010ea190
735:2014/05/05(月) 12:06:13.12 ID:
提督「ズズー……」

提督「お茶が美味いな。この5時に秘書艦が抜けて新しい秘書艦が決まるまでの間が一番静かだ……」

コンコン

提督「はい」

夕立「提督さん、入っても良いっぽい?」

提督「おっ、今日は夕立が秘書艦か?」

夕立「夕立が秘書艦っぽい?」

提督「え?秘書艦だよね?」

夕立「うん、夕立が秘書艦っぽい」

提督「秘書艦っぽい?」

夕立「秘書艦っぽい!」

提督「よし、じゃあ早速仕事だけど……夕立は秘書艦の仕事出来るかな?」

夕立「出来るっぽい?」

提督「この提出する書類を書いてもらいたいんだけど」

夕立「夕立字を書くのは得意っぽい!」

736:2014/05/05(月) 12:11:30.27 ID:
提出「じゃあこのノートに今月の戦果とか書いていってくれるかな」

夕立「夕立、提督さんの為なら頑張れるっぽい!」

提督「じゃあ俺はこっちやってるから何か分からない事あったら聞いてくれよー」

夕立「はーい」

10分後

夕立「…………」

提督(こんな事言っちゃ悪いけど、思ってたより静かで真剣にしてくれてるな)

夕立「提督さん、提督さん」

提督「ん?何か難しい所あった?」

夕立「えへへ……夕立、漢字は読めないっぽい」

提督「どの漢字かな?」

夕立「全部読めないっぽい?」

提督「……え?」
737:2014/05/05(月) 12:14:13.91 ID:
この夕立は改二じゃないようだ
738:2014/05/05(月) 12:19:35.23 ID:
提督「うそ……だろ……?」

夕立「あっ、でも名前は書けるっぽい!」

『ゆうたさ』

提督「なんてこった……でも夕立は字を書くのが得意だったんじゃ……」

夕立「うーん……駆逐艦の中では得意な方っぽい?」

提督「大丈夫かうちの鎮守府……ちょ、ちょっと待ってて」

ピンポンパーン

『第六駆逐隊の皆さんは今すぐ提督室に来て下さい』

ガチャッ

雷「もう、本当に私がいないとダメなんだから!」

暁「いきなりレディーを呼び付けるなんて失礼しちゃうわ!」

電「はわわ……何か叱られる事したでしょうか……?」

響「わたがしは雲をちぎってたたき付けてカブトムシらしい」

提督「いきなり来てもらって悪かったな。このお菓子はサービスだから受け取ってもらいたい」
739:2014/05/05(月) 12:21:05.92 ID:
もはやダメな子が一人いるのですが
740:2014/05/05(月) 12:27:56.78 ID:
不思議ちゃん過ぎる
741:2014/05/05(月) 12:29:51.49 ID:
提督「みんなには簡単なテストをしてもらいたいんだよ」

雷「テスト?」

電「算数は苦手なのです……」

提督「大丈夫、超簡単なテストだからね!まずはこの紙に自分の名前を書いてくれるかな?」

暁「それくらい一人前のレディーには朝飯前よ!」

響「司令官、刺身はあるかい?」

提督「よし、じゃあスタート!」


雷「できたわ!いかづちよ!かみなりじゃないわ!」

『かみなり』

暁「こんなの簡単よ!」

『いちにんまえ』

電「はわわわ……」

『!すでのな』

響「これは信頼できる」

『暁型二番艦 駆逐艦 響(Верный)』


提督「思ってた以上に重症だな……名前書いてるの響だけじゃないか。ってか逆に響凄すぎてビビった」
744:2014/05/05(月) 12:50:34.53 ID:
[悲報] 駆逐艦娘たちの学力は大半が小学生以下の模様。
不知火、陽炎、時雨辺りは頭良さそうだけど。

745:2014/05/05(月) 13:29:31.04 ID:
響は天才肌なのか?
746:2014/05/05(月) 13:36:48.03 ID:
夕雲辺りもいけるだろ多分
747:2014/05/05(月) 16:44:37.65 ID:
み、見た目は大人(JK)頭脳は子供!
白露型駆逐艦

