2007年07月07日

特別追加プログラム「まんこ独り語り」

映画祭のプログラムが、追加されました!
プログラム追加に合わせ、7/24(火)のタイムテーブルが一部変更になります。

13:00 会場・受付OPEN
13:40 プログラム開場
14:00 開演

上映が追加された作品『まんこ独り語り(初級編)』は、できたてほやほや、当映画祭で世界初公開!見応えがあるだけでなく、楽しく笑って見れるところが何よりもお薦め!
なお、オマケで『関西クィア映画祭へようこそ!』も上映されます。


まんこ3

7/24(火)
13:40開場 14:00開演


(プログラム尺:83分)

●上映作品

『まんこ独り語り(初級編)』
和義名万子/61分/2007/日本/日本語/日本語字幕あり
『関西クィア映画祭へようこそ!』
関西クィア映画祭実行委員会2007/22分/2007/日本/日本語/日本語字幕あり

まんこ2

●料金

映画祭の半券もしくは前売り券を持っている人は無料
それ以外は1000円
(※特別プログラムのため、料金が他のプログラムと異なっています)


●『まんこ独り語り(初級編)』作品紹介

まんこ1あなたはまんこをはじめて鏡で覗きこんで見た時、どう思いましたか?びっくりした?可愛かった?エロかった?あなたがまんこを持っていないとしたら、ケツの穴をはじめて鏡で覗きこんで見た時、どう思いましたか?びっくりした?可愛かった?エロかった?子どものころ、まんこについてどう教えられてきましたか?なんて呼んでましたか?まんこは常にエロですか?それとも排泄ですか?それとも手足と同じカラダですか?

あなたは自分のまんこと仲良しですか?

自分のまんこ宛に手紙を書いたことさえある監督が送る、61分、インタビュー形式のドキュメンタリー。抱腹絶倒、なるほど勉強、ここまで来たらむしろ全くエロくない。尽きないまんこトークで、エロくてもいいけど、エロだけじゃ語り尽くせないないまんこの生態を楽しんで知ろう!

(出演)助産師、ここ5年ぐらいはレズビアン、ウルトラまんこを目指す小まんこ、バラのまんこを持つレズ、FTMだったけど辞めました、FTXゲイ、エロリストFTM、MTFまぁまぁ女好き、なにわのおばはん時々おっさん、MTFGID、以上10人のまんこ持ち

●監督からのメッセージ

まんこ-タンポンまんこ独り語り(初級編)のご案内
はじめまして、和義名万子(わぎなまんこ)と申します。私が初監督をした映像作品の紹介をさせて頂きます。題名は「まんこ独り語り(初級編)」です。つい先日出来上がったところで、61分のドキュメンタリ作品です。
作品を取ろうと思ったきっかけは、2,3年前にロスというセクシュアリティ系のサークルで友人たちと「トランスがわかりません!!」という同人誌を作成した時に書いた原稿がもともとの発端です。そこでは「ヴァギナモノローグ」(イヴ・エンスラー著)(※1)という本のパロディとして、FTM系の人(女から男になる人)がそういう業界に暗黙の了解としてはびこる「身体違和感」(自分のまんこやおっぱいを毛嫌いすること)の「押し付け」に異議申し立てる内容でした。つまり、トランス(性別を変えるん)だったら自分の性器が気持ち悪くて当たり前、嫌いで当たり前、セックスなんかに使うわけない、という暗黙の了解を打ち破りたい気持ちの人が文章を寄せたんでした。その初版の「トランスがわかりません!!」は、授業中に机の下を通って回し読まれるマンガのように、密かに人の手から手へわたり、知る人ぞ知る同人誌となったようです。で、おかげさまでこの3月にアットワークス出版様のご協力を得て、一般書として販売される運びとなりました。ご協力いただきました皆様にはこの場を借りて熱く御礼申し上げます。(※2)
って、ほんまにこの場を借りてなにげに「トランスがわかりません!!」の宣伝しまくっていますが、映像作品の話に戻ります。で、そんな感じで自分のまんこについて原稿を書いたことで、かなり自分の中でも長年付き合ってきた(思い込んできた?)身体違和感(自分の体が嫌いな気持ち)についてクリアになりましたし、言語化することで更にまんこに対して友好的になることができました。自分のまんこに宛てて手紙書いたりね。で、おもしろかったなー、と思っていたんだけど、何か物足りないというかヘンな感じがしてきていました。というのも、ノンケ(異性愛者)や性別違和の無い女子(自分が女であることに疑問を持たない人)がまんこについて語っていない状況がいまだ在るということについての、違和感です。(違和感ばっかりやな。)まんこを持つ人間の中では、性別を変える人たちが一番自分のまんこについて語り難い立場であるハズでは?(むしろ逆に客観的に見れるからこそ、ここまでぶっちゃけて語れたのかもしれませんが。)
まんこ-鮭「ノンケ女子や、性別違和のない人、あるいは、まんこを手術でゲットした人は、自分のまんこについてどう思っているのだろう・・・?」
素朴だけど強い好奇心が生まれたのでした。またそれと同時に欧米では「ヴァギナ・モノローグ」(アメリカ発のもともと独り芝居)がいろんな立場で、それこそMTF(男から女になった人)も含めて、様々な人がリメイクして演じられていることを知りました。ふーん、なるほど。それに引換、日本でやった公演はあんまりブームにもならず、フェミニズムにもそんなに評判よくなくってー。。。なんか、おもんないな、と思ったんです。それで私独自の方法による「ヴァギナ・モノローグ」(直訳で「まんこ独り語り」)を作ってみようと思ったんでした。

