社員の声(朝礼)

カンパネ株式会社では、朝礼で日々の気付きや経験から得た学びなど、社員のスピーチを行っています。是非、ご覧になって下さい。

2010年11月

《No276》11月29日朝礼『受けるよりは与える方が幸いである』発表者:井上佑一郎

川先日、お気に入りの本を読み返しました。今日は、その本の中に書かれていた興味深い一節についてお話します。
皆さんは、聖書の国イスラエルにある二つの湖の存在をご存知でしょうか。ここイスラエルの地では、南には乾燥した荒涼たる荒れ野、反対に北には緑豊かな沃地が広がっています。日本の四国ほど狭いイスラエル共和国ですが、どうしてここまで南北間に齟齬が生じてしまっているのでしょう。
実はこの差異は、その南北の地それぞれに生命の源である水を供給している湖の性質に起因しているというのです。しかし、これら二つの湖には同じヨルダンの川の水が流れ込んでいます。それでは、同じ水なのに何故このような違いが出たのでしょう。
イスラエル北部に位置するガリラヤ湖は、自らに注がれた清らかな水を、同様に他の湖に流し込んでいます。そして、多くの魚も生息し、イスラエルの人々にとってなくてはならない水源地となっています。そんなガリラヤ湖は、受けた恵みを他者に与える者のシンボルとなっています。
反対に、イスラエル南部の湖では、ガリラヤ湖と同様、清らかな川の水を受けるのですが、その水を他の湖に流し込むことはせず、魚も生息することができない状態になっています。この湖は、その恵みを受けるばかりで、与える喜びを知らない者の象徴となっています。この南部の湖こそが、皆さんご存知の「死海」です。ガリラヤ湖はそこから流れ出る川があるのに対し、死海は流れ出る川を持たないために水は蒸発するしかなく、塩分濃度が濃くなり、生物が住めない湖になっています。
これは、湖に限った話ではなく、我々人間にも当てはまることなのではないでしょうか。例えば、体の健康も同様に、栄養ばかり多く摂っても、それを使わなければ成人病などになる恐れがあります。お金や物も溜め込んで使わなければ、持っていないのと同じです。今は、人・物・金・情報がグローバルに流通する時代です。自分のところに入ってきて、出て行くものはその流れの一部です。自分だけで独り占めしようと流れを堰きとめると、澱んでしまいます。この全ての流れを太く広く、清浄に循環させると潤い豊かな人間になれるのではないでしょうか。自分の受け取ったエネルギーを何か他のエネルギーとして燃焼する、私もガリラヤ湖のような人間を目指し続け、自分とその周囲の人々と豊かにしていきます。


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《No275》11月22日朝礼『考える事の重要性』発表者:伊藤正紀

924408cf.jpg仕事とは、"与えられる物"、"やらされるもの"、不意に、そのような意識を持ちがちになる時があるのではないでしょうか?
みなさん、織田信長という戦国武将を御存知だと思いますが、彼の残した言葉の一つに、このようなものがあります。『仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ。』これは、責任感や向上心を低く持たずに、たとえ失敗したとしても次につなげ、自分がすべき事、自分にしか出来ない事を探し、達成感や誇りに思える事を成し遂げようとする事、そんな意味につながるような気がしました。

もう一つ、偉人の残した言葉を紹介したいと思います。
志賀直哉という小説家の言葉で、『仕事は手段にあらずして目的だ。』これは、単に生活を保つために必要な所得を得る手段だと割り切るのではなく、取り組み方や考え方を変えることによって、やりがいも出てきて、自然と評価にもつながり、自分自身の人間としての成長にもなる、そんな意味合いの言葉だと思いました。
自分の目的とするところに、いかにして近づこうとするか、いかにして自分の能力を伸ばそうとするか、よく考えて行動を起こさなければ、そこに成長は無いのかもしれません。わが社の業務推進5則にも3つの項目に"考える"という言葉が取り入れられています。仕事のみにおいてだけではなく、日常生活においても自分自身が成長できる、それが"考える"という自分次第で起こせる行動の一つだと思いました。