749:2014/05/05(月) 18:08:51.95 ID:
響は改二やってるからな
750:2014/05/05(月) 18:45:29.44 ID:
そうだね…
751:2014/05/05(月) 23:14:20.06 ID:
何そのお薬やってるみたいな…
752:2014/05/06(火) 01:47:41.28 ID:
響はサヴァンだったのか
758:2014/05/07(水) 02:42:53.40 ID:
提督「じゃあ次は算数のテストしてみようか」

夕立「夕立、算数は得意っぽい!」

提督「じゃあ黒板に注目してくださーい。まずここにリンゴが一つあります」

雷「えっ!りんご?やったー♪」

暁「べ、べつにリンゴくらいで喜ぶようなお子様じゃないし」ソワソワ

電「電は御台所に行ってくだものナイフをかりてくるのです」

響「スパシーバ。リンゴは良いものだ」

赤城「生ですか?焼きですか?すりおろしですか!?」

提督「ちょっ、ちょっと待って!テストしてるだけだから!リンゴはありませんよー!」

雷「えーっ!うそついたの!?ひっどーい!!」

暁「レディーを騙すなんて最低なんだから!ぷんすか!!」

電「悲しい嘘は憎しみしかうまないのです……」

響「エスパーニャ」

赤城「泣いてはダメ……一航戦の誇り、こんな所で失うわけには……」

提督「えぇー……って言うか、赤城……いつのまに」
759:2014/05/07(水) 02:57:53.90 ID:
腹ペコ空母さんまで来ちゃった!
761:2014/05/07(水) 08:24:16.91 ID:
提督「じゃあ次こそちゃんと聞くようにね。まずリンゴがここにあります」

雷「もう!やっぱりあるんじゃない!司令官のいじわる!」

暁「ま、まぁ本当はあることくらい暁は知ってたし」チラチラ

電「御台所に行ってくだものナイフをかりてくるのです」

提督「またこの繰り返し……?」

響「……うらぁぁぁー!!」

提督「うわぁぁぁ!!」

赤城「皆さん騙されてはいけません!響ちゃんの言う通りです!」

提督「お前には何か理解出来たのか……ってか何も騙してないんだけど……」

赤城「こんな事に気付かないとは……私としたことが慢心していました……この部屋からリンゴの気配はしません!!」

提督「リンゴの気配ってなんだよ……」
762:2014/05/07(水) 08:39:46.93 ID:
雷「また嘘をついたの!?ひっどーい!!」

暁「ゆるさない……ゆるさないんだから!!」

電「沈んだ司令官さんも助けてあげたいのです……」

響「司令官、一人脱落しているんだが」

夕立「うーん……夕立、なんか難しい事は分からないっぽい……」プスプス…


提督「わかった、じゃあ問題を変えよう。皆が好きなリンゴだからもめるんだし野菜にします」

夕立「泣きっ面に蜂っぽい?」

雷「えーっ!!」

暁「い、一人前のレディーは野菜だってへっちゃらだけどピーマンとニンジンだけはやめても良いんじゃない」

電「好き嫌いはダメなのです。お野菜も調理の仕方によっては美味しいのです」

響「鳳翔さんが料理するとどんな物でも美味しくなる」

赤城「私なんて無機物も美味しくいただけますよ」

提督「じゃあココになすがあり」

電「ナスは嫌゛い゛ な゛の゛です!!」

提督「…………」

763:2014/05/07(水) 08:45:21.49 ID:
なんだろう、なんか悲しくなってきた
764:2014/05/07(水) 08:49:10.83 ID:
説得すること数十分……

提督「分かったかな……?」

夕立「夕立、いちごのパフェが良いっぽい!」

雷「はーい、司令官♪私はパンケーキね♪」

暁「暁は子供じゃないからコーヒーで良いけど、皆と合わせてケーキとかでも良いし」

響「私はお子様ランチが良いな」

赤城「さすが提督、太っ腹ですね!」

提督(なんかテストが終ったらファミレスに連れて行くはめに……)

提督「赤城、お前はバイキングだからな!」

赤城「もちろん鎧袖一食です」

提督「また行ける店が減るな……」
765:2014/05/07(水) 09:00:46.73 ID:
提督「では……まずここにリンゴがあります。これを半分に切って、さらにそれを半分に切るといくつになるでしょう」

