カニミソブログ

セレッソ大阪の話題中心に基本的にぬる〜いことを書いていきますんでヨロシクお願いします。たわごとや妄想も多いので、ご容赦くだされ。

2010年11月

【セレッソ】さて湘南戦

 土曜のJ1は2位のガンバが負けて勝ち点59のまま。きょうセレッソが勝てば勝ち点58まで積み上がるので勝ち点1差に詰め寄ることになる。鹿島の結果によっては3位浮上もあるので、非常にモチベーションの上がる試合だ。ACL出場権と賞金の問題もあるので、ここまで来たら2連勝して少しでも順位を上げてフィニッシュしたいところだ。出来ればガンバより上で終えられれば気持ちよい。それにしても今の状況でガンバがチーム内がごたごたしている横浜に負けるとは思わなかった。ほんまサッカーは何が起こるかわからんね。

 さてきょうはアウエーの湘南戦。湘南はJ2降格が決まったとはいえ、ホーム最終戦で無様なところは見せられないだろう。降格が決まってから伸び伸びとプレーできているというし、長居でやったときはロスタイムに香川が決めて勝ち越す辛勝だった。決してなめてかかってはならない。ここ数戦は前半は善戦するも後半力尽きるという試合ぶりのようだ。きょうも前半は相手の時間帯になるときも多いかもしれない。

 とはいえここで負けたら話にならない。11月に入ってまた昇り調子になってきたので、この調子で湘南を粉砕したい。アドリアーノが絶好調だし、ようやく出番をつかんだ酒本のはつらつとした動きが目立っている。全体が好調だからか、サブの選手がピッチに入っても無理なく機能しているように見えるし、前節のようにマルチネスと家長のボランチという一見バランスの悪い布陣になっても勝ち切ることが出来る。それにしてもマルチネスと家長という布陣を、アウエーでしかもまだ同点の場面で試みるとは思いも寄らなかった。ドイスボランチなら1人がやや攻撃1人がやや守備的というのが私の中の常識だったので、少々無謀に思えたのだけど、結果的に私の考えが間違っていたわけで。サッカーは単純のようで難しい。観戦歴は長いけど年々わからなくなっているような気がする。

 話は湘南戦に戻るが、勝つことと同時にいらないカードをもらわないことを願いたい。審判への抗議が多いのが気になっている。不可解な判定もあるので、文句を言いたくなるのもわかるが、異議でカードをもらうほどつまらないことはない。今節出場が予想されるメンバーの中で茂庭、アマラウ、上本が3枚持ちで1枚もらえば次節出場停止。最終節に主要メンバーが出場停止となるとどうしても05年を思い出してしまう。冷静に戦い、勝ち点3を獲って最終節を迎える。そして2位でフィニッシュすることができれば最高だが、さてどうなるか。

 本日は私も平塚へ乗り込みます。初めての平塚、そして5年ぶりの関東行きなので少々気持ちが昂ぶっている。さあ出かけますか。

【セレッソ】C大阪2−1川崎(2010年11月23日、等々力)

 お好み焼きCHANTさんでスカパー観戦。両チームが持ち味を出しあった好試合を制し、4位をキープしました。

 翌朝起きてからスカパー録画を見返した。前半は中村が繰り出すスルーパスを引き出す川崎の前線のスピードに苦戦した。楠神も高い技術を見せてつけてきた。ただそれが落ち着くとセレッソも鋭い動きを披露。アドリアーノが好調だ。スカパーのレポートによると「シーズン中は常にどこかに痛みがあったが、現在どこも痛くないとのこと」。それでいつにもまして切れがあるのか。

 後半開始からアマラウに代えて小松を投入。家長とマルチネスのボランチで小松とアドリアーノの2トップという攻撃的な姿勢が選手に伝わって、さらによくなった。勝利をつかむために先手先手で選手交代をしていったのが勝因の1つだった。

 57分酒本のアーリークロスをニアへ飛びこんだ小松がヘッドであわせて先制。酒本、小松というサブでずっと過ごした2人がこのところ存在感を増しているのは頼もしい。丸橋もだが、アーリークロスをどんどん上げてきた。角度をつけてクロスに川崎が弱いというスカウティングだったのだろうか。

 そしてアドリアーノの2点目。川崎の攻めをしのぎ、丸橋がクリア。それがアドリアーノに渡る。寺田を振りきり、突破開始。体を入れて迫るヴィトール・ジュニオールをぶっちぎり、ゴールへ迫る。対峙するDFをキックフェイント一発で外し、冷静にゴールに押し込んだ。素晴らしいゴール。あれはアドリアーノじゃないと出来ない。アドリアーノの個の強さは何だろうなあ。そんなフェイントがあるわけじゃないし、決して上手そうには見えないんだけど、ルーズボールを自分の間合いに入れるうまさは抜群だし、体が強いんだろうねえ。

