関西フィルハーモニー管弦楽団のブログ

関西フィルがお届けするブログです

2013年09月

最近の本番写真をご紹介します。

みなさまこんにちは

今週も楽団員は「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」に
出かけております。
この公演は平日に開催しておりまして、22日(日)は岡山県新見市で
演奏会をさせていただきました

新見市在住の篠笛奏者、朱鷺たたらさんとの共演という
関西フィルにとっては新たな世界への挑戦のコンサートでした

篠笛は竹で作られた日本の管楽器。
お祭りのお囃子で”ピ~ヒャララ~”と吹かれているあの楽器です
そのイメージしかなかったので、まったく違う世界の西洋のオーケストラと
どのような音楽を作るか!?と少し心配していましたが、
奏者の朱鷺たたらさんは西洋音楽、楽譜にもとても精通されていて
お互いに歩み寄り、独自の世界を作り上げることができたと
自負しております

さすが篠笛笛の音色で一瞬の内に幽玄の世界に
引き込まれます
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卑弥呼のような素敵なお衣装です
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終演直後にパチリ
左から朱鷺たたらさん、指揮の齊藤一郎さん、コンマスのゴギさん。

新見市では初めて演奏させていただいたのですが、
オーケストラが舞台に入退場する時、お客様から盛大な拍手を
頂戴しました。ありがとうございます
このような機会を与えてくださいました、主催の新見市教育委員会さま、
本当にありがとうございました。


さて、素敵なお衣装と言えば8月に開催した城陽定期演奏会に
ご出演いただいたソプラニストの岡本知高さんもゴージャスでした
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(C)HIKAWA
舞台の岡本さんが現れた瞬間、お客様からは歓声が
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(C)HIKAWA
とても手の込んだ作りのようです。

そしてなんと、途中でお召替えをしてくださいました
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(C)HIKAWA

さらに手が込んでオートクチュールのようです
手を広げると…
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(C)HIKAWA

この写真は多分、プッチーニ:「トゥーランドット」”誰も寝てはならぬ”の
最後の部分だと思います

指揮者とオーケストラはいつもあまり変わり映えしない
黒っぽい衣装が多いので、ソリストの皆さんのお衣装は、
コンサートの楽しみの内の一つですよね。
ぜひご注目ください

子ども向けコンサート、こんなことしてます~。

みなさまこんにちは
気持ちの良いお天気が続いていますね~。

昨日から関西フィルは文化庁から委託していただいている
「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」に出かけております。
京都・福井・富山・新潟と周る演奏旅行です

なので、弁天町の事務所・練習場は静かです~。
あぁ~、静か!!

文化庁からの委託事業に代表される子ども向けコンサートは、
他にもたくさん行っています。
特に今は未就学児から入場できるコンサートの開催が増えてきました。

関西フィル主催では、去年から「子どもコミュニティーコンサート」を
開催しています。
今年は8月21日(水)にお子様向けのコミュニティーコンサートを開催しました
限定200名様のコンサートですので、早々にチケットは売り切れ、
たくさんのお子様にご入場いただきました、ありがとうございます。

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いつもは楽団員ばかりの関西フィル練習場、
ぞくぞくとお子様が集まり、大変賑やかな雰囲気でした

ロビーではテューバ奏者吉野によるテューバ観察・お触りコーナーも行われました
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この公演の衣装は堅苦しいタキシードや燕尾服ではなく、くつろいだ雰囲気を感じて
いただけるよう、服装は自由としております

開演直前になり、ロビーの客席入り口に楽団員が集まり始めました。
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なぜ舞台袖ではなく、客席入り口にメンバーが集まっているかというと・・・
プログラム1曲目は、通称”ラデツキー行進曲バラバラ入場”
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ラデツキー行進曲の最初を暗譜し、客席の中を歩きながら演奏するのです!!

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客席の間、お客様の目の前で楽器を演奏しながら舞台に向かいます。
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客席の色々な場所から音が聴こえてきて、お客様にはとても喜んでいただけます。
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最後に藤岡さんが加わって完成です
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アンコールで演奏することの多い「ラデツキー行進曲」ですが、
お子様向けの公演ではこんな演奏の仕方をしています

この日は司会・進行も藤岡さんにお願いし、お客様ととても近い距離感で
コンサートを進めました
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J.シュトラウスⅡ:雷鳴と電光やアンダーソン:トランペット吹きの休日などの楽しい情景描写の曲、指揮者体験コーナー、楽器紹介を盛り込み、お子様にオーケストラに親しみを持って
いただけるような内容をお届けしました。

各楽器の楽器紹介の様子、機会があればまたご紹介したいと思います
それではまた

Meet the Classic Vol.28販売開始しました!

