2017年05月20日

いよいよ明日★兵庫クィア上映会・上映作品試写感想シート公開〈姫路会場編〉

今回、兵庫クィア上映会の上映作品を選ぶにあたって、私達運営チームは関西クィア映画祭で過去に上映した作品の中から気になるものを選んで試写し、チームの中で特にオススメだという声の強かった作品を選びました。

以下は、私達が試写をした際にそれぞれが書いた試写感想シートの一部をご紹介します。

鑑賞後の思い、感じを書き留めたり、映画が語りかけてくる問題についてぐるぐる考えたり、自分の経験を重ね合わせたり、、読み物として練って書いている訳ではない言葉たちなので、読みづらいのはご愛嬌ですが…。

今月末の上映会への参加や、どの作品を見ようか迷われている方に、少しでもご参考にしていただければ幸いです。
  
  
『R/EVOLVE-結婚と平等とピンクマネー』
姫路(5月21日)1枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/himeji.html
  
〈ともかちゃん〉
権力、白人とお金、ドラマ
お金と白人の権力に負けないぞぉー
力に屈しない。
主人公の悩みながらもたたかうところ。
負けずにがんばれ。
  
〈コマツ〉
ラブロマンス、アメリカ
主人公サイドは男女二元論が確立してるので、あまりピンと来なかった…
クィアなヒッチハイカー・ラクーンが出てきた事によって主人公がつまらないところから脱出しようとしているのは良い事だなと思った。
  
〈あい〉
ゲイ、クィア、社会運動、資本主義批判
同性婚・セクマイの運動だけでなく、他の社会問題を見る。
横断幕描いたり、野次飛ばしたり、直接行動アプローチが元気よく描かれているのが好き。
音楽がテンション上がる。

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『艶子 TSUYAKO』
姫路(5月21日)2枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/himeji.html
  
〈ともかちゃん〉
恋愛、戦後、差別(嫁、姑、子供)
戦争を経て地方都市の家族のあり方、跡取りは男子で、血の流れる背景。
好き
  
〈コマツ〉
ラブストーリー、昭和、レズビアン映画!という感じの写し方でとても見やすい。
金属をガッシャンガッシャン作るシーンが見ていて爽快だった。
ツヤコが義母に「ろくでなし!」と呼ばれていたけど、戦後すぐは性的少数者に対してそういう言葉が使われていたのかな?
ラストはハッピーエンドかどうか良く分からなかった。。
  
〈あい〉
日本の女子作品
嫁入りした日本の女性の抑圧をよく描いていると思う。
時代背景、ファッションが素敵。
切ない、みんなで観たい。

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『TOO MUCH PUSSY!フェミなあばずれ、性教育ツアーで大暴れ』
姫路(5月21日)2枠・神戸(5月28日)3枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/himeji.html
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/koube.html
  
〈ともかちゃん〉
フェミニズム、セックスワーカー、ヨーロッパの女子作品、ロードムービー
どこまで性についてさらけ出せるのか・委ねることができるのか
周りの影響が大きくて会話ができない
住んでいる環境/地域でできることが限られてくる…
  
〈コマツ〉
ぶっ飛んでんなーーー!
自分の性に対してポジティブだとこんな自由な表現ができるのかーとか、思ったりした。
確かにカッコいい映画だった。
マンコにバナナ入れて食わせるシーンがなんか印象に残った。
  
〈あい〉
長編ドキュメンタリー、クィア、フェミニズム、アクティビズム
楽しい、元気になれる、みんなで観たい
女性が差別される権力構造を変えるために主体性が必要な全ての人へ。
女性差別、SW差別、まんこ持ちへの暴力、社会的・文化的に勝手に意味づけられ、縛られる“女”体問題など、フェミニストフィルムとして射程が広い。
パフォーマンスの合間に挿入される会話も良い感じ。
劇中のようにトラブルが起こっても、そこからポルノタブー視問題、公序良俗問題、表現の自由問題を提起できるのではないかと。
出てくるのは白人ばかり、、

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『トイレのレッスン』
姫路(5月21日)3枠・神戸(5月28日)1枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/himeji.html
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/koube.html
  
〈ともかちゃん〉
差別というものを教える。
映画作成時期からだいぶ経っているが、状況が変わっていない。
全ての性に対する考えが変わらない限り、永遠に続く話。全ての方に見て欲しい、考えて欲しい。
切ない、悲しい。
  
〈コマツ〉
教育、知識
エンディングにはユーモアもあって楽しく見れた。
「心地良く安心して使えるトイレ」とは、本当にまさにその通りだと思う。
自分は分かりやすい内容だと思った。
「トイレを我慢する」ばかりではなく、「我慢せずに入ったバアイ」も人の目にさらされて心地よく使えないなんて、トイレとはなんて最低な場所なんだ。
(作中にあった)「好奇の目にさらされるトランスの人達を知るために、異性のトイレに入ってみる」という考え方は、なるほど。
  
〈あい〉
誰に対しても分かりやすく提起、どこでやっても良いと思う。
ためになる、みんなで観たい

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『何でも聞いてみよう』
姫路(5月21日)3枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/himeji.html
  
〈ともかちゃん〉
はじめての出会い・かんがえてみよう・ドキドキする
あれこれ考えなく接するところ、見目ではなく、みちびくこと
三人の行動を親が無理せずにみちびく
チェルシー…人と接する機会が多くなる時期で、考える事が多くなり戸惑うが…
アビー…最初から全てを受け入れている感じで良い
オリビア…二人にはさまれて悩むけれど…
  
〈コマツ〉
おもしろい!、ためになる、みんなで観たい
トランスジェンダーに対しての子供の率直な感想が聞けたことがいいなと思った。
会う時になって逃げたり、「おじちゃんがおばちゃんになる」と聞いて泣いたり、ホームビデオ風な所がとても見やすかった。
取り方も話している内容も、着飾ってない所が好き。
  
〈あい〉
ほっこりする、トランス入門的な位置付け
PC(政治的正しさ)を気にして口をつぐみがちになるけど、それはかえって問題から逃げていることにもなってしまうので、「向き合うために何でも聞いてみよう」と題打つのがかえって政治的に良かった。
子供が率直に訊く感じとか、バルバラの対応とか、家族と向き合ってる感じが良かった。

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多くの皆さまのご来場、お待ちしております!

(兵庫クィア上映会・運営チーム)

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