ガメラ

2017年07月26日

映画賞の賞状無いか?

ハルビンから一時帰国したのは「映画賞の賞状無いか」と言われ「家の押入れにあるかも知れないが、探さないと分からない」と言ったら「帰って探せ」と・・・
朝イチの飛行機に乗って帰り汗かいて探してあった!と思ったら小学校から高校までの卒業証書と高校3年の時に撮った8ミリ映画の「第一回日本を記録するフィルムフェスティバル」の賞状ではないか。
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まさかこれが中国で役に立つかも?日本語分からんだろ・・いや、舐めない方がいいよな、やっぱり有りませんでしたと正直に言おうかと諦めてふと本棚の下を見たら無造作に丸めてブルーリボン賞がありましたよ、ガメラ。これでワーキングビザオッケー、ありがとうガメラ。
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2016年02月29日

226映画監督協会設立の日に長峰帰還

2/26、ゆうばり映画祭から帰った杉咲花ちゃんが『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』の試写に来て見た後「お話知っててもドキドキして引込まれて驚きました、終わりの方に周りで鼻すする声がしたので良かったです」と語った。ええ子や〜♡

そして映画監督協会創立80周年記念式典へ浅草に向かう。
協会は226事件の日に創立されたのである。世界でも珍しい著作権を持てない日本の映画監督の声を訴えるシンポジウムの後、豪華なパーティとなり…でも豪勢過ぎて引いてゆく自分がいた。辞めた人もいるしね。小山明子さん(前々理事長・大島渚監督夫人)の御挨拶には胸襟を正しましたが。
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その会場にひときわ美しい人が…中山忍ちゃんじゃないか!
目立つな〜、ツーショット撮るしか無いだろ♡他の監督たちに見せびらかすのが目的。
ガメラの鳥類学者長峰は21歳の時にギャオスと邂逅、その後ギャオスの研究で世界的に有名になり各国を回り、独身を貫き日本に帰って来た……

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2016年02月01日

インタビュー

マイケル・ベイもの『ラストシップ』宣伝絡みでインタビューされ、こちらも『スキャナー』宣伝させて頂きました。

映画ってなんで何十億もお金が必要なの?映画監督・金子修介に聞く
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記事はこちら



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2015年11月09日

時節柄、ゴジラ・ガメラ関係で呼ばれる

時節柄、ゴジラ・ガメラ関係で呼ばれることが多いが……
「時節」というのは昭和29年の11/3にゴジラが公開されたことをちなんでゴジラファンが「ゴジラ誕生祭」を企画したり、東京映画祭関連で怪獣シンポジウムをやったりしてる時期という意味だが、樋口サンが現場をやってるんで僕を呼んで「何を言ってくれるんだろう」という怪獣ファンたちの目が爛々としているので、サービス精神をつい発揮してしまい、シンポジウムでは「ゴジラとガメラ両方を監督されて、どんな事を思われていますか?」というガメラを準備しているらしいKADOKAWAの井上さんの質問に「…やっぱりゴジラの方が人気があるってことですかね」と言って笑いを取ったが、その時ふと思ったのは、怪獣が日本で大発生したのは「戦争しないと決めた国だったから」ではないか、ということだった。
怪獣映画というのは戦争映画の代役みたいなもんで、英米だったらナチスを倒してヤッター!というよう痛快な戦争映画を作れるが、日本の場合、常に後悔と反省が付きまとい、痛快な戦争映画なんか有り得ない歴史があって、よその国の替わりに怪獣と戦う怪獣映画が娯楽的に発展したんだ、と思いながらガメラ2を撮っていたもので、やはり怪獣と戦争はイメージの源泉のところで切り離せない……とするなら、雨後のタケノコのように次々と生まれる怪獣たちをモグラ叩きのように潰してもまた現れたその訳は、戦争を封印した替わりに生まれて来た埴輪のようなものだったから、と文化人類学的には言え無いだろうか…

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2015年08月21日

自虐史観とは……?