皆様こんにちは
朝晩すっかり涼しくなって、油断すると風邪をひいてしまいそうですね


秋になったばかりですが、来年1月のチケット販売を開始しました
首席指揮者・藤岡幸夫さんのトーク付で毎回大人気のコンサート
Meet the Classic Vol.28です
1月のMeet the Classicは“華麗なるニューイヤー・コンサート”
新年の幕開けにふさわし、心華やぐシュトラウス・ファミリーの名曲を
お楽しみいただきます

前半のゲストは二村英仁さん。
今年3月の大阪市中央公会堂特別演奏会でも感動的な演奏をご披露くださいました。
今回は“揚げひばり”、“ツィゴイネルワイゼン”という2つの名曲を
高らかに奏でます

売切れ必至の本公演、お早めのご予約をおすすめいたします
ご予約、お待ちしております
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≪Meet the Classic Vol.28≫
[日時]
2014年1月18日(土)
15:00開演(14:30開場)

[場所]
いずみホール

[出演]
指揮&お話:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
ヴァイオリン:二村 英仁

[プログラム]
<第1部>
 ~二村英仁との夢幻の世界~
  ♪アンダーソン:舞踏会の美女
  ♪ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
  ♪サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 作品20

<第2部>
 ~新春を彩る華麗なるウィンナ・ワルツ&ポルカ~
  ♪シュトラウス・ファミリー名曲選!(曲目を調整中です。)

※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

[入場料]
1階席¥4,000/2階席¥3,000/学生席¥2,000(18歳以下、1階席のみ)
※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮下さい。
 無料託児サービス申込締切:2014年1月6日(先着30名様)

いよいよ明日、デュメイの定期演奏会です!!

みなさんこんにちは

3日間、時間いっぱい使った練習が無事終わりました…。

デュメイは留まることなくどんどん楽団員にイメージを伝え、
音楽を変化させていきます。

指揮者がイメージを楽団員に伝える時、色々な方法を取ります。
きっちり形容詞で伝える方、具体的なイメージを語る方、
(「キューピー人形が手を繋いでスキップしている感じで」とあるフレーズの
イメージを伝えた指揮者がいらっしゃいました。)
本当にさまざまなのですが、デュメイは歌います。
”ド・レ・ミ”でもなく、「ラ・ラ・ラ~」でもなく、「ナ・ナ・ナ~」または「ノ・ノ・ノ~」で。
鼻にかかった”な行”。まさにフランス
デュメイが”な行”で歌うフレーズはとても雰囲気があり、
一番イメージが伝わりやすいのです。

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今回のオーケストラ曲、ラヴェルとフランクもデュメイがたくさん歌いながらの練習と
なりました。

とても思い入れがありそうです。少しその想いを話してくれました。

「ラヴェル:クープランの墓」について、

「私のこの曲に対する尊敬は、国籍とは全く関係ないのです。
フランス人だからフランスの作曲家の音楽が理解しやすい、とは思って
いないですよ。
この曲の想像力をかきたてる要素、描写の新鮮さに惚れ込んでいます。
所々ピカソの絵を思い浮かべます。人の顔をデフォルメしている絵とかね。
音楽的であると同時で視覚的であるところがたまらなく魅力的です。」

ということでした。

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そしてメインのフランク。
ブラームスの4番の時、皆様「デュメイのブラームスってどうなるの!?」ってお思いになったことでしょう。

まさに今回もそうなります・・・
一般的な「フランク:交響曲」のイメージ、「ずっしり、重厚」等とはもちろん違います
ドイツ的な表現が多いフランクの交響曲ですが、私達があまり感じることのなかったこの曲におけるフランス的な要素がデュメイと共鳴しているのでしょうか。


デュメイはもちろんこの曲に強い想いがあって選曲したのですが、

「私がフランクが好きな理由は、フランクの音楽全般に見られる、宗教的な部分と
官能的な部分の対立的な表現です。
皆様もよくご存じのヴァイオリンソナタやピアノ五重奏曲にも見られますね。
この2つの要素が楽譜の同じページ、時には同じ段の中で顔を出すのですよ。
これを表現するのは至難の業です!でもそこがフランクの素晴らしい部分。」

関西フィルは、2009年6月の定期演奏会、大山平一郎さんの指揮で
このフランク:交響曲を演奏しています。
本当に指揮者の解釈によって曲が七変化するのだな、と実感させられます。


「Sukeyukiはがんばっているよ!!日本の奏者はプレッシャーに強いから
本番が楽しみだよ
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「やった~!」


明日は17時45分から当日券を発売致します。
ぜひお越しくださいませ!!