夕立「…………っぽい?」

雷「…………」

暁「…………」

電「…………」

響「…………」

赤城「…………」

提督「ええ!?なんでいきなり黙り込むんだ……?難しかったかな?」

夕立「うーん……どう考えても4っぽい?」

雷「そんなの4以外有り得ないじゃない」

暁「一人前のレディーにこんな問題を出すなんて失礼しちゃうわ!」

電「司令官さん……さすがにこれはバカにし過ぎなのです」

響「日々の戦いで敵との距離や速度を目測、暗算している響達を侮らないでもらいたい」

提督「えっ……な、なんか……ごめんなさい……」

赤城「…………」

提督「赤城……?お前、まさか……」


赤城は答えが4だと言うことは分かっていた。が、何でも丸かじりする彼女にはリンゴを切ると言う行為が理解出来なかったのである
767:2014/05/07(水) 10:25:58.61 ID:
理系艦隊
771:2014/05/08(木) 15:01:48.69 ID:
弾着予測とかするんだったら微分積分もいけるのか
772:2014/05/08(木) 15:11:33.27 ID:
これが現代艦だったらもっとヤバイんだろうな
DDG「私の計算処理能力は1.5TFTOPSです」

786:2014/05/10(土) 09:49:19.01 ID:
小1時間後……

提督「うーん、国語以外は軒並み優秀だな」

夕立「優秀っぽい?」

暁「当然よ!」

提督「しかしどうして国語だけ……」

赤城「確かまだ小さい暁型と睦月型の子には教育係が指導しているんですよね?」

提督「ああ、航巡のみんなに任せてはいるが……確か国語担当は熊野だったか」

赤城「おかしいですねぇ……彼女、最初こそめんどくさがっていましたが、しっかりと勉強を教えていましたよ?」

提督「あいつあほっぽいけどはなんだかんだで責任感強くて真面目だからな。あほっぽいけど」

夕立「あほっぽい?」

ガチャッ!!

熊野「この熊野をおバカさん扱いするとは……提督も随分と偉くなったものですわね」
787:2014/05/10(土) 09:58:27.81 ID:
提督「痛い痛い痛い痛い!ありがとうございます!!」

熊野「踏まれて喜ぶなんて、提督は本当に卑しい豚ですわね!」

提督「ありがとうございます!ありがとうございます!!……と、冗談はさておきだ」

赤城「冗談ですか。迫真の演技でしたね」

提督「駆逐艦の教育係の仕事はどうなってるんだ?航巡のメンバーには家庭教師の給料も渡しているはずだが」

熊野「何の事かしら?わたくし達はしっかりと仕事はこなしていますわ」

提督「いや、確かに優秀なんだけどさ……国語だけ絶望的に出来てないんだけど」

熊野「国語?ああ……それでしたらわたくし達の管轄外なので」

提督「管轄外?」

熊野「ええ。わたくし達が勉強を教えているのを見て自分も参加したいと……足柄さんが」

提督「赤城、すぐに青葉を呼べ!!」
788:2014/05/10(土) 10:10:53.67 ID:
青葉「お呼びですか?なんだかお仕事の匂いがしますねぇ」

提督「青葉、足柄が駆逐艦に勉強を教えている様を隠し撮りした動画とかあるか?」

青葉「はい、もちろんありますよ」

提督(そのつもりで呼んだんだけどマジであるのか……)

青葉「ちょーっと待ってくださいねぇー……えーっと、足柄さんだからア行のファイルに……」

青葉「あ行ー、あ行ー……」

『青葉の自画撮り』
『赤城さんボーキ盗み食い』
『秋雲さん鎮守府内らくがき』
『曙さん鏡の前で笑顔の練習』
『朝潮さんカメハメ波の練習』
『足柄さん秘密のレッスン』
『愛宕さんの爆』


青葉「ありました!この秘密のレッスンですね!」

提督「うん。あと青葉の自画撮りと曙のやつと愛宕もお願い。あっ、赤城は後で話があるから」

青葉「三本で三千円です♪まいどありー♪」
789:2014/05/10(土) 10:17:31.59 ID:
提督「三千円?四本なのに?」

青葉「嫌ですよぉ♪青葉と提督の仲じゃないですか♪……青葉の自画撮りは無料で差し上げます♪」

提督「やったぜ!」

青葉「あっ、でも……子供には見せられない内容なので一人で見てくださいね」ヒソヒソ

提督「みなぎってきた……!」

青葉「それでは青葉は他のお仕事(盗撮)があるので失礼します♪」タッタッ

提督(今すぐ青葉の動画が見たいが……なんか罠の匂いがプンプンするな)

