2014年01月
2014年01月22日
↑クリックで拡大
◆2014年1月20日は、金子誠治生誕100年目にあたり、それぞれ時代の写真を並べてみました。
左より
◆「誠治（8歳）」
金子誠治は、1914（大正3）年1月20日、砂川で生まれ5才で小樽に移り住み小樽運河付近で遊び育つ。
誠治アルバムより、1922（大正12）年
◆「教師として（26歳）」
1937（昭和12）年、小樽緑国民学校図画専科教員（現在の小樽市立緑小学校）となり生徒の指導に当たった。空いた時間は版画制作に励み昭和15年春に念願の東京での武者修行に出たのです。
この写真は画家を目指す若き日の誠治の志が見える…
誠治アルバムより、「図画準備室にて。1940（昭和15）年春頃」
◆「誠治個展にて（26歳）」
東京で版画修業時代の作品を持ち帰り小樽今井マルイ百貨店で展覧会を開催。
誠治アルバムより、「第一回創作版画個展、1940（昭和15）年8月1日」
◆「美術家として（43歳）」
1957（昭和32）年頃。ようやく、商業美術、宣伝美術という言葉が一般的になった時代です。ポスター展での誠治。マーメイドのモチーフや額縁店のポスター等に、温かみのある作者のスタイルが見てとれる。
このころ、東京では、「日宣美」という宣伝美術の展覧会に脚光が浴びられた頃で。広告などにも美しさが求められようとされていた時代でした。札幌や小樽でも盛んに、宣伝美術のレベルアップが求められて、発表やアピールの場を模索していた時代でした。
誠治は、博覧会や店頭ディスプレー、看板制作、宣伝美術などにも力を発揮していた。残念ながら資料としてはほとんど残っていないのですが、様々の分野でたくさんの仕事をしていました。
誠治アルバムより、「1957（昭和32）年頃」
◆「画家専念（75歳）」
1974（昭和49）年、カネコ広芸社を若手に譲り画業に専念した。
版画教室で指導をしたり、大きな展覧会を開いたりと忙しい時代でした。
「金子誠治の版画世界展」を開いた時にアトリエにて版画制作中の誠治。
1989（平成1）年2月13日撮影k41
◆「生涯画家として（80歳）」
厳しい顔をしてみようと言って画家っぽい表情を見せてくれた。この仕事は甘くないぞと皆に言っているようだ。生涯手を休めることがなかった画家は、この写真を撮ったほぼ6ヵ月後の、1994（平成6）年12月22日永眠となった。
1994（平成6）年5月2日撮影k41
(c)kanekoseiji2014
2014_0120、記
-k41-
2014年01月21日
↑クリックで拡大
◆2014年1月20日は、金子誠治生誕100年目にあたり、それぞれ時代の写真を並べてみました。
左より
◆「誠治（8歳）」
金子誠治は、1914（大正3）年1月20日、砂川で生まれ5才で小樽に移り住み小樽運河付近で遊び育つ。
誠治アルバムより、1922（大正12）年
◆「教師として（26歳）」
1937（昭和12）年、小樽緑国民学校図画専科教員（現在の小樽市立緑小学校）となり生徒の指導に当たった。空いた時間は版画制作に励み昭和15年春に念願の東京での武者修行に出たのです。
この写真は画家を目指す若き日の誠治の志が見える…
誠治アルバムより、「図画準備室にて。1940（昭和15）年春頃」
◆「誠治個展にて（26歳）」
東京で版画修業時代の作品を持ち帰り小樽今井マルイ百貨店で展覧会を開催。
誠治アルバムより、「第一回創作版画個展、1940（昭和15）年8月1日」
◆「美術家として（43歳）」
1957（昭和32）年頃。ようやく、商業美術、宣伝美術という言葉が一般的になった時代です。ポスター展での誠治。マーメイドのモチーフや額縁店のポスター等に、温かみのある作者のスタイルが見てとれる。