 0−2になり、後がなくなった川崎の猛攻に1点を失いながらも、何とか耐えた。非常に大きな1勝。中2日続きで体力的にもしんどかっただろうに、最後まで落ちなかった運動量。見事な試合ぶりでした。拍手。

【セレッソ】さて川崎戦

 またもや中2日でしんどい日程。いまさらだけど、なんで先週の水曜日に天皇杯を挟み込んだんだろうなあ。まあそれはともかく川崎戦。天皇杯でリーグ戦1〜3位のクラブが優勝すれば、4位に出場権が転がり込む。現在の4位を確保するために5位との直接対決。これが盛り上がらないわけがない。

 今回はアウエー戦。たくさん入るだろうなあ。2万人オーバーかも?それにしても昔の等々力といえば3〜6千人の入りというのが定番だったのだが、よく入るようになったなあ。クラブが強くなったことと地元密着を地道にやってきた賜物なんやろね。

 セレッソのスタメンは前節と同じかな。横浜戦では高橋の代わりに入った酒本も右SBとしてよく頑張っていた。攻撃への関与に関しては酒本の方が少々上か。クロスの質がいいものなあ。

 川崎は中村が出場停止から帰ってくる。前節のスタメンから谷口に代わり中村がボランチに入り、出場停止の井川に代わり、寺田がスタメンという形か。言うまでもなく中村はレジスタとして日本でも1,2を争う選手。前線を目掛けて繰り出すスルーパスには細心の注意が必要だ。彼に自由にプレーをさせてはならない。現在絶好調のジュニーニョとのコンビは脅威だ。楠神がスタメンなら乾との野洲高出身対決になる。野洲旋風が高校選手権で巻き起こったとき、私的には楠神のほうに強いインパクトを感じた。大学へ4年行ってどんな風な選手になったか。見るのが楽しみな選手である。きょうはおとなしくしてほしいが。

 とはいえ、川崎は得点も多いが失点も多いチーム。がっつり守ってくる感じではない。いつもどおりのサッカーをしていれば勝機は見出せる。オープンで打ちあう試合になりそう気もするが。ただ今年は堅守に自信ありなんで、特に茂庭と上本のCBコンビにとっては腕のみせどころだろう。ここ数試合アウエーでは結果が出ていないが、さてどうなる?

【セレッソ】C大阪2−0横浜(2010年11月20日、キンチョウ)

 セレッソの感想の前に。名古屋の優勝が決まった。シーズンを通して名古屋の戦いぶりをつぶさに眺めたわけではないので、私が観戦したリーグ戦の2試合での感想だが、そうずば抜けて強かったわけではなかったと思う。まあ2試合とも負けているので大きなことは言えないが、圧倒されたわけではなかった。名古屋との差をあえていえば、勝利への執念がほんの少し上だったか。劣勢の時に守りきる。そして高さで相手ゴールへねじ込む。その意味では闘莉王の加入は大きかったと思う。勝負どころを知っているし、チームを鼓舞する力がずば抜けている。

 さて横浜戦。横浜は低調だった。なぜ松田と波戸にCBコンビを組ませたのだろう。ラインを高く設定するわけでもなく、強く当たってくるわけでもなく中途半端だった。ただSBが本職の波戸にCBとしての強さを求めるのは酷だ。ところで昨今日本サッカー界全体にフィード力に長けるCBを重視する傾向がある。その傾向に対して本末転倒なような気がしている。確かに最終ラインからビルドアップすることは重要だ。しかしCBに一番重要な能力は相手の攻撃を封じ込めること。対人能力が高いことが必須だと思う。茂庭と上本の対人能力の高さをみるにつけ、その思いが強くなっている。

 横浜のことばかり責めるようだが、小野が先発じゃなかったのは大いに疑問。中村俊輔が低調だった中。小野がいちばん脅威だった。渡邊も坂田(ベンチ入りすらしていない)も出場してないし、横浜は豊富な人材を上手く活かしていないなあというのが正直な印象だ。そんな低調な横浜を相手にほぼ完勝だったのだが、後半始まってすぐの時間帯は危なかった。あそこで決められていたら結果はどうなっていたかわからなかったと思う。あの時間帯を耐えたのが大きな勝因だった。

 相変わらず決めるべき場面で決めきれないし、決して満点の勝利ではないが勝ち点3を取って4位をキープした。次節は5位川崎戦。アウエーだし、もちろん難しい試合になる。ただ川崎は得点も多いが失点も多いチーム。決定機でしっかり決めて守りきりたい。