8.14の首相談話を読んで考えてたら、長文になってしまった……

正義感の強い少年時代には沢山の反戦映画を見て育って来たが、自分で映画を作るようになると次第に「日本の戦争映画は後悔と反省ばっかりで暗くてツマラン」と考え出し、アメリカ映画のように悪玉ナチスをやっつけてスッキリ出来る「娯楽戦争映画」なんか出来ないものかねと思っていたら、相手が怪獣ならイケるだろうとガメラに出会い、戦争映画のメタファーとして作れたのだった。冷戦も終わり、北から攻めて来るレギオンを、もう誰もソ連のことを暗喩してるなんて思わないだろうと思いながら結構のびのび撮れ、「自国を攻撃されない限り戦争しない」と決めている自衛隊とガメラの共闘なら爽快に描けたのだった。……その頃くらいからか、世間では日本のアジアへの侵略の歴史を「自虐史観」と呼んで、反省や謝罪し過ぎは今後の為に良く無いとする風潮が広がり、確かにそういう面もあるのかも知れない、未来志向も大事だろうと思いながら「教科書が教えない歴史」を読んでみた……ら、最初は日本人の誇りを感じてワクワクした。黒船襲来でアメリカに不平等条約を突きつけられながらも僅か15年で封建制度から立憲政治を生み出して西欧列強に並んだ日本人て大したものなのだな、と思ったが……筆者は続ける。それから10年も経たずに朝鮮に対してはアメリカと同じ立場に立ったのである、と誇らしげに語る。即ち明治9年の日朝修好条規のことだ。維新から僅か9年で、アメリカが日本に突きつけた不平等条約と同じ性質のものを朝鮮に突きつけるくらいな「大国」に早く成長出来た日本人は素晴らしい、と誇るのである。そのオカシさに気がつかず以後も同様のことを誇り続ける。え?何がおかしいの?と思う人もいるだろう、そういう人は、これから言う事に腹が立つのであろうか。おかしいだろ、そこんところを誇ってしまうのは。アメリカが突きつけた不平等条約に日本は苦しんだ。それと同じ不平等条約を朝鮮に突きつて苦しませた行為を日本人として誇れ、というのはおかしい。西欧列強に侵略され続けたアジア諸国のなかで、唯一文化レベルの高かった日本が、西欧がした「悪い事」の「真似」が一足先に出来た、なんてことは誇れない。武士道精神を以てアメリカとは違って平等な条約を朝鮮と結んだのだ、と言うなら誇れますよ。でも、事実は違って「西欧がアジアにしてきた悪い事を、優秀な民族だからとても早く真似出来た」ということなのである。この部分は優秀なればこそ誇っちゃいけないことではありませんか。ここから根本的な問題が発生しているのにお気づきか。当時、朝鮮は文化程度が低かったから我国が近代社会への道を導いてあげた、その後中国は政権がグチャグチャになって内戦で滅茶苦茶になったから少しでも安定した国を満州に作ってあげて経済発展の基礎を築いてあげた、と言ってる人たちはこの部分から、自分のなかにある差別意識に気づかずに誇っているのだと思う。彼らから頼まれたワケでも無いのに。……と、書くと、いや頼んだ証拠があるとか何とか言って細かい文書を見つけて来るんだろうが、今の朝鮮人、中国人が自分たちが頼んだ覚えは無いと言ってるので、それは違うと言ってはならず、武士のたしなみとして諦めるしかないでしょう。事実、いろいろしてあげた方法は「力」を以てであり、根底に朝鮮、中国への差別意識、日本民族への優越意識がありながらも、強い「誇り」のガードによって自らはそれに気づく事が出来ない、日本をアジアの「兄」として自負する、その根底の分かれ道が、この明治9年の日朝修好条規から始まる歴史を「誇る姿勢」に始まっていると思われる。ここが間違いの道へ続く最初の枝分かれなんだと思う。この間違いに気づかないで誇ったままの人は結構多い。オピニオンリーダー的な「教科書が教えない歴史」がこれなのだから。間違いを誇ることなく正しく認識する、即ち「侵略」と認識するというのは「自虐」では無い。学者の意見を待つまでも無い。その侵略に対して中国から出て行けとアメリカに迫られ、石油を止められたんで「自存自衛」という理由を付けて奇襲攻撃したら最初は上手くいったが反攻でボロ負け、「野火」みたいな状況になってしまった……とまとめるのは自虐でも反日でも無い。こう説明しても、やっぱり19世紀末の世界の常識を持ち出して、その常識からすれば、日本が朝鮮や中国にしたことは悪い事ではなく、誇らしいことなんだ……と、なってしまうのであろうか? そう思いたくても言ったら先方は怒るというのも分かっていながら敢えて言い、怒られれば怒られるほど頑なに誇ってしまう心理状態……それこそが自虐的心理なんじゃないでしょうかね。いじめられっ子の心理みたいじゃないですか? 侵略の歴史を自虐史観と呼ぶのは、もう止めた方が良いと思う。侵略は国際的犯罪だ。「野火」「日本のいちばん長い日」「この国の空」には、何ら自虐的要素は無く、この国のかつての犯罪を告発していた。