提督「とりあえず足柄の動画を見るか」

赤城「まったく、盗撮なんて本当はいけないこと何ですよ?」

提督「…………」

赤城「……ごめんなさい」
791:2014/05/10(土) 10:30:31.00 ID:
足柄さんの秘密の授業より青葉の自画撮りのが気になります!
792:2014/05/10(土) 10:40:08.14 ID:
乙デース
赤城の盗み食いには加賀もいっしょに食べてるところが写ってそうだな

それと
『朝潮さんカメハメ波の練習』

ドラゴンボール読んだ影響ですね


793:2014/05/10(土) 14:52:33.10 ID:
提督、秋雲さん鎮守府内らくがきは咎めなくていいのか
794:2014/05/10(土) 14:57:56.14 ID:
きっと落書きもすぐ消せるあの床を家具屋で仕入れたんだろ
796:2014/05/11(日) 01:04:25.17 ID:
『足柄さん秘密のレッスン』

足柄「はーい、今日から皆に国語を教える事になったら足柄お姉さんでーす」

雷「あれ?熊野さんじゃなかったの?」

電「足柄さんが教えてくれるのですか?」

暁「んー……まぁ足柄さんは何年も前から一人前のレディーだし暁は別に良いけど」

響「響もこの鎮守府で最年長の足柄さんが教えてくれるなら」

足柄「ストーップ!スタァーップ!!どうして誰も足柄お姉さんって呼ばないの!!ねぇ!?」

足柄「あと響ちゃん!私は最年長じゃないの!!どう考えても上に妙高姉さんとかいるでしょ!?もちろんそれ以外にも!!」

電「妙高さんが年上だと……妙高おばあちゃんになってしまうのです」

足柄「電ちゃーん!そこは私をお姉さんにして、妙高姉さんは妙高さんで良いんじゃないかな!?」

雷「もうどうでも良いじゃない」

足柄「良くないわ!これはすごくすごくデリケートな問題なの!子供には分からないかもしれないけど!!」

暁「えっへん。暁は一人前のレディーだから足柄さんの気持ちが分かっちゃうんだから!」

足柄「暁ちゃん……!」

暁「足柄さんは婚期を逃してあせっちゃってるのです!」

足柄「暁ちゃん!?」

響「老人は大切にしなければいけないよ」

足柄「そ、そうね。私も御老人には優しくしているわ!」

響「……老人も老人に優しく?」

足柄「もうやめたい!!」
797:2014/05/11(日) 01:36:35.61 ID:
おねロリでは無いのか(絶望)
798:2014/05/11(日) 01:58:36.63 ID:
それはちょっと…
799:2014/05/11(日) 03:33:02.58 ID:
妙高お姉ちゃん。優しく丁寧に教えてくれる
那智お姉ちゃん。厳しくも相手を思って真剣に教えてくれる
羽黒お姉ちゃん。少し頼りなげながらも笑顔で同じ目線で教えてくれる
足柄さん。必死っぽぃ