【セレッソ】さて横浜戦

 水曜の天皇杯4回戦鹿島戦は1−2で敗戦。映像が観れず、内容がわからないのだが、エルゴラなどを読むと前半は鹿島に押し込まれて2失点。後半家長をボランチに下げて反撃したがアドリアーノの1得点にとどまり敗戦ということらしい。3回ほど決定機を外したそうだから、いつもの感じだったのかな…残念だが、元日の国立行きは2012年以降にお預け。まあこれからもずっとセレッソを応援するのだから、またいつかのお楽しみということで。

 さて中2日続きのハードな連戦日程。対戦相手の横浜も天皇杯敗退を受けての一戦。さらに7位とはいえ、勝ち点差は1。負ければ当然順位を逆転されてしまう。ACL出場権が得られる3位以内に入るためにも互いに負けられない。

 横浜は中澤と栗原が故障中。日本代表のDFが2人も抜けてしまえば当然苦しい。そこは付け込める隙があるところだろう。前線は駒が揃っている。なにしろ渡邊や坂田がスタメンじゃないのだからなあ。なかでも警戒すべきはやはり中村俊輔だろう。W杯の悔しい経験からかなり筋トレもしているらしい。J再開後はぐんぐん調子を上げており、前節の東京戦もスカパーで見たが、他の選手との格の違いを感じた。いまさら言うまでもないが、FKの精度は抜群なので、セットプレー時には最大の注意を払うべきだろう。セレッソとしては中村を自由にさせないことが勝利への近道だろう。

 セレッソはマルチネス、高橋、上本が出場微妙だという。シーズンも終盤で疲労も溜まっているだろうし、選手起用のやりくりが大変だ。そんな中、アドリアーノが調子を上げている。来季の契約の問題もあるだろうし、アピールのしどころでもある。スリーシャドーは相変わらず好調だし、点を獲りたい時に家長をボランチに下げて2トップにするシステムも計算できるようになってきた。あとは決定力。そこをアドリアーノが解決してほしい。

【セレッソ】さて鹿島戦

 さあ明日は天皇杯4回戦の鹿島戦。鹿島に負けた記憶は…ちょっと思い出しません。今年もリーグ戦はダブルだし、いつ以来負けてないんだろう?それぐらい相性のいい相手という印象だ。J13連覇もうちがその間ずっとJ2だったからじゃないかなw 実際には06年のアウエー戦で0−2で負けている。あの年は公私とも酷い年で、セレッソもJ2落ちだったので記憶から抜け落ちているのかなあw

 調子に乗っていたら足元を救われる。まあ浮かれているのは私ぐらいで、選手は気を引き締めてJヴィレッジで調整しているだろうけど。夏場は調子を落としていた鹿島がジリジリ調子を上げている。気温が下がるにつれ、中盤の小笠原らが運動量を上げているようだ。J13連覇のチームやもんねえ。球際の強さと勝負強さは格別だ。

 対するセレッソ。マルチネスの出場はなさそうかな。となると山形戦と同じスタメンか。羽田、アマラウのボランチはマルチネスが出場しているときより守備的にはなるが、今の鹿島に対峙するには適当なコンビになるかもしれない。故障を抱えている上本はまた途中交代になるかもしれない。その場合でも藤本が控えているからね。上本と同様の力を持った選手だと思うのでその辺は心配ない。

 中2日での試合で体力的にはかなり厳しい。しかしそれは鹿島も同条件でベンチを含めての総力戦になるだろう。伝統ある天皇杯には特別な思いがある。私自身2回、元日を国立で迎え、2回とも悔しい思いを抱えて帰阪した。「初タイトルを天皇杯で」と思っているセレサポも多いのでは。私もその1人だし、来年は元日を久々に国立で迎えたい。そして今度こそは…

【セレッソ】C大阪3−3山形(2010年11月14日、NDソフトスタジアム山形)

 スカパー録画観戦。いやはや難戦でした。

 何時もどおりセレッソはボールを支配するものの、山形の守りのしつこいこと。前節の清水のようにバイタルエリアをぽっかり開けてくれることなどない。そしてボールを奪えば、1トップの長谷川へ素直に出す。そこで時間を稼ぐ間に他の選手が後方から沸くように攻め上がる。シンプルながら敵にすると実にやっかいな相手だ。

 1点目を奪われてしまったのが難戦の幕開け。あの場面は久々出場のキムとDF陣の連携に少々問題があったか。3人対北村だったのだが、連携不足と滑りやすいピッチコンディションを計算に入れた北村のクレバーなプレーにやられてしまった。しかし前半のうちに追いつく。酒本のCKから家長のヘッド弾。家長のヘディングってあまりイメージがないが、結構強いんやな。

