みなさまこんにちは
明日はいよいよ今年最後のデュメイの演奏会です

今回のヴァイオリンソリスト、エステル・ユーさんは、
2010年に第10回シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールにおいて
最年少16歳で第3位入賞
2012年エリザベート王妃国際コンクールで第4位に入賞されました
(C)Marco Borggreve/EstherYooplaying000







(C)Marco Borggreve 

現在18歳。 とは思えない色っぽさですな・・・。

ロシアの作曲家、グラズノフの代表作、ヴァイオリン協奏曲を弾いていただきます
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なんと、ユーさんは、アシュケナージ指揮のフィルハーモニア管弦楽団と
今回演奏していただくグラズノフをつい最近録音されたとのこと
堂に行った演奏になること間違い無し

グラズノフ、超一流メジャー級高知名度作曲家、というわけではないと
思いますが、チャイコフスキーやリムスキー=コルサコフ、
ボロディンと同時代に生まれ、ショスタコーヴィチの師匠にあたる作曲家で、
由緒正しき(?)ロシア音楽を受け継いでいます。

この曲では、ハープがソロヴァイオリンに寄り添いながら大活躍します
そのため、通常のハープ位置ではなく、第一ヴァイオリンの2プルトと
第二ヴァイオリンの2プルトの間くらいの位置にハープを配置します。
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中間部分のカデンツァはヴァイオリニスト泣かせの超絶技巧、重音の連続
しかしCDを録音されているだけあって完全に弾きこなしていらっしゃいます

とても華やかでうきうきとする2楽章(Allegro)は、グロッケン(鉄琴)が
大活躍するため、クリスマスのような雰囲気ですよ

英語・フランス語・韓国語を自由に話されるクール・ビューティー、エステル・ユーさんが
とてもチャーミングなグラズノフを奏でます。お楽しみに
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そして後半はザ・「ロシアン・センチメンタル」のチャイコフスキーの交響曲第5番
もちろん普通のチャイ5ではございません、デュメイ流

「おっ、ここでこう来るか!!」というフレーズの捉え方がほんとに斬新です
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思わぬ所で、ほんのわずかな音楽的な空白があったり、
まったく新しい音の強弱にはっとしたりします。

第2楽章のホルンのソロ、第3楽章の流麗なワルツも聴き慣れた
あのメロディーとは少し違って聴こえますよ

音楽が寄せては返す波のようなデュメイの音楽に、皆様、
翻弄されてください・・・

今年の4月、奈良特別演奏会でチャイコフスキー5番を演奏した時、
事務局は暇だったのか、楽団員に「チャイ5好きな楽章ランキング」
ということをしていました・・・。

弦楽器セクションの第1位は第2楽章、
木管楽器セクションの第1位も第2楽章、
金管楽器セクションの第1位は第4楽章、という結果でした。
その理由も詳しく載せています(4月12日のブログです)。
 ↓ ↓ ↓
http://blog.livedoor.jp/kansaiphil/archives/2013-04.html?p=3

お時間ある方はどうぞ・・・。

そして最初に演奏するグリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲は、
皆様の期待を裏切らないテンポの速さ

今年最後のデュメイの公演、めくるめく”ロシアン・センチメンタル”を
お楽しみください

明日は14時から当日券を発売開始致します。

【関西フィルいずみホールシリーズVol.32】
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[日時]2013年11月16日(土)15:00開演 (14:30開場)
[出演]
指揮:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
独奏:エステル・ユー(ヴァイオリン)

[プログラム]
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64

入場料:S席¥5,000/A席¥3,500(全席指定・消費税込)