社員の声(朝礼)

カンパネ株式会社では、朝礼で日々の気付きや経験から得た学びなど、社員のスピーチを行っています。是非、ご覧になって下さい。

2008年04月

《No134》4月28日朝礼『信頼関係』発表者:岡村俊郎

3305f92b.jpg私たちが日頃よく耳にしている人間関係でもっとも大事な「信頼」
という言葉。あなたはどのように考えていますか?
「信頼」は、相手を信用し頼りにすること。お互いを信じて頼
りにする関係で「自分の味方になってくれる」と積極的な意味
合いです。
これと似た言葉に「信用」という言葉があります。こちらは
「悪いようにしないだろう」程度の消極的な意味合いです。

信頼とは、相手を良く知ることから始まります。これには長い
時間が必要です。いきなり会った相手を信頼できるわけでもな
く、長い時間をかけて信頼関係を築いていきます。相手との信
頼関係が厚くなれば必然的に安心感が生まれます。
また別の本には、割り箸を回すたびに徐々に大きくなる「綿菓子」
に似ていると書かれていました。
いきなりではなく、あくまでも徐々に。
そうしてどんどん大きな信頼関係を築いていくと、最初は綱渡
りのような信頼関係が梯子になり、最終的には石橋のような信
頼関係が築ける。
しかし、こうして築いた信頼関係は、ちょっとした誤解や裏切
りで簡単に崩れてしまうのです。こうなってしまうと再び信頼
関係を築くには倍くらいの時間と労力がかかるとの内容でした。

夫婦、親子、親友、近所同士、仕事上では、お客様、同僚、上司、
部下、企業間すべて信頼関係なくしては良い関係は築けないと
思います。

私生活も仕事上でも、どうすればもっとお客様、社内、友人や
家族に安心してもらえるか考え、綿菓子を大きくしていきたい
と思いました。


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《No133》4月21日朝礼『言葉の共通』発表者:コールド・ジン(仮名)

d36b9d4e.jpg 先日、工事の打ち合わせをしている時のこと、どんな方法でど
んな材料を使うか話し合っていました。話をすすめていくうち
に『何か変だな』と思い、そこにいる全員で確認したところ、
2対2で話している材料が違うことに気づきました。どちらも
名称は同じですが仕様が違う材料を言っていたのです。
みなさんもさまざまな場面で同じような経験や、間違いに気
づかず結果の違いに戸惑ったことはないでしょうか。
 このような行き違いを防ぐためには、相手に合わせて具体的な
イメージ、サンプルなどを用いて、こうなってほしいという結
果を伝えることが重要です。話をされる側・指示を受ける側も、
少しでもわからないことがあれば、どんなことでも確認をする
ことで双方の帳尻のあった結果を生むことができるのです。
どんな些細なことでも間違うことにより、生産性に欠けますし、
思い込みで進めてしまった結果、思わぬ事態を招きかねないの
で、しっかりと認識を共通させることを意識して業務を行って
いければいいと思いました。


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《No132》4月14日朝礼『考え方』発表者:人の話を菊太郎

42ba298a.jpg先日、ゴルフコンペに参加してきました。
雨が降り寒いなか、少し憂鬱な気分でコースをまわっていた
時のこと、グリーンまであと30ヤードと迫ったところでト
ップしてしまったのです。打った瞬間に『あっ、飛びすぎた!』
っと肩をガックリ落としました。キャディさんは「グリーンに
乗っているんじゃないですか?」と言ってくれ、一緒にまわっ
ていたパートナーも「そんな悲観的になるなよ」などと励まし
てくれました。そんな周りの気遣いを嬉しく思いつつも、自分
の失敗で頭の中はいっぱいでした。
そんな気持ちでボールに近づくと、なんとギリギリでグリー
ンに乗っていたのです!!その現実を目の前にしてホッと胸
をなでおろすと『なんであんなに悲観的になっていたんだろ
う』と思いました。失敗で頭の中がいっぱいになったがため
に、仲間の大切な言葉の入る隙間がなくなっていました。同
時に、経験上「これはダメだ」と思っていた考えが打ち砕か
れた瞬間でもありました。

仕事上でも失敗したり追い詰められて頭がいっぱいになる場
面では、考え方が悲観的になったり、怒りやすくなることが
あります。みなさんはどうでしょうか。
私はこの出来事を経験して周りのアドバイスを受け入れられ
ないということは、とても惜しいことだと実感しました。
追い詰められた時こそ、落ち着いて自分の中に余裕をつくり
周りの話を受け入れられる隙間をしっかり確保できれば、視野
も広がるし二重に失敗を重ねることも防げると思います。
そしてなにより、楽観的に考えるようにすれば頭の中(心の中)
に常に隙間を空けられると思います。
業務推進5則に掲げられている
【1.人の話をよく聞こう】
のなかには、単純に“話を聞く”というだけでなく、耳を傾け
人が思っていることや感じていることを理解するという人とし
てとても大切な意味も含まれています。
余裕のない人には余裕を持たせられるような環境をつくり、自分
自身には広く心を保てるよう余裕を持てる努力をしていきましょう。
私も努力します。


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《No131》4月7日朝礼『リンゲルマン効果』発表者:武藤郁美

cd9b8115.jpg『リンゲルマン効果』というものを紹介します。
これは「綱引き」に関連した興味深い実験です。
1人で綱を引く場合と、大勢で綱を引く場合との力の出し方が、どう
違っていくかを調べたものです。
まず、1対1で綱引きをしたとします。
こうするとお互い100%の力で引っ張って相手に勝とうとします。
これは本気の勝負ならば当然のことです。
では、5対5で同じように綱引きをしたらどうでしょうか
1人1人が100%の力を出さなければいけないはずなのに
「自分くらい手を抜いてもいいか」という心理がでてしまうのです。
本当は100%の力を出せるはずなのに、70〜80%の力しか出し
ていないというのです。
これは仕事にも同じことが言えます。
会社は社員全員が利益と綱引きをしているものだと考えます。
1人でも「自分はいいや」と考えてしまう人がいれば綱引き
の勝負に負けてしまいます。複数人になれば責任が分散され
るという利点がありますが、会社の規模・組織が大きければ
大きいほど手抜きをする人が出てきます。
自分の仕事というのは、自分1人でやっているように思えます
が、そうではありません。提出期限が1日遅れると、次の人が
やらなければいけない仕事も遅れてしまうのです。
このような仕事のやりかたでは、利益ばかりか、信頼まで失っ
てしまいます。そうならないためにも自分自身が常に自覚し、
取りくんでいくことが大切です。

30期も始まりました。
気持ちも新たに自分の力を出し切って「あの時やっておけばよ
かった」と後悔しないように努力していきましょう。


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