2005年07月

養老孟司先生世代の脳は狂っている

少年犯罪データベースに自殺事件自殺統計を追加しました。

若者自殺グラフ

グラフを一目見て判りますが、昭和30年における10代20代の自殺率が突出しています。20歳前後は現在の4倍です。単純な人数ではなく、その世代10万人当たりの率が4倍ですよ。
1999年頃から50代60代の自殺率が激増して、20代の2倍、10代の10倍近くとなっていますが、不況が原因というよりも、自殺世代がその歳になったと考えたほうが妥当です。(50代のなかでも特に50代後半の自殺率が突出して高い)
なにせ、この世代が40代の頃に40代の自殺率が急増しています。さらに恐ろしいのは、この世代が9歳以下だった時代には9歳以下の自殺が突出していたのです。ほかの世代はせいぜい年に4人までなのに、彼らは19人とか死んでいます。
まさしく、自殺をするために生まれてきたような世代です。

殺人統計レイプ統計も参照していただきたいのですが、この世代が10代の頃には殺人率はいまの10代の4倍、強姦率は検挙率の低下を考慮に入れても10倍です。

若者殺人グラフ

若者レイプグラフ

この時代も貧しさ故の犯罪や貧しさ故の自殺などはほとんどなかったことは、少年犯罪データベースの具体事例を見ていただければ判ります。
就職はいまよりずっと楽でしたから、働けば喰うに困ることなどありませんでした。いまとは比べものにならない残虐な事件の数々は、遊びのための犯罪がほとんどを占めていました。
この世代は歳を取った現在でも殺人率が異常に高いので時代背景は関係なく、自殺率とあわせて考察してみると、脳に何らかの欠陥があるとしか考えられません。
それも命の大切さが理解できないという、生き物として根本的な部分が壊れているのです。
すべての統計数字と具体事例データが有意な差異を示しています。科学的メスを入れるべき事象であります。
自殺率と殺人率の高い世代の脳に異常があることは、脳研究の権威であられるかの養老孟司先生が提唱されていることなので、間違いはないでしょう。
養老先生には、ぜひともご自分と同世代の脳を解剖していただいて、その狂気の原因を探究していただきたいものです。
自然と接して虫を採ったりしていると命を奪うことをなんとも思わなくなるのかもしれません。すくなくとも自然とあまり接していない世代の4倍程度は命を軽んずるようになるみたいです。

自殺に関係して、15歳ニートの理由なき人妻惨殺も少しだけ書き足しました。
これにかぎらず、戦前の心中事件は理解を越えた凄まじいものばかりです。自殺事件の具体事例を読んでみてください。
そもそも、若者のあいだで心中が流行の最先端だったというだけでおかしな話ですが、それがほんとだったのは、自殺統計からもはっきりわかります。
養老孟司先生世代は突出していますが、大正から1960代までは似たようなもので、団塊以前の世代はみなさん命の尊さを理解できず、ほいほい気軽に自ら死んでました。それに引き替え、最近の若い世代は命の尊さをよくわかっているようです。

ところで、自殺率の計算をしてみて厚生労働省の統計とどうしても合わないので、まる2日くらい悩んでいたのですが、ようやくにして厚生労働省は昭和45年以降を日本人のみの人口で、昭和40年以前は外国人も含む全人口で割っていることに気づきました。分子はすべて日本人のみの自殺数です。
なんでこんなことをやってるかと言いますと、昭和40年以前は年齢別の日本人人口統計が存在しないためらしいんです。
しかし、日本人総数の人口統計は存在するので総数だけでも同じ条件に、あるいは外国人総数は判っているので昭和45年以降の年齢構成をもとに補正すればかなり正確な基礎データができると思うのですが、やってないんですな。

例えば昭和30年の自殺率総数は厚生労働省統計だと25.2(四捨五入せずに計算してみると25.177)ですが、日本人のみの人口で割ると25.3(25.347)で、昭和40年以前の数値は実際より0.1か0.2ほど低くなっていると推測できます。
養老孟司先生世代の自殺しまくりびっくり数値はあれでも実際より低いらしいのです!
補正してもう少し実際に近い数値にするか、少なくとも分母が実際よりも大きくて数値が低く出ていることをもうちょっと大々的に説明しておいたほうがよろしいんではないでしょうかと担当部署に訊いてみましたら、総務省からもらってきた人口統計があれだけなので人口統計についてはそちらのほうに言ってほしい、また統計書の最初の方に昭和40年以前は総人口で割ってることを説明していますよということで、まあそうなんでしょう。私が理解するまでに2日も掛かっただけのことで。

昔と今とを比較することを目的としている当データベースとしては、すべての分母を総人口に統一しようかとも考えましたが、国籍別人口統計を見ると何故かこの数年で外国人の割合が急増しているので逆にデータが歪むし、分子が日本人のみの自殺数なら、分母もできるだけ日本人のみ人口にするのはまあスジなので、結局厚生労働省に合わせました。ちなみに米軍人、軍属、およびその家族は総人口にも含まれておりません。
自殺以外も、厚生労働省の死亡率統計はすべてこの条件で昔は低くなってるなんて初めて知りました。みなさんご存じだったでしょうか。
なお、警察庁の自殺統計は外国人も含まれているので、日本人のみの厚生労働省統計よりかなり多くなっています。ご注意を。




 

    

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