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《No274》11月22日朝礼『インフルエンザ』発表者:高橋章哲

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気温がグッと下がり、空気も乾燥してくるこの季節、体調を崩す方が増えます。社内でもちらほら風邪をひいている人をみかけます。そして、11月下旬から増え始めるインフルエンザ。近年では新型も騒がれ、こじらせれば怖いウイルスです。今回は、このインフルエンザについて調べました。
インフルエンザは11月下旬頃から3月頃にかけて流行る病気です。通常の風邪を引き起こすウイルスとは種類が異なり、症状の現れかたも違います。主な症状としては、突然の高熱と全身のだるさ・筋肉痛などの全身症状が起こり、後から喉や鼻の症状がでてきます。発熱が2〜3日持続した後は1週間程で回復する人がほとんどですが、小児やお年寄りは合併症などに注意が必要です。もし感染してしまったら、すぐに病院にかかりましょう。

感染を防ぐために日頃からできることもあります。インフルエンザウイルスはいろいろな消毒剤に対する抵抗性が低いウイルスです。有効な消毒剤としては、次亜塩素酸ナトリウム、消毒用エタノール、ポビドンヨードがあります。近年、新型ウイルスの増加により、薬局でも消毒剤が増えてきました。携帯用で手軽に手の消毒ができるものもありますので活用しましょう。室内に入ったら、こまめな手洗い・うがいをし、湿度を50%〜60%に保つとウイルスの増殖を防ぐことができます。外出時にはマスクをし、ウイルスの侵入を防ぎましょう。
日常のプラスαの行動が予防に繋がります。身体を健康な状態に保ち、質の高い仕事ができるように心がけていきましょう。


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《No273》11月15日朝礼『勤労感謝の日』発表者:山林正信

c72e5313.jpg勤労感謝の日とは、祝日法では、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」と定めているそうです。
勤労感謝の日は1948年に制定されましたが、それ以前は「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれ、「瑞穂の国」の最高責任者である天皇が国民を代表して、農作物の恵みに謝する日でした。
(新嘗とは、その年に収穫された新しい穀物のことをいいます。)

新嘗祭は飛鳥時代の皇極に(こうぎょく)天皇の時代に始められたといわれ、太陽暦採用以前は旧暦の11月の2回目の卯の日に行われていました。太陽暦が採用されてからは、10月に行うのは季節的にも都合が悪いということで、以前と同じく、11月の2回目の卯の日に行われました。
祝日法で定められてからは、以前の農作物の恵みに感謝する日から勤労をたっとぶ日と変更されました。これは勤労の成果物が農作物だけでなく、物品や研究など、勤労で生み出される文化、精神、発展などを大きな意味をとったということらしいです。
働くことは素晴らしいことです。沢山の色々なものが生み出されます。私たちも人々に感謝されるものを生み出していきましょう。そしてこの日は、いつも一生懸命働いている隣人、そして自分にご褒美をあげてみてはいかがでしょうか。


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《No272》11月15日朝礼『東京水』発表者:国吉伸二

8282822f.jpg11月12日〜14日にかけて行われた、マンション管理フェアで感じたことがあります。毎日の業務から離れて、お客様とお話できる貴重な機会でした。
今回、弊社のブースでは、東京・神奈川・埼玉・千葉の水道水の飲み比べを行いました。やはり、「東京の水はおいしくない」というイメージがありますが、今回の試飲で「東京の水もおいしくなった」という方が多くいらっしゃいました。私自身も同じように感じました。
そして、水に関わる仕事をしていますが、『水』についてお客様の方が詳しい方もいて恥ずかし気持ちになりました。
そこで、東京の水はどこからきているのか、源水地を調べてみました。
東京の源水は、利根川・荒川水系と多摩川水系の2つだと思っていましたが、相模原水系、地下水もあることが分かりました。
浄水場については、11カ所あることがわかりました。浄水方法も種類があるのは知っていましたが、詳しく調べることができました。(東京都水道局のHPで紹介しています。)
人と関わることは素晴らしいことだと改めて感じ、刺激を受けたことで、今まで以上に勉強し、スペシャリストになれるよう、頑張っていきたいと思います。


