2023年05月17日

第16回 関西クィア映画祭 2023 開催決定

今年の関西クィア映画祭の開催が決定しました!
今年も、例年通り、大阪と京都で開催できることになりました。


●大阪会場
9/16(土) 17(日) 18(月・休)
すてっぷ(とよなか男女共同参画推進センター)

●京都会場
9/22(金) 23(土) 24(日)
ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川


大阪会場の「すてっぷ」は、コロナ禍前にいつもお世話になっていた会場で、阪急豊中駅に直結したとても交通の便のいいところです。
また、京都会場の「ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川」では、今年もオールナイト上映を開催する予定となっています。


実行委員会では、現在試写の最終段階で、みんなで映画三昧な日々です。
今年も関西クィア映画祭らしいラインナップで映画祭を開催できるよう一同頑張っていますので、ぜひ参加や応援を、よろしくお願いします!

●映画祭についてのお問合せは、遠慮なくメールでお願いします。
●一緒に映画祭をつくる実行委員を、常時募集中です。直接お問合せ下さい。
●映画祭当日だけのスタッフ(当日スタッフ)の説明会については、後日告知します。しばらくお待ちください。

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関西クィア映画祭は、「クィア」を切り口に「性」をテーマにした映像作品を上映する「みんなのお祭り」です。
2005年に第1回を開催し、今年2023年に第16回を迎えます。

●公式サイト・ブログ
https://kansai-qff.org/
http://blog.livedoor.jp/kansai_qff
●SNS
https://www.instagram.com/kqff_official/
https://twitter.com/kqff_official
https://www.facebook.com/KansaiQFF/
https://www.youtube.com/関西クィア映画祭
●メール
一般情報 info@kansai-qff.org
スタッフ staff@kansai-qff.org
広  報 kouhou@kansai-qff.org
  

Posted by kansai_qff at 17:00News 

2022年11月24日

第2回実行委員会 11/27(日)

2023年秋に関西クィア映画祭を開催するための、第2回目の実行委員会会議を開催します。
映画祭をつくる側で参加したい方は、是非お気軽にご参加ください。

●日時
11/27(日) 16:30-19:30

●場所
京都市内(参加連絡を頂いた方に詳細をお知らせします)

★要事前申込★
参加希望の方は、11/26(土)24時までに、以下までメールでご連絡ください。
staff@kansai-qff.org  

Posted by kansai_qff at 10:46News | ミーティング日程

2022年10月18日

今年の来場者数の報告

第15回 関西クィア映画祭 2022 は、大阪会場・京都会場をあわせて1162 名の方にご来場いただきました。

入場者数の報告_page-0001

フルスペックでの開催を目指した今年でしたが、コロナ禍の前の水準まで回復する事ができました!今年も無事開催でき、たくさんの方と時間を共にすることができたこと、とても嬉しく思います。ご来場くださった皆様、そして、様々な形で映画祭の実現のために尽力、ご協力いただいた方々全てに、心よりお礼申し上げます。

来年もぜひ開催したいと、実行委員会は動き出しています。今後とも関西クィア映画祭の応援をぜひよろしくお願いします!  

Posted by kansai_qff at 12:38

2022年08月25日

第15回関西クィア映画祭2022のコロナ対策について

以下の文章は、昨年の第14回関西クィア映画祭2021の実行委員会が出した「コロナ禍における関西クィア映画祭について(声明)」をもとにしています。今年の状況に合わせて、変更している点もありますが、合わせてご覧ください。

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【目次】
【1】映画祭の中止、延期の判断

【2】今年の基本的な考え方

【3】今年の具体的な感染対策について
(1)主催者側について
(2)一般来場者(お客さん)へのお願い

【4】最後に
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【1】映画祭の中止、延期の判断
行政の判断がいつも正しい訳ではなく、また市民が行政の要請に必ず従う必要がある訳ではありませんが、実行委員会は、今年も基本的に行政の判断を尊重することにしました。行政からイベントの中止要請が行われた場合には、映画祭を中止します。イベントの開催について制限の要請があった場合には、その制限に従います。また、行政からの中止や制限の要請がなくても、借りている会場(シネマート心斎橋、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川)から中止や制限の要請があった場合には、それに従います。中止や延期の判断に関しては、ホームページ・各SNSを随時ご確認ください。


【2】今年の基本的な考え方
「なぜあえて対面での映画祭が必要なのか」ということに関しては昨年の方針と同様なので、そちらと合わせて、以下をご覧ください。

昨年と違って、実行委員会の内部や周りでも、感染したことがある、という人が普通にいる状態になってきて、「ウィズコロナ」の状況に変化してきているとも言えます。感染症法の分類を2類相当から5類相当(季節性インフルエンザと同じ)へ移行しようという議論も登場しています。こういった状況の変化を見て、「もうコロナのことは気にしなくていい」という意見を持つ人もいるかもしれません。

