していて、それぞれのスタッフや大部屋の役者が社員で顔見知りだから、食堂では他の組の噂が絶えない。
撮影所スズメというのが、お茶のみながらピーチクパーチクとうるさい。
楽しいのか退屈なのか分からないような、果てしない時間の流れが……いや、結局「果て」は来てしまって、撮影所は崩壊したんだけれど。
字だけで伝えるのは難しいが、そういう「終わらないような遊びの時間」という気分が撮影所にはあって、それと多少似た空気が、この新宿ビデオプランニング梁山泊に流れている、というのは確かなのである。
ここから、何かが始まるんであろう。
ここから、誰かが、飛び出して行くんであろう。
飛び出していくと言えば、西山太郎は、今日も帰らないで、夜の街へと出ていく。
京撮で山下将軍あたりに鍛えられたんだな、アレは。
山口晃二は、酒が呑めないのにウーロン茶の飲みっぷりはいい。
村上秀晃は、監督になったら下におごり過ぎてタイヘンだ、とぼやいている。
心配しなくても、こいつら、みんな、いいの撮るんじゃないの。
人の心配しないで、テメーのこと心配しなくちゃ……


kaneko_power009 at 00:19|この記事のURLTrackBack(1)

2004年10月26日

『ホーリーランド』12

久しぶりに現れた石垣佑磨は、見違えるほど痩せていた。
あの、京都の森で『あずみ2』の「ながら」を演じていた奴とは思えない。
もともと「ながら」という役は、髪もチョンチョコリンにしているし、本人の普段の外見からは随分違っているのだが。
それにしても、これ、家の人が心配しない?、育ち盛りの子が、こんなに痩せちゃったら。
「心配されてます。いったい何してるんだって」とニコニコしている石垣。
表情は明るいので安心。
これで表情も暗かったら、怖いよ。
ヘルシア緑茶一日二本飲んで、食事の量も極端に減らしてる、とのこと。
色も白くなってるわ。
「美白パックしてる」と言う。
ダイエットに悩む女の子もやってみたらどうかね、と思うくらい効果抜群じゃないの。
しかし、心配は、体力が落ちてないかって、ことだ。
アクション練習は、公民館のスポーツセンターを借りてやっているのだが、そこへみんな集まって来た。
原作者の森さんまでアクション練習をしてる。好きなんだなあ。出てもらうつもりは無いんですが……
石垣の動きは、森さんも「嫉妬するほど」だと。
片足で立って反対側の足を上げ、身体はブレずにゆっくりと相手を蹴る動作をしたりして、ウォーミングアップをしてる。
メイキング用に撮っておこう、と佐藤太がビデオを回すと、警備員がやって来た。
公民館は、他の人も利用するので、ビデオを使っちゃいけないんだって、言うじゃない、ザンネン!

kaneko_power009 at 10:55|この記事のURLTrackBack(0)