800:2014/05/11(日) 07:03:41.10 ID:
雷「ねぇねぇ足柄さん、お勉強の時間なんだけど」

足柄「もう立ち直れない……自習よ自習……」

電「はわわ……っ、元気出してくださいなのです」

足柄「はぁ……」

暁「先生なんだからしっかりしてほしいんだけど!」

足柄「そうね……私は先生でおばさんで……フフフ」

響「……お姉ちゃん」

足柄「」

雷「ちょっと響、いきなり何言い出すのよ」

足柄「お、お姉ちゃん?私が?」チラチラ

電「あっ……そ、そうなのです!足柄さんはお姉ちゃんなのです!」

響「足柄さんは美人なお姉さん系だから、お姉ちゃんと呼ぶのは失礼だと思っていたんだ」

足柄「な……なーんだ!そうだったのね!!もう、気にせずお姉ちゃんって呼んでくれて良かったのに」

暁「と、歳より全然若く見えるし!(何歳かしらないけど)」

電「はわわ……その言い方だと実は歳をとってるみたいな言い方なのです」ヒソヒソ

足柄「若く見える?そう?そうかしら?フフフ」

雷(やっぱりけっこういってるわね……)
801:2014/05/11(日) 07:10:55.33 ID:
雷「お姉ちゃん!」

電「お、お姉さん!」

暁「若い!」

響「大和撫子」

足柄「みなぎってきたわ!私は若いって言われてる瞬間が一番好き!!」

雷「若い足柄先生!」

暁「そろそろ勉強を教えてほしいんだけど!」

足柄「良いわ!この若さと美貌の保ち方を教えて欲しいのね!!」

電「はわわ……そうじゃなくて国語を教えて欲しいのです……」

足柄「遠慮することは無いわ!この若い足柄お姉さんになんでも聞きなさい!」

響「響達はまだ子供で本当に若いからその必要はない」

足柄「えっ……?」

雷「ちょっと響!」

電「ち、ちがうのです、今のはその……」

暁「お、お姉さん!お姉ちゃん!」

足柄「……フフフ」ニコニコ


提督(子供に気を使わして何やってんだ足柄は……)
802:2014/05/11(日) 07:23:17.95 ID:
足柄「それじゃあ国語の授業なんだけど……みんなどれくらい読み書き出来るのかしら?」

雷「じゃーん♪「雷」よ♪名前とか簡単な漢字くらいなら書けるわ!」

電「日常で使う漢字くらいなら読めますね」

暁「一人前のレディーとして当然よ!」

響「響はロシア語も出来る」

足柄「なるほどなるほど……よし!じゃあ今日から漢字は禁止よ!」

雷「?」

足柄「良い?あなたたちは「可愛い」が売りなの。そんな子供に正確な答えや漢字なんて必要ないわ」

電「じゃあどうすれば良いんですか……?」

足柄「そうねぇ……電ちゃんは名前に「なのです!」とか書いて天然アピールしなさい!すでのなでも良いわ」

足柄「雷ちゃんは「かみなり」とか、暁ちゃんはレディーどうこう書いて……響ちゃんはロシア語でも良いわね」

電「そんな事して司令官さんに怒られないですか……?」

足柄「大丈夫大丈夫!あの人ロリコンだからハアハア言って喜ぶわよ!」

暁「暁はロリじゃないし」

足柄「字が読めないから本読んでーとか言って膝の上に座ればイチコロよ」

雷「そ、そうなの?」

電「ちょっとしてみたいかもなのです……」


提督「足柄だ!足柄を呼べー!!」

この後あながち間違った事は言ってない足柄だったけど割と怒られた
803:2014/05/11(日) 07:38:40.39 ID:
足柄「それじゃあ失礼しまーす♪」パタン

提督「まったく足柄には困ったもんだ」

電「司令官さん、あまり足柄さんを怒っては可愛そうなのです……もともとは電たちが悪くて……」

提督「電は本当に良い子だな。大丈夫だよ、さっきの足柄を見てただろ?なんか叱られてる最中の犬みたいになってた」

雷「そういえば斜め上を見てたわね」

暁「怒られた後もニコニコしてたし」

提督「ああ、もう叱られ慣れてていつもあんな感じだ」

電「でもやっぱり可愛そうなのです……」

提督「本当に電は天使だな!よしよし、そら!たかいたかーい」ヒョイ

電「はわわ……し、司令官さん、そんな風に持ち上げられたらわきの所がくすぐったいのです……」

雷「あー!電だけずるいずるい!雷もー!」

暁「べ、べつにそんなのされたくないし」ソワソワ

夕立「てーとくさん!」

提督「ん?」

夕立「夕立、いちごのパフェが食べたいっぽい!」

提督「ああ、じゃあ今から行くか!みんな着替えたら玄関に集合だ」

響「了解」


提督「……あれ?でも夕立は足柄の授業受けてなかったよな?もしかして夕立は本当に」

提督「……まぁ良いか。それよりもコレだ」
804:2014/05/11(日) 07:38:59.55 ID:
この鎮守府にはバカしか居ないのかwwww
805:2014/05/11(日) 07:50:15.28 ID:
『青葉の自画撮り』

