ブログをお読みの皆さん、こんにちは
毎日暑い日が続きますね~
昔の京都なら、夕立がきてちょとは暑さが和らいでくれたのですが・・・・
今年は朝から夜中まで蒸し暑い京都です

さていきなりですが問題です。足の親指が腫れて熱を持ち痛む病気は何でしょうか?「風」に「痛い」と書きます。正解は痛風でした

痛風は、肉類の食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎなどが続いたり、またそれ程食べ過ぎ・飲み過ぎが無いのに代謝が悪くなることによって、身体の中に尿酸が溜まってしまうことが要因として挙げることが出来ます。
尿酸は、私たち人間の体の中で代謝の過程で作られるものと、食事から身体に入ってくるものとがございます。それに対して、身体の外に便や尿から捨てることによって、身体の中の尿酸の量を正常範囲の中で一定に保とうと、自動制御されています。

問題は、身体に入る量・食事内容によって摂りすぎた場合や、代謝異常・つまり多量に作り過ぎてしまったり、身体の外に捨てる所の腎臓の働きが悪くなり尿の中に捨てる量が減り、身体の中に尿酸が必要以上に溜まり過ぎてしまうことです。通常、足の親指がある日、急に痛み出して始まることが多いです。それこそ痛みは激しく腫れたりします。

基本は「一に養生、二に薬」なので、肉類・甲殻類・アルコールなど摂り過ぎに注意しての食養生や、普段からの運動が必要です

では漢方では、どのようなものを用いるのでしょうか?
お茶タイプを2種類と、より専門的な漢方薬をご紹介致しましょう

まずは民間薬として「マタタビ」と「クチナシ」から。
マタタビ(又旅)は「猫にマタタビ」と云われますように猫の好物としてご存じの方も多いのではないでしょうか?
こちらはマタタビ科のつる性植物マタタビの虫こぶを用います。生薬名は木天蓼(モクテンリョウ)といいます。昔から民間薬として胃薬・腰痛や神経痛の痛みに用いられてきました。またマタタビを焼酎(ホワイトリカー)に漬けると、いい薬酒が出来上がります。
今回の場合1日5~10gを煎じて飲みます

次は「クチナシ」です。こちらは栗きんとんの食紅(ショクベニ)としても有名ですが、アカネ科のクチナシの実を用います。生薬名は山梔子(サンシシ)と云います。
中くらいの大きさのクチナシの実2個を煎じて飲みます
また外用として用いる場合には、クチナシの原末に、黄柏(オウバク)・キハダの原末と小麦粉を混ぜて酢で練って貼る使い方もございます。

では、より専門的な漢方薬はどのような処方を用いるのでしょうか
今日は一例として越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)をご紹介しましょう。
こちらには、生姜やナツメをはじめ6種類の生薬が配合されています。鉱物の石膏も配合されていることが特徴です。
患部が腫れて痛み、熱を持っている時に用います。また口が渇き、小便の出が悪かったり、むくんだりする場合にも用います。ただこちらは胃腸が弱い方や心臓の病気で気になる方は専門家に相談してから用いた方がいいでしょう。

以上、 基本は「一に養生、二に薬」を忘れず食生活・運動に心配り下さいね

阪本漢方堂(075-221-6323