内容は10人の「まんこ持ち」(まんこを持つ人)にまんこについていろいろ聞いてみた、というシンプルなものですが、これがなかなか関西テイストで笑えます。自分で言うのもなんだけど、けっこう爆笑します。これは私のせいではなくって、10人の出演者の皆様が素でおもろい人ばっかりだからだと思います。まんこをなんて呼ぶ?まんこをはじめて見たのはいつ?オナニーってどうなの?など、基本中のキホンを押さえながら、話は展開されます。助産師、ここ5年ぐらいはレズビアン、ウルトラまんこを目指す小まんこ、バラのまんこを持つレズ、FTMだったけど辞めました、FTXゲイ、エロリストFTM、MTFまぁまぁ女好き、なにわのおばはん/時々おっさん、MTFGID、様々な立場からのまんこ語り、是非楽しんでもらいたいと思います。皆さんのまんこライフをよりよいものにしてほしいと願ってやみません。今後も、大真面目で、バカバカしくて、まったく色気がなくて、セクシーで、抱腹絶倒で、勉強になって、なんだか元気になる、そんな作品創りを目指していきます。最後に、プロローグの文章を紹介して終わりにします。
和義名万子

この作品は2007年2月から3月にかけて撮影されたものです。当時の日本では、まんこ(女性器)を持つ者が自分のそれについて話をすることは
恥ずかしいこと、下品なこと、フシダラなこと、
などとされる風潮がありました。
つまり、多くのまんこを持つ者にとっては触れてはいけない、発音することすらハバカラレルような「タブー」意識の強い事柄でした。
にもかかわらず、自分の体験についてカメラの前で話すことを承諾した勇気ある出演者に敬意を表します。



(※1)『ヴァギナ・モノローグ』イヴ エンスラー (著), 岸本 佐知子 (翻訳)白水社 (2002/12)
200人以上の女性に自らの女性器について語ってもらい、それをもとに著者が演じた一人芝居は大反響を呼んだが、芝居から新たに書き起こされた本書も、その衝撃的な力で全米を感動させた。女性たちよ、あなたたちの性器の名をはっきりと口にしよう。そしてそれについて考えよう。なぜならそれは、あなたたちのいちばん大切な部分、あなたたちの心なのだから。最後のタブーを破り、全米に感動の渦をまき起こした問題作。

(※2)『トランスがわかりません!! ゆらぎのセクシュアリティ考 』ROS (編さん), 迫 共 (著), 今 将人 (著) アットワークス (2007/03)


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