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2014年04月27日

『百年の時計』上映会&トークショー@相模女子大学ホール

4月25日は”相模女子大学ホール”にて『百年の時計』上映会&トークショー
お客は女子大生限定という訳では無く市民の皆様が多く300人以上。
場所も名前から連想されるような学内では無く、相模大野駅の近くの伊勢丹の裏にある立派なホールで、金丸Pが幟を持参してくれて会場の雰囲気づくり。

ロビーには「恐怖のヤッちゃん」「どっちにするの。」「香港パラダイス」「咬みつきたい」「ガメラ」タイ版のポスターなど、懐かしいものが貼られてある。

トークには近江陽一郎くんが横浜アリーナで翌日に迫る“テニスの王子様ミュージカル運動会”の練習から駆けつけてくれ会場を盛り上げた。

会場には森田由美恵さん(「潮風の吹く町」)がいらしていて驚いた。
6月に鶴見で公演があるそうだ。

終演後、パンフ&シナリオにサインして販売したが、お客様方は満足されていたご様子。
上映会などご希望の方は御連絡下さい。(ご予算も)
写真は帰りの駅での近江君の写メ。僕の影が薄い訳では無くオーラによる光芒の反射とお考え下さい。……か?
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近江陽一郎くんのブログ=「近江の日常4/25」

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2013年11月24日

ガメラ&毎日が夏休み@三鷹コミュニティシネマ映画祭

11/23勤労感謝の日、三鷹コミュニティシネマ映画祭で『ガメラ大怪獣空中決戦』と『毎日が夏休み』をフィルム上映、佐伯日菜子さんとトークショーをやりました。

あったかい雰囲気の手作り映画祭という感じで、楽しくお喋り出来ました。

『毎日が夏休み』の中で、主人公のスギナが父親と一緒に「何でも屋」をやってベビーシッターも請負い大泣きの赤ん坊をあやすシーンがあるんだが、実はあれは当時1歳になったウチの息子(鈴幸)と助監督・猪腰君の息子たちで、その子がこんなに大きくなりました、と本人登場して来てこっちも驚いたんだが、それは司会の弟・金子二郎のサプライズ演出であった。

金子ファミリー色満載のトークショーでしたね……

日菜子さんも驚きつつ彼をマジマジと見つめ「顔が変わってない」と感心。
こちらも彼女の記憶力に感心。

↓はそのニュースです。
佐伯日菜子、19年前の女優デビュー作を金子修介監督と振り返る
映画ドットコム
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女優の佐伯日菜子、伊丹十三監督の思い出を語る デビュー作『毎日が夏休み』を「あんなにいい映画」と絶賛
シネマトゥデイ


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2013年08月08日

ラジオデイ on 7/15

7月15日はラジオデイ。
14時〜川崎FMの「岡村洋一シネマストリート」に出演の後、21時5分〜NHKラジオ語りの劇場 グッとライフ「少年と怪獣 映画監督・金子修介物語」に出演しました。
目の前で山田雅人さんが金子物語を語ってくれるんで、照れるしかありませんのですよ。隣りに唐橋ユミさんという美女もいるし……971522_511702535566293_1118531556_n














怪獣のポーズもとってくれました。
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同じ時間にNHKテレビの方では宮崎駿監督が語っているのもモニターで見えてしまいました……

番組終了して西口玄関へ向かうと、なんとあまちゃんがあまちゃんの格好で歩いていた。ナイトロケに出るところだったらしい。
(ツイッターでは、この話の方が反響がありました……)

