2007年09月22日

「今日は田中幸雄の日」(2007年9月19日(水)対楽天戦in東京ドーム)

昨日の朝、youtubeで、田中幸雄の東京ドームでの引退セレモニー(あいさつ)を見た。

なんとなく目の辺りが苦しくなった。

緊張していたんだと思う。挨拶(あとでスクリプトを起こす予定)としては、一文一文の間にもう少し間を取った方が良かったんだろうが、一気に畳み掛けた感じだ。

さて、この日は田中幸雄のタイムリーヒットでダメ押しだったのだが、先発のダルビッシュといい、チャンスメイク、タイムリーヒットの選手おのおのが、異口同音に「幸雄さんのために…」という言動であった。

田中賢介選手
「打ったのは、やや低めの真直ぐ!今日は幸雄さんの日ですから絶対負けられない試合です!!」
(1回 左中間3塁打でチャンスメイク)

稲葉選手
「打ったのはスライダーですね!早い回に点を取って絶対に勝ちたいですね!幸雄さんの特別な日ですから!!

金子誠選手
「今は集中です!」
(2回 左越4号ソロ本塁打)

田中幸雄選手
「スライダーですね!ヒット&ランのサインが出ていたので、とにかく転がそうと思いましたが、上を越えて行っちゃいました!!結果オーライで良かったです。」
(7回代打出場 右前適時打)

田中賢介選手
「打ったのはストレート!!とにかく前の幸雄さんの激走につられて、ホームまで来れました!!」
(7回 2点ランニングホームラン3号)

ダルビッシュ投手
「今日はちょっと打たれたんですけど、幸雄さんの東京ドーム最後の試合ですし、監督も最後の可能性があるので、思い切って投げました。首位攻防戦とかは今は考えずに、本当に二人の為に投げました。得点2点で僕としては十分だったので、楽しく投げられました。6回、7回は、1点は入るやろ、と思ったんですけど、なんとか抑えられました。三振の事より、チームにしっかりと勝利をもたらせられるように投げたいと思っています。とりあえずチームが其処(クライマックスシリーズ)を目指していましたんで、勝って、こういう形で決められて良かったと思います。自分達が目指すのはシーズン1位、リーグ優勝だと思いますので、これからも頑張りましょう!」
(試合後 25試合登板 15勝5敗 防御率1.89)

田中幸雄選手
「代打で打席に入ったときは感激で涙が出そうになるのをこらえていました。今日の試合はチームの皆が一生懸命で負けられない試合という気持ちで戦ってくれました。後楽園、東京ドーム、そして札幌ドームと22年過ごしてきて東京にはやはり特別な思いがあります。ライトスタンドのファンに挨拶が出来、感激しつつ皆さんの気持ちを受け取ることが出来、とても嬉しかったです。」
(試合後コメント)

ヒルマン監督
「やはり勝つことはチームにとっては大変大切だと思う。内容も、守って打ってという理想的な試合内容だった。E先発田中投手との投げあいとなるが、若くて才能のある投手対決はこちらとしても、とても楽しみにしている。」 
(試合前)
「6勝3敗で遠征を切り抜け、良いタイミングで移動休みが取れ、本拠地に戻ることができる。良いかたちで今回の遠征を締めることができた。プレーオフ進出は確かに喜ばしいことだが、私も含め、選手全員が誰一人としてそのことで喜んだり、はしゃいだりしている者はいない。すでに彼らは、次の試合に向けて、準備を始めた。我々の目標はプレーオフ進出ではなく、その先の高い目標を目指している。東京ドーム今季最終試合に於いて、田中幸雄選手は最高の舞台で最高の仕事をしてくれた。田中幸雄選手のために選手が一丸となった気持ちが試合中感じられ、存在の大きさを改めて実感した1日だった。F先発ダルビッシュは完封ペースだったが、先発2人を欠いた台所事情の中、あと2回は登板してもらわねばならないので、次回に万全を期す意味でも降板させた。今日の彼の投球は、力でねじ伏せるいつもの投球ではなく、バックを信頼し上手く打ち取る投球内容だった。その点でキャッチャー鶴岡のリードも光る試合だったと思う。」
(試合後)

プロ野球の試合というのは数多くの人によって行われているし、いろいろ思惑はあろう。

しかし、この日は間違いなく「田中幸雄の日」だった。



kanshin2005 at 19:19│Comments(0)TrackBack(0) 北海道日本ハムファイターズ 

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字