提督「あの商魂たくましい青葉がただでくれたんだ……まず間違いなく罠だろ」

提督「なんだ?何も入ってないのか?それとも呪いのビデオとかか?ドッキリか?」

提督「ま、まぁアレだ。毒を食らわばなんとやら……一応見てみるか」←目茶苦茶期待してる


青葉「あーあー、映ってますかねぇ?」

青葉「えっと……青葉の自画撮り動画へようこそー♪……あれ?ようこそはおかしいですかね?」

青葉「あはは……青葉、取材するのは好きですけど、されるのは初めてで緊張しちゃいますね」

青葉「と言ってもカメラを置いて一人で撮影してるだけですけど……」

青葉「えっと……これを見てるって事は、今青葉を取材してくれてるのは司令官ですよね?」

青葉「青葉、司令官以外には今から見せるような姿見せませんから……だからこの動画をお渡しするとしたら司令官だけなんです」

青葉「司令官、これから青葉の事……たっぷり取材してくださいね?」


提督「まいったな……青葉相手だと思って油断してたけどもう勃起した」
806:2014/05/11(日) 08:01:03.84 ID:
ダイジェストでお送りします

青葉「なんだかカメラ越しで司令官に見られてると思うと青葉緊張しちゃいます……」

青葉「司令官は青葉のこれくらいの大きさは嫌いじゃないですか……?」

青葉「青葉、ときどきこうやって司令官を思いながら一人でしてるんですよ……?」

青葉「今からお見せするので、画面越しですけど青葉と一緒に司令官も気持ち良くなってくださいね……?」

青葉「もう始めても良いですか……?青葉、我慢出来なくて……司令官に見られてるって思ってただけでもうこんなに……」

青葉「あっ、イヤホン付けてくださいね!青葉、いっぱい声出ちゃうタイプなんで……」

青葉「じゃあ始めましょうか。司令官……」

数分後

提督「ふぅ……目茶苦茶シコリティー高かったな……」

青葉「青葉、見ちゃいました」ニヤリ
807:2014/05/11(日) 08:05:55.08 ID:
夕立「提督さん!まだっぽい?」

提督「ああ、悪い悪い。今いく」

夕立「パフェー♪パフェー♪」

提督「ん?なんだあの人だかり」

夕立「提督さん!寄り道したら夕立怒るっぽい!!」

提督「ちょっと待って、すぐ戻っ」

ドゴーン!!!!

ソロモンの悪夢「提督さん、ここで最高に素敵なパーティーしたいの?」

提督「すぐ行きます」

夕立「パフェー♪」

808:2014/05/11(日) 08:18:45.13 ID:
那智「なんだこの人だかりは」

足柄「青葉が凄いの売ってるのよ!」

那智「凄いの?」

青葉「さあさあ皆さん!いましがた撮りたてホヤホヤの司令官自慰動画がたったの1000円ですよー!」

金剛「なんだか青葉の話はうさんくさいデース」

青葉「侵害ですねぇ。ではサンプルをお見せしましょう♪ぽちっとな」

金剛「こ、これは……!」

青葉「今3回目の射精を終えた所ですねー♪」

愛宕「あら、動画時間はまだ5分なのに提督も御盛んねぇ♪」

曙「早漏過ぎんのよ。この糞提督!」

龍田「そんな事言いながら1000円札握り締めてしっかり並んじゃって♪」

曙「こ、これは……お年玉の使い道に困ってただけよ!」

龍田「そうなのー♪素直じゃないわねー。ねぇ、そこで並んでる天龍ちゃん♪」

天龍「お、俺に話を振るんじゃねー!俺はあいつの弱みを握ろうとだな……」

青葉「はいはーい♪じゃんじゃんコピーしていくので品切れはありませーん。焦らず一列に御並びくださーい♪」


この日、青葉は56000円売り上げた
810:2014/05/11(日) 08:35:32.13 ID:
青葉の自画撮りほしいんですけど(血眼)
811:2014/05/11(日) 08:42:52.46 ID:
米が配給されるあの二人は買えなかったのか……まあ飯が食えれば問題ないか
812:2014/05/11(日) 08:55:50.95 ID:
青葉の商魂が逞しいってレベルじゃない
813:2014/05/11(日) 09:09:40.52 ID:
珍しくパフェと言う言葉に一航戦が反応してないな
814:2014/05/11(日) 09:46:38.76 ID:
正直今まで曙なんてたいして可愛くないじゃんと思っていました
やっと私も一人前の提督になれた気がします