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2013年07月23日

GAMERAシンポジウム@相模女子大 7/13

ブログアップ遅れましたが7月13日は相模女子大にてガメラのシンポジウム。
中山忍さんに来て貰いました。
しばらく会わないうちに美人オーラが更に増して驚く。
「ガメラは女優として生きてゆく自信をつけることが出来た大切な作品です」と、しっかり語る美貌の彼女に会場は釘付け。995915_510797438990136_720955196_n














その後、忍さんを送り出して先生方や学生たちとイタリアンで懇親会。

ワインがまわって目の据わった専任講師に「監督、短サムは爆発しないんですよ!」と責められる。(意味分かります?)

更にロマンスグレーの准教授が「中山忍が僕に胸キュンだったらどうしよう」と言い出すと学生が「それは無い」と言うと先生は「可能性は無限だ」と揚々と論じていた……
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主催の教授は「ウルトラセブン」を教材に使っているので、女子大生がキュラソ星人とノンマルトについて論じていた……ワインがまわるよ…

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2013年06月26日

『百年の時計』全国行脚PART2報告

名古屋名演小劇場〜小倉コロナシネマワールド〜岡山メルパの『百年の時計』全国行脚パート2から帰って来ました。みんな、それぞれいい劇場だったなあ。

名演小劇場は開館以来十年間ほど年中無休だったのが、DCP設置で一週間休み、休み開けの言わば「こけら落とし」が『百年の時計』でした。
壁などもスタッフがペンキを塗り、手作り感満載。まだ35ミリフィルムも上映出来る状態です。仮の応接室にはフィルムのリールが置かれていました。2スクリーンあり、『きっと、うまくいく』や『李藝』なども並行して上映中です。

小倉コロナワールドは天然温泉などもある複合娯楽施設のなかのシネコンで、こちらでは8/31から『ジェリーフィッシュ』も上映されます。舞台挨拶のため駐車場に到着した時、地元のクロスFMに携帯電話で出演して「今からやります」と呼びかけ「出演しているウチの奥さんも小倉出身で…」と言うと、アナウンサーから「えっ、何中ですか?」と突っ込まれて言葉に詰まりました。行く前に聞いときゃ良かった。前夜もRKBラジオに携帯電話出演してPRしました。

岡山メルパでは、池内ひろ美さんが岡山出身という事もあり、夕方五時からの番組に一緒に出演してPR、金丸P司会のトークショーを繰り広げました。

来週7/6は昨年先行ロードショーした香川・高松に戻り、ソレイユにて凱旋上映のための挨拶に行く予定であります。地元の皆さんにまた、会えますね。

東京に帰って神保町シアター17:45~『ガメラ大怪獣空中決戦』上映後のトークショーに出ます。

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2012年03月04日

ブラッド・ピットBrad Pittがアカデミー賞授賞式で

ブラッド・ピットBrad Pittがアカデミー賞授賞式で初めて映画館で見た映画を聞かれて「サンダ対ガイラ=War of the Gargantuas」だと答えた。
「善の怪獣が身を犠牲にして悪の怪獣を倒すんだ」と説明していた。
本多猪四郎監督「サンダ対ガイラ」は怪獣対決モノとしては教科書である。
That is a textbook about monster movies.
一体の存在がもう一体を産み出したので二体存在する事に矛盾が無い。
ガメラ「Gamera」ではそれを応用した。
劇中、自衛隊無線で「以後山の怪獣をサンダ、海の怪獣をガイラと呼称する」という言い方に痺れ、ガメラでもテレビニュースのシーンでキャスターの真山勇一さん(現・調布市会議員)に「政府の通達に従い、以後、海の怪獣を“ガメラ”、鳥型の生物を“ギャオス”と呼称します」と言って貰おうとしたら、真山さんが「呼称という言い方は固いんじゃないでしょうか、ここは“呼ぶ”という方が…」と仰るので「いや真山さん、ここは呼称すると言って下さい」とお願いしたのだった。
I imitated "War of the Gargantuas" and wrote lines in "Gamera" scene where commentator named the monsters,but he used to be real TV commentator(now town councilor) said "This lines are not correct”,I said "Pleas say as script "
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2011年02月16日

