2017年05月27日

5/28神戸★兵庫クィア上映会・上映作品試写感想シート公開〈神戸会場編〉

5/20の記事の主旨と同じく、
今度は神戸会場での上映作品の試写感想シートの一部を公開します。

※『トイレのレッスン』『TOO MUCH PUSSY!フェミなあばずれ、性教育ツアーで大暴れ』
は姫路で上映した作品と同内容です。


『トイレのレッスン』
姫路(5月21日)3枠・神戸(5月28日)1枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/himeji.html
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/koube.html
  
〈ともかちゃん〉
差別というものを教える。
映画作成時期からだいぶ経っているが、状況が変わっていない。
全ての性に対する考えが変わらない限り、永遠に続く話。全ての方に見て欲しい、考えて欲しい。
切ない、悲しい。
  
〈コマツ〉
教育、知識
エンディングにはユーモアもあって楽しく見れた。
「心地良く安心して使えるトイレ」とは、本当にまさにその通りだと思う。
自分は分かりやすい内容だと思った。
「トイレを我慢する」ばかりではなく、「我慢せずに入ったバアイ」も人の目にさらされて心地よく使えないなんて、トイレとはなんて最低な場所なんだ。
(作中にあった)「好奇の目にさらされるトランスの人達を知るために、異性のトイレに入ってみる」という考え方は、なるほど。
  
〈あい〉
誰に対しても分かりやすく提起、どこでやっても良いと思う。
ためになる、みんなで観たい

ディーンスペード



『トランスペアレント』
神戸(5月28日)1枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/koube.html
  
〈ともかちゃん〉
トランスジェンダー、家族、母親・父親の悩む話、アメリカ
カテゴライズ、区分けは必要なのかーギモン?
何をするにも分けなくてはいけないのが悩む
家族のあり方
私のところでは、今までになかったことで、良かったかも?
  
〈コマツ〉
FtM、子育て、妊娠
興味がある人と一緒に見たい
自分の知りたい内容だった
産めて良かったという意見がほとんど。
妊娠してる時は、別の誰かを見ているような感覚だった、と。
産んだ後は「男でも子供が産めるんだ」と感じる人もいる。
性自認が男性(FtM)の、妊娠、子供を産む、子育ての葛藤のドキュメンタリー映画。
FtMの人や、自分の体に違和感があるけど子供が欲しいと思う人へ
  
〈あい〉
長編ドキュメンタリー、親子、妊娠、トランス
FtMトランスの人達の妊娠・出産・育児の経験について話されている。
日本の戸籍変更のための断種要件(GID特例法)批判としても考えさせられる所がある。
ジェンダー化された「父」「母」の枠組みを揺るがしたり、トランスジェンダーについて勉強させてくれる語りだと思う。
  
rickyrioclose500



『これがピンクウォッシュ!シアトルの闘い』
神戸(5月28日)2枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/koube.html

〈ともかちゃん〉
上映したい!

〈コマツ〉
マイノリティの声も上げることによって状況を変えられるという事、状況を変えることで批判が山ほどくる事もあるということを学ばせてもらった。
難しい言葉や聞きなれない言葉が多すぎて、その意味を頭の中で考えていたらあっという間に1時間が終わってしまっていた。
内容よりも、バナーやサインボードのカラフルさにばかり目がいってしまった。

〈あい〉
自分達にとって切実なLGBT・クィア・セクマイのことだけでなく、他の人達にとって切実な問題に向き合い、取り組もうとしている姿勢が印象的。
「LGBTの政治利用」に「LGBT・クィア・セクマイの活動家達」がちゃんとNOを言うこと(加担しない)、
問題を提起されたシアトルの職員達が話をちゃんと聞いて、「知らなかったから…」と言って逃げるのではなく、情報を聞いた上で自分達の立場を明確にして判断をすること(公的に影響を与える立場として責任もって判断を修正すること)、
運動が少し押せば、たちまち壮絶なバックラッシュが来ること(これ、めちゃ分かる!!!!!)、
バックラッシュの状況下でやるべきは自分達のコミュニティの繋がりを強くすること(バックラッシュ化では人が消耗してへたってしまうし、繋がりが破壊されていくから)…
など、「アメリカ・シアトルの話」に留まらせるのではなく、自分達が自分達の持場で運動をする上でも重要なことが示唆されていた。
全ての人におすすめ。

横断幕1600



『TOO MUCH PUSSY!フェミなあばずれ、性教育ツアーで大暴れ』
姫路(5月21日)2枠・神戸(5月28日)3枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/himeji.html
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/koube.html
  
〈ともかちゃん〉
フェミニズム、セックスワーカー、ヨーロッパの女子作品、ロードムービー
どこまで性についてさらけ出せるのか・委ねることができるのか
周りの影響が大きくて会話ができない
住んでいる環境/地域でできることが限られてくる…
  
〈コマツ〉
ぶっ飛んでんなーーー!
自分の性に対してポジティブだとこんな自由な表現ができるのかーとか、思ったりした。
確かにカッコいい映画だった。
マンコにバナナ入れて食わせるシーンがなんか印象に残った。
  
〈あい〉
長編ドキュメンタリー、クィア、フェミニズム、アクティビズム
楽しい、元気になれる、みんなで観たい
女性が差別される権力構造を変えるために主体性が必要な全ての人へ。
女性差別、SW差別、まんこ持ちへの暴力、社会的・文化的に勝手に意味づけられ、縛られる“女”体問題など、フェミニストフィルムとして射程が広い。
パフォーマンスの合間に挿入される会話も良い感じ。
劇中のようにトラブルが起こっても、そこからポルノタブー視問題、公序良俗問題、表現の自由問題を提起できるのではないかと。
出てくるのは白人ばかり、、

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『BOTH』
神戸(5月28日)4枠
http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/koube.html

〈ともかちゃん〉
どちらにも辛い話。受け入れない自分の彷徨う心の辛さ。南米圏なのも良かった。
全ての人がどう思うのか悩む。

〈コマツ〉
インターセックスの人達が悩んでる部分を、一部でも知れて良かった。
レベッカの髪型が良い。

〈あい〉
インターセックス/性分化疾患、バイセクシュアル、性別規範、家族、子育て
だれかと観たい
好きな映画。随所に散りばめられている問題提起からメインテーマまで、とても良いと思う。(インターセックス、医療のパターナリズム、権威主義、生まれた子の“問題”が母親の責任にされる抑圧、セックスの悩み、バイセク、社会規範に振り回される…など)
インターセックス/DSDについて当事者の利害や基礎的な知識を知らない所が自分には多い。

Both_Mirror



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今回、兵庫クィア上映会の上映作品を選ぶにあたって、私達運営チームは関西クィア映画祭で過去に上映した作品の中から気になるものを選んで試写し、チームの中で特にオススメだという声の強かった作品を選びました。

以下は、私達が試写をした際にそれぞれが書いた試写感想シートの一部をご紹介します。

鑑賞後の思い、感じを書き留めたり、映画が語りかけてくる問題についてぐるぐる考えたり、自分の経験を重ね合わせたり、、読み物として練って書いている訳ではない言葉たちなので、読みづらいのはご愛嬌ですが…。

今月末の上映会への参加や、どの作品を見ようか迷われている方に、少しでもご参考にしていただければ幸いです。

多くの皆さまのご来場、お待ちしております!

(兵庫クィア上映会・運営チーム)

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