829:2014/05/12(月) 02:01:23.16 ID:
夕立「提督さん、まだ着かないっぽいー?」

提督「もうちょっとだ頑張れー」

暁「どうしてファミレス行くのに2駅も電車にのるのよ!ぷんすか!」

電「ファミレスなら近くにいくつかあったのです」

提督「いやー、まあ色々事情がな」

響「司令官、あそこに見えるのがそうかい?」フワフワ

雷「響は空を飛べるからずるーい」

提督「おお!あれだあれだ!」

暁「わざわざこんな遠出したんだからさぞかし美味しいのよね?美味しくなかったら許さないんだから!」

夕立「お店が見えたら疲れも吹き飛んだっぽい!」

電「でも本当にどうしてこんなに遠くまで来たのですか?」

提督「それは……」

赤城「まったくです。私、朝ごはん食べてから何も口にしてないからお腹ペコペコなんですよ!」

提督「近所のバイキングある店は全部お前と加賀が出入り禁止になってるからだろうが!あと朝ごはんからって、今昼だから当たり前だ!」

赤城「提督……とりあえずお店に入りましょうか」

提督「……そだね」
830:2014/05/12(月) 02:11:39.52 ID:
赤城「さあ皆さん、店内に一歩足を踏み入れたらそこはもう戦場ですよ!」

提督「そんな物騒なファミレス聞いたことないよ」

夕立「提督さん、早く早く!」

提督「ちょっと待って、えーっと……バイキングコーナーは禁煙席側か……」

赤城「一航戦赤城、入店します!」

提督「赤城!お前は先に入っててくれ。バイキングは禁煙席側だ」

赤城「一人でですか?」

提督「実はこの店、一人頼むと全員バイキング頼まなきゃいけないんだよ。回し食いする人がいたりするらしくてさ」

831:2014/05/12(月) 02:17:40.98 ID:
赤城「でもお支払いは……」

提督「バイキングが1500円とドリンクバーが300円だから……2000円渡しておく」

赤城「ですがやっぱり皆さんと一緒の方が……私もバイキングじゃなくても良いですよ?」

提督「俺を破産させるつもりか。赤城、この店は3時のバイキング終了時間まで時間無制限だ」

赤城「1時間半縛りは無しなんですか!?」

提督「ああ。だから時間が勿体ないぞ?俺達の事は気にせず思いっ切り暴れてこい」

赤城「わかりました。では皆さんも御武運を!」タッ


夕立「提督さん、夕立達も早く入った方がいいっぽい!」

提督「待って……もう少ししてから…………よし、入るか」

カランカラン

店員「いらっしゃいませー。何名様でしょうかー?」

提督「6人です」

店員「禁煙席と喫煙席がございますが」

提督「喫煙席でお願いします」

夕立「喫煙席?提督さん、タバコ吸うっぽい?」

雷「提督がタバコ吸ってる所なんて見たことないけど」

提督「ああ、タバコは吸わないよ」

電「それなら禁煙席じゃないのですか?」

提督「うん……まあほら、戦場からは遠い方が安全だから」
833:2014/05/12(月) 02:21:20.50 ID:
他人の振りして出禁回避するのかwwwwww
834:2014/05/12(月) 02:46:32.40 ID:
カロ賀さんの気配がないだと……

頭にきました。

836:2014/05/12(月) 07:33:09.39 ID:
本当に一航戦の埃やな、この赤城は
838:2014/05/12(月) 09:51:27.24 ID:
乙デース
もしかしたら夕飯の方で加賀一人が同行するかもな


839:2014/05/13(火) 01:17:49.39 ID:
店員1「ただいまバイキングにて焼きたてピザ入りましたー」

親「おいしそうねー」

子「ママ!ピザたべたい!」

ワイワイ

赤城「サラダやカレーまであるんですねー♪」

親「あっ、お先にどうぞ」

赤城「いえいえ、そちらのお子さんからどうぞ♪ボク、自分で取れる?」

子「うーん、ちょっととどかな……いー」ググッ

赤城「よーし、じゃあお姉ちゃんが抱っこしてあげる」ヒョイ

子「うわー!お姉ちゃん力持ちなんだね!ありがとう!」

赤城「どういたしまして♪さぁ、お母さんもお先にどうぞ」

親「すみません。ありがとうございます」サッ


赤城「さてと……これで遠慮なく食べれますね」
840:2014/05/13(火) 01:23:57.64 ID:
流石の赤城も子供に譲る位の器はあったか
841:2014/05/13(火) 01:25:47.09 ID:
客「すみませーん。焼きたてピザはどこですかー?」

店員「はい?ピザなら先程焼いた物が3枚ここに……」

ちーん

店員「あ、あれ!?」

赤城「はぁ、美味しかった。次ぎは何を食べようかしら」フキフキ

店員「すみません、少々お待ちを!」タッ

赤城「パンも良いですけどやっぱりお米ですよねー……御漬物とご飯であっさり食べましょうか♪」

ごっそり!

