
『 人生はワンチャンス! 』 『 人生はニャンとかなる! 』 という、偉人の名言集です。犬と猫の面白い写真があり、そこに偉人の“名言”をわかりやすく解説をしたものです。その中で参考になる“名言”をふたつほど紹介します。
『 楽しそうにしていると本当に楽しくなる 』 アンドリュー・カーネギー実業家1835〜1919
アメリカの鉄鋼王・カーネギーは、貧しい家庭に生まれたため12歳から紡績工場で働き始めました。彼は紡績の仕事に興味があったわけではありませんが、「紡績工場で働くからには世界一の糸巻き小僧になってやろう」と考えました。カーネギー少年は懸命に働き、認められて、次は郵便配達員として雇われました。すると今度は、番地と建物を暗記し、誰よりもその土地に詳しくなりました。その後、彼は電信技士昇格し、ペンシルベニア鉄道に引き抜かれ、ついには事業家の道を歩み始めるのです。もし今の環境に不満があったとしても、目の前の仕事を楽しむための工夫 をしてみましょう。そうすれば、仕事の中に新しい喜びを見出せるはずです。
『 すべての色には役割がある 』 松下幸之助 松下電器創業者 1894〜1989
経営の神様と呼ばれた松下幸之助は、人間を熟知していました。彼の部下に酒好きでケンカ早い人物がいたのですが、松下はその人物に先端事業を任せようして周囲から反対されたとき、こう答えました「あいつには悪いところもあるけれど、優れたところもある。よく働くものはよく食うものだ。飯を食うなと言うと働かなくなるよ」。しかし、松下は個性的人間ばかり集めていたわけではありません。個性だけでは集団は成り立たないと考え、一見何の特徴もないような人にもどんどんチャンスを与えていきました。松下は日ごろから周囲の人にこう言っていました。「すべての部下が偉く見える。私より学問ができ、才能があるからだ」。どんな人にも、その人にしかできない役割があります。その役割を見抜いたとき、強いチームを作ることができるのです。
ふたつ名言を紹介しましたが、私自身サラリーマンのとき、上司の言葉で励まされ、救われたことがありました。話す相手の気持ちになり、感謝の心で上司や部下に接してください。いつまでも忘れられない言葉になるかも知れません。
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カンパネ株式会社
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