2008年09月18日

card, the blue theater 「TRANS」 (2008年9月17日)

今回は

card, the blue theater
「TRANS」


の公演感想です。

この劇団は広島大学演劇団出身のムラシゲ君が演出で,
今回は鴻上尚史さん作の「TRANS」を公演しました。
場所は横川駅の近くのApple Jam -LIVE CAFE-
というライブハウスで,こじんまりとしながら
特徴的な雰囲気をかもし出していました。

ちなみに,9月18日現在,9月24日の公演がありますので,
ネタバレなど嫌な方はこの続きは見ないことをオススメします。

感想としての一番は「ムラシゲ君」らしいなぁというモノでした。
まぁ,そんなにめちゃめちゃ彼の作品をみた!
というわけでもない(かな?)ですが,
僕の印象で,彼の好きな雰囲気をかもし出していましたね・・・

「TRANS」はかなりいろんなところで公演されている
有名な作品だと認識してますが
(かくいう僕も7年前くらいに演出をしました。)
その中にあれだけのオリジナリティーを
もってくるのは単純にすごいなぁと思いました。

そもそも3人芝居なのに6人(9人)芝居に
してしまっていました。
そこに関しては,いちお演出もしたこともある身としては
メリットもあるけど気になる点もあるなぁ,と感じました・・・。

まずメリットとしては分かりやすくなっていた,
ということです。
(話しを知っていたから分かりやすく感じたのかも
しれませんが・・・)
主演の3人に対し,他の3人が「影」的な役割をしており,
複雑に絡みあうそれぞれの「役」の「役割」が分割されていて,
また,やはり人数が多いと迫力や雰囲気がよく,
テンポも小気味よいものになってました。

しかし,逆に分かりやすすぎになっていた気もしました。
「影」の3人の位置づけが微妙になってしまっているなぁと
感じたこともありました。
特に,最後の方の
立原医者バージョンは,完全にくっきり分かれていたので
せめてもう少し混在してほしいなぁと思いました。

と,書いていて思い起こしましたが,
基本的に「影」は「患者」に対してのみ
くっついていた気がしましたが,
立原さん(だけ?)は「医者」のときにも「影」でしたね。
あれ?どうかな。
あれは「影」じゃないのかな?う〜ん。

相変わらず書いていてなんだかよくわからなくなってきました。

けど,昔を思い起こしたりしてとてもなつかしい気分に
なりました。
きっと,僕のすぐ前で観ていたK君も
色々思い起こしたのではないでしょうか?

そういえば,ムラシゲ君から
公演後に
「観てるときの顔が怖かった」
と言われましたが,
以前演出をしていたときも
そのようなことを役者さんから言われたことが
ある気がします。
そんな気持ちで観劇していたせいかもしれません。

・・・
しかし,今日の文章は自分もよく分かっていない分,
そして自分の解釈が入っている分,
いつもにまして分かりにくい文章な気が・・・。
まぁ,元々つれづれ感想なので。


もしかしたら書き加えるかもしれませんが
(といって書き加えたことは今のところないですが)
とりあえずこの辺で。

kanrininky at 09:24│Comments(0)TrackBack(0)その他の劇団 

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