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《No271》11月8日朝礼『ゴミのリサイクル』発表者:高浜 誠

d32871ef.jpg今から300年前の江戸時代には、生ゴミを肥料に使おうと家庭からでた生ゴミを地面に埋めて発酵させ、油紙をかぶせて保温するという方法で作物の発育を早めていたそうです。その他では、薪を燃やした後にでる灰を清酒の製造、衣類の染め物などに使っていたりもします。現在では生ゴミは燃やすゴミとして出し、肥料はお金を出して買っていますし、灰が衣類の染め物の原料になることは知りませんでした。
現在では、ゴミの種類も変わり、ゴミの再利用を目的とした活動や研究がさまざまな場所で行われています。自分も、自分の出来るところからゴミの再利用に貢献し、ゴミを再利用し循環させていた時代の人の考え方を見習いたいと思いました。


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《No270》11月8日朝礼『平成22年秋の火災予防運動』発表者:松倉幹夫

東京消防庁平成22年秋の火災予防運動についてお話しします。
平成22年度全国統一防火標語【「消したかな」 あなたを守る 合言葉】をスローガンに、秋の火災予防運動が11月9日から11月15日まで実施されます。
火事を防ぐために、3つの習慣と4つの対策というものがあります。
3つの習慣
○寝たばこは、絶対やめる。
○ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
○ガスコンロなどのそばを離れる時は、必ず火を消す。
4つの対策
○逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
○寝具や衣類からの火災を防ぐために、防炎製品を使用する。
○火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
○お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。

日本での火災事故は現象傾向にあります。
平成22年上半期(1月〜6月)に東京消防庁管内で発生した火災は2,597件で、前年同期と比べて369件減少ししているそうです。火災種別ごとにみると、林野火災、船舶火災以外の火災が減少しており、建物火災は1,659件で、前年同期と比べると191件減少しています。車両火災は39件減少した192件、林野火災は1件、船舶火災が昨年と同じく2件、その他火災が139件減少した742件となっているようです。
火災による死者は58人で、前年同期と比べて17人減少しています。また自損行為による死者12人を除いた死者は46人で、14人減少しています。
火災による負傷者は505人で、前年同期と比べて49人減少しています。
出火原因の上位5位をみると、第1位は「放火」で765件、第2位は「たばこ」で398件、第3位は「ガステーブル等」で219件、第4位は「火遊び」で79件、第5位は「電気ストーブ」で67件となっています

弊社でも、現場での火気使用時の確実な消火確認実施と、喫煙による火災予防、塗料関係の整理など実施絶対に火災を起こさない行動を実施していきたいと思います。

資料参照:フリー百科事典『ウィキペディア』、東京消防庁より


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《No269》11月1日朝礼『幸せを作り出す共感力』発表者:大戸 俊

d3e233c5.jpgコミュニケーションを豊かにする能力の中に「共感する力」というものがあります。
相手の気持ちを自分のことのように感じ取り、相手と心を共にする能力です。「苦しみ、悲しみは分かち合えば半分になり、喜び、楽しさは分かち合えば倍になる!」という言葉があるように、心・感情というものは、分かち合うことで嫌なことは半分に減り、うれしいことは二重の喜びになるというものです。このように、「分かち合う力」「共感力」とは、不幸を半分にし、幸福を倍にするという「幸せにする能力」であり、「幸せを作り出す能力」であるといえるでしょう。
共感するときの会話には、いくつかの意識すべきポイントがあるといいます。

