2017年04月18日

2017年4月18日 


4月16日にかすみがうらマラソンを走ってきた。

10マイルの部。 

エントリーしたときは来シーズンにハーフを80分切って走る事への試金石のつもりでいた。

10マイルを60分で走る。 

それがハーフ80分へ繋がると思ってエントリーした。 


しかし静岡マラソン以降の自堕落具合…。

右足踵の痛みによる練習不足。 


67分台で走るのがやっとだった。 

1ヶ月前まではフルマラソンのペースとも言えるスピードで走ったにもかかわらず、今も股関節などに筋肉痛が残っている。 

少し情けない…。 





昨晩、大迫傑が初フルマラソンを走った。 

ボストンマラソン。

陽射しが強く、気温が26度と悪コンディションの中で 2時間10分台で3位。

表彰台は瀬古さん以来、30年ぶりとのことだった。 

ずっと映像を見ていたわけではないが、終始先頭集団の後方に位置し、集団の人数が減っていく中でもずっと温存、我慢するような初マラソンとは思えないクレバーな戦略。 

30キロ過ぎに先頭から少し離されるものの、粘り、そして35キロからは(下り坂もあったかもしれないが)ラップを上げ見事3位入賞。 

タイムだけ見ればそう驚く記録ではないのかもしれない。 

しかしこの記録は国内のフラットなコースでもペーサーがいるレースでもなく、冬の気温の低い時期で行われているわけでもない、どちらかといえば選手権のような順位を争う大会で、終盤まで上位で走っての記録だ。 

すごい。





日本陸連が求めているマラソン選手、国内の選考会はダブルタンダードだ。 

ひとつは現実離れしている派遣設定タイムに現れているが、日本記録の更新を期待できるようなスピードのある選手。 

そのため選考会では少し速めのペーサーが設定され、そこに日本人のトップ選手たちはついていく。

しかし25キロも過ぎた頃に先頭集団にいる日本人選手は数えるほどで、そこに残った選手も35キロ以降、前半の無理がたたりぼろぼろと失速していく。 



もうひとつは五輪、世界陸上で入賞が期待される選手。 

夏に行われる選手権向けで高気温に耐性があり、細かなスピードの変化に対応ができる、もしくは変化に対応ができなく離れても粘り強く前を追い、入賞が期待できる選手。  



この両方を選考会に求めているので選考基準が曖昧で代表選考で毎度揉める。 

そしてこの両方の力、走力を得る為の練習は異なるし、選手のタイプも異なる。 

そもそもコースと当日のレースコンディション、更にはペースメーカーの設定タイムが異なる大会での結果のタイムで代表選手を選ぶのは無理があると思うってものある。 





前者に必要な絶対的なスピード(スピードのMAX値)を武器にたんたんとキロ3分を刻む練習をしなければならない。 

キロ3分でフルマラソンを走り切れれば2時間6分台だ。 

これで走れた日本人選手は過去に高岡選手と藤田敦史選手の二人だけだ。

今ここに最も近い選手は東京を走った設楽悠太選手だと思う。  

ただし、これはタイムトライアルのような大会でレベルの高いタイムで走れたとしても、その持ちタイムに相応しい成績が選手権のような大会で残せるかは疑問だ。



後者に近いのは別大で優勝した中本選手だ。 

過去に2度の世界大会での入賞が示しているように、暑さに強く、先頭集団から離れても後半を粘り強く走り、落ちてきた選手を拾い、入賞圏内に入り込む。 

ただし、中本選手には選手権特有の細かいスピードの変化に対応できるようなスピードの柔軟性はない。 

だから入賞はできても優勝争いは難しい。 



ボストンマラソンの大迫傑選手。

今回は後者としての存在感をいかんなく発揮した。 

気温が高く、ペーサーのいない大会での後半の粘り強さ。  

なによりそこにプラスアルファとして彼がアメリカで磨いているスピードの柔軟性によって優勝したキルイ選手の揺さぶりにしっかり対応しての3位入賞という快挙。 



そして大迫選手の持ち味はきっとそれだけじゃない。 

所属するNIKEのオレゴンプロジェクトは他選手の取組みを見る限り、あまり記録には固執せず、選手権で勝負できるようなスピードの揺さぶりに対応できる力とラストのスプリントに力を入れているように思える。

