おはようございます、京都・四条新京極入り口の阪本漢方堂です。


 今年9月12日の新聞朝刊に、本能寺の変直後の明智光秀の書状が見つかったと掲載されていました。

書状は縦11.5cm、横56.7cmの大きさで、1582年6月12日付で、現在の和歌山市(当時の紀伊雑賀(きいさいか)を治めていた豪族土橋重治宛で、室町幕府15代将軍足利義昭が入洛する際には「将軍の命に従い協力することが大切です」とあったとのこと。

本能寺の変は室町幕府再興を目指していたと読み取れる内容とのこと。
私自身とても関心がある記事内容でした。

さてもう少し時代が遡り、現在放送中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」、皆さん見ておられていますか?

私の好きな番組の一つで、35話を見ていましたところ、お寺の僧侶が薬草を粉に挽いていたシーンが有ったのですが、覚えてられますか?

龍たん寺の僧侶昊天(こうてん)が薬研(やげん)を使用しているシーンで、市原隼人さん演じる僧侶傑山(けつざん)が、ムロツヨシさん演じる瀬戸方久に話す場面で、「昊天(こうてん)様は西国で薬を学ばれたのじゃ。和尚様の計らいでの~。薬に強いものが有れば何かと助かると」の場面です。

漢方職人の私としてはとても関心をもって、家族にも「見てみ!普段仕事で使っているものより小さいな~」と嬉しそうに話し掛けましたが、反抗期の息子は無反応でスルーしていました。

ドラマで使用していたのは、鉄製の円盤を支える中央の握る所が小松和重さん演じる僧侶昊天(こうてん)の手の大きさと同じくらいだったので15~20cm、両手合わせると30~40cm位の軸の棒の長さになります。

そもそも薬研は、漢方薬を作る際に、植物や動物それに鉱物など原料生薬を粉砕ずる道具で、阪本漢方堂で今も活躍している薬研は、円盤は直径約30cm、握る棒が約50cm、舟の長い方が60x横幅22x台座を含めた高さが20cm位のサイズです。

実際に使用している一例として、動物性生薬のスッポンやマムシを荒く砕く際に用いたり、植物性生薬では、夜眠れずに困っている方に用いるクロウメモドキ科の酸棗仁(さんそうにん)を火で軽く炒った後荒く砕く際にも用いたりします。この酸棗仁の時は、とても香ばしい香りが薬局内に広がります。


 昨年関西テレビ「よ~いどん」で銀シャリのお二人が取材にお越しの際にご紹介したのですが、お二人は薬研を見るのも初めての様子で、スッポンの姿を薬研で粉に引くところを見て頂きました。

薬研の小舟の形をしたところにスッポンを置いて、最初は円盤状の車輪をトントンと周りに飛び散らないように注意をしながら当てて荒く砕き、そこから小舟の形の台座の中はV字状になっており、円盤状の車輪の中央に軸となる木製の棒を握り前後に動かし、スッポンを粉にしていきます。
銀シャリのお二人からは腹筋が鍛えられそうと云われましたが、実際に使用していますと腹筋もさることながら背筋が鍛えられます。

普段でも薬研を使用している時にタイミングよく店内に居合わせたお客様から、「何をしているの?」「時代劇や映画で見たことある!」とお声を掛けて頂けます。
阪本漢方堂の店内には昭和の匂いがプンプン、薬草のいい香りもプンプン感じられます。
目の前が交通量の多い四条通なのに、店内は静かで漢方のいい香りがし、お客様からも「ここにいるだけで気持ちが安らぐ。健康になれそう」と言って頂きます。

ブログをお読みの皆さん、京都・四条にお越しの際は是非お立ち寄りくださいね。
そしてご自身やご家族の身体や心の気になるお悩みも、どうぞご相談下さいね。
きっと良薬に巡り合え、「これなら良くなりそう」と感じて頂けることでしょう。


阪本漢方堂


阪本漢方堂

阪本漢方堂ホームページ
http://www.kanpodo.co.jp/

阪本漢方堂インターネット販売店
http://www.kyoto-wel.com/shop/S81608/index.html

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