まず、傾聴するときと同じように、「うなずき」や「相づち」が大切です。表情豊かに、時には笑顔でうなずき、時には真剣な表情でうなずくことができれば、それが心の架け橋になることでしょう。うなずくにおいても、「感嘆詞」をつけるとさらに実感がこもります。「そうですか」「なるほど」「すごいですね」といった感情表現をされると心地良いものです。また、聴くときに「オウム返し」で、相手の言葉を繰り返すならば、心の共感現象が起こります。「昨日大変だったんです」と言えば「大変だったんですね!」と同じ言葉を繰り返しているだけでも、しっかり聴いています、分かっていますという肯定的受容の姿勢が伝わっていきます。相手が繰り返すことで、自分の心が反射され、自分の感情の確認となります。さらに、話のリズムが良くなり、もっと話したくなり、会話がスムーズになることでしょう。
また、共感にとって大切なことは、目を見て会話するということです。共感とは言葉を合わせるのではなく、心を合わせることです。「目は心の窓」というように、心の動きは目に表れますから、目を合わせることは、心を合わせることにもなります。共感力は、生きる意欲を与えることになります。逆に言えば、共感されていない人は、生きる意欲を失いやすい人かもしれません。共感することを通して、心を一つとすると同時に、その人の存在を肯定し尊重する姿勢にもなります。

私たちは営業部においても、技術部においてもお客様とのコミュニケーションは欠かせません。経営理念にもあるようにお客様とともに幸せを実現させるのに活用してみてはいかがでしょうか。


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《No268》11月1日朝礼『生活習慣病 糖尿病を知ろう』発表者:海野俊一

f48c43ad.jpg最近、社内でも肥満の人やストレス過多で体調を崩す人が増えてきたように思います。生活習慣病には糖尿病、脳卒中、心臓病、脂質異常症、高血圧、肥満があります。生活習慣病の主な原因は、食べ過ぎ、運動不足、飲み過ぎ、寝不足、ストレス、食事の偏り、仕事や遊びのし過ぎなどの過労、遺伝によるもの、不規則な生活などが考えられます。
今日はこの中から『糖尿病について考えます』
糖尿病は食べ過ぎや運動不足に加え、インスリンの分泌量が不足したり、効きが悪くなったりするために血液中の糖分が多い状態(高血糖)が長く続く状態です。
現在、日本の糖尿病患者は1600万人と言われています。全人口の12%に迫る勢いです。しかし、治療を受けている人は175万人とされています。
糖尿病は痛くもかゆくもないので気が付かない人が多いのです。そのうち合併症などで気づき、その時にはかなり深刻な症状になっていることもあります。

糖尿病の症状は
・のどが渇き直ぐに水が飲みたくなる。
・目がかすむ
・手足がしびれる
・足の裏の感覚が鈍くなる。
・おしっこが甘く粘っこい。
・体がだるい。
・集中力がなくなる。
・空腹時にフラフラする。
・冷や汗が出る
・動悸がする。
このような症状が現れたら病院で検査をしてください。
検査では血液検査で以下の値を見ます。
ヘモグロビンA1c・・・6.5%以下が正常
(※ヘモグロビンA1cとは過去1〜2ヶ月の血糖の指標です。)
空腹時血糖値 (mg/dl)・・・80〜130未満が正常、それ以上が危険
食後2時間血糖値(mg/dl)80〜180未満が正常、それ以上が危険
以上が目安となります。

次に、糖尿病で一番怖いのが合併症です。3大合併症には、神経の障害、目の障害、腎臓の障害があります。
糖尿病は自覚症状がほとんどないことが多いため、気が付かないうちに合併症が進んでいきます。合併症は、きちんと血糖コントロールすることで予防できるのはもちろん、進行中の合併症の悪化も抑えることができます。
糖尿病にならないために食べ過ぎ、飲み過ぎを控え、適度な運動を定期的に行い、食事はバランスよく色々な食品を摂り、よく寝て疲れとストレスを溜めないことです。そして健康診断は毎年、必ず受診しましょう。
季節も冬を迎え、これからどんどん寒くなって行きます。風邪など引かぬよう健康に留意して業務に励んでいきましょう。


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