イラストい先週の金曜日に私が担当した物件の受水槽・ポンプ交換の工事が完了しました。
受水槽がマンションの廊下に面していたので、約1ヶ月の工事期間中、建物内に出入りする人の様子がこちらから良くわかりました。その中にはこの工事とは別の工事で専有部に出入りしている業者の方々もいて、私は現場管理者として他の業者がどのように工事を進めているのか気になり、観察してみることにしました。

ある業者は資材を搬入している所を見ると、お風呂の浴槽の交換工事をしているようでした。その搬入の際に気になったのは、駐車場からマンションへのアプローチ通路に資材を仮置きしていたことです。その通路はマンションの正面玄関とも言える場所で居住者の方々の通行も多く、大きな物を置くと邪魔になりそうな所です。加えて資材を運びやすいように材料の段ボールや養生を剥がしてむき出しの状態で仮置きしていました。するとすぐに管理人さんがやってきて業者と話をしていました。

私も近くにいたので話を聞いていると、資材が大きくて運びづらいので、移動距離が最短ルートのここに置くのが1番効率がいいので、ここに置かせて欲しいというのが業者の言い分でした。管理人さんとの話し合いの結果、結局は養生をして通行の邪魔にならない置き方をすれば仮置きしてもいいということになったようで、業者は渋々と管理人さんの指示に従って仮置き方法を変えていました。

この様子を見て私は、鳥山社長が話していた「工事よがりになってはいけない」という言葉を思い出しました。確かに私達も工事をする側の人間ですので、浴槽を交換していた業者の気持ちも理解できます。実際に施工する立場では自分達にとってやりやすく効率の良い方法が出来れば1番良いかもしれません。しかし今回のように工事をする側ではない立場から、やりやすい方法でやりたいという主張を聞くととても身勝手な言い分だと感じました。それこそが「工事よがり」ということなのです。工事の知識が無い一般の人から見ればなおさら身勝手だと感じるに違いありません。

ではどうすれば「工事よがり」にならないのでしょうか。それは皆さんが1番分かっているはずです。「給排水設備を通し、お客様所有の資産価値の維持・向上を目的とする」この目的のために工事をするということがその方法なのです。そうすれば自分達にとって良い施工方法ではなく、例え手間のかかる作業であっても、お客様にとって良い施工方法を優先することが出来るはずです。

今回の工事で「工事よがり」になっている他の業者を第三者の立場から見れた事はとても勉強になりました。今後も自分達の工事を第三者の立場から見る事を意識し、お客様の資産価値の維持・向上という目的を忘れないで「脱・工事よがり」をしていき、協力業者の方々にもそれを理解してもらえるように努めていきたいです。

皆さんも「工事よがり」になってはいませんか?

Water Management Company

カンパネ株式会社

http://www.kanpane.co.jp