2日たった今でも思い出すと辛い、地獄のような術後の夜。

個室に運ばれる途中に見た時計が18時だったから
それから朝までの12時間。

今まで生きていた中であれほどの苦痛を感じたのは初めてだった。

点滴で水分は補給されてるとはいえ、汗かいてたし、とにかく喉が渇く

でも、体から麻酔が抜けて内臓が活動してるのを確認しないと許可できないと言われる。

だいたい今から3時間と聞いたので、21時まで耐えれば水分が取れると必死に耐える。

スマホから音楽を再生し、ひたすら気を紛らわせて時間が過ぎるのを待つ

看護師さんが1時間おきくらいに状態を見に来てくれるが、なかなか水分補給の許可は降りない。

スマホを確認し、21時を過ぎたので頼み込むが
まだ聴診器を当てても内臓の音が確認できてないからダメだと言われる

いつ頃かと聞くと、恐らく23時頃と返され、かなりのショックを受けつつも必死に耐える。

傷の痛みは思ったほどではなかったが、それでも眠りの妨げになるくらいは痛く
痛み止めの座薬を入れてもらっても、眠れるほどにはならない。

また音楽を聴きつつ気を紛らわし、ケガする前の楽しかったことや、退院したらやりたいことを思い浮かべ必死に耐える。

23時少し前に看護師さんが来たので、水はまだか聞いてみるとお腹に聴診器を当ててくれた。
音がしているからいいでしょうと、吸い飲みで水をもらう。

こんなに水をありがたく感じたのは初めて。
中学野球部のとき、夏の炎天下で耐えてた時よりも余程つらかった。

水分を補給できると、今度は痛みが気になってくる。
長時間の運転で腰が痛くなったのの酷い版&裂傷で熱さを感じるような状態。

懸念してたほどの激痛ではないけど、寝れない。

酸素マスクもうざい。

それでも眠気はするもので、音楽聴きながら少しだけ眠れた。

スマホの時計で朝6時になったのを確認し、つらい夜が明けたことに安堵する。