ですが、感染することや濃厚接触者になることによって受ける支障やリスクは人によって違いがあります。私たちのコミュニティの中でも、違いがあります。基礎疾患を持つ人や高齢者についてはよく言われていますが、例えば、感染者や濃厚接触者になると、持病の治療が受けられなくなる、という人もいます。普段、介護者を使って、自立生活している障害者の人もいますが、介護者が感染者や濃厚接触者になることで、日常生活が送れなくなる人もいます。ここでは全てを挙げきれないし、実行委員会が把握できていないこともたくさんありますが、まずは「抱えるリスクは一人ひとり違う」ということを認識することをスタート地点にしたいと思います。そして、自分の身を守るためだけに対策を取るのではなく、自分よりもリスクが高い人が映画祭に参加することを想定して感染対策を行う、という方針にしました。人によってはご自身の実感を上回る感染対策を求められることに戸惑いを覚える方もおられるかもしれませんが、必ずご協力をお願いします。

また、感染拡大の状況を受けて、映画祭への参加を今年も諦める方もいらっしゃると思います。そういった仲間たちの存在を、私たちは忘れないでおきたいです。映画祭は来年以降も、開催し続けていきたいと考えています。来年は、より安心して映画祭への参加を考えられる状況になっていることを願うばかりです。映画祭の会場に来られない仲間の存在を忘れずに、そして、これからも映画祭を続けていこうという決意を胸に、今年の映画祭を開催したいと思います。


【3】今年の具体的な感染対策について(大阪会場)
大阪会場では、以下の対策を講じます。京都会場については、もうしばらくお待ちください。

(1)主催者側について(実行委員/当日スタッフ/ゲスト出演者など)
以下を実施します。
●体調管理
映画祭参加日の1週間前から、なるべく感染リスクの少ない行動を取ります。加えて、「体調・行動記録シート」を記入して、自分の体調や行動に注意をした上で、体調に異変がある場合(もしくは濃厚接触者になった場合)は、参加を取りやめます。

●行政のチェックリストの記入
大阪府と京都府が、イベント開催に当たって要請しているチェックリストの項目をすべて埋められるようにします。

・大阪府のチェックシート
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/42293/00000000/checkrist-ver.6.pdf
・京都府のチェックシート
https://www.pref.kyoto.jp/kikikanri/documents/040810_event_checklist.pdf

●マスクの着用
原則、不織布マスクを着用しますが、その一方で、呼吸器、皮膚、心臓等の疾患、癌治療の後遺症、小耳症、聴覚障害、自閉症、感覚過敏、知的障害など様々な障害や病気が原因で、マスクがつけられない人や、不織布マスク以外のマスクをつける人がいることもご理解ください。
※参考:わけがありますくプロジェクト

(2)一般来場者(お客さん)へのお願い
●体調管理
・体調が優れない場合は、無理をせず次の機会にお越しください。
・コロナに感染している可能性がある場合(例えば、発熱や、のどに違和感や痛みがある場合、体調に異変を感じる場合)は来場をお断りします。
・濃厚接触者に該当する場合も、来場をお断りします。
・よければ、実行委員会でも使用している「体調・行動記録シート」も自由にご活用ください。(URL)

●払い戻しについて
上映中止の場合を除き、チケットご購入後の内容変更、キャンセル、払戻しはできません。
ただし、新型コロナウィルス感染防止の観点から、発熱・咽頭痛・風邪等の症状があるもしくは濃厚接触者になったことを理由として鑑賞ができなかった場合に限り、例外的に、払い戻しを行います。該当される方は、必ず映画祭会期中に、映画祭実行委員会までご連絡ください。

●マスク
・原則、不織布マスクの着用をお願いします。
・呼吸器、皮膚、心臓等の疾患、癌治療の後遺症、小耳症、聴覚障害、自閉症、感覚過敏、知的障害など様々な障害や病気が原因で、マスクがつけられない人や、不織布マスク以外のマスクをつける人がいることも理解しましょう。(マスクをつけられない方は、おしゃべり、咳、くしゃみをされる際は、ハンカチで口・鼻を押さえるなどして飛沫拡散防止に努めてください。)
・(不織布)マスクがつけられない人のために、「わけがありマスク」のシールを映画祭が用意します。シールをつけるかどうかは任意とさせていただきます。
※参考:わけがありますくプロジェクト
・飲食や喫煙の時には、マスクを外すことになるため、喋らないようお願いします。マスクを外したまま、会話をしている人などを見かけたら、スタッフがお声がけする場合もあります。ご了承ください。