だから今の段階で大迫選手がどうかはわからない。


ただ5000Mの日本記録を持っているいるように日本人の中でスピードのMAX値が一番高い。

準備次第と記録を狙えるコンディションと展開(フラットでペーサーがキロ3でたんたんと走る)で走るチャンスがあれば日本記録の更新だって十分期待できる。 





先週まで僕は「浸って」いた。 

散りゆく桜とか移ろう季節とか、過去の思い出とか。

そんなものに感情をおもねて、浸っていた。 

走る事だけじゃない、普段の日常生活も、仕事もなんだかぼんやり。
 
まあこの季節は毎年こんなものなのかもしれないし、自分の中でそういう時期、時間が結構好きだというものもある。 

しかしかすみがうらマラソンでの情けない走りと、ボストンマラソン。 

このふたつをきっかけに今、走りたい欲求が猛烈に湧き上がってきている。

走りたい。

速くなりたい。 

練習がしたい。 

なんだかひとつ、スイッチが入った感覚がある。 




2017年03月14日

胃弱ランナー官九郎のサブスリーへの挑戦日誌【最終回】


もう、春は目の前ですね。 

(今週は寒いみたいですが)


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ソメイヨシノではありませんが、自宅近くの公園の桜が咲いていました。

卒業や別れの季節でしょうか。 



さて、突然ですが「胃弱ランナー官九郎のサブスリーへの挑戦日誌」今日が最終回です。  



以前から自分の中ではサブスリーができてもできなくても、2016年秋~2017年春シーズンでブログは終わりかなあって考えていました。 

だから最後の最後でサブスリーができてよかった。 

この1週間も少し悩みはしましたが、思い入れの強かった静岡マラソンでサブスリーができた今、物語を綴じるのが一番綺麗かなあと思いました。

この先、ブログを続けていてもこれ以上の物語は描けそうにないかなあ、と。


ブログをやめようと思った理由はいくつかありますが、今はやりきった、という気持ちがとても大きいです。 


まだ4月のかすみがうらの10マイルもエントリーしているし、OTTにもエントリーしました。
なにより来年の別大を走りたい。


だから走るのはやめないと思います。


静岡マラソン以降走っていないし、燃え尽きた感がありましたが、日曜日の各地の大会の速報で、またジワっと熱が戻った感じがします。



ブログはまた書きたい事ができたらこっそり更新するかもしれませんし、新たに目標ができたらタイトルを変えてスタートするかもしれません。 

 
今はまだ何も考えていません。 



ツイッターとか他のSNSはどうするかなあ。 

たまにはfacebookでも更新しようかな。 



色んなマラソンブログがありますね。 

多くの方ははじめ、何かが知りたくてネットで検索をかけると思います。

練習方法であったり、大会の情報であったり。 
僕がブログ村に出会ったキッカケも「サブ4 練習方法」とかだったと思います。 

たのくるさん、るみさんありがとう!
お二人のブログが僕をブログ村マラソンカテに導いてくれました。

特に有意義な情報など何もない、心情描写ばかり、独りよがりの僕のブログを長い間読んで下さった皆様、ありがとうございました。 

本当にたくさんの方に応援して頂き、見守っていただき、感謝しています。 


ブログを通して出会った皆様、ブログを書いていない僕に価値があるかどうかありませんが、たまには一緒に走ったり、お酒を酌み交わしたりして頂けたりしたら嬉しいです。




4年間こつこつブログを書いてきて良かった。

高校でやめてしまった陸上競技。

また走り出せて良かった。  

うん。よかった。




また戻ってこれた時にはその時もブログを読んでいただけたら幸いです。





それでは皆様、ごきげんよう。 


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I'll be back!!