客「……え?」

客2「どうしたの?」

客「いや、今あの女の人が釜のご飯を全部皿に乗せてたような……」

客2「なに訳わかんない事言ってるのよ。少ししか乗ってないじゃない」

客「だよな……だいたい女の人がそんなに食う訳ないか」

赤城「うーん……お米はやっぱり鳳翔さんの炊いたお米が一番ですね」
842:2014/05/13(火) 01:26:52.73 ID:
意外だな…
「この一航戦赤城! 子供にも容赦はせん!!」とか言って目の前で全部食うことすら辞さないと思ってた

843:2014/05/13(火) 01:31:27.48 ID:
一航戦の誇り(子供に譲る
844:2014/05/13(火) 01:33:45.97 ID:
店員「申し訳ありません、すぐに代わりの料理を出しますので!」

客「まあ別に良いけど……せめてお米の補充はお願いしますね」

店員「お米?それなら先程炊いたばかり……あれ?お米がない!?」

店員「申し訳ありません!申し訳ありません!すぐにお持ちいたします!」

店員「他は漬物が無いくらいで大丈夫……と」


赤城「次ぎの料理が出てくるまで暇ですからカレーでも食べてましょうか」

赤城「……あれ?カレーはドリンクバーでしたっけ?」

赤城「よいしょ……っと」ゴクゴク

赤城「ぷはー」コトッ

客「え……?今あの人鍋を抱えてカレーを飲んでたような……」

客2「ちょっと!女の人にそんな事言うなんて失礼過ぎよ!」


赤城(他の料理まだですかね……中途半端に食べたから逆にお腹が……)ぐうぅぅ…
846:2014/05/13(火) 01:45:11.99 ID:
店員「本当なんです!確かにピザもお米も無くて……ほら!」

店長「なんてこった……しかもカレーまで」

店員「あれ?カレーは確かに残ってたはずなのに……」


夕立「なんだか向こうが騒がしいっぽい?」

提督「料理が消えたりしたんじゃないか?それよりこっちも席に座るぞ」

雷「6人用のテーブル……」

電「3人3人……」

夕立「夕立、提督さんの隣が良いっぽい♪」

暁「うぅー……これは秘書艦の特権だから仕方ないわね……」

雷「よーし!残る席をかけて勝負よ!」

電「なのです」

暁「のぞむところよ!!」

提督「こらこら、あまり騒ぐなよー。少しは夕立と響を見習いなさい」

雷「響?」

響「司令官、こっちのメニューはなんだい?」チョコン

雷・電・暁「いつのまに隣を……」
849:2014/05/13(火) 01:52:10.01 ID:
提督、私これでも出番が欲しいのだけれど。
851:2014/05/13(火) 02:03:37.44 ID:
赤城さん一人でこれか......
852:2014/05/13(火) 02:41:13.55 ID:
おつ
この響には男殺しが実装されているな

861:2014/05/13(火) 17:15:11.68 ID:
料理が一瞬で無くなる不思議な店がある

こんな都市伝説が生まれそうだな


863:2014/05/13(火) 17:48:17.42 ID:
もはやミステリーの世界だ






引用元:【艦これ】赤城「焼肉食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」SS速報VIP

1話:【艦これ】赤城「焼肉食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」  【SS】 

2話:【艦これ】不知火「ケッコンカッコカリ??」【SS】

3話:【艦これ】提督「今日の秘書官は響か。」響「にゃんぱすー」その1【SS】

4話:【艦これ】提督「今日の秘書官は響か。」響「にゃんぱすー」その2【SS】

5話:【艦これ】潮「あ、あの……潮、本日の秘書艦に着任いたしました……」 【SS】

6話:【艦これ】潮「あ、あの……潮、本日の秘書艦に着任いたしました……」その2 【SS】

7話:【艦これ】金剛「提督ぅー、仕事ははかどってるネー?」グリグリ  【SS】

8話:【艦これ】金剛「提督ぅー、仕事ははかどってるネー?」グリグリ その2【SS】

9話:【艦これ】金剛「提督ぅー、仕事ははかどってるネー?」グリグリ その3【SS】