空想のヒーローがニッポンを救う?明17日15時〜NHKラジオ出演

この月曜日からNHK総合ラジオで、毎日16時〜「ラジオ井戸端会議/空想のヒーローがニッポンを救う?」という番組をやってます。

月曜が布川敏和さんをゲストに「変身ヒーローの魅力ってなんですか?」、火曜が大槻ケンジさんをゲストに「悪役ヒーローはなぜもてる?」、本日水曜日が水野美紀さんをゲストに「今こそ空想のヒロインを語ろう」というふうに進み、明日、木曜が私の出番。

木曜ワイドとして15時〜ROLLYさんと一緒に「やっぱり怪獣こそがヒーローだ!」と銘打ってお喋りします。

レジュメでは「ゴジラやガメラなどの怪獣映画をリアルタイムに体験した世代にとって、怪獣は『夢のようなもの』として記憶されている。怪獣の何が彼らを夢中にさせたのか?着ぐるみの中に人がいると知ってしまった後も引きずってしまう怪獣の魅力とは何なのか。特撮ファンを自認する二人が、時代背景や世代論も交えて巨大ヒーロー『怪獣』を縦横無尽に語り合う」となってますが、ナマ放送なんでどうなるか分からない。

菅内閣も大変な折、NHKで二時間も怪獣のことを喋ってていいのか、ウイークデイの日中では勤め人には聴けないだろ、などの声もありますがごもっとも。

喋りもそんな得意な方じゃないし、そんな二時間も、もつのか、という不安もありますが……

まあ、聴いて頂ければ幸いです。

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2009年12月07日

『イングロリアス・バスターズ』と『カティンの森』

本来、映画は一本ずつ独立した世界を持っているからガメラGammeraに比べてゴジラGodziraはどうこうとか書かれると、作った方はとなるもんなんだが、つい比べたくなるのがお客の人情。

公開中の『イングロリアス・バスターズInglorious Bastards』と『カティンの森Katyń』における残酷描写を比べると……タランティーノTarantinoとワイダWajdaを比べちゃいかんだろう、とは思うんだけど中三日で見たから、つい比べてしまう。
どっちもナチスが出て来る第二次大戦の話だし。

タランティーノの残酷って、浴びるように映画を見て、彼のアタマの中で育てられたイメージだから、どんなにリアルにエグくても、本質的にはパルプフィクション。

一方、ワイダの残酷には、父親が犠牲になった歴史の事実を、国家が更に何十年も歪曲された歴史として押し込めていた二重三重の残酷だから、灰とダイヤモンドが同居している。

タランティーノの残酷はナチュラルボーン遊びの果てだが、ワイダの残酷は、地下水道から悪霊の如く溢れ出した大理石のように硬い。

ポーランドの体制の中で、これだけ続けて映画を撮ってこられたという事実が既に巨人で、ソ連が崩壊した後でやっとカチンの森事件を撮れるまで生きたというのは幸福なのか、そもそも生まれた国が不幸なのか、分からなくなるほどの鉄の男アンジェイ・ワイダ。
その存在自体に感動し涙する重たく激しい映画なのであった。

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2009年11月23日

ソウルで日本映画祭 JAPANESE MOVIE IN SEOUL

韓国の映画ファンは熱い。
熱いファンの前で日本の若手監督たちと一緒に挨拶、「アンニョンハセヨ」と言った途端に歓声に包まれ、なんとなく照れます。

開会式に間に合ったのは、『風が強く吹いている』の大森寿美男、『おとなり』の熊沢尚人、『童貞放浪記』の小沼雄一、『PASSION』の濱口竜介、『ゆずり葉』の早瀬憲太郎らである。
みんな若いね。僕がいかにベテランになってしまったか……

第六回目となる今回のテーマは「情熱の時代」。

シネコンメガボックス、14スクリーンのうち2スクリーンを借り切っての上映で、他のスクリーンでは一般の韓国映画やハリウッド作品をやっている。
韓国語字幕は投射する方式で、プリントに焼き付けている訳では無い。

それぞれの映画上映前と後に短い挨拶をし、質疑応答は、劇場を出た特設コーナーで行われるんだが、これが膝詰め談判のような間近な距離なんで、異国の言葉でも感情がビンビン伝わって来る。