コンマス岩谷祐之のサン=サーンスです!!

みなさまこんにちは

昨日から13日(金)定期演奏会の練習が始まっています
今回の定期はほんとに全曲見どころ聴きどころばかり、
メインディッシュばかりのプログラムと言っても過言ではありません

フランス音楽の神髄、ラヴェル:クープランの墓、
我らがコンマス、岩谷祐之のサン=サーンス3番、
そしてデュメイの秘められた情熱がほとばしるフランクの交響曲…

昨日はみっちりとフランクを練習し、今日から岩谷祐之が加わって
サン=サーンスも練習が始まりました。

2008年から関西フィルのコンサートマスターを務める岩谷祐之は36歳。
1999年第68回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第1位入賞、松下賞、
レウカディア賞、鷲見賞を受賞した実力派です
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(C)HIKAWA

2年近く前にデュメイ音楽監督からヴァイオリン協奏曲を弾かないか、
と岩谷に提案があり、それからずっとデュメイと岩谷の間で
曲目も含め暖めてきたプランです。

今回の曲目、サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番も
デュメイから提案があったそうです。
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その後、この9月までもデュメイが来日する度に打ち合わせを
重ねたとのこと。

このサン=サーンスの3番はヴァイオリン協奏曲の中では良く演奏され、
皆様に親しまれている曲ですね。
岩谷は、「普通では考えられないようなボウイング(弓使い)を
アドバイスしてくれた。それだけでがらっと音楽が変わるよ!!」
とウキウキしていました

ヴァイオリン協奏曲というと、チャイコフスキー、ベートーヴェン、
ブラームス、メンデルスゾーンと綺羅星のような名曲がありますが、
このサン=サーンス3番、デュメイの抜群の選曲です
8日のいずみホールシリーズでも演奏しましたがデュメイのお国の作曲家で、
岩谷のヴァイオリンの魅力を最大限に表現できる曲だと思います
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ヴァイオリン弾きの情熱が疾走する、サン=サーンス3番ですよね

コンマスの岩谷祐之、関西フィルでのヴァイオリン協奏曲は今回で4回目となります。
岩谷に怒られそうですが、勇気を出して振り返ってみましょう。

初共演は岩谷が中学生のころ、1993年、出身地の奈良での公演でした。
小松一彦指揮で、今回と同じくサン=サーンス3番
岩谷祐之1993年













2回目は2001年、関西フィル主催公演ベートーヴェンツィクルス、飯守泰次郎指揮の
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲で共演しています。
岩谷祐之2001年














そして3回目は関西フィルコンマスに就任した後、2010年第221回定期演奏会です。
大友直人さん指揮で、伊福部昭氏のヴァイオリン協奏曲第2番でした。
この公演は2010年大阪文化祭賞奨励賞を頂戴しました
岩谷祐之2010年













岩谷の変化・・・、なかなか感慨深いものがありますね

そうなのです、写真の変化の通り、初共演のサン=サーンス3番からは技術的にも
音楽的にもぐっと豊潤になったヴァイオリンをお届けできるはずです
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明日はラヴェルとフランクについてデュメイに聞いてきます
どうぞお楽しみに


【関西フィルハーモニー管弦楽団第250回定期演奏会】

[日時]2013年9月13日(金)19:00開演 (18:00開場)
[出演]
指揮:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
独奏:岩谷 祐之(ヴァイオリン)
 
[プログラム]
◆ラヴェル:クープランの墓
◆サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 作品61
 (ヴァイオリン独奏:岩谷祐之)
◆フランク:交響曲 ニ短調

※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
入場料:S席¥5,000/A席¥4,000/B席¥3,000/学生席¥1,000(全席指定・税込)
※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。
関西フィル:06-6577-1381
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