このころ、東京では、「日宣美」という宣伝美術の展覧会に脚光が浴びられた頃で。広告などにも美しさが求められようとされていた時代でした。札幌や小樽でも盛んに、宣伝美術のレベルアップが求められて、発表やアピールの場を模索していた時代でした。
誠治は、博覧会や店頭ディスプレー、看板制作、宣伝美術などにも力を発揮していた。残念ながら資料としてはほとんど残っていないのですが、様々の分野でたくさんの仕事をしていました。
誠治アルバムより、「1957（昭和32）年頃」
◆「画家専念（75歳）」
1974（昭和49）年、カネコ広芸社を若手に譲り画業に専念した。
版画教室で指導をしたり、大きな展覧会を開いたりと忙しい時代でした。
「金子誠治の版画世界展」を開いた時にアトリエにて版画制作中の誠治。
1989（平成1）年2月13日撮影k41
◆「生涯画家として（80歳）」
厳しい顔をしてみようと言って画家っぽい表情を見せてくれた。この仕事は甘くないぞと皆に言っているようだ。生涯手を休めることがなかった画家は、この写真を撮ったほぼ6ヵ月後の、1994（平成6）年12月22日永眠となった。
1994（平成6）年5月2日撮影k41
(c)kanekoseiji2014
2014_0120、記
-k41-
2014年01月20日
↑クリックで拡大
◆2014年1月20日は、金子誠治生誕100年目にあたり、それぞれ時代の写真を並べてみました。
左より
◆「誠治（8歳）」
金子誠治は、1914（大正3）年1月20日、砂川で生まれ5才で小樽に移り住み小樽運河付近で遊び育つ。
誠治アルバムより、1922（大正12）年
◆「教師として（26歳）」
1937（昭和12）年、小樽緑国民学校図画専科教員（現在の小樽市立緑小学校）となり生徒の指導に当たった。空いた時間は版画制作に励み昭和15年春に念願の東京での武者修行に出たのです。
この写真は画家を目指す若き日の誠治の志が見える…
誠治アルバムより、「図画準備室にて。1940（昭和15）年春頃」
◆「誠治個展にて（26歳）」
東京で版画修業時代の作品を持ち帰り小樽今井マルイ百貨店で展覧会を開催。
誠治アルバムより、「第一回創作版画個展、1940（昭和15）年8月1日」
◆「美術家として（43歳）」
1957（昭和32）年頃。ようやく、商業美術、宣伝美術という言葉が一般的になった時代です。ポスター展での誠治。マーメイドのモチーフや額縁店のポスター等に、温かみのある作者のスタイルが見てとれる。
このころ、東京では、「日宣美」という宣伝美術の展覧会に脚光が浴びられた頃で。広告などにも美しさが求められようとされていた時代でした。札幌や小樽でも盛んに、宣伝美術のレベルアップが求められて、発表やアピールの場を模索していた時代でした。
誠治は、博覧会や店頭ディスプレー、看板制作、宣伝美術などにも力を発揮していた。残念ながら資料としてはほとんど残っていないのですが、様々の分野でたくさんの仕事をしていました。
誠治アルバムより、「1957（昭和32）年頃」
◆「画家専念（75歳）」
1974（昭和49）年、カネコ広芸社を若手に譲り画業に専念した。
版画教室で指導をしたり、大きな展覧会を開いたりと忙しい時代でした。
「金子誠治の版画世界展」を開いた時にアトリエにて版画制作中の誠治。
1989（平成1）年2月13日撮影k41
◆「生涯画家として（80歳）」
厳しい顔をしてみようと言って画家っぽい表情を見せてくれた。この仕事は甘くないぞと皆に言っているようだ。生涯手を休めることがなかった画家は、この写真を撮ったほぼ6ヵ月後の、1994（平成6）年12月22日永眠となった。
1994（平成6）年5月2日撮影k41
(c)kanekoseiji2014
2014_0120、記
-k41-
