MGC僕なりの注目選手久しぶりたかお

2019年09月19日

MGC


MGCは中高の陸上部時代の友人たちと自宅で観た。

とても面白かった。




最後の最後まで手に汗握る展開に声が出た。


中村選手強かった。


駒澤大学時代から怪我や体調不良が多かったが、駅伝で勝負強かった中村選手。

それまで駒澤大学の鬼門だった駅伝の1区を最初に任されたのは3年時の出雲駅伝。


3年時 出雲駅伝1区区間賞 全日本学生駅伝1区区間賞 箱根駅伝1区区間2位

この年の全日本学生駅伝では設楽兄弟を擁し初優勝を狙う東洋大学は中村対策で1区に設楽悠太を投入。

設楽悠太は序盤からハイペースで走り他大学を引き離した。

そこに唯一付いていったのが中村。最後は得意のロングスパート、設楽は中村のスピードの切替に対応できなかった。

箱根ではそれまで1区で2度区間賞の早稲田の大迫対策で各大学がエースクラスを投入。

史上稀にみるハイペース、ハイレベルの戦いになった中で2位。
(大迫は区間5位、区間賞は日体大の山中)



4年時は主将を任されながらも前半のシーズンは疲労蓄積による体調不良でまったく振るわずチームから離脱した。


復帰したのは11月の全日本学生駅伝の4区。

まだ6割、7割の仕上がりということで序盤慎重に入りながらも尻上がりにペースアップし4区区間賞。


そして最後の箱根駅伝は再び1区。

これはYoutubeに動画があったので時間ある人は終盤だけでも是非見てほしい。


第91回箱根駅伝1区


前年と同じ、優勝候補の大学がエースクラスを投入してハイペース、ハイレベルなレースに。

東洋の田口や青学の久保田といった有力選手が何度も仕掛ける中、我慢に我慢(離されもした)をして最後は得意のロングスパートで区間賞。


日曜のMGCの終盤を観ながら僕はこの箱根駅伝の1区を思い出した。


大迫は反省として途中途中仕掛けたランナーに細かく対応してしまい、最後脚が残ってなかったと言った。

山本、神野、鈴木、橋本…仕掛ける選手を見ては、僕は興奮した。
(中本が集団に追いついて、前に出た時は感動した)

しかしやっぱりマラソンって我慢の競技なのな。


前に出たい欲求、きつくなって離れたい欲求、そんなレース中の色んなものに我慢に我慢を重ねた中村選手。

学生時代から変わらない勝ちパターンをそのまま今回のMGCで発揮した中村選手、本当に強かった。


日本歴代記録の1位、2位、5位のタイムを持つ3人が漏れた事で観る側としては来春までまだまだ楽しい。







おしまい



kanyamane at 20:32│Comments(2)陸上競技などなど 

この記事へのコメント

1. Posted by マーマン   2019年09月20日 00:33
官九郎さんとコッコさんの解説聞きながらだったら面白いだろうなって思って見ていました。
2. Posted by 官九郎   2019年09月25日 07:36
@マーマンさん
陸上部の同級生とMGC観るの、楽しかったです!
ただみんな最後はうー!とか、あー!とかそんな具合でしたけど(笑)
コッコさん元気すかねえ。しばらくお会いしてないなあ。

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