4年間ありがとうございました!




kanyamane at 08:00|PermalinkComments(90)日常 | ブログのこと

2017年03月11日

サブスリーできたら書きたかったこと


静岡マラソンから早くも一週間。 

ようやくふわふわした高揚感も収まってきました。 

たくさん祝福のコメントを頂いた
速報記事にも返信を終えました。 

ひとつひとつのコメントを読む度に先週の興奮が蘇ってきましたし、何よりたくさんの方に祝福して頂いて、ここまでブログを書き続けてきてよかったなあと心から思いました。 

本当にありがとうございました。 


正直リアクションの多さ、大きさには少し驚いています。 


キミ兄さんの言葉を借りるとすれば「世間をあっと」させた、世間とは言い過ぎですが、僕がサブスリーで走れた事で、ブログを読んでいた方を「あっと」驚かせたってところでしょうか。 



でもね。 


でも。 




僕は驚いてはいません。  

サブスリーで走れた事に感動はしました。
興奮もしました。
自分に酔いしれました(笑) 

念願が叶って最高の瞬間を迎える事ができました。   


でもサブスリーで走れた事に驚いてはいません。 



だって最初からサブスりーで走るつもりでスタートラインに立っていたから。

ずっとそこを狙ってやってきたから。 



このブログを書き始めた頃の僕のフルのPBは3時間48分台でした。

昨年の静岡マラソン前は3時間22分台。 

今年は3時間13分台。 



無謀でしょうか? 
無謀で無鉄砲で単細胞のオタンコスでしょうか? 



昨年の静岡、1月の勝田、今年の静岡と、正直そこまで走力差があったとは思っていません。

気温が数度違えば。設定ペースがキロあたり数秒違えば。

昨年快走できていたかもしれませんし、今年も撃沈していたかもしれません。 

それだけマラソンはデリケートで難しいスポーツだと思います。 



何度も失敗しました。 

失敗する度に落ち込みもしましたし不安にもなりましたし、自身の走力や目標を疑う事もありました。 

でも「失敗した」って事は「挑戦した」って事です。  

ええそうです、僕の好きな『3月のライオン』です(笑)


僕はサブスリーできた事よりも、目標を曲げずにチャレンジできた自分を評価したい。


目標は誰かに決めてもらうものではありません。

他人に否定されて無くなるものでもありません。  

 


東京マラソンの打ち上げ0次会の時に、隣に座ったホシヲさんが3年前の板橋Cityマラソンの時の事を話してくれました。

マーマンさんも応援記事で書いてくれたね。 

あの日、初めてお会いしたブログ村の方は多かったんじゃないかなあ。


僕はレースを膝の痛みで10キロでリタイアしました。

走ってきた道を剥ぎ取ったゼッケン握りながら2時間かけて歩いて、スタート会場まで帰りました。 

ちょうどサブスリーランナーがゴールする時間で、僕は土手の上からぼんやりとその光景を見ていたっけ。 


今でもあの光景を思い出すと少し胸が痛みます。 


コース上には給水ボランティアの方とかランナーを待つ応援の方がいて。 

そんな中を僕は俯きながら通りました。 

ものすごく惨めな気分でしたし、もうあんな思いはしたくないけれど。



でもたぶん。 


あの日、大会のスタート地点にたった自分が今の自分のスタートなんだよなあ。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆


明日もまた各地で大きな大会がありますね。 

皆さま、頑張ってくださいね。 

名古屋を走る方は昨年けんいちさんが書いた
エントリーを読んでみてください。 

去年嫉妬するほど感動した(笑)

今年の静岡マラソン前にも読みました。




たけしさん頑張れ。 

運命なんかに負けるな! 

己の脚でねじ伏せろ。 



ザキさん無理するな。

メダルだけ手に入れて無事に帰ってこい(笑)



不安で怯えてるであろう
マルさん(笑) 

ずっと我慢続きのシーズンだったと思いますが明日は思いっきり走ってきてください。 

去年東京から短い間であれだけ立て直せたあなたなら大丈夫。 




皆さまが明日、自身に感動するような走りができる事を願います。





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kanyamane at 21:42|PermalinkComments(6)マラソン論