どの監督も、この交流タイムが終わると、満足そうな表情をして、すっかり韓国好きになってしまう。
的を得た感想や質問が次々に飛び出してくるからだ。

ちょっと驚いた、というか、戸惑ったのは、それぞれの監督に日本語を勉強中の女子大生がついて接待してくれるんだが、お互い慣れてないんで間がもたないから、コーヒーでも飲みますか、と喫茶コーナーに入るが、いくつ?とか家どこ?とか、若い頃と相変わらずの質問しか出来ないもんだな、年とっても。

ガメラシリーズには「ビッグモンスタークラブ」というグループの人々が参加し、どこで手に入れたの?というような日本公開時のパンフレットやDVDを持参し、サインを求められた。

そして、夜はお決まりの焼き肉……

二日目に腹こわして、韓国の正露丸買って、スグ治しました。

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2009年11月17日

ガメラ韓国上陸 JAPANESE MOVIES IN SEOUL

ガメラポスター

韓国では2年前にも「子供映画祭」というイベントでやった事はあったらしい平成ガメラ3部作一挙上映は、今回の日本政府&韓国メガボックス共催「第6回日本映画祭」の目玉として、熱狂的ガメラファンに迎えられた。

おい、待てよ、初上映だってのにファンがいるのか?という疑問もあるだろうが、10年前レーザーディスクで『ガメラ3』が出回っていたらしく、そこでコアなガメラファンが形成されたのである。
ファンから緊急に集めたフィギュアがディスプレイされている。
ガメラフィギュア

ただ、日本政府としては自衛隊=世界から見れば名前はそうでも当然「日本の軍隊」が大活躍する映画が、韓国で素直に受け入れられるか心配で、なかなか上映に踏み切れず、遂に6年目にして初めて、この映画祭での上映となったわけである。
レセプション

心配にはおよびませんよ、とレセプションでは余裕の金子修介。

随時、レポートしていく予定です。

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2009年11月11日

メガボックス日本映画祭INソウル Japanese movie festival in Seoul

これから、ソウルに行って来ます。
ソウルで何するか、というと「日本映画を観る」んであります。
いや、「観させる」のか。

毎年、巨大ショッピングモールであるメガボックスというところで、現代日本映画を集中的に上映している。
今年で、6回目。
今回、僕はガメラ三部作を持ってゆく。
「ガメラ」韓国初上映になる。

他にも、「風が強く吹いている」「スラッカーズ 」「童貞放浪」「ゆずり葉 」「PASSION 」「おと・な・り 」「守護天使」「岸和田少年愚連隊 」「幼獣マメシバ」「築城せよ 」「大阪ハムレット 」「岸和田少年愚連隊 血煙り純情編 」などの個性豊かな作品が上映される。

2年前には「毎日が夏休み」を上映し、たいへん好評であった。

今回は、「アラハン」「タチマワ・リー」のリュ・スンワン監督とのシンポジウムがある。
この人は、韓国のタランティーノと呼ばれてる人で、役者もやっている。

……日韓友好なので、今回は皆さんが期待するようなバトルにはならないと思います。

ガメラが韓国では、どんなふうに受け取られるんでしょうか……

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2009年10月31日

中村勘太郎&前田愛 結婚披露宴INホテルオークラ敬称略 Ai Maeda Wedding Party

招待客は640人で、想像を越えた大披露宴であった。

僕らの席は「松」テーブル、“監督席”という感じで、村川透、深作健太、阪本順治、松岡錠司、樋口真嗣、清水崇らが同席で、隣りの「福」テーブルに野田秀樹夫妻がいたんで声をかけたら、「お前、どこ?」と言うんで「そこの監督席」と指差したら、チラっと振り返って一瞥し、「地味だな」と子供の時からの意地悪そうな笑い。

そういう野田の廻りは、江川卓、なかにし礼、ラサール石井……あ、もう思い出せない。

後ろの「竹」には小倉智昭、徳光一夫、郷ひろみ……

言葉を交わした俳優諸氏は、藤原竜也、内田有紀、伊藤英明、津川雅彦、笹野高史、中村獅童、勘三郎……
高島礼子さんは遠くにいらして言葉交わせず(高島さんだけ敬称付)。
当然、歌舞伎の人はみんないた。
Ai got married to Kabuki guy.

