2023年10月01日

26レニングラードホテルの前庭-1























26 レニングラードホテルの前庭

水面からそんなに高くない地面にある建物なので、前庭は落ち着いたムードである。

当市のシンボルである帆船や噴水付きの彫像が数点置いてあるので、スケッチしていた。ところが、半分程しか彫像が、濡れていないので、マダラに見える。

そこで仲間と一緒に水を全体にかけていたら、けげんそうな顔で見ていた警備員が出て来た。だが僕らの動作の意をくみ取ったらしく、一緒になって水をかけてくれた。

道展会員 金子誠治


(c)kanekoseiji2011


1984(昭和59)年5月12日〜6月18日に北海タイムスに掲載
-k41-
2016/04/10
2020/07/21

再掲2021_1108
再々掲2023_1001



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2023年09月30日

25ネバ河畔B-1





















25 ネバ河畔B

ホテルの真向かいから見ると手前に『オーロラ号』がデンと浮かんでいる。革命時のことをすぐ思い出して一同、口をそろえて『戦艦ポチョムキン…』といいながらスケッチを始めた。構図は、Z型で一番距離感が出せるのだ。

遠方の寺院は、明日見学に行くところである。長い橋を渡って中州のような所にこのホテルがあるのだそうだ。どちらに流れているのかも分からないゆるやかな大きな運河。

たっぷり時間をかけて描いていたら夕方になった。ふと気が付くと博物館になっている軍艦から、青い煙がゆるやかに流れていた。

道展会員 金子誠治


(c)kanekoseiji2011


1984(昭和59)年5月12日〜6月18日に北海タイムスに掲載
-k41-
2016/04/09
2020/07/20

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再々掲2023_0930



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2023年09月29日

24ネバ河畔の灯台-1
























24 ネバ河畔の灯台

エルミタージュ美術館へ向かうバスの中から、この灯台が見えた。ネバ河に向いて2基立っている。

明るい朱色の大理石なのだろうか。青空に、すうっと立ち上がった美しさ…。

その四方には、昔の木造船などの舳先(へさき)にあるような女神のブロンズ像があり、海原への雄飛を願っているようである。台屋の白い大理石像は、何を願っているのだろうか。

この頂上には聖火台のようなものがしっかりとついていた。

道展会員 金子誠治


(c)kanekoseiji2011


1984(昭和59)年5月12日〜6月18日に北海タイムスに掲載
-k41-
2016/04/08
2020/07/19

再掲2021_1106
再々掲2023_0929



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2023年09月28日

23ピヨオネール-1


























23 ピヨオネール

この少女は十二歳とか…、踊りの後、こんなポーズをとってくれた。私は大判の画紙にコンテで『ありがとう。バシーバ』を連発しながらスケッチした。

夏休みの林間学校のような少年少女研修場は、郊外の静かな森の中にあった。各地区の団旗を掲げたゲートをくぐると、首に赤いスカーフをつけた制服で、たくさんのピヨオネールが迎えてくれた。大ホールに移ったら、百人以上の団員が大きな歌声でわれわれを迎え、次々と研修の成果を発表した。

歴史に支えられた民族の誇りが、こんなにも若い子供たちの顔に美しく現れていて、感動した。

道展会員 金子誠治


(c)kanekoseiji2011


1984(昭和59)年5月12日〜6月18日に北海タイムスに掲載
-k41-
2016/04/07
2020/07/18

再掲2021_1105
再々掲2023_0928



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2023年09月27日

22木製人形-1



























22 木製人形

レニングラードホテルの観光客用土産店の営業時間はとても短い。だから、いつも満員の状態である。計算がとてものろいから、こちらが品物を選んでも、その精算に時間をとられてしまうからなのだろう。

何かロシア風のものを…と物色したのだが、大量生産された民芸品みたいなものは、どうしても買う気になれない。ところが、レジの壁に、ひっそりと掛かっていた人形が、私を呼んでいた。

その人形は、頭部、胴体をロクロで作り、手足はゴムひもで結びつけていたので自由に動かせた。特に長いおさげ髪が、とても気に入った。

小樽に帰ってすぐ、多色刷り版画に仕上げたのが、このお気に入りの人形である。

道展会員 金子誠治


(c)kanekoseiji2011


1984(昭和59)年5月12日〜6月18日に北海タイムスに掲載
-k41-
2016/04/06
2020/07/16

再掲2021_1104
再々掲2023_0927



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