電球ビジネスの分野であれ、スポーツの分野であれ、「能力」という言葉がよく使われます。
それでは何が「能力」を引き出すのでしょうか。

それがじつは「イメージ」だそうです。
発明王エジソンが電球を発明したときのエピソードに、こんな話があります。
エジソンが電球を発明する際、もっとも苦労したのは、電流を光に変えるフィラメントとなる物質を見つけ出すことでした。世界中から様々な物質を集めて実験しましたが、どれも高熱に耐えられずに溶けてしまったのです。2000種類ほどの物質を試して失敗したところで、それを見ていたエジソン夫人は夫に「もうあきらめたら」と言いました。夫人の頭の中では、それまでついていた電灯のイメージが消えてしまったのです。
ところが、天才エジソンはさすがに違いました。夫人にこう言ったのです。
「この世界には、フィラメントになる可能性のある物質が5500種類はある。もう2000種類は試したから、あと3500しか残っていない。じきに見つかる」
2000回も失敗したのに、天才の脳は、まだ光輝く電球をイメージしつづけていたのです。このあと間もなく、エジソンはたまたま炭化した木綿糸を用いて、40時間の点灯に成功します。1879年に行われたこの実験で白熱灯が完成し、文明の進歩が50年も早まったと言われます。
ところがエジソンはこれで満足しません。
彼の頭の中にあった電灯のイメージは40時間でなく、いつまでも光を発し続けるものだったのです。そこで、今度は世界中から6000種類もの植物繊維を集め、実験を再開。その中に日本の京都から送られた竹があり、見事に彼のイメージを実現することになりました。
天才というのは、このように強靭なイメージ力を持ち、「未来から現在を見る人」たちであると言われます。また人の脳は、感情、イメージ、思考の3つがプラスになれば必ず成功できる仕組みになっているそうです。
お客様により満足していただける為にも、良いイメージをもちろん私を含め社員一人一人が描いていけたら良いのではないかと思います。


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  カンパネ株式会社
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