海部元首相が最初のお言葉で、角川歴彦会長が乾杯の音頭。
Former prime minister Kaifu made first speech.

司会のNHK黒崎めぐみ(生活ホットモーニング)がマイクを持って会場を歩き、「ご出席の皆様にお話をうかがいましょう」と言ってるが、まさか、こっちには来ないだろう、と思ったら、隣りの伴明さんが突然指名され、勘太郎主演の映画『禅』の話をなさった。

「事前に(スピーチの依頼)あったんですか?」と伴明さんに聞いたら「ないない」と手を振る。

これだけ芸能人がいるんだから、もうこっちには来ないだろう、と安心して暫く歓談となり、僕は伴明さんらに前田愛の話を披露する。
「15才の彼女にですね、カイジュウの前で胸のボタンを外すという芝居をつけたんですけどね、恥ずかしがってるところがグッと来てしまいまして」
すると樋口が「更にグチャグチャどろどろの体液の中に愛ちゃんをぶっ込んじゃいまして!」と間の手を入れる。
「英語字幕じゃ『暑いよ』が"I'm hot"になって外人に大受け。"I's hot"なのに」
「アタシ燃えちゃう!みたいな」と金子&樋口漫才で監督席が盛り上がって来たところへ黒崎さんがやって来て「それではブログでも愛さんの事を書いて下さっている金子監督にもお話を伺いましょう」
!!!アタマ真っ白。

「今、この監督席で愛ちゃんのガメラの時の話で盛り上がってまして……」というような事を言ったのは覚えているが、「ちょっとエッチだったかもしれませんが、愛ちゃんは、もう忘れているらしいんで、中村家の皆様はご安心下さい」とか言ったみたいな気が……大丈夫?

後から、あれ言えば良かったと思ったが、こういう席では10年前のガメラの話よりも、去年の『阿久悠物語』で阿久さんの最期を看取る看護婦役を愛ちゃんにやってもらった話をすればよかったよね、なかにし礼もいたしな……とか、思っても、その場でパッと気が利く事を言えるタイプじゃないんだよね。

式がお開きとなって、金屏風前での御挨拶は大渋滞になったが、最後に愛ちゃんと話せた。
すると、美しい花嫁姿の彼女は愛らしい微笑を浮かべ、
「監督、わたし、本当は全部覚えてるんですよ」
!?!何!?
……君、やっぱ、女優じゃん。


おめでとうごさいます。
いつまでもお幸せに。

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2007年01月07日

うちなんちゅーガメラ

2007年あけましておめでとうございます。
沖縄のガメラ








沖縄でガメラ発見
久々の邂逅
門松前の咆哮
いつの日にかまた会わん




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2003年05月18日

思いだしてみたものの

宝島社がガメラの本を出すということで、久しぶりにガメラについてのインタビューを受けたが、結構忘れていると思っていたことでも、聞かれるとパア〜ッと思い出すもんだな。
インタビューが終わって街を歩くと、「もういちど教えてほしい」が頭の中を流れていた。ユリアナは都内某大学に進んだと聞いたが、その後どうしてるんだろう。
弟に指摘されたが、『野性の証明』のテーマソングと似てるんじゃないか、と……まあ、そうかも知れない。旧カドカワムービーのテイストを狙っていたかも知れない。
この本は昭和ガメラから平成ガメラまで網羅する本らしい。記者さんは、あんまりコアなもんでは無い、と言っていた。
また、21日の「マシューベストヒットテレビ」という番組で『学校の怪談3』の映像を貸して欲しいと連絡があって了承したが、どんなふうに使われるんだろうか?
テレビ朝日からも「決定ナントカのベスト」とかいう番組から『恐怖のヤッちゃん』を貸して欲しい、という留守電が入っていたが、その後連絡無いな……
『1999年の夏休み』のサイトでは、ラストで直人(中野みゆき)がどう思っていたか良く分からない、という疑問の声が上がって、それに対する解釈がなされていたが、これもパア〜ッと思い出したんだが、どうしたもんかな。

2003.05.18 記



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