●手指消毒と検温
会場での手指消毒と検温にご協力下さい。アルコール消毒ができない人は、手洗いをお願いします。

●連絡先の把握
・会場にて、行政のコロナ追跡サービスへの登録へのご協力をお願いします。スマートフォンをお持ちでない方は、連絡先シートへの記入にご協力をお願いします。
・連絡先シートは回収ポストにご自身で入れていただき、何もなければ映画祭の1ヶ月後に破棄します。保健所などから提出が求められた場合や参加者の感染が発覚し来場者へ連絡しないといけない場合にのみ、回収ポストを開封します。

●映画祭から2日後までの間、感染した事が発覚した場合
・実行委員会(info@kansai-qff.org)まで、連絡をお願いします。
・連絡先シートを提出したお客さんへは、映画祭の参加者(主催側含む)で、感染が発覚した人がいることを、ご連絡します。

以上の感染対策にご協力頂けない場合には、入場をお断りします。


【4】最後に
私たち自身の健康と仲間やコミュニティーを守るために、可能であれば必要なイベントを開催することと、真面目に感染対策をすることの、両方が必要だと私たちは考えています。関西クィア映画祭は実行委員会が主催するイベントですが、来場者の皆さんと一緒に作り上げるコミュニティーの場でもあります。コロナ禍の厳しい状況の中で「よりリスクの少ない開催」を実現するためには、実行委員会だけなく、来場者の一人一人のご協力が欠かせません。ぜひ共に、映画祭を成功させましょう。希望に加担しよう!今年も映画祭会場でお会いしましょう!  

Posted by kansai_qff at 23:33News 

🌈KQFF2022 9/8(木)のプログラム紹介🌈


日時:9月8日(木) 19:25開場 19:30開演
会場:シネマート心斎橋


〈上映作品〉

ノンバイナリー・ミニ特集
最近日本でも名乗る人が増えてきた「ノンバイナリー」。宇多田ヒカルさんも2021年6月の自身のインスタライブで名乗っている。「あなたは男なのか、女なのか」という(無自覚にがさつな)問いに対して、「どちらでもありません」「男女の性別二元主義には当てはまりません」などと答えるあり方だ。同様の意味で日本では「Xジェンダー」という言葉も使われてきた。

しかも、ノンバイナリー/Xジェンダーといっても、一括りに出来るものではない。身体への医療的措置を望むかどうか、どのような服を着るか、自称は何か、代名詞は何がいいか、なども、1人1人あり方は実は様々だ。今回のミニ特集を通じて、そんなことを感じてもらえるとうれしいです。

●『ここにある美しさ』★日本初上映
[原題]There's Beauty Here.
[監督]Leah Waring Byck
17分 | 2021 | 米国 | 英語

「あなたを女/男とする所以は何か」自分らしいジェンダーのあり方を実践するミレニアル世代のノンバイナリー・トランスジェンダー当事者9名によるひとり語り。個々の語りから見えてくるのは、性のあり方は実に多様で、「正解」はないという、同世代へのメッセージ。

世界は僕らに気づかない1


●『アンバー、いつまでも』★日本初上映
[原題]Always Amber
[監督]Lia Hietala、Hannah Reinikainen
74分|2020|スウェーデン|スウェーデン語、英語

スウェーデンで暮らすアンバーは、17歳のノンバイナリー。コロコロ変わる外見、揺れ動く人間関係、胸オペしたいって気持ちも変わるのか!?3年間に渡るドキュメンタリーは、若者の変化の連続を映し出す。

世界は僕らに気づかない1


〈アフタートーク〉
ひびのまこと
Makoto Hibino
Shoji90年代に「バイセクシュアル」として同性愛中心主義や性別二元論に異を唱え、今はMtXトランスジェンダーやジェンダークィアを名乗ったりもする。アナーキスト系左派活動家として「クィアとは、性の領域におけるアナキズムのことだ」などと主張する。コミュニティー内部の権威主義(学者の特権とかも)や、女性差別、日本の民族差別をなんとかしないと、もう未来はないと思っている。
煮干しで出汁をとって盛田の赤味噌を使った味噌汁があればご機嫌。猫と暮らす毎日。
関西クィア映画祭 代表
天皇制社会日本に抵抗するクィア有志

Twitter: @hibinomakoto
ホームページ:http://barairo.net/



〈チケット情報などはこちら〉
関西クィア映画祭 ウェブサイト  

Posted by kansai_qff at 18:00News