2018年04月05日 09:41

自動車は急速に売れなくなる?

自動車は今までどんな購買理由で買われてきたのでしょうか?。

20世紀の高度成長期は、自動車を持っている事が富の象徴の側面が強かったと思います。
単なる移動手段としてよりも所有欲を満たすために買っていたと思います。

ですが少しずつ自動車は単なるトランスポーターになってきていて、日本では一時のミニバンブームがその象徴でしょう。

日本の自動車の稼働率は10%以下で、90%以上は車庫や駐車場で止まっています。
他の先進国も大差無いでしょう。

自動車産業を柱にしている国の主要都市、アメリカは国土が広大で別かもしれませんが、中国の上海や北京、タイのバンコク、東京、ロンドン、インドネシアのジャカルタ等は何処も自動車が溢れていてもう飽和状態です。

アフリカに低価格車はまだ売れる余地があるかもしれませんが、先進国ではカーシャリングが想像以上に早く普及する気がします。

カーシェアリングを使う様な人は運転もあまり得意で無く、将来的には自動運転とセットで普及するでしょう。
郊外では主要駅前にシェアリングカーが止まっていて、それに乗って家に帰って駅前まで帰れと操作すると自動で帰るとか?。
これなら駅前を中心に自動運転に最適化していけば良いので効率的です。

自動運転技術は、おそらく想像以上に早く実用化出来ると思っていますが、電気自動車になる事がマストであるなら電池の技術の問題が足を引っ張るかもしれません。

電気自動車は車体価格に対する電池の価格の割合がまだかなり高く、現在主流のリチウムイオン電池は、スマホの電池の様に2年程度でかなり劣化します。

電池の性能にあまり頼らない燃料電池車が本命では無いですかね?。
プロパンガス程度の危険度であるアンモニアをリアルタイムで水素にして走るアンモニア自動車が技術的は最も最適だと思いますが政治的に難しいですかね?。


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プロフィール

鈴木隆介(スズキタカユキ)