 山形の2点目。これはさすがにハンドでしょ。あまり審判を批判したくはないが、スカパーで見ていたので何度もリプレーが出ていて、ハンドだったのはよくわかった。あれを見落とすのはさすがに酷いと思う。ただ判定は覆らない。山形ははっきり守りに入るのかなと思ったら、宮沢に代えてFW田代を入れて3点目を狙ってきた。なんでスタメンじゃないのか不思議な選手。スピードはあるし、ヘッドは強いし。逆に試合終盤に出てこられたらしんどい。小林監督は「セレッソは60分過ぎから動きが落ちてくる」と見ていたそうだ。そうかそういう印象なんだな。

 山形の狙い通りに田代に3点目を決められた。この時点で山形のシュート数は3。3本打って3点決められた。このまま終わってしまったら「それがサッカーや」と言われても、納得がいかない。スカパーで見ているだけの私が思ったのだから、選手はもっと思っただろう。特に2点目が疑惑の残るゴールだっただけに。ここから猛攻が始まる。5バック気味にして、ゴール前を固める山形に対して永井と小松を入れ攻め立てる。2トップか3トップかよくわからん布陣だったが、とにかくゴール前に殺到する。

 90分に清武が抑えの利いたミドルを決めて1点差。そしてロスタイム。小松のパスを受けたアドリアーノがキープ力を活かしてシュートに持ち込み、同点弾!この辺りは家で見ていて思わず声が出た。いや絶叫した!(ご近所さん、スイマセン)欲を言えばまだ時間があるのに、なぜ前線に放り込まないのかと思ったが、前線に放り込んでも跳ね返されるだけだったのかもしれない。その辺のところは後日現地組の人に聞いてみようと思う。勝ち点をとにかく落とさないことを優先させたか。

 実際この勝ち点1が生きて4位に浮上した。ただ優勝の可能性は消滅。これからはACL出場権が与えられる3位以内を目指しての戦いとなる。リーグ戦は次の土曜日キンチョウでの横浜戦。勝ち点1差7位のチームとの対戦は熱いものになるのは必至。週中には天皇杯鹿島戦もあるし、連戦でしんどいがあとひと踏ん張りだ。

【セレッソ】さて山形戦

 セレッソは腕を怪我した清武が出場するようだ。前節の清水戦から出場停止開けのアドリアーノが帰ってきて、出場停止の高橋に代わり酒本が右SBで出場という布陣か。石川、宮沢が陣取る左サイドは山形のストロングポイントでもあるし、小林監督は酒本のサイドをかなり狙ってくるのではなかろうか。そこをどう対処するかがポイントになりそう。

 前節大宮戦での山形の戦いぶりをスカパーの録画でみた。前半は終始優勢に試合を運びながら、終了間際にラファエルの先制弾を食らってしまった。何しろスカパーのシュート数表示をみると、ラファエルの得点が大宮の最初のシュートだった。それぐらい大宮の攻撃を封じていたということ。前線からの激しいプレスと組織的な守備。解説の田中孝司氏も賞賛していた。ただ守備組織は整備されているが、攻撃時の決定力に難があるとのこと。なんかうちと似てますな。さらに組織を個で突破されて失点する場面も目立つらしい。試合をみると攻撃時にはかなり人数をかけて攻める場面もある。ベタ引きでカウンターというサッカーをやっているわけじゃないんだな。

 この時期のアウエー山形戦といえば02年のJ2最終節を思い出す。J1復帰を決めた新潟戦の次の試合。現地で観戦しました。2−2で引き分けた試合。セレッソの得点は森島と佐藤寿人か。懐かしい。スタジアムの雰囲気がすごく良くて、モンテディオというクラブがちゃんと地元に根付いてるなあと感慨深かった。隣で見ていた山形サポのおじいさんとお孫さんがそれまでずっと黙って観戦していたのだが、試合終了間際の同点弾の時大きな声で歓声を上げていたのを昨日のことのように思い出す。

 山形は食べ物も美味しいし、いい温泉もあるし、また行ってみたい。02年に行った時に初めてラ・フランスを食べたのだ、そういや。そんなに果物を食べるほうじゃないんだが「こんなうまいもの、今まで食べてなくて損したなあ」と思った。多分残留するだろうし、来年は是非行きたいなあ。

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趣味はセレッソ大阪、広島東洋カープをぬる〜く見守ること、安飲み屋巡り、読書など。酒毒で脳みそがカニミソ化したおっさんのブログです。興味があっちこっちにあるので、ブログも内容散漫でございます。

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